本能の目覚め〜大猿へと堕ちた彼女〜

  【登場人物】

  スィーカ:下級戦士の女サイヤ人。戦闘員でありながらも気弱で臆病な性格。戦闘による戦果も皆無に近い。周りからも腰抜け扱いされてしまい常に孤独。文明レベルの低い未知の惑星への出動を言い渡されて1人出撃するが、事故によって名前以外の記憶を失ってしまう。大猿への変身は未経験。

  【あらすじ】

  戦闘民族として宇宙に名を馳せたサイヤ人。その1人であるスィーカは比較的臆病な性格で、他のサイヤ人からも腰抜けだと馬鹿にされ、厄介者扱いされていた。そんな彼女に単独での惑星調査の任務が与えられた。文明レベルは低いものの、未知のエネルギーが感知された未知の惑星への出動を言い渡され、スィーカは調査に向かう。だが、惑星への到着目前に、謎の電磁波によって乗っていたポッドが異常をきたし、不時着してしまう。その星の住民に助けられるも、彼女は名前以外の記憶を失ってしまっていたのだった。[newpage]

  地球とは違うが、自然環境が類似している別の惑星。

  地球ほどの文明の発達は無いが、豊かな自然と数多の生物、そしてそこに暮らす人間達の姿があった。

  「…っ…んっ……」

  そんな惑星に不時着したサイヤ人:スィーカは、名前以外の記憶を無くしながらも、小さな村に住まう人々に助けられてその命を繋ぎ止めていた。彼らは自分達と違い尻尾の生えた姿のスィーカを最初は警戒していたが、怪我をして弱っている姿を見て放っておけず、傷が癒えるまで面倒を見ていた。

  目を覚ました彼女は記憶を無くしながらも助けてくれた事に恩を感じていた。記憶も無くして臆病になりながらも、出来るところから恩返しを行っていった。

  その姿を見て村人達もスィーカに信頼をおくようになっていき、今では村の一員として認められつつあった。

  「…よいしょっ」

  やがて自分が人並み以上の力を持っている事に気づき、力仕事も任される様になった中、ある話を耳にした。

  近くの山から度々山賊達が降りてきて、村の食料を奪いにくるという事だった。そのせいで村人達は毎日怯えながら暮らしていた。

  それを聞いた彼女は居ても立っても居られなくなり、恩返しと恐怖に板挟みになりながらも山賊退治に向かうのだった。

  とっくに日は沈んで辺りも暗くなっていた。彼らが住処に集まる夜更けにを狙って、山賊達の住処である山中の崖にある洞穴の目と鼻の先まで来てストレッチを行っていた。

  「…はぁあ……」

  ため息混じりに呼吸を整えながら、胸に手を当ててスィーカは考えた。

  引き受けてしまったが、どうしたら良いのか。

  戦って勝てる連中なのか。

  もし勝てなかったらどうすれば……

  不安から様々なイメージが頭をよぎってしまっていた。

  「や、やっぱり無理だよ…ちょっと強いからって私、名前以外何もわかんないし……」

  何度も深呼吸を行っても早まる鼓動を抑えられなかった。

  スィーカは高まり続ける不安に耐え切れず、その場で立ち尽くしてしまう。

  足から頭に向かってガクガクと体が震えてしまい、そのまましゃがみ込んでしまった。

  「うぅ…私だって…皆さんのために何かしたいのに……情けない……」

  膝に顔を埋め、涙を流しながらスィーカは弱音を吐いた。

  決して村人達のことはどうなってもいいとは思っていなかった。だが持ち前の生存本能の強さ、自分の命を守ろうとする臆病さが前に出てきてしまい行動に出れなかった。

  そんな自分を卑下しながら、スィーカはふと空を見上げた。

  「…どうしよう……」

  しゃっくり混じりに空に浮かぶ星々を見ていた。

  その中に一際大きな光が彼女を見下ろしていた。

  「…あっ」

  満月だった。

  大きく広がる夜空の真ん中に、大きな満月がそこにはあった。

  (…満月……)

  彼女は記憶を無くしてから意図的に満月を避けていた。何も覚えていなかったが、満月を見ると良くない事が起こる気がして夜も早くに寝てしまっていた。

  それが今回、偶然だったのか、それとも必然だったのか。意図しない形で彼女は満月と再会する事になった。

  「あぁ…久々に見た…なんで避けてたんだろ…こんなに綺麗なの…に……」

  スィーカはいつの間にか満月の虜になっていた。

  彼女の瞳の中に満月がすっぽりと収まり、微動だにしないまま彼女は満月を見つめていた。

  すると、落ち込んで地面に垂れていた尻尾がくねくねと動き出し、元気を取り戻したようにうねうね動きながら立っていた。

  ドッドクン

  「…っはっあ"?」

  尻尾の反応に伴い、彼女の心臓が大きく高鳴った。

  満月で埋め尽くされていた彼女の瞳は血のように真っ赤に染まり、大きく見開いていた。

  この惑星から見える満月もブルーツ波を発しており、サイヤ人であるスィーカの体に変化を促していた。

  ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン

  「はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…!」

  鼓動は連続的に大きく高鳴り、それに合わせて彼女の体は痙攣し始める。

  体の自由も効かなくなり、鼓動で揺れてそのまま地面の上に寝そべるようにして倒れ込んだ。

  (く…苦しい……体が…熱い……?)

  ギュムゥ…

  ミチミチミチミチミチ

  体中が不気味な音を立てながら膨れ上がっていく。

  変化の準備に入った筋肉が膨張していき、細身で華奢な腕や足が太く盛り上がっていく。

  ビヂッジジジジジジッ

  身につけている服も悲鳴を上げながら引きちぎれていく。

  元は村人からもらった一回り大きめの服であったが、大きくなる彼女の体にサイズが合うどころか締め付けていった。

  それでも彼女の体の変化を抑えることが出来ず、奮闘虚しくほつれた所から徐々に千切れていった。

  「…っぐっがっ…あっ…あがっ…?!」

  苦しみながらも赤い瞳は満月を視界に入れたまま。

  呻き声が漏れる口からは鋭く尖った牙がギラリと月明かりに照らされ、余裕の無さを表すように一筋の糸を引いていた。

  (苦しい…それに、怖い……なんでだっけ、なんでこんなに怖いんだっけ…誰か…誰か!…助けて……!)

  「あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!?」

  グギギギギギギギッ

  得体の知れない恐怖にのまれ、声にならない声で助けを必死に求めるスィーカ。

  そんな彼女の意に反して体は人の形を保たなくなっていた。

  手の指が太くなっていき、手自体も大きく、そして硬くなっていく。

  足は靴を突き破り、変わり果てた姿を曝け出した。親指の付け根の位置がズレ、手と似たような形に変化していた。

  そして彼女の体の色も、血色が悪くなって土色に変わっていく。その上からチクチクと茶色い毛が生え、獣のように彼女の体を包んでいった。

  そのまま体を纏う事が出来なくなった衣服や靴は地面の上に細切れになって落ちていき、彼女の体を覆うのはうっすらと生え揃った茶色い体毛だけとなり、ほとんど裸と言える姿になっていた。

  「…あ"っがっ……ぅう"…ぅああっ…」

  グギッグググググググッ

  やがて顔も少しずつ歪んでいった。

  口と鼻が前へ前へと押し出されていき、低い唸り声が喉の奥から絞り出される。

  (私が…私じゃなくなっていく……そうだ…思い出した…)

  スィーカは変化の中で、未知の恐怖の正体が分かってきた。

  指折りでしか経験した事のない大猿化。下級戦士である彼女は大猿になっていた時の記憶は無く、湧き上がる衝動のままに暴れていた自分を知らない。だが満月を見た後、気がついた時には文明の発展していた土地も、荒れ果てた荒野へと変わり果てていたという。その様子を見た彼女は記憶に無い自分の行動を恐るようになり、大猿化自体を嫌悪していた。

  この惑星に来てその事を忘れていた彼女は、満月に向けて大きく膨れ上がった手を伸ばした。

  (お願い…やめて…怖い…こわい…)

  「ああっ…あぎ…ぎあぁ…」

  体だけでなく心までも変わってしまうことを恐れ、涙を流しながら満月に助けを求める。

  口周りの形が変わってしまい、言語を話すことができずに、獣のような鳴き声になりながらも思いを伝えようと月に手を伸ばした。

  ここまでは他のサイヤ人と同様の大猿化ではあるが、唯一違う奇妙な点があった。通常の大猿化ではここまで変化が進んだ時点で意識は既に無くなる事がほとんどである。だが彼女は大猿に近づきつつある体を、理性の支配下に置いていた。

  その原因はこの惑星を覆う未知の電磁波にあった。彼女の調査の対象であったその電磁波は、月から発せられるブルーツ波と交わることで反応を起こしていた。その電磁波はブルーツ波と共にサイヤ人の目から受信される事で、普段の大猿化と違った変化をもたしていた。

  ピクッ

  「いぎっ?!」

  (な…なに……なに……?)

  突然、彼女股から電流のような衝撃が流れた。

  恐怖に覆われた彼女はさらに戸惑い、心臓の鼓動をさらに早く鳴らした。

  ビクッ…ビクッ…ビクッ…ビクッ…

  尻尾と同じように陰核が鼓動に合わせて痙攣し、少しずつ肥大化していった。

  彼女の中でも恐怖以外に感じる心の昂りに戸惑った。怖さやそういう感情ではなく、寧ろ興奮のような感情が高まっていき頭と心の中がぐちゃぐちゃになっていった。

  ズニュリュリュリュリュリュリュリュリュリュ

  痙攣していた陰核が勢いよく膨れ上がり、元の形とかけ離れたグロテスクな見た目へと変わっていった。

  女性である彼女には不要であるはずの陰茎と睾丸が、彼女の股から堂々と生えていた。

  月に向けて伸ばした腕同様、陰茎も血管を浮き上がらせながら先端を月に向かって伸ばしていた。

  「ぐぎっ…?!お”っ…!!」

  生えた陰茎から脳に向かって強い衝撃が走った。

  体中の血液が下半身に向かって集中し、そこから放たれた衝撃は彼女の理性を押し崩していった。

  ビクッビクッビクッビクッ

  陰茎は尚も痙攣し続けていた。何かを促すために体中の血液を集中させて、不気味にその身を揺らしていた。

  その揺れに伴い、陰茎の根本から垂れ下がった大きな睾丸が少しずつ収縮していった。

  (なに、こんなの知らない…こわい…やだやだ……やめて!)

  今まで味わった事のない奇妙な感覚。股の先端に向かって尿道から迫り上がっていくその感覚にどことなく快感すら感じていた。そんな快楽すら彼女は怖がり、自分の身に起こっている出来事が止まる様願う。

  そんな彼女に反抗する様に、下半身は仕上げに取り掛かっていた。

  今にもはち切れんばかりにまで膨れ上がった陰茎。その中に溜まっている欲望の塊を吐き出そうと今か今かと待っていた。

  「んぐっ…ぐらぁ…あがぁ!?」

  すぐ目の前までやってきている限界。なす術の無い彼女は強く目を瞑り、涙を流しながら獣の呻き声を上げ、全身に力を入れて耐えようとするしか出来ることはなかった。

  力強く拳を作り、手の様になった足も慣れない力の入れ方でぎこちなく拳を作って堪えようと試みる。

  (とまってとまってとまってとまってとまってとまって!!)

  何度も念じて全てが元通りになることを願った。

  だがそんなのは無意味だった。

  ビュルッ

  糸が切れたように全身に込めた力が一気に抜け、陰茎の先端から白い液体が漏れ出た。

  「あがっ…?」

  スィーカは願いが叶わなかった事に気づき、目を開け、腑抜けた様な声を漏らした。

  ビュルルルルッビュウウウウウウビュブブブブブブブブブッ

  「あっ?!あがぁ!!アッ?!アアアアアアッ!!?」

  我慢の反動で派手に射精をする。彼女の苦労が無駄だったと嘲笑う様に、次から次へと精液を吐き出していく。

  そんな快楽に溺れてるように、はたまた抑える事ができなかった事を悔やむ様に、彼女はジタバタと手足を暴れさせ、また背中をのけぞらせて陰茎を持ち上げたらもして、辺りの草木を白く汚していく。

  「ぎあああああっあっアアアッ!!?!」

  (いやああああああああアアアッ!!?!)

  無茶苦茶になった感情に泣き叫ぶしかなく、白目を剥きながら彼女は恐怖し、絶望した。

  どこか心の中で、この射精を止められなかったら何かが終わってしまうと彼女は感じていた。具体的に何がとは分からなかったが、彼女を彼女たらしめる誇りの様な何かが。

  その予感が今少しずつ確信になりつつあった。

  グググググググググググッ

  再び彼女の体が膨張し始め、うっすら生えていた毛がさらに伸びていき、体全身をさらに覆っていった。やがて小山ほどの大きさにまで成長し、大猿としての姿に近づきつつあった。

  ビュルッビュルルルッ

  その間も陰茎からは精液漏れ出ていた。

  陰茎も体に見合った大きさに膨れ上がっていき、丸太以上の太さにまでなっていた。

  睾丸もぐつぐつと煮立つような音を立てながらゆっくりと、ゆらゆらと揺れながら膨らんでいった。

  (いやダ……わたシ……かワりたク……ナい……)

  射精の衝撃で薄れいく意識の中で、彼女は変わっていく自分を否定し続けた。白目を剥き、牙の見える口を開きながらも、自分が消えたくないとうわ言の様に願い続けていた。

  グギュッグググッ

  「がっアアッ…ォアッ……」

  (やダ……ヤダ……ヤ……………)

  鼻と口がさらに伸び、ヒヒの様な顔つきになっていくと共に、風前の灯だった彼女の意識は消えていった。

  ゴギュッグギュギュギュギュ

  「カォッ…ォアッ……アアッアアアアア……」

  目を真っ赤に燃やしながら大猿は顔を厳つく変化させていき、自らを抑えつけていた自身の恐怖心もいつの間にか消えていた。今の彼女には恐怖を感じる程の理性や感性は微塵も残っていない。ただ衝動のままに動く醜い大猿と化してしまったのだった。

  「ハッ…ハッ…ハッ…ハッ………」

  ムクリ

  大猿はゆっくりとその巨体を起こすと真っ先に自分の下半身に目をやった。

  グヂュ

  そのまま陰茎を両手で掴み……

  ジュゴッジュゴッジュゴッジュゴッジュゴッ

  上下に擦り始めた。

  得体の知れなかった恐怖は無くなり、残っていたのは射精による不思議な快感。大猿はそんな快感が癖になり、また味わおうと本能のままに陰茎を扱き始めた。

  「ンッ…ングッ……ンホッ♡」

  気持ちが良いのか尻尾をくねくねと動かしながら声を漏らす。

  足を前に放り出しながら必死に陰茎を扱くその姿からは知性を欠片も感じられなかった。

  「ゥグッ♡」

  ビュルルルルルルルッ

  「ウッ……ウ"ウ"ウ"ウ"ッ」

  また射精した。

  欲していた快感を味わっていたが、大猿はイマイチ不満そうだった。歯を剥き出しにして物足りなそうに陰茎を眺めていた。

  初めての射精に比べて快感が足りなかった様だった。そのせいか射精量も勢いもさっきよりも少なかった。

  彼女はさらなる快感を求めてまた扱こうと手を上に動かした。

  その時だった。

  バチンッ

  「グギャッ?!」

  彼女の頭に何かが当たった。

  大猿は何かが飛んで方であろう方角に顔を向けると、山賊たちが投石用の道具を使って石を投げてきていた。

  彼女の悲鳴や喘ぎ声に叩き起こされた山賊たちは突然現れた大猿に驚き、得体の知れない存在を倒そうと躍起になっていた。

  「ウ"ウ"ウ"ウ"ッ」

  大猿は自慰の邪魔をされ、また自分を攻撃してくる小さな生き物に怒りを露わにした。

  また、本来サイヤ人が持ちうる戦闘意欲の長けた本能が大猿化した事で刺激され、彼女は暴れたくて堪らなかった。

  「グギャアアアアアアアッ!!!!」

  座り込んでいた大猿はゆっくり立ち上がり、そのまま山賊目掛けて飛びかかった。

  大きな足で投石用の道具を踏み潰し、逃げ惑う山賊達を振りかぶった拳で叩いた。

  あっという間に山賊達は戦闘不能になっていたが、スィーカは頭に血が昇ってしまいそれでもなお暴れ続けた。

  「グギャアアアアアアアッアアアアアアッ!!!!!」

  ドンドンドンドンドンドンドン

  興奮が頂点に達した大猿は力強く胸を叩き、ドラミングをして昂った興奮を抑えようとした。

  だがそれでも性的興奮は収まりきらず、陰茎は相変わらず勃起したままだった。

  「フッ…フウウウッ…フウウウッ……ンギャ?」

  大猿は息を整える中で、何かが目に止まった。山賊達が住処に使っていた洞穴だった。

  「…………」

  何を思ったのかゆっくりと洞穴に近づき、ビクビクと揺れる陰茎の先端を洞穴に向けた。

  穴はちょうど陰茎が入るほどの大きさで、住処に使っていたのもあり奥までかなりの距離があった。

  ググッ

  スィーカはそのまま陰茎を穴に押し付けた。

  今の彼女は何もわかっていなかった。ただ陰茎を穴に入れるとどうなるかが気になり、押し付けていただけだった。理解する前に移したそれは本能的に出た行動だったのかもしれない。

  ズブッズブブブブッ

  「ンホォッ?!」

  ズブンッ

  陰茎にまとわりついた精液をローション代わりにしたことで滑らかに中へ入っていき、そのまま洞穴の中に陰茎は飲み込まれた。

  「ホッホオッ!ホオオッオオッ!!」

  ズブッズブッズブッズブッズブッズブッ

  大猿は求めていた快感を味わうと、さらなる快感を求めて腰を前後に動かした。

  手加減を知らずに派手に動かし、穴が逃げない様に周りの岩場を手や足で掴みながら、何度も何度も陰茎を奥に押し込んだ。今の彼女、陰茎を生やして雄とかしたスィーカには目の前の洞穴が雌の穴に見えているのかも知れない。

  「ホッホオッホオッアギャッギャアッギャアッ♡♡♡」

  あまりの心地よさに大猿は口を開け、舌を垂らしていた。また、鼻水や涎も滝の様に流れ、いつの間にか顔中液体まみれになっていた。

  ビュルッビュルルルルルルルッビュルルルルルルルッ

  「ホッホッ…オオッグギャアアアアアッ♡♡♡」

  そして射精した。

  初めての射精よりも量が多く、濃い液体を吐き出し、あっという間に洞穴の中を精液でいっぱいにした。

  その液体のねばつきとひどい臭いもあり、しばらくは誰も住みつけそうにないくらい、彼女は遠慮なく射精した。

  「フッフッフッフッフウウッフウウウウ"ウ"ウ"ウ"ッ!!!」

  ズブッズブッズブッズブッズブッズブッズブッズブッ

  1分弱休憩した後、彼女は鼻息を荒くしながらまた腰を振り始めた。雌と判断した洞穴を孕ませようと、またそれ以上に自分自身がもっと気持ち良くなるために、そんな動物的な理由で彼女は何度も何度も腰を振り続けた。

  ブルーツ波と共に彼女の中に流れ込んだ未知の電磁波。

  それによってスィーカはただ暴れるだけの大猿ではなく、快楽のままに陰茎を扱く下品な猿と化してしまった。

  あの電磁波はサイヤ人の性格に変化をもたらすものなのか、それとも眠っていた本能を掘り起こすものなのか。本来の目的を忘れた彼女にはそんな事、知る由もなかった。

  「オホッホオッホオッホオッホオオオオオッ!!!」

  ビュルルルルルルルッビュルルルルルルルッビュルッビュルルルルルルルッ

  今の彼女にあるのは、無尽蔵の性的欲求を満たそうとする本能だけであった。