配達員の快活ハーピィさん。お得意様の人間くんが騙されそうなので、先に騙して篭絡させる。

  空路を活用した配達をハーピィ族が担っている世界。

  お得意様の人間くんのことが大好きな快活ハーピィさんのお話。

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  いらっしゃいませー!

  あっ!

  キミぃ、また来てくれたの!?

  いつもボクを選んでくれてありがとうだよ!♡

  今日は何を運べばいいのー?

  [人間くんから高価な宝飾品が詰め込まれた小箱を受け取る]

  すっごいキラキラしてる…

  今回はこれを届ければいいんだね?

  送り先はどこかな?

  [送り状を書いてもらう]

  ……あれ?

  キミがいつも依頼してくる土地とは違うね~?

  間違えてない?

  本当にここでいいの?

  『とあるご令嬢から宝飾品が欲しいと言われた』

  『今回のプレゼントによっては結婚を考えてもいい』って?

  (これ…詐欺じゃないよね…?)

  なんだかそれ怪しくなーい?

  本当に信用できる人なのー?

  一度だけ会ったことがある、と…。フムフム…

  …わかった。

  お得意様のお願いだし、運ぶことにするよー。

  だけど、ボクの疑念が消えたわけじゃないよ?

  だから…

  キミも一緒に来てくれるかな?

  キミとボクの2人で、目で見て確認しようよ?

  どうやって、って?

  [人族を載せて運ぶかごを指さす]

  これにキミを載せて、相手のところまで運ぶよ!

  さぁ、準備してね!!

  ーーーーーーーーーー

  [飛行中]

  (詳しく話を聞いた限り、やっぱり騙されてる可能性が高いなぁ)

  (キミの泣き顔だけは見たくないんだ)

  (だから…)

  ボク、なんだか疲れちゃったなー?

  実は人族を運ぶのは、キミが初めてなんだよね。

  このかごは、配達員として所有してるだけで、誰も載せたことがなかったんだ~。

  キミが初めて…♡

  なんちゃって♪

  まだ時間もあるし、少し休憩してもいーい?

  いつもの配達中に見つけた場所があるんだ。

  休憩にとっっっても適してるの!

  キミはお得意様だから、特別に連れて行ってあげる!♡

  (誰も来ない、何もない山奥)

  (ボクだけの特別な場所)

  (そう…キミを連れて来る為の…ね…)

  もうすぐ着くよー!

  いっぱい楽しいことしようね♡

  水遊びでもするのか、って?

  …そうだね!

  汗もかいちゃったし、ちょうど良いかも♡

  (これからキミも汗かくだろうし…♡)