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ダークガロン×ガロン

  満月が煌々と小高い丘を照らす。

  銀色の柔らかな体毛。スラリと鍛え上げられた体つき。

  そして…狼の頭。半人半獣の狼男―ガロンは月を見上げアォォォン、と遠吠えをした。

  そうでもしないと、理性が保てそうにもなかったからだ。

  全身が熱い。まるでマグマが血管を通り全身を駆け巡っているようで。

  ジンジンと頭の奥が痛む。

  壊せ壊せ壊せ壊せ壊せ壊せ壊せ。

  抑えがたい衝動。

  「黙…れ…!」

  口の端から唾液を溢しながらガロンは呟き頭を抱える。

  違う。自分は獣なんかじゃない。破壊衝動に流されるまま快楽を貪る。

  そんな存在じゃない。

  幼い兄弟の顔が頭をちらつく。

  拳法を教えると。約束したのではなかったか?

  人として生きると、誓ったのではないのか?

  頭痛が強さを増していき、ガロンは膝をついてはぁはぁと荒く息を吐いた。

  鋭い爪が。牙が。この腕が。

  血を求めている。

  壊せ壊せ壊せ壊せ壊せ。

  そして。

  盛り上がった股間がビクビクと震え先端と思しき箇所がじっとりと濡れていた。

  「いつまでそうして本能から目を背けているんだ?」

  その声にガロンはギリッ、と牙を食い縛った。

  顔を上げる。そこにいるのは。

  茶色の毛並み。しかし、それ以外は自分と全く同じ姿の狼男。

  「黙れッ…!」

  グゥゥゥ、と唸りながらガロンはもう一人の自分―ダークガロンを睨み付けた。

  ダークガロンはにやり、と笑いながら膝をつくガロンの鼻前に顔を近づけた。

  血走った、狂気を宿した瞳にガロンはグゥッ、と声をあげる。

  「もう分かってんだろ?俺がお前で。俺が考えてること。やりたいことをよ。」

  血生臭い息がガロンの鼻を突いた。しかし、それに嫌悪感はまるで無い。

  むしろ心のどこかで求めてしまっている。

  「違…う…俺は…」

  「違わないね。お前は俺だ。血を求め、戦いを求め、快楽を貪りたがってる。何をそんなに拒んでいやがる?ちっぽけなプライドか?」

  その通りなのかもしれない。

  しかし、それでも。

  ガロンは力無く首を振った。

  「強情な奴だな。」

  ダークガロンはちっ、と舌を鳴らすとガロンのズボンに手をかけた。

  「何…しやがる…!」

  「分かってんだろ?」

  ズボンを下ろすと股間部が大きく膨れ上がり、先走りでびしょびしょになった褌が露出された。

  もわ、と濃い雄の臭いが二人を包む。

  ダークガロンは褌越しからぐにゅぐにゅとそこにあるであろう肉棒を緩やかに扱き始めた。

  「あぐっ…!」

  にちょにちょと卑猥な水音。ガロンはその刺激に腰をガクガクと痙攣させた。

  「ほら、もうこんなになってやがる。犯したいんだろう?犯されたいんだろう?」

  耳元で囁くダークガロン。カプ、と耳元を甘く噛むとガロンははぁっ、と息を吐き出した。

  褌越しの愛撫はもどかしく、しかし確実にガロンを追い詰めていく。

  とぷとぷと溢れ出す先走りは量を増し、潤滑を更に良くしていった。

  「もうこんなに出してるぜ?もうイきたくて仕方ないだろ?」

  緩く扱き続け、ダークガロンは長い舌をガロンの耳に入れるとぴちゃぴちゃと舐め回す。

  「いやだ…ッ…!イぎだく…ねぇ…ッ…はぁっ…んぁっ…!」

  瞳に涙を溜め全身を痙攣させながらガロンは必死に登り詰めてくる快楽に抗う。

  しかし、その表情はダークガロンの嗜虐心を煽るばかりだ。

  「もう限界だろ?早く精液出して楽になっちまえよ。気持ちいいぜ?」

  囁きは甘く、甘く。

  褌越しに亀頭を撫で回され、裏筋をなぞり。

  精を解き放ってしまいたい。その思いは増していくばかりだ。

  目をぎゅっ、と強く瞑りながらもはぁはぁと舌をはみ出させガロンは浅ましく呼吸をする。

  それにダークガロンはにやり、と頬を吊り上げた。

  「射精したくてたまらねぇ、って面してんなぁ。ほら、もっと激しくしてやるよ。」

  ぐちゃぐちゃと褌の上から激しく肉棒を扱く。

  「がぁっ、ァァァ!!!」

  そこからはものの数秒の話だ。

  どぶびゅるるるびゅるるっ!どぶっ、どぶぶるびゅるる!

  目を見開きガロンは獣のような咆哮をあげ大量の精液を褌の中に解き放った。

  凄まじい量のそれはとても褌一丁で吸いきれるものでもなく、ガロンの下腹部を。そしてダークガロンの手を汚す。

  全身に駆け抜けていった稲妻のような快楽にガロンは全身をビクビクと痙攣させひきつったような笑みを浮かべた。

  ダークガロンもそれは同じようだ。

  手にべっとりと染み付いた精液を長い舌を使って絡めとり、ごくり、と飲み干す。

  「っはぁっ…どうだ、気持ちよかっただろ?こんなに濃いザーメン出して。」

  精液と血の混じったような臭いを放つ呼気にガロンの体は素直に反応する。

  精液でぐっしょりと濡れた褌がテントを張りビクン、と脈動した。

  「あんだけ出したのに足んねぇ、ってか。いいぜ、てめぇの望むままに、気が済むまで。付き合ってやるぞ?」

  「もう…止めろ…!」

  ダークガロンの甘言にガロンは否定の言葉を上げる。

  理性は残っている。まだ、人でありたい。

  たとえちっぽけなプライドだったとしても。

  「獣として…生きるなんて…嫌だね…!」

  にぃ、と―先程まで浮かべていたものとは別の―笑みを浮かべガロンはダークガロンに殴りかかる。

  バキィ、と鈍い音。

  ガロンの拳は確かにダークガロンの頬を穿ったはずだ。

  しかし。

  口の端から血を垂らしながらダークガロンはガロンの腕を掴んだ。

  「クククッ…クカカカッ!!いいなぁ!!その瞳!最高に不愉快だ!全部ぶっ壊して!てめぇが望まねぇ獣に!してやるよ!」

  狂気と怒気を孕んだ言葉をがなり、ダークガロンはガロンの腹に拳を叩き付けた。

  「ごはぁっ…!ごぽっ…ぇぇぇっ!!」

  血と胃の中身を大量に吐き出しながらガロンは数m吹き飛んだ。

  仰向けに倒れるガロン。胃の内容物が気道を塞がないように横を向き体を起こそうとするが、ダークガロンはそれを許さない。

  ガロンへと馬乗りになると顎を数発。ガゴンガゴンと気絶しない程度の強さで殴り付ける。

  脳がぐわんぐわんと揺れ吐き気が強まり、更に体を自由に動かすことが困難になった。

  「いい眺めだなぁ!その死んでねぇ面もたまんねぇよ!」

  狂ったように笑うダークガロン。彼の股間部もまた膨らみズボンにテントを張っている。

  

  [newpage]

  

  

  指先が触れるか触れないかぐらいの間隔でダークガロンはガロンの鍛え上げられた逞しい胸をなぞった。

  もふもふの獣毛を薙ぎ倒し、そこに隠れている乳首を摘む。

  「んっ…!」

  その感触にガロンはびくっ、と震え甘い声をあげた。

  こりこりと刺激を与えるとぷっくりとガロンの乳首は膨らみ、更なる快楽を求める。

  馬乗りになったままのダークガロンは後ろに手を回すと、鋭い爪でガロンが今唯一身に付けている衣服―すなわち褌である―を切り裂いた。

  ビリッ、と簡易な音。外気に晒されたガロンの太く長く、逞しい肉棒が大きく脈動しダークガロンの尻たぶにびたん、とぶつかった。

  「ガチガチだな、てめぇのチンポ。挿入れたくてしかたねぇだろ?」

  亀頭の先端を指でなぞり、鈴口につぷ、と爪の先端を沈める。

  声にならない声をガロンは上げ、快楽を否定しようと抗う。

  しかし。

  ダークガロンは自らのズボンと褌を脱ぎ払った。

  ガロンと同じような肉棒。そして肛門。

  先走りと腸液がボタボタとガロンの腹に零れ卑猥な臭いを撒き散らす。

  それにガロンははぁっ、と熱い息を吐いた。

  「体の方は正直だな。」

  片手でぐちょぐちょと自らの腸内を掻き回しながらダークガロンは腰をわずかに浮かせ、そしてガロンのびくつく肉棒の根本を掴んだ。

  どくんどくんと熱い血液がぐるぐると肉棒に絡み付く血管を巡っているのが伝わる。

  ダークガロンは肛門から手を離し、そのままガロンの亀頭を肛門に導いた。

  そしてズブズブと旨そうに飲み込んでいく。

  「ぁ…ぁがぁぁ…っ…ぁぁぁっ…!」

  肉棒を包み込みぐにぐにと蠢く腸内。想像を絶する快楽にガロンは酸欠の金魚のように口をパクパクと動かした。

  ダークガロンは邪悪な笑みを浮かべ、唾液を垂らしながら腸を圧迫する肉棒をきゅう、と締め付けながらさらに深いところにまで導いていく。

  「ふっ…ぅぅっ…!最高だぜ…てめぇのチンポ…!」

  肉棒を全て飲み込むとダークガロンはガロンの肉棒により膨れた腹を撫で回しながらじゅるり、と唾液を拭った。

  ダークガロンの腸内は熱く滑り、蠢きガロンの敏感な雁首などを丹念に責めていく。

  自分に犯され、自分を犯す。

  自分の性感帯を的確に責められ。

  否定している獣。

  「こうするともっといいんだよなぁ?」

  ドプドプと溢れる先走りを肉球にたっぷりと塗りつけるとダークガロンはガロンの脇の下にある傷跡をぬちゃぬちゃとまさぐりはじめた。

  「あぐっ、ぅぁぁぁ!!」

  目を見開きガロンは唾液を撒き散らしながら叫んだ。

  ビクンビクンと激しく全身を痙攣させ、ダークガロンの腹を端から見ていて分かるほど強く肉棒が叩いて。

  溢れ出す先走りと腸液が混ざった液体が摩擦により泡立って白く濁っていく。

  傷跡を、腋を、胸を、腹筋を、へそを。

  指先や肉球でガロンの敏感な箇所を責め立てながらダークガロンは激しく体を上下に動かす。

  泡立った液体が激しく飛び散りダークガロンの尻尾を、引き締まった尻を濡らしていった。

  「あぐぁっ!ぐぁぁぁっ!ぁぁぁ!」

  肉棒から与えられる強烈な快楽にガロンはただただ声をあげ全身を震わせることしか出来なかった。

  その間もダークガロンは滅茶苦茶にガロンを責め立てる。

  舌なめずりをするその姿は狂喜に満ちていた。

  「どうだぁっ?!気持ちいいだろっ?!俺は、最高だな!クカカッ!カカカカカッ!!」

  狂ったように笑いダークガロンは愉悦からだらしない、蕩けた表情を浮かべ肉棒をぶるん、と揺らしながら大量の先走りをガロンに振り撒く。

  ぐちゃぐちゃと水の音。ごつごつ、ずぱんずぱんと肉同士がぶつかり合う音。

  卑猥な臭い。全てがガロンを追い詰めていく。

  理性が弾け飛びそうになるほどの快楽。

  あぁ、もう。

  「ぐぉぉっ…ォォォォォン!」

  それは勇壮な声ではない。

  快楽に堕ち、さらにそれを求めようとする、浅ましい雌犬の遠吠え。

  ビクン!と激しく脈動したガロンの肉棒は壊れた水道管のように夥しい量の精液を吐き出した。

  どぶびゅるるぶるるどびゅるるる、と二回目にも関わらず濃い精液。

  それを全て受け止め…

  「ぎだぁっ!グゥゥッ!イグッ!グォォォォォン!!」

  天を仰ぎダークガロンは舌をはみ出させ全身を痙攣させるとこれまた夥しい量の精液を宙に解き放つ。

  どぶびゅるるぶるるどびゅるるる、ぶびゅるるっ、どぶぶぶるっ!

  その精液はガロンの腹に、胸に、顔に。

  白濁とした水溜まりを作り凄まじい臭いを放ってガロンのぶっ飛んだ脳を犯す。

  「はぁっ…んばぁっ…んぐっ…ちゅぶっ…んんぅぅ…♪」

  顔に付着した精液を長い舌でかき集めごくり、と飲み込みガロンは恍惚の表情を浮かべだらしない表情を浮かべた。

  数分にも及んだ射精。

  ダークガロンがにぃ、と笑いながら立ち上がるとぽっかりと開いた肛門からボタボタと大量の精液がガロンへと落ちていく。

  精液と腸液でコーティングされたガロンの肉棒は未だに天を突くほど硬く。

  満月に照らされぬらり、と妖しく光る。

  「次はこっちだろ?」

  ガロンの腰をがっちりと掴みダークガロンはそれを持ち上げた。

  クパクパと蠢く肛門はダラダラと腸液をこぼしそこを塞ぐものを求めているようだ。

  亀頭を押し当てると、ガロンの肉棒がビクビクと震える。精液にまみれた顔はだらしなく淫靡なものへとすげ変わっていた。

  「一発ヤっちまえば、こんなもんか、なぁ?」

  威圧的な言葉を放ちながらダークガロンは焦らすようにぐりゅぐりゅと亀頭で肛門を擦る。

  ゥゥゥン、と喉をならし尻尾をゆらゆら振り、耳を畳むガロン。

  そこにいるのは、抗うという選択肢を無くし、快楽に溺れた雌犬。

  「一気にいくぜ?…おらぁっ!」

  ずぶぅっ、と音をたてながらダークガロンは一気にガロンの腸内に肉棒を叩きつけた。

  「ォォォォンッ…♪」

  肛門を割り広げられ腸内を圧迫する肉の塊にガロンは半分ほど白目を剥き全身を小刻みに痙攣させた。

  天を突く肉棒へと血が集まり硬さを増すと精液と先走りが混ざった液体が二人…いや、二匹の獣を更に汚していく。

  「ふぅっ…最高…だろっ…?!」

  ギチギチと肉棒を締め付けられる感覚に身震いしダークガロンはガロンに体重を全て乗せた。

  そして激しく腰を叩きつける。

  ずぱん、ずぱんと。ごつごつと。

  肉や骨のぶつかる音。

  「ぁっ、んぐぁっ、んぁぁっ♪ガァァァァ!」

  腸内を掻き回され前立腺を抉り。

  最も刺激を求めている箇所をピンポイントに責められガロンはもはや嬌声をあげることしか出来ない。

  「いい声で鳴くじゃねぇか!ここだろ?ここがっ!良いんだろ!?」

  ダークガロンの責めは激しさを増すばかりだ。

  互いの腹筋にもみくちゃにされるガロンの肉棒。

  雄と雌の両方の快楽にガロンは涙と鼻水と精液で顔をぐちゃぐちゃにして喘ぐ。

  「んぁぁぁっ!!イグゥッ!とまんねぇ!イグのぉぉっ、とまんねぇ!!」

  まるで壊れた水道管のように精液を吐き出し続けるガロン。

  ぐにょぐにょと蠢く腸は精液を求めるようにダークガロンの肉棒を包み込む。

  鋭く、人でないものすら切り裂けそうな爪をダークガロンに突き立てても。

  その爪は傷をつけることすら叶わない。

  堕ちていく。ガロンは堕ちていく。

  ダークガロンはガロンの唇を奪い全ての体重をガロンに載せた。

  「出すぞッ!ォォォォォン!」

  そして背筋を仰け反らせ遠吠えをする。

  まるで濁流のような勢いで半分個体のような精液をガロンの中に注ぎ込んだ。

  「…っ!ぉ…ぉっ…!!」

  目を見開きガロンはもはや声にならない嬌声をあげ空気を求める魚のように口を動かす。

  一滴たりとも精液を溢させまいとダークガロンは一層強くガロンにのし掛かる。

  びゅるびゅるとだらしなくガロンの肉棒から溢れる精液は二匹の雄の下に強烈な臭いを放つ白い水溜まりを作り二人の脳を蕩けさせて。

  だらだらと唾液を溢すダークガロンに、もはや人としての尊厳を失ってしまった表情のガロン。

  射精が終わっても尚萎えることを知らないダークガロンの肉棒がぐちゃぐちゃと精液を掻き回す。

  「ぉっ…♪ぉぉん…♪」

  喉を鳴らし耳を畳み、尻尾を振るその姿は。

  「ノッてきたじゃねぇか!」

  「くかかっ…♪もっと…もっと犯して…ケツ…♪」

  精液がまだ溢れている肉棒を激しく扱きながらガロンは涙を流しながらダークガロンに懇願する。

  「てめぇの…俺の気が済むまでなぁ!」

  「ォォォォンッ♪」

  激しく肉のぶつかる音がまた響いた。

  

  もはや理性も何も残ってはいない。

  人であろうとした心は、ケモノ…いや、ケダモノに喰い殺された。

  ガロンは哭く。

  それが自分を失ったことへの慟哭なのか。

  それとも、与えられる快楽にあげる嬌声なのか。

  誰にも知る術は、無かった。

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