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クロコダインが壁尻されたり夜の獣王になったりする話

  不覚を取った。

  メドゥーサボールに全身を絡めとられ、身に着けていた鎧まで剥ぎ取られてしまった鰐の魔物―クロコダインは歯噛みをした。

  「キーッヒッヒッヒ、間抜けな奴め!まんまと騙されおって!」

  と、自分よりもはるかに小さく小汚い魔物―ザボエラは心の底から嫌悪感を抱くような笑い声をあげた。

  そんな分かり切ったことを指摘されてもその通りなのだから何も言えず。

  皆とそれぞれ別々に修行をしていた所、森の中で行き倒れたであろう人を見つけた。

  そしてそれを助けようと近づいてみたら…この様である。

  少し用心深くその人物を見ていたら魔物だということはすぐにわかったであろうに。

  「…どうするつもりだ。」

  静かに、だが威圧的にクロコダインはザボエラに言い放つ。

  ザボエラはにやぁ、と汚らしい笑みを浮かべ舌なめずりをした。

  「なぁに、ちょぉっとお手伝いをしてほしいだけじゃよ。」

  それがろくでもないという事だけは理解できる。こんな状況ながらクロコダインはため息を一つ。

  メドゥーサボールの触手に混じっている棘にさされ、体を上手く動かすことが出来ない今、抵抗することは無意味。

  ならばどうにかしてこの後、脱出する方法を考えるべきだろう。

  ズルズルと引きずられ進んでいくのは山の道。

  緑と土の臭い。そして湿ったような、錆びたような。魔物たちの臭い。

  それに嗅ぎなれない臭い。腐ったような…いや、なんと表現すればいいのか。甘くも感じる。

  注意深く辺りを見渡すクロコダイン。と、目的の場所についたのかザボエラは動きを止めた。

  しかしそこには何もないように見える。岩肌で覆われた崖。

  ザボエラがすっ、と手を崖にかざし何事かを唱える。恐らく魔法の詠唱なのだろう。

  手がぽう、と黒い光に包まれ…崖が切り開かれる。

  「…!?」

  そして何かどす黒く、異常な空気が溢れ出すのが分かった。憎悪、欲望、渇望、絶望…様々な負の感情。

  肌で感じられるほどに。

  ごく、と唾を飲み込むクロコダインにザボエラはやはり汚らしい笑みを浮かべるのだ。

  「すぐ慣れるぞ。それどころか、離れるのが嫌になるかものう。きっひっひ…!」

  引きずられながらクロコダインはその空気の中に入り込まされていく。

  中に入りきると…崖がごごご、と音を立てて塞がった。

  真っ暗闇。だというのに道がはっきりと見える。全身を倦怠感と何か別の間隔が走るのをクロコダインは感じていた。

  「はぁっ…はぁっ…」

  呼吸が苦しい。吸っても吸っても脳に酸素が供給されていないように思える。

  蒸し暑い。それなのに、酷く寒い。矛盾した思考に脳はパニックを起こしていた。

  悲鳴のような嬌声が聞こえる。喘ぎ声のような苦悶の声が聞こえる。

  たらり、と背中に冷たい脂汗が流れた。

  「ついたぞ。クロコダイン、今から貴様には…」

  ぽう、と黒い光がそこを照らし出す。そこにいるのは。

  「…ッ!?」

  自分を失い、魔物たちにされるがまま犯され、犯す、様々な種族の雄達。

  苦悶に、絶望に、悦楽に、愉悦に。表情を歪ませる。

  中にはもはや生き物としての尊厳を失っている様な表情を浮かべる者や、白目を剥き意識を失い腹を膨らませた者もいる。

  「ここでのぉ、性処理の道具になってもらうぞぉ?新鮮な生き物はなかなか貴重になってきてしまってのう。」

  コツコツと歩き、倒れている雄を蹴り、ザボエラは楽しそうに言葉を放つ。

  クロコダインは目を見開き、吼えた。

  「ふざけるなっ…!ザボエラッ!」

  しかし今のクロコダインにはそれが限界だ。

  クロコダインを縛り付けるメドゥーサボールの力が強まって。めりめりと鈍い音とともに激痛が全身を駆け巡る。

  触手から出た棘が鱗を貫通し、柔らかな内皮を切り裂いて神経毒を巡らせた。

  「ぐぁぁぁぁぁっ!!」

  「そんな恰好で言われても何の迫力もないぞ?クロコダイン。…ま、儂も鬼ではない。ゆっくりゆっくり慣れさせていってやろう。いきなり乱雑に使われて壊れてしまっては困るからのう。」

  メドゥーサボールがぱっ、と力を抜くとクロコダインはそのまま地面にばたん、と倒れた。

  それを見下ろしながらザボエラはパチン、と指を鳴らした。

  かさかさかさと何かがクロコダインに近寄る。霞む視線の中に映るのは悪魔のめだまの群れ。

  ごぽっ、と音がしたと思えば足元からマドハンドの群れ。

  「なっ…やめろっ…!」

  僅かに動く指を動かし抵抗を試みるも、当然無駄であり。

  天井から伸びる悪魔のめだまの触手がクロコダインの太い腕に絡みついた。

  どこにそんな力があるのかぐぐぐ、と巨体を持ち上げ、僅かに張り付いていた鎧を引っぺがす。

  豊満な胸、腹。丸太のような腕に、子供の胴体はあろうかという太腿。

  股間部はかろうじて褌一枚で守られているが、全裸も同様だ。

  がくがくと笑う膝。足首をがっちりとマドハンドに掴まれ、体をよじることしかできない。

  しかし、その体をよじることも…

  「これでは使いにくいのう。…マホカンタ。」

  詠唱囁き…クロコダインの胴体に透明な壁が作られた。

  薄いガラスにも見えるがそれはとても破れそうにない硬度を持っている。

  完璧に身動きが出来ず、クロコダインはただ歯噛みする事しかできなくなってしまった。

  「キーッヒッヒッヒ!いい姿じゃのう!」

  「黙…れッ…!」

  ギロリ、と睨みつけるがザボエラはそんなもの気にする様子もなく、クロコダインの下半身に近付いた。

  でっぷりと圧力を感じる尻たぶ。野太い尻尾が尻の谷間を隠す。

  それを持ち上げるとザボエラは細く皺がれた指で谷間をなぞり上げた。

  ぞわぞわと背筋に走る嫌悪感。そして。

  ぶちり、と音が聞こえ…褌がただの布切れへと姿を変える。

  谷間に見えるのは、硬く引き締まった肛門。当然こちらでの行為などしたことが無いのだろう。

  スリットへと手を伸ばす。びくびくと下半身を痙攣させるクロコダインにザボエラは下卑た笑いを浮かべる。

  「いやらしいやつじゃな。もう気持ちよくなったのか?」

  「ちがっ…がっ…!」

  否定しようとするクロコダインだが、肛門に指を突き入れられる痛みに言葉を遮らせ苦痛の声を上げた。

  ぎちぎちと音が体の中を響き渡る。こりっ、こりっ、と前立腺を軽く抉られ。

  「当然初物か。貴様がヤリマンだったら面白くないしのう。まぁ、これからなるんじゃが。」

  「誰がそんなものにっ…!」

  「さぁ、その威勢がどこまで続くかの。じゃあ早速始めるとするか。」

  にゅぽん、とクロコダインの肛門から指を抜き。ぱちん、とまた指を鳴らすザボエラ。

  ふわふわという擬音がぴったりと当てはまるほどゆっくりと浮遊してくるのはホイミスライム。

  べちょべちょと地面を濡らしながら近づいてくるのはしびれくらげにバブルスライム。

  「お前ら、たっぷりと可愛がってやるといい。きーっひっひっひ。」

  高らかに笑いながらザボエラはクロコダインに背を向けて歩き出した。

  それを歯噛みしながら見る事しか出来ないクロコダイン。

  脱出の方法は一切思いつかない。今はとにかく、耐えるしかないということだ。

  「ふふふっ、クロコダイン様いじめられるなんて最高♪」

  「しかも一番最初だよ!やったね!」

  「いっぱいいっぱいいじめて良いってザボエラ様言ってた!いっぱいいっぱいいじめる!」

  「貴様らっ…むぐぅっ!?!?」

  言葉を遮るのはホイミスライムの触手。口の中に数本捻じ込み、更に細い触手を喉の奥へと詰め込まれる。

  えづこうと体は反応するが、それはますますホイミスライムの触手を締め付け、彼を上機嫌にさせるだけだ。

  「クロコダイン様の口の中あったかくて気持ちいいなぁ。喉の奥も、すっごい締め付けてくるのぉ。」

  いつもの笑顔。しかしそこに混ざる色は欲望に塗れて。

  呼吸も満足に出来ず、その苦しさにクロコダインは瞳に涙を浮かべた。それに気が付くとホイミスライムは詠唱する。

  「ホイミ。ほら、クロコダイン様、これで苦しくないよ?」

  ぽう、と全身をうっすらと光らせるホイミスライム。確かに苦痛は和らぐのだが…

  和らいだ苦痛はすぐに元に戻り。そしてまた和らいでいく。

  「ぉぉっ、ぉぇっ…ぉぼぉっ!」

  体を激しく痙攣させクロコダインは涙を流し触手の隙間からなんとか声を絞り出した。

  こうでもしないと気が触れてしまいそうなのだ。だが、そんなもので彼らが満足するわけもない。

  「ホイミーばっかずるい!僕もクロコダイン様、気持ちよくするっ!」

  べちょべちょ、とクロコダインの足を昇り、豊満な尻を包み込みながらバブルスライムは言い放った。

  ひんやりとした冷たさが通った後に訪れる灼熱。まるで体が燃えているかのような熱さ。

  それは尻を通り、そして…

  肛門に、近付いた。

  「んぼぉっ!んごぉぉっ!!」

  必死に叫び尻尾を振り回すクロコダイン。その痴態がまた彼らの感情を昂らせる。

  「クロコダイン様いやらしいんだぁ、そんなに尻尾振ってぇ。あはっ、お尻、ひくひくしてるっ♪」

  防衛本能から収縮を繰り返す肛門をじぃっと見つめ。そしてバブルスライムは…

  全身でクロコダインの肛門を押し拡げ始めた。未知の感触。冷気と灼熱が同時に通り抜けるような。

  痛みなのか、なんなのか。分からない。

  「んぼぉぉぉぉ!!!」

  「あっ、クロコダイン様、喉また締まったぁ。気持ちいいのぉ?あはははっ、僕もすっごく気持ちいいなぁ。」

  体の光を強めながらホイミスライムはずちゅずちゅとわざと大きな音を立てながらクロコダインの喉を犯していく。

  無理矢理拡げられる食道。空間が出来るとまたそこを埋めるように触手が入り込む。

  いっそ気絶してしまえたらどれだけ楽だっただろう。しかし、ホイミスライムがかけ続けているホイミのおかげでそれは叶わない。

  ぐちょぐちょと体内から汚らしい音が聞こえ、どんどんと腸内が拡がっていく。

  「クロコダイン様の中、あったかくてきゅうきゅう締め付けて気持ちいいよぉ。興奮しちゃうよぉ。とけちゃうとけちゃうぅぅ♪」

  体の中からバブルスライムの声が聞こえる。そして彼が言う通り、彼は本当に体の中で溶け始めていた。

  クロコダインにはそれが分かる。

  腸壁が拡がり、そして。液体が染み込んでいく感触が脳に叩き込まれるのだ。

  「…ッ!!!」

  もはや声も出せない。口の端から泡を吹き、何度も何度も、陸上に打ち上げられた魚のように尻尾が跳ねる。

  「あ、クロコダイン様、凄いおなか。ほらほら、孕んじゃったみたい。」

  しびれくらげの指摘。ホイミスライムは触手を使いクロコダインの頭を掴むと下半身を見させた。

  元々豊満な腹が、不自然なほどに大きく膨らんでいる。どくんどくんと時折動く腹が余計にそれを際立たせていた。

  「クロコダイン様からいっぱいエッチな汁出てきたよぉ。おいしいよぉ。」

  バブルスライムの声。異物が入り込んだことによってそれを排泄しようと腸が活発に動いている証拠。

  しかしそれが更にバブルスライムを膨らませる。ぼん、ぼん、とどんどんと膨らむ腹。

  そして今までただ眺めていただけのしびれくらげがぴょん、と跳びはねクロコダインの背中にまたがる。

  「僕はおちんちんとおまんこたべちゃお♪いただきまぁす♪」

  しびれくらげの触手が、液体が溢れているスリットの中へと、そして歪に膨らんだ腹へと延びていく。

  ぶすぶす、と触手から僅かに生えている棘がクロコダインに突き刺さり。

  感覚が痺れていく。スリットへ…侵入された。

  「おまんこもおちんちんもおっきくてすっごいなぁ。クロコダイン様、すごいなぁ。」

  スリットの中へ入った触手が肉棒の周辺をまさぐり、そして。

  肉棒に触手が触れた瞬間。

  「!??!?!!?」

  その時は訪れた。

  クロコダインは白目を剥き、体を硬直させた。直後。

  どぼぼびゅるるるびゅぶぶびゅるるるっ!どぼどぼっ!

  とてつもない勢いでクロコダインは絶頂に達し、マホカンタで作られた壁に精液をぶちまけた。

  その量も濃さも、とてつもないものだ。ゼラチンで固めたかのような。半分固形。黄ばみ、壁につつ、と零れていく。

  触手を押しのけられたしびれくらげはそれに驚いたような表情を浮かべていた。

  「クロコダイン様すっごぉい!こんなにいっぱい種汁っ!あむっ…しかも、濃くっておいひぃよぉ」

  ぺろぺろと自分の触手を舐めまわし、しびれくらげは満足そうに笑う。

  「ほんとだ、ここまで臭いするよぉ」

  「ホイミじゃたりないなぁ。ベホイミにしよっと。ベホイミ。」

  3匹の魔物達は更に激しくクロコダインを責め立てる。

  ホイミスライムの触手は喉を押し拡げ。今ではホイミスライムの本体すら飲み込めそうなほどにまで拡がっていた。

  バブルスライムは腸内を押し拡げ、快楽を高める神経毒をクロコダインの中へと流し込んでいく。

  しびれくらげの触手から滲み出る毒によって全身がまるで性器かと思うほど敏感にされてしまう。

  そして肉棒を扱かれて。苦痛が快楽であるかのように脳は錯覚を始めていた。

  それを示すように…

  「おごぉっ!んごぉぉほぉっ!」

  ホイミスライムの隙間から溢れ出る声がどんどんと上ずったものに変わっていき、そしてクロコダインは頬を紅潮させながら目じりを下げた。

  先程まで浮かべていた涙も苦痛の表情も、今は愉悦に歪んでいる。

  「あはははっ、クロコダイン様のえっちぃ。そんなに気持ちいい?」

  「すごいよぉ、クロコダイン様の中ぁ、えっちな汁とまんなくて僕、でられなくなっちゃうぅ。」

  「おちんちんもどんどんおっきくなってるよぉ。嬉しいなぁ、僕たちで気持ちよくなっちゃうなんてぇ。」

  「んごっ、ふごっ、ふごごぉぉっ!」

  クロコダインが気絶するまで。彼らの責めは続いた。

  [newpage]

  

  目を覚ます。相変わらず全身を拘束されたままクロコダインは首を軽く横に振った。

  空気の流れだけで体が震えてしまう。

  「ようやくお目覚めか、肉便器様ぁ。」

  ねっとりとした声は、やはりザボエラの物。

  顔を上げ、なんとか睨みつけようとするが…体が言う事を聞かない。

  「スライム達は気持ちよかったみたいじゃのう。」

  「だま…れ…」

  「否定しないでもいいんじゃぞ?ほうれ、こんなに気持ちよさそうじゃ。」

  目の前に立つ、悪魔のカガミ。そこに映し出されるのは悪魔のめだまが見ていた光景。

  淫らに喘ぎ、尻尾を振り、全身を触手に責め立てられ何度も絶頂に達するクロコダイン。

  「ぐっ…」

  「キーッヒッヒッヒ。これで私の下僕たちの士気もウナギ昇りじゃ。だが、まだたりんでの。」

  「何を…する…つもりだ…!」

  「私の下僕たちなんだがね、超魔生物の研究をしておるのだが上手くいかなくての。暗い部屋に閉じこもりっぱなしなんじゃ。ここ数か月は自慰すらさせておらん。それの性処理をしてもらおうと思ってのう。当然、貴様に拒絶の権利はないぞ。ま、たっぷり楽しんでくれ。その様子も撮影させてもらおうか。キーッヒッヒッヒ。」

  高笑いの後に。部屋の中になだれ込んでくるのはようじゅつしに、きとうし。地獄の使いにくさった死体。

  いつものクロコダインなら一捻りに出来る魔物たちだ。

  彼らは一様に狂気と狂喜を孕んだ瞳でクロコダインを見つめ、股間を膨らませている。

  「では儂は失礼しよう。お前たち、好きに使え。」

  「ありがとうございます、ザボエラ様!」

  「クロコダイン様を犯せるなんて夢みたいだ!」

  「スライム達がたっぷりと調教したらしい。…おぉ、この胸、腹…乳首もでかいなぁ…」

  去っていくザボエラの姿は、クロコダインを値踏みする魔物たちによって彼の眼には映らない。

  「おれ、がまん、できない。おかす。」

  そう言い、くさった死体はズボンを降ろした。

  ボロンっ、とそこまで大きいとは言えない肉棒を露出させた。

  ザボエラの言う通り、部屋に閉じこもりきりで風呂にも入っていないのだろう―まぁ死体が湯船に浸かるのもいかがなものか―。

  腐臭と濃縮された雄の臭いがクロコダインの鼻を突く。

  くさった死体はクロコダインの頭を掴むと一気にその喉へと肉棒を挿入した。

  普通なら苦痛に感じていただろう。しかしクロコダインはそれだけで絶頂に達するほど、体を堕とされていた。

  「のど、きもち、いい。ゆるゆる。こし、ふる。」

  ずちゅずちゅと腰を素早く振り始めるくさった死体。肉棒が喉の奥を突くたびに全身を稲妻のような快楽が駆け抜けていった。

  ぶびゅっ、びゅるるるっ、とマホカンタで作られた壁に精液が降りかかる。

  太腿を濡らすほどに性器と化した肛門から腸液が溢れ出る。ひくひくと蠢き、そこを塞ぐものを求めるように動いて。

  それを見ていた地獄の使いはクロコダインの大きな尻をがっしりと両手でつかむともぎゅもぎゅと力強く揉み始めた。

  容赦の無いそれはクロコダインの痛み―いや、快楽を更に押し上げていく。

  「んんんぶぅっ!んぐぅぅぅ!!」

  「おぉ、すげぇケツしてる。こっちの指が弾かれちまうよ。」

  「そんなことより早く挿入れてやれよ。クロコダイン様、期待してだらだらケツ穴から涎零してんじゃねぇか。」

  「言われなくても挿入れるぞ。我慢できねぇ。」

  クロコダインはぴと、と雄穴に押し当てられる肉棒の感触にびくんっ、と震えた。

  それは嫌悪でも屈辱でもない。これから与えられるであろう快楽に期待して、体が正直に反応したのだ。

  口の中にねじ込まれていた肉棒。それを頬がへこむほどに吸い上げ、舐めまわす。

  恥垢が溶けて唾液と混ざり、鼻で呼吸をする度に脳へと衝撃が走る。

  もっと欲しい。

  「ふーっ、ふーっ!じゅるるっ、んぶぅ!ごぶっ、あぶぅぁぁぅっ!」

  だらしなく歪ませた表情。先程まで僅かに残っていた反抗心は快楽に塗りつぶされた。

  地獄の使いが肉棒を挿入しやすいよう、尻尾を自分の足に絡みつかせ、腰を僅かに浮き上がらせて。

  「クロコダイン様の穴、頂きます!」

  ずぶぅっ!と勢いよく地獄の使いは肉棒をクロコダインの雄穴へと挿入させた。

  ただそれだけなのに。

  「ッッッッ!!!!!」

  どぼびゅびゅぶぶぶぼぼどびゅぶびゅるるるっ!

  クロコダインのスリットからゼリーとほぼ変わらない固形物のような精液が溢れ出す。

  暴力的とも言える快感。スライム達と違い、腸の奥までは届かないものの肉棒は熱く、硬く。確実な存在感で腸壁を圧迫する。

  「お、ぉぉ…すげぇっ、クロコダイン様の中っ、ゆるっゆるなのにちゃんと締め付けて…すっげぇ気持ちいいッ!」

  ぬろろろ、と奥まで差し込んだ肉棒を半分ほど抜き、そしてもう一度突き刺す。

  ずばん、とクロコダインの尻肉に地獄の使いの少々柔らかな腹部がぶつかり、そして肉棒がごりゅごりゅと中を擦る。

  「んんんんんっ!!!」

  一突きごとに快楽は増していき、クロコダインのスリットからは止め処なく精液が零れだし、壁を、地面を、足を白く淫らに汚した。

  「でるぞ…」

  尻肉の刺激と腸壁へ与えられる快楽に酔いしれていたクロコダインの耳にくさった死体の声が聞こえた。

  びくんびくんと口の中で肉棒が跳ねる。そして。

  「うっ…!」

  くさった死体はクロコダインの喉奥まで肉棒を捻じ込むと腰を痙攣させた。

  ぼこ、と根元が膨らみ、そしてクロコダインの中へと熱い欲望を解き放つ。

  ホイミスライムによって拡張されていた食道は容易にその精液を飲み干して。

  腐った臭い。それと一緒に青臭くえぐ味。喉が膨らみ、クロコダインは目を見開いた。

  口を離したいが、頭を掴まれそうすることもできず。ごくごくと精液を飲み干す。

  同時に雄穴を滅茶苦茶に犯された。その時、精液の味と快楽がクロコダインの脳の中で結びついた。

  「のめ。全部。」

  未だに続く射精。くさった死体の声にクロコダインは頷き、肉棒を吸い上げる。

  吸えば吸うだけ脳内麻薬が分泌されて。頭の中にそれを求める声が響き続ける。

  「クロコダイン様めっちゃ気持ちよさそうだな。エロいエロい。」

  「ケツ穴もすげぇきゅうきゅう締め付けてきてるぜ。やべ、もう出ちまう。」

  「もっと気持ちよくさせようぜ。」

  汚い笑みを浮かべ魔物たちはクロコダインの体にたかる。

  射精を終えたくさった死体が肉棒を抜くと、ぬらぬらと唾液と精液でてかり妖しい臭いをたてた。

  「はぁっ、はぁっ、はぁっ…!」

  口の中に残っていた精液がぼたぼたと垂れて、顔を濡らす。

  魔物の一匹が胸に舌を這わせ乳首を吸い上げると、クロコダインは鼻を鳴らした。

  「おっぱいでっけぇなぁ。吸いごたえある。」

  「こっから乳出たら最高だな。」

  もう一匹も同じように乳首を吸い上げた。そして豊満な胸の谷間に手を這わせる。

  「うぉっ、ぉぉぉぉっ!!」

  性感帯にされた全身。刺激されれば快感が全身を駆け巡りクロコダインは嬌声をあげた。

  それに気をよくした地獄の使いは更に激しく腰を振る。

  反り返り硬さを増していく肉棒が前立腺を擦り上げ。腹の中が熱くなる。

  「クロコダイン様ッ!出ます!出しますよっ!!」

  極上の絹に纏われたような、しかしいやらしく吸い付いてくるクロコダインの腸内に地獄の使いは限界を感じていた。

  腰が震え、睾丸が射精に備え持ち上がり大きさを増す。絡みつく血管がグロテスクに浮かび上がって。

  それを拒む術は持ち合わせていない。…仮にあったとしても、クロコダインはその手段を用いることは無いだろう。

  浮かべる表情は愉悦。快楽。狂喜。だらしなく、いやらしく、そして歪で。

  見る者を発情させるような、雌犬の表情。

  想像する。先程喉を通り抜けた熱が、今も胃の中で波打っている精液が腸を埋め尽くし、蹂躙される感触を。

  それだけでも頭が壊れてしまうほど。それが実際に今から注がれる…?

  「んあっぁぁぁっ!早くッ!だせぇっ!!」

  淫らに吼えながらクロコダインは目をぎらつかせながら雄穴を締め付けた。

  それがトリガーとなって。

  「ぉぉぉッ!!」

  腸内を埋め尽くすのに十分な量の精液が地獄の使いの肉棒から噴き出し、クロコダインを埋めていく。

  「ぁぁっ!いぐっ、いぐぅぅぅぅ!!!やめっ、こわれっ!いぐぅぅっ!!」

  想像したもの、それ以上の快楽だった。クロコダインは白目を剥き、壊れた水道のように精液をスリットから溢れさせ、そして涙と唾液と涎で顔を汚しながら雌犬のように淫らに喘ぎ声をあげた。

  射精が終わり、肉棒を抜き取ると、ぽっかりと空いた雄穴からどろり、と黄ばんだ精液が溢れ出した。

  「次は俺な。あ、そうだ。中出ししたら回数書いてこうぜ。」

  「お、いいね。じゃあまず一発目、と。」

  きゅっ、とペンのようなもので屈辱の印を尻に刻まれた。だが、クロコダインの表情は緩み切ったままだ。

  始まったばかりの宴に。性処理道具としての役目に。悦びを感じ始めてしまった。

  「胸っ!ケツ!もっとだっ!ぐひゃっ、ぐひゃひゃひゃ!」

  壊れたように笑うクロコダイン。その雄穴にまた別の魔物の肉棒が捻じ込まれた。

  [newpage]

  

  胸を弄ばれた。ぷっくらと膨らみ指ほどの大きさにまで膨れた乳首。

  ようじゅつしやきとうしによって呪いをかけられたそこからは白い液体―乳が出るようになった。

  「クロコダイン様のおっぱい甘くてうめぇっ…」

  夢中でそれを吸いつくすオーク。噴出する乳は魔物たちを虜にするには十分すぎるものであり、そして。

  「うぉっ、ぉぉぉ!」

  乳が噴き出すたびに高まる快楽。射精とはまた種類の異なる悦楽。

  味わうために体は呪いを受け入れ、それどころか呪いを強めていく。脂肪で膨らんでいた胸はさらに大きく肥大化する。

  マホカンタで作られた壁はもともとが透明であったのを忘れてしまうほどに精液で塗りつぶされ。

  でっぷりとした尻はさらに大きく。刻まれた屈辱の証はもはや尻に書ききることは出来ず、尻尾にまで刻まれていた。

  その尻尾ですら屈辱の証を刻むスペースはほぼ無い。

  「うっ!」

  淡々とクロコダインを犯していたエリミネーターが絶頂に達し、びゅるびゅるとクロコダインの中に射精する。

  子供の腕程はある肉棒がぬぽっ、と抜かれ、続けざまにアークデーモンの凶悪に膨れ、棘のようなものが付いた肉棒が挿入される。

  それを難なく受け入れる雄穴は異次元と言っても過言ではないだろう。

  だが腸内は活発に動き挿入された肉棒をいやらしく締め付け吸い上げる。

  「ほんとすげぇ、クロコダイン様。こんだけ犯してゆるゆるケツマンなのにまだ締め付けてくるぜ?」

  ずぱんずぱんと腰を振りながらクロコダインの雄穴の様子を評価するアークデーモン。

  言葉の一つ一つがクロコダインの頭に溶けて。

  「はやくっ、もっと精液!いぐっ、いぐぅぅっ!!」

  どぼどぼどぼっ、とスリットからまたしても精液が溢れ出した。

  止まらない。止まれない。発情した体は。

  体の中は精液で満たされ、そこから発する熱、臭い。すべてがクロコダインを苛み続ける。

  呪いはなお強まる。遂には種別かかわらず、周りにいる雄全てを発情させるフェロモンを体から自然と放出するようになった。

  刻まれた屈辱の証は淫紋となり、体から落ちる事は無くなった。

  腹は異常な膨らみ方をしている。恐らく、この体は。

  「クロコダイン様っ!孕み腹にっ!出しますっ!子供に、種っ!うぉぉぉ!!」

  目を血走らせ、どこかやつれているようにも見えるアンクルホーンが吼えた。

  クロコダインの中に大量の精液を注ぎ込み、そして。

  「ぉっ…」

  そのまま倒れ込む。クロコダインの周りは。

  精液と、そして力尽きる倒れるまでクロコダインを犯し続けた魔物たち。そんなものに支配されていた。

  「次は…!次はだれだ…!早く犯せ…!もっとだ…!」

  獣王の名にふさわしい形相で、求める物は快楽。

  足りない。もっと快楽をよこせと。高圧的に。

  それをザボエラは見ながら恐怖を覚えていた。

  体を堕とし、性処理の道具として使い、いらなくなったら捨てる。そんなことを考えていたのだが…

  今のクロコダインは道具ではない。獲物を喰らいつくす、獰猛な狩人。そして、悦楽を貪る…獣王。

  勇者たちに倒され、その仲間ではいる。だが。元軍団長の実力の持ち主だ。

  悪魔のめだま越しとはいえ、それでもなお感じる威圧感。

  「居ないのか…!次の相手は!早くしろッ…!!」

  マホカンタで作られた壁に亀裂が入るのが見えた。

  それを抑えつけられるものも。クロコダインの声に応える者もおらず。

  クロコダインはばきぃっ、とマホカンタで作られた壁を破壊した。

  なんとか抑え込もうとしていた悪魔のめだまとマドハンドが一蹴され、その姿を消す。

  だらり、と両腕を垂らしクロコダインははぁぁぁぁ、と息を吐いた。

  腹がどくんと跳ねても。足りないのだ。快楽が。

  疼く雄穴、スリット。触れてもいないのに噴き出す乳。体中を液体に塗れさせた彼は。

  ふらふらと頼りなく、だがしっかりとした足跡でその場を立ち去る。

  ザボエラにはそれを引き留める事が出来そうにもなかった。

  

  [newpage]

  

  

  夜が来る。

  夜は大好きだ。気を良くした雄がそこら中にいるからだ。

  巨体にローブを一枚。そんな恰好で街の裏を歩く。そこに。

  男たちが数人。酒に酔っているのだろうか。顔を赤くし上機嫌に騒ぎながら彼の横を通り過ぎようとした。

  が。

  「…こっちへ来い。」

  ローブの中から聞こえる声。それは下半身にびりびりと響くものだった。

  その声を聞くだけで、脳が考える事を拒もうとする。ローブの男が街から森へ向かう道を歩き始めると。

  男達はそれに誘われるように頬を上気させついていった。

  森の外は満月が照らし、想像より明るい。そんな月の下。

  ローブを脱ぎ払う。全裸に、豊満な胸。腹はでっぷりとした脂肪に包まれているもののその下には確かに筋肉を蓄え。

  皮が少したるんでいるのは、なぜだろうか。

  そんな疑問が一人の男の中に生まれるが、そんなものはすぐに消え去る。

  スリットから溢れる液体が卑猥な臭いを立てて。太腿と脛を濡らすのは腸液か、それとも。

  大きな尻尾がゆらり、と揺れた。

  ―クロコダインは誘うように男達に尻を向け、尻を掴みがっぷりと拡げた。

  蠢く雄穴。そこから発せられるフェロモンは。

  「さぁ、犯せ。早く、な。」

  男達は理性を失う。魔性の魅力に中てられ、唾液を垂らし、肉棒を大きく膨らませた。

  ズボンを降ろし、すぐさまクロコダインに群がった。

  「ふっ、あふぅぅっ!いいぞっ!そこだっ!」

  胸を吸い上げられ。乳が噴き出し男達の喉を潤す。

  雄穴に肉棒を捻じ込まれ。スリットに指を入れられ肉棒を直接扱かれる。

  「ふぅっ、ぉぉっ!!」

  クロコダインは全身に駆け巡る快楽に射精を耐える事はしない。

  どぼぼぼっ、と噴き出す精液は男達を汚し、更にフェロモンを漂わせる。

  それにつられるように。

  魔物たちが群がってきた。

  そしてクロコダインを。人間たちを犯す。

  人間たちも、クロコダインを、魔物たちを犯す。

  少し遅れて。クロコダインによく似た子供がその狂った宴に参加する。

  「お前たちもっ!気持ちいいだろうっ!?」

  「あっ、あぅぅ、あぅぅぅぅ!!」

  蕩けた顔で。快楽を貪り。

  顔にかけられた精液を飲み干し。腸内にだされた精液を味わう。

  悦楽は伝染する。気が付けばクロコダインの周りには無数の雄が集っていた。

  「もっとだぁぁぁ!もっと!もっと犯せ!うぉぉおぉぉっ!いぐぅぅっ!イグぞぉぉぉぉ!!!」

  クロコダインの遠吠えに。

  雄達は同じように淫らに吼えて。

  狂った宴は、広がっていく。

  どこまでも、どこまでも。

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