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カントボレオ国王がミノタウロスに孕まされるだけの話

  「んはぁ"っ、ぁ"っ、んふぅ"っ…んぐっ、んはぁ"っ…ぁ"っ♥」

  どこまでも深い洞穴の中に響くのは野太くも艶やかな声。

  同時に肉で粘液が擦れる音と荒い吐息。それは小さく、だが確かに一定の間隔で。

  「ぁ"んっ、ぁ"っ、ぁ"っ♥」

  洞穴で独り。

  「ぁ"っ、ぁ"ッ、ぁ"っ♥ぁ"ぅ"っ♥ぉ"っ、ぉ"〜ッ…♥」

  びたん、びたん、と肉が弾ける。

  甘く、熱い吐息が響き、洞穴の中は耳が痛くなる程の静寂に満たされた。

  何故、今、自分はこんな事をしているのだろう。

  声の主は内股に地面へへたり込むと笑う膝を見つめながらぼんやりと考えていた。

  自分が迸らせた淫液によって作られた甘い水溜り。

  体のすぐ近くには愛用している盾と剣。

  常人には振るうことはおろか片手で持つことすら困難。

  赤い褌と使い込まれたブーツはぐちょぐちょに濡れ切り、濃縮された雄と汗と獣の香りを放つ。

  ピッタリと股間部分にフィットしている褌はしかし、声の太さとは打って変わって平坦なものだ。

  何故、どうして。

  淫液でふやけた指で視界を覆う鬣を上げながらレオ・グリーディアは。

  混乱しながら自らの変貌した肉体を見下ろしていた。

  死線に立ち続けた肉体は強靭で屈強。

  適度な脂肪でコーティングされた筋肉によって形作られた胸。

  意図せずとも力瘤が浮かび上がる上腕。

  直立すると腕を閉じられない脇、背中。

  くっきりと部位毎に浮かび上がり影が出来る腹筋。

  大木の幹を想起させる太腿。

  雄という雄を凝縮し、更に煮詰め、固めたような。雄の鑑。

  忌々しい魔術によって変貌させられた獅子の頭は彼の勇壮さを飾り立てる。

  -そんな股間部分。相応のものがあるはずなのだが…

  ぺたんこの褌。浮かび上がるスジが一つ。

  スジの先端はちょこん、と不自然に盛り上がって。

  スジの周囲は特に濡れており、もわぁ、と不思議と甘い香りを立ち込めさせている。

  「ぅぅっ、ぅぁ"っ…」

  耐え難いむず痒さと疼き。

  レオは幾重もの疑問を抱えながらもしかし、再び褌へ手を伸ばす。

  褌の上からスジをなぞる。剣ダコが出来たゴツゴツとした指。

  ぐちゅり、と卑猥な音が響くとレオはびくんっ、と背筋を反らせ、舌を垂らした。

  なぞる。なぞる。その速度は徐々に上がっていく。

  ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ♥

  「ぉ"ぉ"っ、ぉ"っ、ぉ"っ♥」

  スジをなぞる速度が上がる度にレオの野太く低い声も上擦って。

  なぞる指を少し離し、今度は疼くスジの先端を摘みあげる。

  「ぉ"〜〜〜ッ♥ぉ"っ、ぉ"っ♥ぉ"ぉ"〜〜〜ッ♥」

  ぶしゅぅぅっ♥ぶしゅっ、ぶしゅぅっ♥

  たったそれだけの刺激でレオは大声を上げると全身を痙攣させながら褌を更に濡らしていく。

  むず痒さは雄では到底得る事の出来ない快楽へと昇華される。

  一度目より二度目。二度目より三度目。

  むず痒さと快楽はどこまでも高まり、レオは堪え切れず褌を遂に取り払った。

  ぐぱぁ♥

  新鮮な外気に触れた-陰唇。

  褌の上からでも存在感を感じさせていた陰核。

  本来であればあるはずのない女性器がレオの股間に存在している。

  見知らぬ洞窟を探索し、あからさまな宝箱の横を通り抜けようとした瞬間。

  宝箱の罠がひとりでに発動し-今に至る。

  「はぁぁぁ"っ、ぁ"っ、ぁ"ぅ"ぅ"っ…!」

  酷く甘い香りがする。発情し切ったメスの臭い。

  雄も雌も構わず抱いた事のあるレオだからこそ理解できる。

  完全に発情し、誰彼構わず雄を貪る雌犬の香りだ。

  「ゥゥッ、ぅ"ぅ"っ、ぅ"っ…!」

  周囲にいる雄すら発情させるフェロモンが多量に含まれている。

  幾度か充てられた事があるが、その強烈さは危険だ。

  発情から遠く離れた雄ですら己を忘れさせる発情を促す効果がある。

  こんな洞窟でこんな香りを放って仕舞えばそれは…

  「ぁ"っぁ"っ…♥」

  逃げなければいけない。脱出しなければいけない。

  それなのに体は言うことを聞かない。

  陰核を摘み、ひねる。陰唇に指を這わせ、づぷづぷと軽く抽送を繰り返してしまう。

  ピンとそそり立った乳首も刺激を欲している。

  両手では足りない。自分だけではどうしようもない。

  雄穴もひくつき、蠢いている。膣口は広がり、きゅんきゅんと下腹部の奥が疼く。

  座り直し、股を開く。片手で胸を扱きながら膣と雄穴を刺激する。

  ぐちゅぐちゅ、ずぷずぷと卑猥な音が絶えず洞窟内に響き渡った。

  当然、繰り返しその場にいれば。

  ブルルルゥッ…!

  獣の臭い。唸り声。

  レオはびくんっ、と身を竦ませると目尻を下げ、頬を緩めると澱んだ瞳を声と香りの方へ向けた。

  姿を見せるのは迷宮に住む魔物-ミノタウロス。

  身の丈以上の斧を軽々振り回す膂力。浮かび上がり盛り上がった筋肉はレオと同程度が、それ以上。

  だらだらと垂れる唾液は泥のように、地面に付着すればクラクラとする強烈さの獣の香りを放ち。

  「ぁ"っ、ぁぁ"っ、ぁ"はぁ"っ♥」

  強靭な肉体。屈強な肉体。剛毛に覆われた下半身。

  レオはそこから目を離せなくなった。

  股間部分。剛毛を掻き分け…

  ムクムク、と。

  外へ飛び出す…肉で出来た凶器。

  ミノタウロスの第三の足、と称される-ペニス。

  きゅんっ、と下腹部が激しく疼いた。自然と目尻が垂れ、舌がはみ出す。

  陰唇から溢れ出す蜜が量を増し、レオのフェロモンをより一層際立て。

  それに充てられれば。

  ブモォォ"ォ"ッ!!

  ミノタウロスは斧を投げ捨てると見た目とは裏腹な速度でレオに迫った。

  有無を言わさずレオの体を持ち上げる。

  どくんどくんと脈打つ鼓動。ペニスが持ち上がり、レオの腹をベチベチと叩いて。

  「ぁ"っ、ぁ"っ♥挿入れてッ、お前のそのチンポッ♥俺のおまんこにぶちこんでイかせてくれッ♥」

  娼婦のような言葉が口をついて出る。それに少し驚きながらもレオはペニスを一心に見つめた。

  欲しい。あの肉塊が、悍ましい肉の凶器が、欲しくて欲しくてたまらない。

  相手が誰であろうと、何者であろうと、もはや関係ない。

  ミノタウロスは中腰になるとレオの両膝に両手を差し込んだ。

  ふわりと体が宙に浮く。自分より屈強な雄に全てを委ねる感覚。

  その悦びに打ち震えながらレオは両腕をミノタウロスの体へと伸ばした。

  掴む前に。

  ずんっ♥

  「ぉ"っ、っほぉ"ぉ"〜〜〜ッ♥♥イぐっ、イぐイぐイぐぅ"ぅ"ぅ"っ♥」

  下腹部が持ち上がる。勢い良くペニスの形が浮かび上がる。

  その衝撃に、レオは目を上に向かせると絶叫した。

  自分を慰めていた時と比べ物にならない快楽。恍惚。

  脳内で大量の脳内麻薬が分泌され、全身を幸福感が満たしていく。

  ミノタウロスのペニスから伝わる熱に全身が蕩けそうになる。

  ぶもっ、ブモォォっ!!

  ミノタウロスは全身の筋肉を隆起させ、額に血管を浮かび上がらせると大きく咆哮し…

  荒々しく。腰を振り始めた。

  ずんっ、どごぉっ♥ばごんっ、ばごっ、どぢゅんっ、ばぢゅんっ♥

  「ぉ"っ、っほぉ"ぉ"っ♥しゅごっ、チンポぎもぢっ、イぐっぅ"ぅ"っ♥おまんここわれるっ、こわじでっ、ぶっごわじでイぅ"ぅ"ぅ"っ♥」

  次々と与えられる快楽に壊れた言葉。涙と鼻水と唾液でぐちゃぐちゃに汚れた顔。

  レオはミノタウロスになんとか抱き付いた。

  伝わる体温は灼けた鉄のようで。みっちり詰まった肉と肉がふれあい、汗が混ざり合う。

  膣全体を満たし、子宮を持ち上げるペニスはますます硬さを増して。

  子宮口とペニスの先端が。繋がる。

  「〜〜〜〜ッ♥♥」

  ぶしゅぅぅっ♥ぶしゅぅっ、ぶしゅぅっ♥

  稲妻が落ちたのかと錯覚するほどの衝撃と快楽にレオは白目を剥き、大量の潮を噴いた。

  全身が硬直し、何も考えられず、開いている目に何も映らなくなる。

  ただただ膣の中に収まり、子宮を持ち上げるペニスの形だけが脳内を支配して。

  口の中いっぱいに広がる恍惚の甘み、ミノタウロスの汗と雄の味。

  強烈な獣と雄の香りが脳に刻み込まれて。

  淫な声、淫な音、淫な香り。

  挿入したペニスに絡みつく膣壁。塗される粘液。締まる淫部。

  襞の一つ一つが丹念にペニスを扱き、ミノタウロスのペニスに快楽を与える。

  淫獣と化したレオの淫部から与えられる刺激に耐えられる雄は、いない。

  いや。耐えようとする雄は居ない。

  ブモォォォッ!!

  ミノタウロスは全身から湯気を立ち上らせると解放の時へ向け、両手と腰をさらに激しく動かし始めた。

  どごぉっ、どごぉっ、どごどごばごぉっ♥

  ペニスの形が何度も何度も腹に浮かび。捲れ上がった陰唇から泡立った粘液が迸り。

  膨らみ切ったペニス。血管が隆起し、睾丸が競り上がって。

  「ぁ"ぉ"っ、ぉ"っ、ほぉ"っ、ぉ"っ♥」

  ペニスの奥底から灼熱の液体が昇る。解放の瞬間に気がついたレオは強くミノタウロスに抱き着いた。

  激しい鼓動が入り混ざり。

  ミノタウロスは口を開いた。

  どっぶっ…

  「ぃ"っ…」

  ごぼぐぶぶりゅぅっ♥ぶびゅるっ、ぶびゅごぼぼぶびゅるぅっ♥

  「〜〜〜〜ッ♥♥…ッ♥…ッ♥」

  与えられる種。固形の様な精液が一瞬で腹を満たす。

  あまりの濃さに結合部から逆流する事もない。子宮が蹂躙される。

  それはレオが今まで生きていた中で一度も感じた事のない快楽。

  どんな栄誉も、この快楽の前には塵と同じ。

  ペニスの形に浮かび上がっていた腹がぼっこりと。精液で膨らみ孕んだかのような錯覚。

  あぁ、いや。違う、孕んだ。

  これは確実に孕んだ。

  ミノタウロスの仔。忌むべき魔物の仔。

  「ふへっ、ぐへっ、ふぐふふへへぇっ♥」

  しかしレオは。嬉しそうに。嗤う。

  ミノタウロスは精液を注ぎ込みながら、レオの肩に幾度も噛み付いた。

  この雌は俺のものだと。そう示すための、マーキング。

  じゅっぼっ、ぐぼぼっ、じゅぼ、じゅぼぐぼじゅぶぼぼっ♥

  「んぐっ、んごっ、ぉ"っ♥」

  レオは頬を窄ませながら思い切り口の中に収まるペニスを吸い上げると全身を震わせた。

  歪に膨らんだ腹。時折足や腕の形が浮かび上がり。

  鬣は精液で汚れ、ガビガビ。

  豊満に膨らんだ胸。その先端の乳首からぴゅるぴゅるととめどなく溢れ出す白い液体。

  ぶも…っ!

  ぐぶびゅるぅっ♥ぶびゅっ、ぶびゅるぅっ♥

  「んはぁ"っ♥ぁ"っ、ぁ"っ♥」

  レオは口腔内で爆ぜたペニスをわざと解き放つと迸る新鮮な精液を全身で浴びる。

  生臭く、獣臭い。熱い精液のシャワーに体が悦び、幸福感がレオを蝕んでいく。

  どくんどくんと膨らむ腹を押さえ。

  レオは産まれる仔と。

  産んだ後、再び孕まされる期待に。

  どこまでも。溺れていく。

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