淫魔化学園

  松本和樹はその日、道端に落ちていた一つのブレスレットを拾った。

  「へへっカッコいいだろこれ」

  「へぇ深紅色って感じだけどこれどうしたんだよ」

  俺、仙道司はそれを羨ましがるように和樹に言った。

  「実はさ、登校中に道に落ちてたんだ!」

  「おいそれ警察に届けなきゃダメだろ」

  「いいんだよ。拾った物なんだからバレなきゃいいの。」

  そんな話をしていると先生が教室に入ってきた。

  「はーい静かに!明日から冬休みですが、アナタたちは受験生という事をお忘れなく!勉強をしに学校に来るのを推奨します!勿論、正月もね。」

  そう、俺たちは高校3年生の受験生。これから受験という荒波に揉まれていく訳なのだが、いかんせん、俺も和樹も勉強が全くできなかった。しかしそれでも偏差値60の高校でのドベだった為、それなりに大学進学を勧められ、仕方なく受けることになっているのだが。

  「はぁ、嫌になるね。マジで憂鬱。」

  「ま、やるしかないだろ。な、啓太郎。」

  「む、君達ポンコツと同じにしないでくれたまえ。」

  コイツは紅啓太郎。中学の頃からの腐れ縁。そして俺たちのグループにしては賢く、学年トップ3に入る学力だ。

  「ねぇねぇ!この後カラオケに行かない?」

  そしてコイツは俺たちバカグループの紅一点、柳本美咲。俺、和樹と共にこの学年のドベを争っている。だが、平均よりは賢いのは言うまでもない。

  「駄目よ美咲。今から数ⅡBの勉強するんだから。」

  この人は美咲の友達、坂下渚。俺たちとは一切関りはない。そして学年1位の学力の持ち主である。

  まぁこんな感じで俺たちの高校は進学校な訳で、それなりにこの時期は勉強勉強とうるさくなる訳である。

  「まぁ何でもいいけどよ。司、啓太郎!この後ちょっと付き合ってくれよ!」

  「ん?どこに行くんだ?」

  「近くの神社!受験も神頼みが大事だろ?」

  「はぁ・・・底知れぬアホだな君は。」

  「いいじゃねえかよ!司は分かってくれるよな?」

  「あ!かずくん!私も一緒にお参りしに行く~!」

  「ちょ、美咲!?」

  「いいじゃん!なぎちゃんも一緒に行こうよ!」

  「・・・もう、少しだけよ」

  そんなこんなで5人で一緒に”反転神社”に行くことになった。

  ここ反転神社は、古来より”自ら望む夢を叶える為にお参りすると必ず叶う”と言われている神社であり、昔から特に受験生から人気のある縁起の担ぎ者となっていた。そしてその効力の反面、”嘘や闇に触れる物が願いを賭した場合、自らに災難が降りかかるであろう”とされている。

  「さぁ着いたぞ!えーっと5円5円」

  「違うわ!15円だ!」

  「君も違うぞ、115円が一番運気が上がるのだ」

  「何でもいいよ~。早くしてカラオケに行こ~」

  「美咲!」

  俺たちはそれぞれ決まった賽銭額を取り出し、手に持った。

  その瞬間俺は一瞬だったが、

  「(あれ・・・?和樹のブレスレットが・・・光ってる・・・?)」

  それ血のようにドロドロのように深紅で禍々しい不気味な色を発していた。

  「じゃあ行くぞ・・・」

  パンパン

  この神社では言葉に発して願いを言う事になっている。言霊を用いる事で神様に念を伝えやすくするものらしい。

  「「「「「大学受験合格できますように!」」」」」

  珍しく一言一句違わずに5人の願いが一致した。まぁここに来た理由がそれだから当たり前か。

  そうして深々と神様に向かって礼をする。

  絶対に合格できるように俺は強く祈った。

  その時であった。

  突然、強烈な突風が吹き荒れた。

  「なっ!?何だ!?」

  「台風みたいな強い…風だ!!!」

  「何かに吸い込まれるみたいだ・・・」

  「きゃああぁああ!!!」

  「美咲!!!!」

  俺たちは社の中に吸い込まれていった。

  ・・・

  「いたた・・・ここは・・・どこだ?」

  俺が起きた所は教室であった。しかし俺たちの学校ではない。寂れた廃校のような作りになっている。木造であり、床はギシギシと歪んでいる。所々に穴が開いており、下を覗くと真っ暗で底も何も見えなかった。

  周りを見ても俺以外には誰もいない。

  「おーい!どこに行ったんだー!!和樹ー!!啓太郎!!美咲ー!!」

  何度も呼ぶが返事はない。一体ここはどこなのか、そして俺たちに何が起こっているのか・・・

  「探しに行くか・・・ってあれ?何だ・・・この貼り紙・・・?」

  教室を出ようとした時、扉の横の貼り紙にこのように書いてあった。

  【神の裁きを受ける者 魔なる存在を知られたり いかなる者も閉塞したり】

  「神の裁き・・・魔・・・俺たちの事なの・・・か?」

  この貼り紙の事を胸に留めておきながら教室を出て行った。

  廊下に出てみてもやはり暗い。灯り一つ存在しない。唯一、俺は持っていたスマホのライト機能を使って照らしていた。

  ぎしぎし

  慎重に歩みを進めていく。不安定な木造床から落ちてしまっては元も子もない。

  もしかするとこれは夢なのかもしれない・・・と思ったりもしたが、同時に妙な直観が働いており、動く事にしていた。

  「みんな・・・どこにいるんだ・・・」

  そうして1階を探索していった。

  ・・・

  「ふむ・・・美咲くんと同じか」

  「けいちゃん、ここどこなんだろうね?」

  啓太郎と美咲は3階の音楽室で目が覚めた。

  周りを見ても古い木の造りの教室であった。まるで昭和の頃の造り…

  「ねぇけいちゃん、ここどこだと思う?」

  「………恐らくだが先程神社で参拝した時に社に吸い込まれたように感じた。そして気付いたら得も知らない校舎の中。………勝手に想像だがここはこの世界とは違う場所なのではないか?」

  「えぇ!?そうなの!?」

  啓太郎はここは違う何かを感じ取っていた。もしかするとこの先に起きる事は不穏な物なのかもしれないと…。

  「取り敢えず動いてみない事には意味がないな。司や渚君も探さなければならない。」

  「そ、そうだね!皆を探して脱出しないとね!」

  そう思い教室から出る。

  そして貼り紙を見つけた。

  「【オマエラハココカラデラレナイ。イッショウソノミヲケガレタママイキルガヨイ。】………」

  「どうしたのけいちゃん?」

  「いや、何でもない。とにかく行こうか。」

  そうして2人は音楽室から出て行った。

  〜〜〜

  「ハァハァ…♥なんでぇ…♥わたしはただぁ…みさきをとめたかっただけなのにぃ…♥」

  シュコシュコ

  『ケケケっチンポ扱かれるの気持ちが良いだろ?』

  「ちがうぅっ♥わたしはおんななのぉっ♥んぉっ♥」びゅくくくっ

  『ケケケっおんな?ちがうねぇ。オマエラは“ふたなり淫魔“になるんだよぉ。そしてオマエはもうておくれ♪』

  「いやぁ…いやぁ!!!ちかつかないでぇ!やめて!わたしはちがぅぅ♥やめ…やめてええええええええ!!!」

  ズブぅっ♥

  『きひひっ♥テメェのチンポデカすぎてっ♥きもちがいいぜぇっ♥♥♥ほらっ腰がとまんねぇだろっ♥』

  「んぉっ♥ちがっ♥こしとまんにゃいっ♥あひっ♥オチンチンとまらにゃいのぉおおお♥♥♥」パチュンパチュン

  『出しちゃえよっ♥俺の中にぜーんぶぶちまけてっ♥淫らなふたなり淫魔に染まっちまえ♥』

  「んぁぁっ♥んぉおおおおお♥♥♥♥♥♥」

  どびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる

  『きひひひっ♥だしたぁっ♥だしたなぁっっ♥♥♥♥これでオマエはもう元にはモドレナイ♥』

  「んぉおお…♥ちんぽぉ…♥♥♥」ビキビキ

  ゴキゴキ

  『くひひひひっ…さぁナカマをフヤシニイコウゼェ…♥』

  「おぅぅ…みさきぃ………♥」角ズリュン♥

  「クククっ」

  〜〜〜

  「ここは…見覚えがあるな・・・」

  和樹は5人の中で目が覚めるのが早く、いち早く行動に移していた。実はオカルトマニアという事もあり、少しだけこの建物の造りに見覚えがあったのだ。

  「まさか、ここが例の双成淫魔の学園・・・ある一定の罰を受けた人間が連れていかれるこの世から隔絶された場所。この学園には異形と呼ばれる存在がおり、鬼ごっこのように捕まると忽ちに淫魔へと変えられてしまう・・・確か、男はむちむちの雌淫魔に、女はどちらも併せ持つふたなり淫魔に・・・」

  そして右腕に嵌めたあの深紅のブレスレットは既に和樹の手首にじんわりと浮かぶように吸い込まれていた。

  「悪いな皆…」

  右手首には“あと3体“と書かれていた

  「俺の為に犠牲になってくれや」

  全ては仕組まれていた事に気付かずにさらに動き出していく。

  ハァハァ…ミンナァ…ドコォ…♥

  私は今まで優等生として生きてきた。クラスの委員長も務めたし、このクラスで少し浮いていた美咲とも一緒に過ごしてきた。それもこれも善行をする事で少しでも世の中を生きやすくする為だった。将来の為の投資…そう思って生きてきたのに

  ジンワリ

  勃起したチンポは赤黒く染まっており、今にも雌穴に突っ込んで子種汁を吐き出そうとしている。それが今の私の股間からそびえ立つように生えている。

  ナンデ…?

  ドコデマチガッタノ…?

  コンナレンチュウニツイテイカナケレバ…

  イヤソレイジョウニ…

  ゾワゾワと青く染まった肌に紋様が浮かび上がってくる。

  角はピンッと鋭利に尖るように額から生え、蝙蝠の翼はせなから大きく生え揃う。フリフリと揺れる細長い尻尾は先端からクパァ…と丸呑みを企むかのように開いていた。

  ミサキィ…

  アンタガイチバンユルセナイ…!

  見開いた彼女の眼はもう既に“オス“そのものであった。

  イマイクカラネ…んぉ♥

  ンぉおおおあおお♥♥♥♥♥♥♥♥

  どびゅるるるるるるるるるるるるる

  俺はとある教室の目の前まで来ていた。【3-1】と書かれたクラスプレート。俺達のクラスでもあった。

  全く違う様子なのにやはり入りたくなる。

  開いてみると中はやはり造りが古く、木造で出来た床や壁。黒板はチョークの粉で使い込まれているかのように汚く、机や椅子は乱雑に置かれていた。

  掃除用具入れはボロボロになっており、箒やちりとり等は使える状態ではなかった。

  「皆を探さなきゃ………ん?」

  そんな時、掃除用具入れの奥に1つの青い結晶を見つけた。ジワジワと光ってはいるが何か意味があるのだろうか…

  「このよく分からない世界だ。もしかすると重要なアイテムなのかも…」

  俺は青い結晶を握り締め、また皆を探し始めた。

  『アラ?アナタニンゲン?』

  そんな時だった。

  教室から出た矢先、女性の声が廊下に響いた。暗い中ではあったがその正体が見て取れた。

  抜群のプロポーション、赤いロングヘアー、ブルンッと跳ねるような大きな乳房、ボンテージ衣装という際どいラインの服装の女性。

  そして実体かのようにフリフリと動く細長い尻尾に翼、額から生えた角…

  それらがこの女性を人ならざるモノだと俺を思わせた。

  「………アンタは何者だ」

  『ワタシ?ワタシはアナタタチを“ナカマ“にカエチャウモノよ』

  「ナカマ…?いやそれよりもここは一体どこなんだ。」

  『ココハ“異形の間“。コノヨとアノヨのハザマ。イマアナタタチはセイとシのナカにイルノ。』

  やっぱりか…少し考えれば分かる事だ。神社の前から突風が吹き、吸い込まれ、気付いたら知らない教室の中。夢でないとすれば………また別の世界の中だと。

  「俺達は何かの間違いでここに来てしまったんだ。帰りたいんだ。頼むから帰る方法を教えてくれないか?」

  話が通じる相手なのか分からないが藁にも縋る思いで頼んでみる。もしかすると方法があるのかもしれない。

  『カエル?………フフッ』

  笑われた?

  「何が可笑しい!」

  『フフッ…アナタ…カエレルとオモッテイルノね。まぁイイわ。イマワタシのナカマがアナタタチを“ナカマ“にカエルベクウゴイテイルわ。…『“明日の0時までにとある物を持って逃げ切れたら元の世界に戻してあげましょう』』スゥ…

  「あ…消えた……?…………ナカマにされる………か」

  今の時間が何時かは分からないしとある物が分からないが目的が分かった以上は逃げるしかない。異形が相手なんだ勝ち目がない。

  そうして俺は歩を進めていった。

  和樹は校長室の前に来ていた。

  扉の前にはべっとりとした白い液体がくっついていた。

  ガチャリ

  中に入るとそこには淫らな吐息をしている1人の化け物がいた。足首には足枷か付いており、美しい手で女性とは不釣り合いなドデカイ勃起チンポを何度も扱いていた。

  「坂下さん。アンタも運がなかったね。思い通りとは180度違った結末になっちまった。今のアンタに出来るのは道連れにする事だけだ。」

  『おぁぁ…♥みさきぃ………♥』シュコシュコ

  「もう脳内の殆どがオスの淫魔に侵食されてんな。コイツをここに監禁したのは恐らく…ん?」

  遠くから2人の声が聞こえる…これは…………啓太郎と美咲だ……………

  「へぇ………」

  「むっ?美咲くん。あそこの扉がひとりでに揺れているぞ?…という事は直近まで誰かが開けて入っていたのかもしれない。」

  「うん…ねぇけいちゃん、あの人達が言っていた事…本当なのかな?」

  「…」

  啓太郎と美咲は途中で謎の男性と女性に会った。青白く光っておりどこか生気を感じられない年齢は同じ位の人達だった。

  【君達に忠告しておこう。ここに閉じ込められた現世のニンゲンは奴等に捕まって仲間にされるか、死んで地縛霊となってこの異形の間で彷徨い続けるかのどちらかしかない。どちらにせよ、君達に未来はないんだよ。】

  【ねぇねぇ、あの子達五体満足だわぁ。】

  男の方は無理やり付けられたのかツギハギのおっぱいが付いていた。女の方はお尻の方が燃やされており、股間にはこれまた無理やり付けられたグロいチンポが聳え立っていた。

  【まぁ僕達みたいな地縛霊に捕まると“僕達と同じような末路“を辿るから気をつけなきゃね……あともう一つ、想いはこの世界では禁忌だから……気が変わらない内に早く奴等の仲間になっちまえ】シュンッ

  「………美咲くん、今は目の前の事に集中するべきだ。可能性は0ではないだろう?」

  「うん……分かった」

  美咲が少し心労がたたってきたようであった。無理もないだろう。普段の明るさは普段から来る日常があってこそ。今の意味の分からない不気味な環境、薄暗く周りに逃げる場所もない。そして先程の地縛霊の忠告…

  「(僕がしっかりしないとな…美咲くんを守れるのは……僕しかいないのだから…)」

  啓太郎は美咲に密かに恋心を抱いていた。真面目に生きてきた啓太郎は、昔から天真爛漫でムードメーカーへとなっていた美咲に憧れと同時に隣を歩いていきたいと思っていた。しかしその想いを伝える術はなく、恐らく美咲は司や和樹と付き合うのだろう…そう思っていた。

  「(でも今なら…今の状況なら………)」

  ドクンっ

  「(美咲くんを守れる……!)」

  ドクンドクンっ

  「美咲くんを………僕の………モノにしたい!」

  ビクンッ!

  ゴキゴキ…!

  「あぎゃぁあああああああああああああ!!!!」ドビュルルるるるるるる!!!

  「…けいちゃん?………けい…………ちゃん…………」

  「みさきぃいいいいい!みさきぃいいいいいいい!!!」

  “想いは禁忌。強まる想いはその身を淫魔へと堕とす“

  啓太郎はその咆哮と同時にチンポは胎内に収まっていき、その身は小さくなっていく。

  ズリュン♥

  シュルル♥

  角は生え、翼は生え、細長い尻尾が生えてくる

  サラサラのロングの黒髪にパッチリとした眼。野太い声は可愛らしいソプラノボイスへと変わっていった。

  そうして新しい淫魔が誕生したのであった…

  「けい………ちゃん………?」

  「あ………はぇ………おねえちゃん………だれぇ?」尻尾フリフリ♥

  「けいちゃん………」

  異形となった啓太郎は知能退行や記憶障害を起こしていた。目の前の美咲の事も自分の事でさえも覚えてはいなかった。

  「あ、そうだぁ。おねえちゃんをつかまえれば、ナカマにできるんだよね♥」尻尾フリフリ♥クパァ♥

  「い、いやぁあ!!!!!」

  目の前の信じたくなかった現実が起きてしまい、美咲はパニックへと陥っていった。そして一心不乱に走り出していった。

  「啓太郎…残念だったな。さて…美咲を手に入れるのはどっちかな?なぁ………坂下さん?…ククッ俺は無敵だからなぁ。これがあるから淫魔に襲われる心配はねぇ。“俺は帰る方法を知っている“。だから頼むぜ…」

  ーみさきぃいいいいいいいいい!ー

  「今の声は…!?」

  叫び声が聞こえた。はっきりと美咲と呼ぶ声が。…啓太郎の声か!確か声は……あっちの方から!

  俺は走って声の方に向かった。やけに遠い場所のようだが向かう先にいるに違いない。

  「啓太郎!美咲!」

  「んぅ?おにいちゃんだれぇ?」

  しかしそこにいたのは身長は130cm程の小さな女の子であった。しかも生まれたままの状態…青く染まった肌には紋様が浮かんでおり額から生えた角や翼、尻尾の存在が普通でないと確信させた。

  指を口に咥えチュパチュパと赤ちゃんがするような可愛らしい仕草をしていた。

  「キミは………っ、(何だこの感じ……クラクラしてきた……!)」

  何故だか空気が異様に甘くなった気がする。それは少女から発せられているようであった。

  「…そうだぁ…おにいちゃぁん、“みさき“ってオンナノコしってるぅ?」

  「な、なんだと……」

  急に少女の口から出てくる美咲の名前。何故知っているんだ…?

  「わたしね〜みさきって子をつかまえて“本当のおねえちゃん“になってもらうのぉ♥だからおしえて♥」尻尾フリフリ♥クパァ♥

  少女の尻尾はフリフリと嬉しく振れており、その先端はクパァと開いている。

  「(クッ…動こうにも力が抜けていって動けねぇ…)」

  「んぅ…まぁいいや。おにいちゃんをわたしの“いもうと“にかえちゃお♥」

  そうして少女の尻尾が俺をグルグルと巻いていく。絶対に逃さないようにしっかりと。

  「やめ…ろ………おれは………」

  そうして少女の手が俺に触れようとした

  時だった。

  パァ…!

  持っていたあの結晶が光り輝いた。

  「ん………んぎゅっ!」

  その光を浴びた少女は走って逃げて行った。

  「助かった……のか?」

  何が起きたか

  確かめる為に持っていた結晶を見ようとしたがなかった。

  「あ、あれ?結晶は?」

  結晶はなかった。

  結晶は………俺の額にびっしりと埋め込まれていたのである。

  さらに俺の身長が少し縮み、なで肩へとなっていった事にも

  気付かず俺は歩いて行った。

  「おねえちゃぁん♥どこぉ?」

  わたしはなまえがおもいだせないいんまです。でもみさきってオンナノコはおぼえています。わたしがだいすきなオンナノコです♥いまからおねえちゃんとあって、本当のおねえちゃんになってもらいます。

  ニオイはまちがいなくこっちです。ぜったいにいます。

  「おねえちゃん…?」

  いました。

  でもなんかニオイがへんです。

  【ハァ…ハァ…♥ジュチュジュチュ♥】

  「いやぁ…!はなしてぇ…!」

  【ミサキィ…♥きもちいいよぉ…♥】

  せっくすしてました。おねえちゃんがおねえちゃんじゃなくなっちゃいます。たすけます。

  ガシィ

  【んぉぉ♥】ドビュルル♥♥♥♥

  「いやぁああああ気持ち悪い!!!!!」

  おねえちゃんをはなしなさい!わたしのおねえちゃんです!

  「ひっ!アナタは……けいちゃん………」

  おねえちゃんいまからたすけますからねチュッ♥

  「んっんむっ♥♥♥」

  れろっんぢゅっ♥はむっ♥

  おねえちゃんとのキスおいしいです♥

  【がぅっ♥おぅっ♥】パチュンパチュンッ

  下のいんまもきもちよくこしをうごかしています。まけられません。

  んぢゅっ♥はむっ♥れろっ♥

  「んむっ♥んむぅううう♥♥♥♥」プシャー♥

  ゴキゴキ…

  ぷはぁ♥おねえちゃん♥おねえちゃん♥おねえちゃん♥わたしのだいすきなおねえちゃん♥♥♥♥♥

  ワタシは今まで楽しく生きてきた。司くんもかずくんもけいちゃんもなぎちゃんも私の大切な友達。友達と一緒に喋って遊びに行って家に帰ると私の大好きなパパとママがいてペットのベスもいて…そんな毎日が楽しくて充実で私の全て。

  これからも好きな人が出来てその人と家族を作って幸せな家庭を作る…そんな未来を思い描いていた。

  天真爛漫に楽しく…これからも…きっと………

  【あはは♥おねえちゃんのお腹かぽっこりとふくらんだぁ♥】

  【ぐぉぉ♥ぐるるぅ♥」

  ゴキゴキ…

  ワタシが…ワタシでなくなっていく…

  ズリュン♥

  ワタシの大切な…ワタシの人生が…っ!?

  「んひっ!?ぉほおおおおお♥♥♥♥♥」ズリュリュン♥どぼびゅるるるるるるるるるるるるるるるる♥♥♥♥♥

  【おねえちゃんにもチンポはえちゃったぁ。でもワタシにそっくりなあおはだいんま♥よろしくね♥おねえちゃん♥」

  「あ、あは、、、あはははははははは」尻尾フリフリ♥お腹ボテェ…♥

  サヨナラ…

  「ハァ…ハァ…」

  いまだにあの少女が放った甘いニオイが抜けていなかった。それでも何とか動いて皆を救わないととそう思って一心に動いていた。でも見つかったら逃げ切れる自信は全くなかった。

  ーハァハァ♥きもちぃぃ♥ー

  声が聞こえた。この声は美咲だ…!

  さっきは遅かったが今回は大丈夫に違いない。きっとそこに美咲はいる。今度こそは助けてみせる!

  「みさきぃ!…………ぇっ?」

  【んぉぉぉ♥けいちゃんのロリマンコきもちいぃ♥♥♥♥】

  【んんっ♥もっとつかっておねえちゃん♥♥♥“けい“をもっと孕ませて♥♥♥】

  【がぅぅ♥♥♥みさきぃいいい♥♥♥】ズチュズチュ♥

  そこは最早地獄絵図であった。

  向こうから転がってきたそれぞれの持ち物には

  『紅啓太郎』

  『柳本美咲』

  『坂下渚』

  と書かれてあった。

  アイツラはもう奴等の仲間になってしまった。仲良くセックスに励んでいた。

  もう手遅れであった。

  俺はもう疲れた。

  これ以上動いてもどうせ助からない。

  諦めるには丁度いいだろう…

  そうして俺は気を失っていった。

  「ん…………ここは…………」

  俺は生きていた。きっともう息絶えたものだと思っていたが…しかし身動きが取れない。

  「おぃ!だれか………!?」

  俺は裸にされていた。そして手足を誰かに押さえつけられていた。それこそ…俺の友達…だった。

  「啓太郎…美咲…坂下さん…離してくれぇ!!!」

  ジンワリと掴まれた所から俺の中に侵食していく何か。

  「がぁっ!?」

  【女王様の誕生です】

  【じょおうさまぁ♥】

  周りに異形達が集まり始めていた。

  【あの青い結晶を見つけるニンゲンがいたとは…これで女王様の復活です】

  「何を言ってあひぃっ!?」

  突然お腹の穴に淫魔の尻尾を注入された。そしてトクトクと何かを注がれていく。

  ブクブク…

  徐々に俺のお腹は妊婦のように大きくなっていく。

  チュポン

  痛々しく膨らんだお腹には何か生命が宿っている気がした。

  「フゥフゥ♥おれをはなせぇ♥」

  知らぬ間に俺の肌は青く染まり、角や翼、尻尾までもが生え揃っていた。股間からチンポまでも消失していた。

  そして体長は5m程の巨人へとなっていった。

  【女王様〜♥復活です〜♥♥♥】

  「おれはちがぅ!ニンゲンのつかさだ!ふぅふぅ♥」ブルンブルンッ

  実りに実りまくった乳房と妊婦のお腹、雌穴の生成が俺を完全な女へと変えたと実感させた。

  しかしまだ身動きを取らせて貰えない。

  【女王様の復活は、現世へと舞い戻り新たな淫魔の国を作るべく必要な存在です。これからもっと…もっと増やしていきましょう。】

  「なにいってんびぃっ♥」

  淫魔達が俺のおっぱいに掴まり始めた。思わぬ快楽に俺の乳頭に何かが集まり始めていた。

  「んっ♥んくっっっ♥♥♥にゃにかがでりゅっ♥♥♥んぉっ♥んぉおおおおおおおおおおお♥♥♥♥♥♥♥」

  びゅくくくくくくくくくくくくくっ♥♥♥♥♥♥♥♥

  「おほぉおおおお♥♥♥♥とまらにゃぃいいいいいい♥♥♥♥♥」

  俺のおっぱいから多量の母乳が噴出されていった。それは洪水のように流れていく。

  【さて………残りの元凶にもそろそろ………クククっ…】

  和樹は全ての準備が整っていた。

  ここから脱出する条件はこれであった。

  【共に迷えし4人の魂、ここに彷徨い続けたり。しからばそなたのもつ紅く光る禍々しい輪はそなたをみちびくであろう】

  オカルト好きには有名な話だった。俺は試したかった。この腕輪の効力を。この腕輪自体がトリガーとなり、淫魔化学園へと誘われる。そして共に連れて行く仲間は勝手に自滅すればいい。俺はその間に安全な場所に避難する。

  そして異形にも探知されないこの腕輪が俺をこのゲームを100%勝たせるという事であった。

  「はは…悪かったなぁ…ずーっと友達だったのになぁ…こういう形で裏切る事になるとはぁ。でも…最後に役立ってくれて良かったぜ。お前等の事は現世に戻ってから手記に綴って本にして出すからよ。本の中で記憶の中で永遠に生き続けてくれ。じゃあな!」

  そうして俺はブレスレットを天へと掲げた

  ブゥン♥

  「…何だこの妙なニオイは……あまい?」

  変なニオイが臭ってきた…何だ…これは………?

  ブゥン…ぶくんっ♥

  「あひっ!?♥な、なんだぁ!?」

  和樹の身体は急速に雌へと近付いていきます…

  お腹は妊婦のように膨らみ

  胸はバストが180を超える魔乳となり、乳輪や乳首は大きいです…

  肌は青く染まり、紋様が浮かび上がりました…

  チンポは一瞬にして小さく胎内に収まり、内臓も女性のモノに作り替えられました…

  「おぅっ♥おろろろろろろっ!!!」

  内臓が作り替えられた反動で嘔吐してしまいました…

  その間にも髪はサラサラの銀色のロングヘアーに染まり、瞳の色は漆黒の黒になりました…

  「わたしぃどうなってるのぉ!?あふぅっ♥」

  言語もギャルのようになってしまいました…

  角や翼、尻尾までも生え揃ってしまい、和樹は立派なボテ腹淫魔へとなってしまいました…

  「んぉぉ…♥母乳でりゅぅうううううう♥♥♥♥」ぼびゅるるるるるるるるるるるるる

  その母乳は現世への扉を開けた深紅のブレスレットへと伝っていきます…

  ドロドロの液体は永遠に流れていきます…

  女王様が復活した淫魔化学園ではセックスか続きます…

  する度に反動で女王様と“お姫様“が母乳を出されます…

  それは人間の住む現世へと流れ続いていきました…

  ドロドロ…

  ぴちょん♥

  「ん…何だこの液体…っ♥んひぃっ♥いひぃいいいい♥♥♥♥♥♥」ぼびゅるるるるるるるるるるるる

  淫魔化学園〜現世〜につづく