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「ふぅむ…どうしたものか……」
玄関先に置かれた小さな段ボール箱の前で、虎獣人の老人はでっぷりとした顎をさすりながら眉根にシワを寄せていた。頼んだ覚えのない荷物、溌溂そうなパンダ獣人の青年から勢いで受け取ってしまったものの、暫くしてそれが自分宛てに届いたものではないのを宛名を見て気がついた。
老人の名前は虎崎優次郎(こさき ゆうじろう)。しかし荷物に書かれた名前は自分のものではないし、住所も似てはいるが場所が全く異なっている。明らかに誤配送、完全なる業者のやらかしだった。
とはいえ、ここは田園風景広がる田舎。陽がすっかり落ちた今から街にある配送業者に連絡したところで繋がらないだろう。そちらへの連絡は明日へと回しておく。
ひとまず代わりに伝票に書かれた送り主である会社の方へと連絡を入れることにした。小規模なあまり聞いたことのない名前の通販サイトらしいが、幸いにしてすぐに電話は繋がった。
今回の件を伝えたところ、担当者であろう男性の声が申し訳無さそうに謝罪をする。とはいえ配送業者のミス、そこまで責めるつもりは虎崎老人にはない。問題は届いた荷物をどうするのか、それを聞くと、電話先の担当者は「うーん…」と小さく唸ってから言葉を続ける。
『大変申し訳御座いません…物品が物品なもので、お客様の方で処分していただきたく……』
「はぁ……」
聞けば、中身は普段遣いするようなものではなく、一度他人の手に渡ったものを受け取れるものではないとのこと。送り返しても不良在庫になってしまう為、いっそそのまま処分してほしい。随分勝手な言い分ではあるが、虎崎老人はそこまでことを荒立てる気はなかった。この会社もまた被害者なのだから。
後日改めてお詫びの品を贈ること、配送業者へのクレームも含めた再発防止を徹底すること、それらを明言したうえで通話を終了した。
そうなると、残ったのは目の前にある荷物である。このままにしておくわけにもいかない。捨てるにしても分別する必要があるだろう。余計な手間だとは思ったものの、仮に中身が生モノなどであれば結構にまずい。仕方無しに箱を持って居間まで運んでいく。
重さはわずかにずっしりとする程度、品名は書籍、雑貨…特段気にする文言はない。天面のテープを剥がして箱を開き、梱包材のボール紙を避けていくと最初に目についたのは一冊の薄い本。
「んな…っ!?」
表紙に描かれているのは可愛らしい犬獣人の男の子のイラストだった。Tシャツに短パン姿で突き出されたお尻がどアップにされており、赤らんだ顔で視線を向けている様子は明らかにいかがわしい本であることは間違いない。本のタイトルは…『はじめてのおしりあそび~初心者向けアナニー講座の本~』。
年を取った身としてそういう知識がないわけでもない。しかし不意打ちのごとく目の当たりにしてしまうと思わず動きが止まってしまう。どう見ても普通ではないその本を一旦置いておき、更に中身を確認していくことにした。
もはや何も言うまい、といったところだろうか。箱の中から出てきたのは先程の本の他にも間違いなくエッチな商品だった。
包装紙の中にあるのは小さめのチンポを模したディルド。肌色のそれは長さ12センチ程だろうか。平均より少し小さめであろうその大きさはまさに初心者用と言ってもいい控えめサイズ。一緒に入っているローションも、ご丁寧にアナル用のものだった。この荷物の本来の持ち主は初めてのアナルオナニーにだいぶ気合を入れていた様子が伺える。こんなものが他人の家に届けられてあまつさえ中身を見られていたともなれば誤配送されたものを受け取り拒否したくなる気持ちは分からなくもない。実際に送り先の正しい住所と名前は不可抗力とはいえ知ってしまっているのだから。
だとしても、これは困ったものだと虎崎は思案顔になる。
これらを処分する…となるとゴミに出すことになるだろう。その場合、自治体指定の透明なゴミ袋にこれを入れれば十中八九誰かに、最低でも収集業者には見られることになる。おまけに、ゴミ袋には記名をする決まりがあるのだ。そうなればそんな卑猥なものを所持しているというあらぬ噂が近所に流れるかもしれない。老人の一人暮らしでそんなものを使っていると思われたら…
更にまずいのは本の方。単純に絵面がヤバい。書籍は資源回収の日に出すのだが、田舎の子どもたちともなればそこからこっそりマンガ本やエロ本などを物色していくのはよくあること。そこでこんなものが見つかってしまえば…狭いコミュニティの中、バレれば非常にヤバい事になるのは必至。下手をすればご近所さんからの好奇の目に晒される。
「………よし。」
こうして、虎崎はひとつ頷いてこの荷物の処遇を決めた。
幸いにして、この家には虎崎の他に誰もいない。経営していた会社を後任に任せ、セミリタイアして残された資産と不動産収入で悠々自適の田舎ライフを行うために買った庭付き平屋の一軒家である。こじんまりとしてはいるが、一人暮らしには十分すぎる広さとスペースが有り余っている。
一度取り出したそれらをふたたび箱に詰め直し、持っていったのは廊下の奥にある納戸。ほぼ空っぽのようなそのスペースの片隅にそっと箱を置き去りにすると、静かにその戸を閉めたのだった。
翌日、配送業者に対して伝える言葉を考えながら、今日あった出来事を忘れるかのように。
……………
「むぅ……!」
翌週、虎崎老人は再びたっぷりとした顎に手を当てて考え込んでいた。
和室居間の座卓の上には先日納戸にしまい込んでいたはずの箱と、そこから取り出されている例の品物たち。カーテンはきちんと締め切っているのは確認している。万が一にも覗かれる事はない…と思われる。
なにせ男の子がお尻を突き出している表紙の本だ。そういう趣味を疑われても仕方がない。
前提として、虎崎老人はボランティアとして地域の子供達の学習支援を行っている。平日の夕方に学校から帰ってきた子どもたちを家に招き、宿題を含めた勉強を教えるものだ。親御さんや地域住民からの信頼によって成り立っており、その過程で子どもたちと触れ合う機会もまた多い。
そうなれば必定、しまっていた本に描かれた少年の姿を思い出してしまう。通っている子どもたちの中に同じぐらいの年代のよく似た犬獣人の子どもが居ればなおさらのこと。
特にここ数日は『おじいちゃん先生どうしたの?』と聞かれる程に上の空になってしまっていた。
そして結局、あれから納戸にしまい込んでおいたこれらが気になって再び取り出してきたのだった。
並んでいるものを見れば見るほど、妙な気持ちが沸き上がってくる。ぷりん、と突き出したお尻に、チンポの形をしたオモチャが入る…想像して浮かんでくる光景をいやいや、と頭を振って払拭する。
自身が少年愛者だったとは、とは考えたくはなかった。だからこそ、意を決して本のページを開くことにする。
「ん…?なんじゃ、これは……?」
中身は想像していたものとは違っていた。てっきり表紙の男の子が…と思っていたのだが…いや、期待していたわけではない、と少し落胆した自分を誤魔化しつつ、ページを進めていく。
…なんのことはない、というわけでもないが、中身は虎崎が思っていたより真面目なものだった。していることといえば勿論アナルオナニーのやり方なのではあるが…それ以前の危険性、清潔さの確保、過度なプレイの自重、具体的な手順…などなどがわかりやすいように章立てて説明されている。要は、学生時代に読み込んだ参考書のようなものだ。そう思えば思いの他夢中になって読み進めてしまった。
「……」
一通り読み終えた後…虎崎はちらりと座卓の上にある「それ」に視線を向けた。
肌色のシリコンでできた、12センチほどのチンポの形をしたディルドに。
少しすると、虎崎老人の姿は風呂場へと移動していた。仮に汚れても問題ないよう、先程まで着ていた普段着用の着物と六尺褌は全て脱衣所で脱いである。本の内容通りにぬるま湯のシャワーで洗浄を行い、トイレと風呂場を何度か往復して綺麗になったのは確認した。この行為自体、風呂に入るわけでもないのに下半身を丸出しで家の中を歩く事にえもいえぬ感覚を覚えていたのであるが。
一通りの準備を終えた虎崎老人は、ふぅ、と小さく息をついた。風呂場の鏡に映っているのは、でっぷり、むっちりとした体躯の虎獣人の老人。以前は精悍だった顔つきも今は年とともに柔らかく丸みをおび、ふくよかで肉付きのいい身体は腹も胸も歩くたびに柔らかそうに揺れ動く。シャワーを使った残滓がぽたりと滴り落ちるチンポは剛毛の中で半ば皮を被った短いながらもふてぶてしい逸品。だらりと垂れ下がった金玉はほぼ役目を終えたとはいえ、重みのある存在を感じさせる。が、今回のメインはそれではない。
「うーむ、これで…いいのか…?」
手元の洗面器には温めたローション。そこからふわりと立ち上って来る甘い香りは、何かしらのアロマでも配合されているからだろう。どことなくリラックスする気もしないでもない。それをひとすくいすれば、指先にねっとりと絡みつく。先立たれた妻や風俗店などで使ったことはあるが、それを自分の身で味わうことになるとは今まででは考えられなかった。
風呂椅子に座り、自身では見えない穴へと塗り込めていくとやはり慣れない感触。しかし、穴の周りを指で揉むように動かすたびにそこが緩んでくるような感覚がクセになって…
「ふぅっ…ふぅっ…!ち、ちとキツいなこの体勢は……」
…太った体型が仇となってか、かなり深い前傾姿勢は結構にキツかった。念の為…とたっぷりと塗り込めたローションが風呂椅子や床にも垂れ落ちているが、ともあれ準備は整ったようなものだ。
いよいよ、初めてのディルドを手に取る。ローションをたっぷりと纏わせて、風呂椅子に立てるようにして吸盤で固定する。普段座っているものに付随した異質なもの…それがチンポを模したものともなればそのミスマッチさにどこかゾクゾクした感覚を覚えていた。
同時に湧き上がってくる不安をぐっと飲み込み、そこへ向けてゆっくりと腰をおろしていく…が。
「ぐぬ…な、なかなか難しい……!」
自身の大きな腹と重い尻が原因か、うまく狙いが定まらない。尻の谷間を滑ったり、蟻の門渡りから金玉の裏側を擦ったり…穴にあたってもすぐに逸れてしまい、表面をなぞるだけ。もどかしさと焦り、不慣れな姿勢と消耗する体力、汗だくになりながらもどうにかやってみようと試みるものの、そこから先に進まない。
「ふぅ…」と一息つき、一度やり直そうと椅子から立ち上がることにする。他に良いやり方があるかもしれない…そう思いながら踵に体重をかけたときだった。
「おっ…!?」
床に広がったローションを踏みつけた右足の踵が滑り、一瞬身体が宙に浮いたと思うと重心が後ろにぐらりと傾いた。左足一本では太った身体の体重を支えきる事はできず、とっさに受け身を取ろうと後ろに手を伸ばした。
しかしそれよりも先に、自身の身体に触れるものがある。大きな尻は、それに向けて上から思いっきり座り込むように落ちていった。
「――――ッ!!!??」
一瞬、息が止まる。幸い頭を打つこともなく、床に転ぶこともなかったが、代わりに強烈な異物感と圧迫感に声を上げることもできないまま天井を仰いで固まってしまった。
尻穴…アナルをディルドに貫かれ、その状態で風呂椅子に座った格好。意図せずして初めての貫通を果たしたアナルは、ローションをたっぷりと使っていたのと座り方が良かったためか、幸運なことにさほどの痛みや怪我などはなさそうだった。
しかしながら、ほぼ全体重を掛けて座り込んでしまったせいで奥まで一気に突き上げられた衝撃からか、プルプルと小刻みに震える身体は思うように動かすことができなかった。
アナルの中に、しっかりと突き立てられたディルドの存在を感じる。どうにか立ち上がろうと身体を少し動かすだけでもまっすぐに腸内を貫いているそれが中の壁をわずかにえぐるような動きに息を詰まらせ、わずかに浮いた尻がすぐに椅子の座面に落ちてしまう。このままでは、最悪とんでもない格好で発見される事になるだろう事は想像に難くない。ゆっくり、少しずつ、慣らすようにして小刻みに身体を上下させてディルドから立ち上がろうと奮闘する虎崎老人だったが…
「あ…ぉッ…♡お゙ぉぉおおッ…♡」
いつの間にか、そこには助平な表情で腰を上下させる虎崎の姿があった。
風呂椅子に何度も尻を落として尻頬と金玉がぺちりと座面を叩く、そのたびにディルドが中をえぐる感覚に声を上げて身体を震わせる。弾むように動く腹の下、半ば包皮を被ったチンポは年相応に硬さや勃起を絶やすことはできずとも、絶えずダラダラと汁を垂れ流しては時折どぷり、と濃い白をその先端から溢れさせていた。
ディルドの先端がごりごりと良いところを押し込んで刺激するよう腰を動かし、自分から中へと咥え込むようにして尻を押し付けていく。「おほぅ♡」と吐息混じりの喘ぎ声が漏れていき、痺れるような快感が背筋を通り抜けて頭の中に叩きつけられていくような衝撃。ごりっ、と金玉の裏の膨らみをディルドの先端が捉え、殴りつける。
「―――――!!!」
その瞬間、言葉にならない声を上げ、風呂場の天井を仰ぎながら虎崎老人ははしたない絶頂を迎えていた。
風呂椅子にガニ股で座り込んだまま、豊満な身体をぶるぶると震わせて舌を突き出しながら身体を後ろにのけぞらせる。反射的に痙攣する下半身の動きとともに、チンポの先からどぷどぷッ、と湧き上がる濃いザーメンが太い竿と金玉を伝い落ちてぼたり、ぼたりと床にこぼれていく。
すでに根本まで咥えこまれたディルドを丸ごと包み込むかのように収縮して蠢くアナルがより敏感にその存在を感じ、それにより快感を覚え込まされた身体がほぼ反射で絶頂を繰り返す。
虎崎老人は人知れず、誰にも知られることなく、その尻穴を…アナル、否、ケツイキ処女を自身の手で散らすことになったのだった。
ようやく波が引いた頃には、床の一部は吐き出していたザーメンで生臭い匂いを放っており、全身汗だくな身体からもむわりと立ち上る匂いが鼻をくすぐった。
「ぐ…ふ、ぅ…ッ…♡」
どうにか腰を上げ、ディルドが抜けていく感覚に再び軽くイってチンポから汁を滴らせながらもようやく開放された虎崎老人は、尻が汚れるのもいとわずその場に座り込んだ。ここが風呂場でよかった、などと内心で考えつつ息を落ち着け、先程まで自身を苛み続けていたアナルへと手を伸ばして様子を確かめる。
ヒクヒクと震えるアナルはまだ閉じきっておらず、柔らかく口を開いたまま未だに熱を持っているのがわかる。ジンジンとした疼きにも似たそれを感じながら、未だに椅子の上に突き立てられたディルドを見やった。
汁にまみれ、てらてらと光を照り返している雄の逸物を模したもの。昔見た完全勃起した自身のそれよりも小さなもの…しかしそれを前にして、虎崎老人は胸の高鳴りを感じていた。
それは再び湧き上がる性の衝動だったのだろうか。その日以降、彼の生活は一変していくことになった。
……………
朝、目を覚ます。歳のせいか目覚める時間が早くなったのか、時計は朝の5時を指し示していた。寝室は起き上がりやすいように、洋間にベッドを設置してある。朝の冷たい空気にわずかに身震いをしながら、虎崎老人はベッドから身体を起こした。
パジャマ代わりの浴衣姿にベッド脇に脱いであったスリッパを引っ掛け、そのまま部屋の隅に置いた棚の木戸を開いて中を覗く。
「…さて、今日はどれにしようかのぉ…♡」
にんまりと、蕩けたような表情で眺める棚の中には、ずらりと並んだアナルグッズが整頓されていた。
通常のディルドを始め、アナルビーズ、アナルプラグ、エネマグラなどのスタンダードなものから、ポンプ付きのバルーンプラグ、動物のチンポを模したディルド、果ては単なる金属バットまで。使用しているサイズも最初のごく小さなディルドとは比べ物にならない大きさの巨根を模したもの、明らかに掌大はあろうボール、通常アナルに入れるべくもないような規格外サイズにまで手を伸ばしかけている。
あの日以来、虎崎老人は自分のアナルに入れられそうなもの、気になったものが目につけば即刻購入して試すようになっていた。その性格上、どんなものでも一度は使っているのだが…その過程でサイズアップしていくグッズに合わせるようにアナル拡張がどんどんと進行してしまっていた。
なまじ時間と財力、そして自身の行うハードなアナルオナニーに対応できてしまった頑丈な身体と繰り返すうちについた体力のせいか、今の彼の生活には再燃した性欲を満たすためのルーティンが組み込まれているも同然だった。
今朝も昨晩たっぷりと楽しんだ余韻の残るアナルを疼かせながら、今日使うためのものを決めるべく棚の中を眺め…買い込んでいたローションと一緒に今回はシンプルなアナルプラグを手に取った。とはいえ、そのサイズは自身の拳大はあろう大きなサイズ。それがみっちりと自分のアナルを塞いで刺激することを考えるだけでぞくぞくと背筋に走る期待に震えながらその場で浴衣の裾を捲り上げた。
「ん゙ッ…ふぉ゙…お゙ッ…♡」
ぞんざいにローションを塗りたくったプラグがぷっくりと膨れ上がったアナルに押し当てられ、そのまま抵抗なくズブズブと飲み込まれていく。太いところまで咥え込めばそのままずるん、と中に引き込まれていき、土台を残して見えなくなった。
ぶるぶると小刻みに身体を震わせ、ようやく落ち着いたところでゆっくりと自分の下腹を擦る。ほんの僅かに感じる重量感に顔を赤らめながらへにょりと笑えば、いつもどおりに下着の褌を身に着けていく。ものの数分で普段通りの装いになった虎崎は、これまたいつも通りの日課として早朝の散歩へと出かけることにする。
夜が明けたばかりの田舎道、慣れた様子で歩いていく。人の気配が少ない田舎の田んぼ道、とはいえ自分と同じように朝早くから起きて動いている他の住人たちも少しは存在する。朝仕事をしている農家はそれが顕著であり、歩いている道の向こうから軽トラックがゆっくりと走ってきた虎崎の前で停車した。
「虎崎さん、今日も散歩ですか?早起きですねえ。」
「いやいや…年寄りなもんで、朝が早くなってなぁ…」
窓から身を乗り出して気さくに声を掛けてくる近所の農家を営む熊獣人の青年に、にこやかに返事をする虎崎。ここに来たばかりの頃から何かと気にかけてくれている彼に対して、今どき珍しい感心な若者だと思っている。しかし今はといえば、それ以外の邪な感情まで抱いてしまっている。
否、彼にだけではない。村に住んでる男たちに対して、そのチンポが自分をどうしてくれるのか…そういった妄想を働かせてしまうのだ。
現にこうして話をしている間も疼くアナルがねっとりと極太プラグをしゃぶり、ひくひくと動くたびに肥大化した前立腺が刺激されて褌の前褌を突き上げるチンポがじっとりと汁をにじませる。自身の突き出た腹とゆったりした浴衣のおかげか相手は気づいていないようではあるが…だからこそ、目の前で卑猥な事をしている自分にどうしようもなく興奮してしまうのだ。
「じゃ、俺はこれで。虎崎さんも車に気をつけてくださいね。」
「うむ。今度うちの畑も見てくれなぁ?」
他愛のない話を終えて走り去っていく軽トラック。その後姿を少しだけ見送ったあと、虎崎は再び歩き出す。
もしもあの場でこの秘密を彼に話していたのなら、どうなっていただろうか。そのまま軽トラックで何処かに連れて行かれて、アナルのプラグを乱暴に引き抜かれてから、獣のように犯されていただろうか。
「んッ…♡」
そう考えるだけで、虎崎のチンポは絶頂して再び汁を吐き出してしまう。褌を突き抜けて溢れたザーメンが太ももを伝い落ち、地面にぼたりとこぼれたのを感じれば一つ大きく息をついた。
鼻をくすぐるのは田んぼ道の土と草の匂いに混じった、自分が放ったザーメンの匂い。浴衣にほんの僅かにじわりと滲んでシミになったのを見やれば、そこをそっと指でなぞった。
指先についた汁を舌で舐める。塩辛く、生臭い…それが自分が出したものだと思うとどうにも興奮してしまった。
この感覚を忘れないうちに…存分に気持ちよくなりたい。そんな欲望を抱きながら、虎崎老人はくるりと踵を返して自身の家に戻ることにした。今朝の散歩はもう切り上げる。代わりに、家でたっぷりとアナルオナニーを楽しむ為に。
…
「おじいちゃん先生どうしたの?ちょっとお顔赤いよ?」
そう言って顔を覗き込んでくるのは、いつもの学習支援に来ている犬獣人の少年だった。時刻は夕方を回る頃。他にも何人かの子どもたちが各々の課題に向かう中、どこか気になったのか少年は心配そうに声を掛けてくる。
「あ…ああ、大丈夫じゃよ。さっきまでちょっと外で動いておってな。」
そう言いつつ、虎崎老人の顔は確かに赤い。その姿はいつもの和服よりも動きやすいようにポロシャツにズボン姿ではあるが、顔が赤らみ薄っすらと汗の匂いが漂うのは今日は昼から近所の老人会仲間とゲートボールに興じていたからである。仲間内で和気藹々とゆったり楽しんだ後にいつもの学習支援の為に家に戻ってきて今に至る。
少年は少し納得がいかなそうに首をかしげていたものの、再び自分の宿題であるワークに向かって鉛筆を走らせ始めていた。それでも虎崎老人が気になるのか、しきりにちらちらと視線を向けている。勿論、虎崎もそれに気づかないはずもない。その視線が自身の大きな腹に向けられていることも。
思えば、この子は前から自分に懐いていたなと虎崎老人は考える。祖父にはもう先立たれており「おじいちゃんが生きてたらこんな感じなのかな?」なとど言われてもいた。自身も離れて暮らす息子夫婦に生まれた孫娘の事を思い出して微笑ましい気持ちになったものだった。
だからこそなのだろうか。この子はよく自分を見ている。もしかしたら、違和感にも気づいているのかもしれない…いや、気づいているのだろう。
だが…だからこそ、真相にたどり着くようなことがあってはならない。うまく誤魔化して切り抜けるのだ。
やがて子供たちはひとり、ふたりと自分の学習を終えて家に帰っていく。犬獣人の少年もまた、宿題のワークを終わらせてカバンにしまい込むと、玄関の前でぺこりとお辞儀をした。
「おじいちゃん先生、またね?」
「うむ…」
そう言って家を後にする少年。その後姿が生け垣の向こうに消えたことを確認すると、見送っていた虎崎老人もふう、と息をついた。玄関の引き戸を閉め、しっかりと鍵を掛けておく。磨りガラスの向こうでは沈みかけた太陽の光がキラリと光っているのに背を向け、再び居間へと戻ってきた。
先程まで子供たちが座り、学習していたその部屋。ほんの少しだけ開いたカーテンの隙間から差し込む西日が点灯した部屋の明かりにかき消される。そこに広がった子供たちがいた形跡を見て思い出しながら、ゴクリと息を飲んだ。
少しだけ慌て気味に、自分に落ち着くように心のなかで言い聞かせながら、ズボンを下ろしていく。まるでさっきまでそこにいた子供たちに見せつけるように、あらわになった下半身をさらけ出すだけで湧き上がってくる興奮にひくひくと大きな金玉袋が幾度かしゃくりあげていった。
しかし、そこから漏れるものはない。仮性包茎のふてぶてしいチンポには頑丈な金属の檻が覆いかぶさっており、先端から尿道へと深々と入り込んだものが内側から溢れ出そうとするザーメンをしっかりとせき止めていた。
これはアナル用の玩具を注文する過程で、ほんの興味本位でよく知らないまま一緒に購入したもの…だったのだが、今では普段遣いに愛用するまでになっている。勃起を抑制するためのものであることは知識にあったものの、尿道まで塞いで管理するものはその中でも殊更特殊なものである事は虎崎老人は未だに知る由もないのだが、本人は射精を強制的にせき止める事で漏れて服を汚すことがなくなると重宝していたりする。
「あ…も、もう我慢できん…♡」
そんなチンポを揺らしながら座卓に手をつきしゃがみ込む虎崎老人。大きな尻を突き出してみせれば、その中心にはぐっぽりと咥えこまれたアナルプラグの土台が見えている。何度か息を整え、大きく深呼吸をして腹に力を込めればそれは外へと押し出されていき、ぶちゅ…と卑猥な泡立ち音を立てながら産み落とされていく。
「ふぎぃ…ッ!」
大きく、大きく開いたアナルが限界まで引き伸ばされた瞬間、ゴポォ!と勢いよく弾むようにアナルから吐き出されたプラグが畳の上に転がった。ズッシリと重みのあるそれは半透明の黒いシリコンの塊。より大きく膨らんだ形のそれが抜け落ちたアナルは、まるで火山の火口のように盛り上がって中の肉襞をわずかに覗かせ、糸を引く腸液が畳の上へと滴り落ちていく。
今ので何度絶頂したのか、虎崎自身でも数え切れていない。それでもせき止められたままのチンポはイきたい出したいと繰り返し訴えるように貞操帯の中でビクビクと震え、その先端から僅かな先走り汁を滴らせる。
アナルを埋め尽くし、前立腺を押しつぶしていた大質量の塊が外に出たことによりほんの少しの休息を得たのもつかの間の話、大きく膨れた腹の中でごろり、と動く感覚に再び身を強張らせた。
「あ゙っ…お、おりてッ…ぎだぞぉ…ッ♡」
アナルプラグによって奥に押し込めていたものが、その質量で一気に降りてくるのを感じる。プラグが広げて塞いでいた直腸が再び埋め尽くされ、息づくように収縮するアナルのすぐ内側にそれらが到達したのを感じる間もなく、それは盛り上がった火口から顔を出す。
「ん゙ッ…♡ぉ゙…ぉおお゙~~ッ♡♡」
情けない声を上げる虎崎のアナルが再び内側から開いていき、拳大のアナルエッグが盛り上がった火口を押し開きながら外へと押し出されていく。柔らかくも広がる限界まで引き伸ばされたそこが充血して目一杯に開き切り、腸液にまみれたエッグの一番大きな部分を押し出すと同時、強烈に腸壁とアナルを擦りながら勢いよく産み落とされた瞬間、頭が真っ白になった。
アナル絶頂が止まらない。射精できないチンポが何度も貞操帯の中でヒクヒクと動き、金玉がしゃくりあげて出せないザーメンを外に送り出そうとする無駄な努力もまた興奮と快感へと変換される。
畳の上にはふたつ、みっつ…膨れた腹の中に押し込まれていた分が前立腺を殴りつけながら外へ出ようと殺到する勢いに押されるように、アナルもまた広がり捲れ上がって産卵する快感にブルブルと震えている。
もはや自身の体重をしゃがみ込んだ足では支えきれず、座卓に突っ伏した格好で産卵を続ける虎崎老人の足元にはすでに十を超えるアナルエッグが転がり、なおも腸液ぬらぬらと滑るアナルからは次のエッグが顔を出している。
いつ終わるともしれぬ産卵絶頂の中、虎崎はだらしなく口元を緩めて笑っていた。
もっと、もっとだ。もっと欲しい。
いつか、本物のチンポで、この爺の淫らな尻を孕ませて欲しい。
……………
「…ここでいいよな?住所よし、宛名よし…」
配達車から降りた恰幅の良いパンダの青年は、届ける予定の荷物をきちんと確認する。過去に誤配送してしまい、とんでもない大目玉を食らった事はもう思い出したくもないので慎重にもなる。しかもこの家、結構荷物が増えているなぁなどと呑気に考えていた。
特に今日の荷物はかなり大きい。そしてちょっと重い。しかも壊れ物ときた。配達員としてはなかなかご遠慮願いたい。
大荷物をえっちらおっちら抱え上げ、生け垣の影から子どもが出て挨拶をしてくるのに返事をしながら、玄関先まで運んでいく。
「こんちはー!お届け物でーす!」
「ああ、ちょいと待っててくれー…」
声をかければ、家の奥から家主の老虎が顔を出す。風邪でも引いているのだろうか、顔が赤いし少し怠そうにも見えるのだが。流石にちょっと心配なので声を掛けてみる。
「あの…大丈夫っすか?」
「ああ…すまんすまん。ちょっと寝とったもんでなぁ。これでいいかの?」
「あ、あざっす。」
正直少し気にはなったものの、受領印を受け取ればそのままだらだらと配達車まで戻る。
時刻は夕方前。このペースなら定時上がりできるだろうな、などと考えつつ、配達員は車に乗って走り去っていった。
その姿を見送った後、虎崎老人は届いた荷物を見やる。届け先は海外から、先日頼んでいたものが届いたのを確認し、口元が緩んでよだれが零れそうになるのを抑えてそれを自室である寝室に持ち込んでいく。
「ふ…ふふ…これを待っとったんじゃ…♡」
きちんと整理整頓はしてあるものの、毎日のようにアナニーを行っているせいかほんのりと卑猥な匂いが立ち込めている寝室。その中心で、待ちわびた品を目の前にして虎崎はごくりと喉を鳴らした。
そびえ立つのは虎崎の腕程もあろうサイズのディルド。表面は赤黒いマーブル状の色合い、大きく尖った亀頭の下には柔らかな棘がいくつも生えており、太い竿にもボコボコと無数の突起が見える。所謂ドラゴンのチンポを模したディルドなのだが、その根本にはずっしりとした大きな金玉までディテールされている。虎崎の顔ほどもある柔らかくも大きなそれは、匂いや粘度までしっかりと再現した疑似精液が溜め込まれているタンクである。
海外製の射精機能付きドラゴンバイブ、それがこのディルドの正体だった。
動作確認のためコンセントを繋いでスイッチを入れる。僅かな起動音と同時にぐねぐねと動くドラゴンチンポ、その先端から飛び出す疑似精液…それらを確認すれば、一度スイッチを切った。
「さて…愉しませて、貰おうかの…お゙ッ♡」
浴衣の裾から手を突っ込めば、大きな尻の谷間から生えている取っ手を手に取り、泡立つような音とともに引きずり出された拳大のアナルビーズが次々にくぐり抜けていくのにあわせて何度も絶頂する。弄り過ぎて縦割れになったアナルが何度も開いては腸液とローションの糸をねっとりと纏いながら最後のビーズを産み落とし、ごとん、と重い音を立てて床に落ちた。
おおよそ人の身体に入ると思われないその長さと大きさのビーズをそのままに、今度は今届いたばかりの新たなチンポへと向かう。
先ほど試運転した際に溢れた疑似精液にまみれた亀頭、その先端を縦割れになったアナルへとあてがっていく。ぬるぬると擦り付ける動きすらもどかしく、簡単に終わらせてしまうのももったいないと思わないこともない。
しかしやはり、それ以上にもう我慢ができないのだ。
「お゙ッ…♡ほ…ぉ゙…お゙ぉぉおおおッ!!♡♡」
ずぶん、と極太の竿がアナルを貫き、中の襞を広げていく。柔らかな肉壁と膨れた前立腺が棘で削られ引っ掻き回され、イボの突起で押しつぶされながら捏ね回されていく。先端が結腸まで届き、狭い入口をこじ開けながら更に奥まで貫いていく感覚。
絶頂の絶叫を上げながら、身体をのけぞらせてビクビクと震えながら、腰を上下させる動きは止まらない。
すでに射精をしなくなってどれだけ経つのか、装着したままになっているフラット貞操帯の中でチンポは完全に包皮の中に埋まり、絶頂するたびにわずかに空いた穴から汁を飛び散らせる。大きく育った金玉にはもう解放されることのなくなった濃厚なザーメンが溜め込まれてズッシリとした重みを持ち、腰振りのたびにびたんッ♡と太ももにあたってぶるぶると震えていた。
そうしているうちに、ドラゴンチンポが動き出す。下から上へ、根本から先端へ、グネグネと押し出すようにうねりながらその砲身で柔らかいアナルの中を奥へと向かって蹂躙していく。
まるでポンプのような動きで突き上げるのに合わせて、虎崎老人の腰の動きもまた激しく、より深くまでそれを受け入れていく。
「ひっ…ぅひぃぃ…ッ…♡」
濃厚でズッシリとした重い疑似精液が、腹の奥に出されていくのを感じる。膨れては萎び、底から先端まで打ち上げられて中まで届けられるそれが腸内を満たし腹を満たし、自身を孕ませていくのを感じながらも、腰を止めることができない。
ドラゴンチンポに犯され、グズグズになった頭でイくことだけを考えながら、老虎はアナル絶頂を味わいメスの喘ぎで吼え続ける。
「も、もっと…じゃ…本物…ホンモノ…チンポぉ…♡」
本当に、それが味わえるのかはわからない。だとしても、今このように犯され孕まされている快感を本物で感じられたら…そんな事を考えながら、再び大きな絶頂に向けて上り詰めていくのだった。
……………
一方その頃。
「はぁ…はぁ……♡」
虎崎老人がドラゴンチンポでアナニー絶頂を迎えている部屋の外。わずかに開いたカーテンから部屋の中を覗いているのは、学習支援で彼に懐いている犬獣人の少年だった。
塀と生け垣に隠れて外から見えない死角となったそこから、虎崎老人の痴態を覗き見ている。その股間…少年らしい短パンをずらしてそそり立ち、少年の手に余るほどに大きくなっているチンポを懸命に擦りながら、その先端からは年不相応の雄臭い汁がびゅるりと飛び散って塀を濡らしている。
「おじいちゃん先生…ぼく…♡」
びゅるり、と打ち上げられるのは濃厚で熱い若い精液。視線の先にあるドラゴンチンポ、それを咥え込んで捲れて盛り上がる老虎アナルを見やりながら、いつかそこに自分の子種をたっぷりと中出しする事を思い浮かべながら、もう一度ザーメンを打ち上げる。
お互いの願い事が叶う日は、そう遠くないのかもしれない。
おしまい。
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