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騒々しいレストランへようこそ!(番外編)【破壊者】DESTROYER 3
1
午前0時。カイは帰って、研究所には俺しかいない。膝まで長い黒コートを着て、コーヒーを飲み終わって、コップを片付けて、銃をコートの内ポケットにしまって、研究所の鍵を閉めた。さあ、仕事の時間だ。任務:暴力団関係の(実名不詳)の殺害。場所も場所。本来は、高所から狙い撃ちするのが楽だけど… そういう奴の行くところに限って、そんなのが通用しない場所。路地裏とか… 今だって、よりにもよって、路地裏。もしかしたら、乱暴で片付けなくちゃいけない。それが面倒なんだ… 路地裏で会話してる目標。さっ、さっさと殺すか。乾いた発砲音がした。それは目標の心臓を撃った…はずだった。
目標「ん?撃たれた?」
まさかの防弾… 乱暴で片付けるしかないか…
目標「誰だ!?」
…後ろ見たって遅いっつーの。
ガスト「おい」
そう言うと、目標は「え?」と謂いながら、上を向いた。それが最期。目標の首は刎(は)ねた。胴体は膝から無抵抗に崩れ、首は地面に転がり落ちた。双方から血が流れ、話し相手は驚愕し怯えている。
ガスト「誰にも話さないよな?」
話し相手「え!?な、何と…?」
驚愕のあまり声が裏返っている。
ガスト「誰にも話さないよな?」
話し相手「は、はい!」
ガスト「ふ~ん… 殺害現場、見られたからな~」
話し相手「ど、どうか!命だけは!」
そういって、額を地面に擦る。ごめん。そういう土下座には興味は無いんだ。再び乾いた発砲音がする。
暴力団A「てめぇ、何やってんだ!?」
暴力団B「この餓鬼~、殺してやるぅ~」
はぁ… 面倒だ。追加任務:暴力団一員の殺害。
暴力団A「おりゃぁーーーーー!」
初発から拳か… だったら拳で返してやるよ。殴る音がそこで鈍く響く。暴力団の一員は、そこで腹を抱え、倒れ込む。相当、痛かったんだろう。
暴力団B「この野郎ぉ!」
ごめん。正直、考えたくないけど、流石、脳筋。脳さえも筋肉で占められてしまったお馬鹿さんは、ここで伏せてろ。再び鈍い音。そして、乾いた銃声は2発。さて、帰るか。
2
研究所に戻った俺は、歯磨きしたあと、ソファでゆっくりと眠った。
3
翌朝
カイ、紅葉「おはよう!」
その声で起きる。
ガスト「…おはよう…」
お気持ち程度でも返してあげる。こんな幸せな日々が一生続くと思ってしまった。そんなことは置いといて、まだ微睡(まどろ)んでもらおう。いつも通り、俺は朝食をつくり始める。
カイ「今日は8時から予定あるのは解ってるよね。」
ガスト「ああ。」
カイ「悪いんだけどー、その予定、ガスト君は同行できないんだ。」
ガスト「え?」
カイ「だから、今日は紅葉の面倒を見てくれるかな?」
ガスト「ああ、解った。」
護衛である俺も同行が許されない予定。気にはなるけど、あまり詮索はしないでおこう。
午前7時半
カイ「じゃあ、行ってくるよ。」
ガスト、紅葉「いってらっしゃい」
ガタン
研究所に残ったのは2人。そこから1時間くらい、紅葉の友達や同級生の話をした。紅葉の通う学校は、動物種と人間が通う共同学校で、紅葉はそこで明るく友達と一緒に楽しい学校生活を送っていて、友達の中には、物忘れが激しい子がいたり、算数が大の苦手な子がいたりしていて、よくその子たちと、一緒に公園で遊んだりして、ありふれていて、俺にとってはどこか懐かしい気分になる、馬鹿げた話をしているらしい。
それから、紅葉は研究所にある紅葉の部屋でテレビを見たり、ゲームをしたりして、俺は研究室で読みかけの小説を読んでいた。それが2、3時間。この小説の内容は、瀕死の犬を助けた王子の話。瀕死の犬は、助けられた。だが、その国の王様は、そんな汚れた犬は飼いたくないと、拒否。王子は侍女に、それを伝えると、なんと酷いことだ。と。王子と侍女は、協力して、いつか犬を飼うことを求めた。これがあらすじ。
その後、時計は12時を指していたから、昼飯を食べた。紅葉の熱望が酷かったので、ミックスでつくったホットケーキを食べてました。自画自賛になるけど、美味しかった。その後は、仕事で疲れているだろうカイとどうしてもおやつを食べたい紅葉のために、チョコを買いに行った。はぁ…高い奴を買ってしまった…。ま、別にいいんだけど。それから紅葉とゆっくり遊び時を過ごす。どこか懐かしい思いをしながら。
それから、カイが夜6時に帰ってきて、外食をした。俺には高嶺の花というべき場所だった。それから、研究所で、カイは研究を、紅葉と俺はじゃれていた。
時計は夜9時を指した。カイは研究を止め、カイト君、とカイトを呼び出した。
カイト「どうしました?カイ先輩」
カイ「紅葉の様子、見ててくれるかな?」
カイト「はい!」
カイ「ガスト、行こう。」
ガスト「え?」
カイは俺を引っ張った、彼がどこに行きたいのか分からずに、連れてこられたは、研究所の中庭。中央に大木があった。
カイ「座ろ」
と、大木の根のところに座ろうとしていた。そこでゆっくりと時を過ごす。カイはしばらくしたら、俺の肩に頭を乗せ寝ていた。カイは俺よりも10歳も歳上なのに。
カイ「ん…、僕、寝てた?」
ガスト「ああ。」
カイ「え!?嘘、ごめん!」
ガスト「別にいいよ…」
カイ「もしも…このまま何事もなく過ごせたら…君と一緒に暮らそうよ。」
ガスト「え?いいのか?」
カイ「うん!『約束』しよっ!」
ガスト「あ、ああ…」
カイ「指きりげんまん、嘘ついたら針千本の~ます、指きった!」
そんなことをした瞬間、災厄は起きた。
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