すべからく(須)

  「最近の男はすべからく自分のことにしか興味がないのよ。」

  『エヴァ』より、赤木リツコの誤用。

  先づ「すべからく」に注目すると、「すべからず」に似てゐる事がわかる。

  語源で検索すると、矢張り「すべき」から来てゐるてふ事が分かつた。

  動詞の「す」と、「べし」の補助活用(カラ活用)「べから」とク語法([[jumpuri:文化廳 > https://www.bunka.go.jp/pr/publish/bunkachou_geppou/2012_07/series_10/series_10.html]])。

  「ク語法は、活用語の語尾に「く」「らく」が付いて名詞化する語法であるため、本来は「すべきであること」といふ名詞句になるが、副詞的に用ゐられて「當然」「是非とも」の意味になつた。」([[jumpuri:語源辞典 > https://gogen-yurai.jp/subekaraku/]])

  『エヴァ』のセリフは、「〜べし」の形を伴はないず、「興味がない」で終はる。「当然興味がない」は文意は通るが、会話が通じない。何故「当然」なのかが分からない。

  「須」について。漢和辞典が無いので、おそらく漢字辞典たちで代用する。

  「~すべきである」「~しなければならない」([[jumpuri:モジナビ > https://mojinavi.com/d/u9808]])

  「しなければならない。」([[jumpuri:漢字ぺディア > https://www.kanjipedia.jp/kanji/0003717600]])

  「~する必要がある」「~すべきである」「~しなければならない」([[jumpuri:漢字辞典オンライン > https://kanji.jitenon.jp/kanjie/2031.html]])

  副詞としての「すべからく」として

  「(義務の意味の動詞と呼応して)必ず。 是非とも。」([[jumpuri:ウィクショナリー > https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8F]])

  「当然、是非とも」(文化庁)

  「べき」なんかねえよ。うるせえよ。

  うるうるせえよ。うるせえよ。

  ベッキーはべきの冪乗で箒を完璧にベキベキにすべき。

  高校漢文の再読文字「すべからく〜べし」として。

  「ぜひとも~する必要がある」([[jumpuri:トライイット > https://www.try-it.jp/chapters-14476/sections-14477/lessons-14833/practice-3/]])

  

  「須熟読玩味」([[jumpuri:同 > https://www.try-it.jp/chapters-14476/sections-14477/lessons-14833/]])

  「ぜひともじつくり読んで、深く味はふ必要がある」ですね。「熟読」して「味はふ」から、漢詩の事でせうね。

  須讀、須走、須學

  「ぜひとも読む必要がある」

  「ぜひとも逃げる必要がある」

  「ぜひとも学ぶ必要がある」

  うるせ〜〜私に指圖するな〜〜!!

  須盡酔

  「ぜひともとことん酔う必要がある」

  須常思病苦之時

  「ぜひとも病気になつて苦しんだ時のことを、いつも考へる必要がある。」

  須山も須藤も須佐之男命も、「すべき」つて意味無くなつてる。