アレフ、ラメッド、フェー:ヘブライ文字の縛りプレイ

  أ

  אלף‎, אָלֶף アレフ(ʾalef)

  ウィキペディア([[jumpuri: ja.wikipedia.org/wiki/א > https://ja.wikipedia.org/wiki/%D7%90]])では、ヘブライ数字を意味するダブルクォーテーションマーク「ゲルシャイム」がついてゐたので、全部外しておいた。

  ヘブライ数字や数秘術、カバラー、セフィロトの樹は沼である。例えば獣の数字 666 はローマ皇帝を表してゐるだとか。

  「15 は 10+5(יה‎)ではなく、9+6(טו‎)と書く。また 16 も 10+6(יו‎)ではなく 9+7(טז‎)と書く。これは、「יה‎」が神の名の最初の2文字であること、יו‎ も固有名詞で神の名の略形として使われるため、それを避けたものである。」

  ウィキペディア「ヘブライ数字」より

  さて、ヘブライ文字はアレフ以外にあと二十一と五文字存在する。

  ج

  למד‎, לָמֶד ラメッド(lamed)

  פא סופית フェー ソフィート(fe)

  ه

  מם‎, מֵם MEMちょ

  דלת‎, דָּלֶת ダレット(dalet)

  פא‎, פֵּא‎ フェーまたはペー(pe)

  סמך‎, סָמֵך サメフ(samekh)、入力画面では丸いが、スマホのキーボードやウィキペディアの画像では、左上が尖つてゐる。

  וו‎, וָו ヴァヴ(vav) ウィキペディアの文字は、他の縦棒シリーズと見分け易い、曲がつた字体も紹介されてゐる。手書きの方は明らかに曲げた方が良いので、手書き体なのかも知れない。

  יוד‎, יוֹד ヨッド(yod) ウィキペディアの字体は折れ曲がつてゐる。

  תו‎, תָּו タヴ(tav) キリル文字の л に似てるやつ

  ز

  מם סופית メム ソフィート

  כף סופית ハフ ソフィート

  ط

  כף‎, כָּף ハフ(kh? /x/)、カフ(kaf, /k/)

  以上。

  アレフ、ラメッド、メム、ダレット、フェー、サメフ、ヴァヴ、

  ヨッド、タヴ、ハフ、

  及び、語末形三文字の計十三文字。

  [chapter:ニクード]

  [uploadedimage:19100645] アレフがいつぱい。

  母音記号のニクダーはたくさん種類があるが、現代ヘブライ語では、a, e, i, o, u の五つの母音に纏められてゐる。

  伝統的にヒブル語聖書を発音する時に使はれてきた、ティべリア式発音から紹介しやう。

  אָ カマツ ā [ɑː] / o [ɑ]

  אֶ セゴール e / é [ɛ(ː)]

  אֵ ツェーレー ē [eː]

  וֹ ホラム ō [oː]

  一方十九世紀に復活した現代ヘブライ語では、

  a [a](長母音) / o [o̞](短母音)

  後者を小さいカマツ(カマツ・カタン)といひ、デュオリンゴでは前者に比べて稀(rare、レア)とされてゐる。

  e [e̞](短母音)

  e [e̞](長母音)

  o [o̞](長母音)

  長母音なら、アーレフぢやないか?

  グーグル翻訳は אָלֶף を Olef と翻字してしまふ。

  日本語的には長母音は省略して書く事が多い。

  ソークラテース、プラトーン、アリストテレース、ミュケーナイ、ホメーロス、ヘーロドトス、ヘーシオドス、ペロポネーソス、ヒポクラテース。

  ラテン語ならウルガータ(教会式発音でウルガタ。長母音が無いので、ローマ字読みにより近い)。ガーイウス・ユーリウス。

  ネイティブの発音ではメーム、サメーフ(ツェーレー ē [eː])、或いは、アーレーフ、ラーメード、ダーレート、サーメーフ、ヴァーヴ、ヨード(ホラム ō [oː])、ターヴ、ハーフ(カーマツ ā [ɑː]、セーゴール é [ɛː])のやうな感じになるのだらうか。

  נְקֻדָּה‎ ニクダー、意味は「点」。

  無点表記:נקודה(nkvdh) ヴァヴが増へるのが不思議だ。

  子音字が三つ; n, k, h, それとニクードが 2種類増へた。

  נִקּוּד ニクード(無点表記:נקוד nkvd)

  נְקֻדּוֹת 聖書ヒブル語でニクダーの複数形。nkvdt

  קָמַץ (גָּדוֹל) kamatz/kamats (gadol) (大きな)カマツ

  קָמַץ קָטָן kamatz/kamats katan

  סֶגוֹל segol

  [chapter:ルーモス]

  [uploadedimage:19100466]vyo'mer 'elhym yhy 'or vyhy 'or

  エロヒームは分かる。

  ヤフヤー・オール、ヴェ・ヤフヤー・オール だつたかな。

  ヴェは and の意味だ。

  エロヒームは光あれと言つた。すると光があつた。

  こんな感じだらうか。

  セム語派は VSO なのか?

  ヤフヤー(yhy)が命令形でも形が変化しない動詞なので難しいが、光は「オール('or)」だといふ事が分かつた。

  聖書には朗読記号が多く付されてゐるのか、ニクードでない不可解な文字が多い。

  解らないものは存在しない。

  つまりこれで良いのだ。