引きこもつてゐると、温湿度計が慾しくなる。
夏の暑さも、冬の寒さも、
外気温と部屋の温度と、どれくらいしか違はないか知りたくなる。
37度弱の體温を有する生物がゐるこの部屋。
體重だらうと体脂肪率だらうと筋肉量だらうと運動量だらうと糖質だらうと、大切なのは数字で見る事だ。
管理するとは知ることであり、記録する事である。
10度だと、血流量とか心拍とかに優位に影響が出るらしい。
夏は30度以上は、扇風機では耐えられない暑さだ。
発汗で下げられる温度を超えてしまふらしい。
節約には温湿度計が要る。
百均のではダメだ。端から狂つてる。
どの位のものが良いのか、検討も付かない。
また冷たい空気は部屋の底に沈む。
温湿度計を高いところ(1mくらゐ)においても、肌感覚と合はないかも知れない。
そんな話をしてゐたら、背中が寒い。
晝の二時に起きた。
米が美味い。
外気温は十度しかない。
部屋が寒すぎて、クリスマスソングの高音が刺さる様に聞こえる。まるで夜の女王のアリアみたいだ。
しつとりした男聲の低音のバラードも、映画「ジョーカー」の、バットマンの両親が雪の降る街で、刺されるシーンしか頭に浮かばないだらう。