「ねぇ、なんで肉食は草食に見つかったら行けないの?」
俺が自分達の暮しに疑問を持ったのはまだ精通もしていない頃だった。
「それは、今は肉食が草食に見つかると奴隷にされてしまうからなんだ。だけどいつか、肉食も自由になる日が来るさ。」
親父にそう説明された事を今でも覚えている。
別に肉食は肉を食べなくても生きていけるし禁断症状が出る訳でもない。
だが草食達は俺たち肉食に危険だとイメージを植え付け差別した事で今に至るようだ。
でも俺は今の生活に不満がある訳では無い山奥の隠れ里の生活は別に不便では無いし食べ物に困っている訳でも無い。
この穏やかな生活がいつまでも続くと思っていた。
その日俺はいつものように里の門番の仕事で門の前に立ち辺りを見渡す。
「?今日はやけに霧が濃いな」
濃い霧の中目を凝らしていると霧の中から人影が浮き上がってくる。
「誰だ!」
すると霧の中から兎の様な長い耳を持った獣人の背の低い男が現れる。
男は黒いガスマスクの様なものを着けている。
「草食か......」
「へぇ、小さい村だって聞いてたから期待してなかったけど結構いいのがいるじゃん。君は僕が貰おうかな。」
ガスマスクのせいで口元は見えないがニヤニヤと馬鹿にした様な笑みを浮かべているのがわかった。
槍を腰を低くして構えようとするが脚に力が入らず地面に膝を付いてしまう。
「やっと効いてきた?睡眠ガスをこの辺りに撒いたんだよ。肉食は草食に逆らっちゃダメなんだよ?」
俺の意識はそこで途切れてた。
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そして目が覚めると俺は質素な部屋の中で裸で寝ていた。
部屋の中にはベッドと椅子と机、鏡だけが置いてありドアには鍵が掛かっている。
もう一つドアがあったがそこは風呂場のようだった。
鏡を見てみると首にバーコードの様なものがつけられている。
「なんだこれ……気持ち悪いな」
手で擦ってインクが落ちないか試して見だが全く落ちる気配がない。
しばらく部屋の中を探っていると鏡が突然光だし、村を襲ってきた兎獣人の顔が映し出される。
ガスマスクを外しており思っていたより幼い顔をしていた。
「おーい、見えてる?聞こえてる?気づいていたら鏡の前の椅子に座ってくれる?」
俺が言われた通りに座ると兎獣人は少し予想が外れた様な顔をした後満足そうな表情をした。
「へぇ、意外と素直だね?もっと反発して来ると思ってたのに」
「どうせ逃すつもりはないんだろ?他の奴らは無事なのか?」
「まぁ、一応無事だよ?君たち肉食は大切な資源だからね殺されてるとかはないと思うよ?」
「資源だと!?ふざけるな!お前たちは家畜じゃないぞ!」
怒りに任せて怒鳴りつけるが兎獣人には全く堪えていない様でヘラヘラとしている。
「そんなに怒らないでよ。それにウチではちゃんと働けば自由になれるし、しかも君の家族くらいは助けられる位は稼げるのかもしれないよ?」
「何?嘘じゃないだろうな?どうしたら助られる?」
「君にはここで娼夫として働いてもらうよ。」
「娼夫だと?」
「そう、草食の精力って結構すごくてね何処かで発散しないと生活に支障が出るから君たち肉食に相手をしてもらっているのさ。給料も良いから自分を買い戻して家族だって助けてあげられるかもしれないよ?」
娼夫など到底受け入れ難い、しかも本当に助かる確証もないが従うしかない事に俺は目の前の兎を睨みつけながら兎の提案を受け入れる。
「やってくれる?君人気出ると思うよ、体格も顔を良いから。じゃあまずこの店のシステムを教えるね。まず名前を教えてもらえる?」
「なぜ、名前を教える必要がある?」
「?、必要でしょ?指名してもらう時名前がないと不便じゃん。教えたくないならこっちで勝手に決めちゃうよ?」
「....ガルアだ」
兎獣人は俺の名前を聞いて頷いた後説明を始めた。
「ではガルアくん、僕が経営しているこの店の説明をするね。ここは君を含めた娼夫が働く店だルールはお客様に危害を加えないこと。給料は君が客の相手をした時間だけ出させてもらう。そして客に指名してもらう為にはこのリングからガルア君のチンポとお尻を出して客にアピールしてもらってそれをお客様が自由に使う。それで気に入られたら指名してもらって個室で相手をする。」
すると鏡の中から二つのリングが出てくる。
「それを君のチンポとお尻にはめてもらっても良い?」
何か兎獣人がスイッチを起動するとリングノ内側が黒いポータルの様なものになる。
「このポータルから君のチンポとお尻を出してお客様に使ってもらう仕組みさ。」
兎獣人はもう一組ポータルリングを取り出して見せてくる。おそらく兎獣人が持っているリングから俺の男根が出てくるのだろう。
「.....わかった。」
俺はリングを手に取り自分の男根に近づけ、装着する。
「これでいいのか?」
つけた後の股間は男根はなくリングが張り付いている。慣れない光景で気持ちが悪い。
「じゃあお尻もお願いね。」
兎獣人は俺の尻にリングを近づけ尻を突き出す様な体制で顔を恥ずかしさで赤くしながらリングをはめる。
「綺麗な色してるね。ちなみに使ったことは?」
「あるわけ無いだろ!」
「じゃあ初物だ!やっぱりお客様も初めての方が嬉しいからね。」
「なっ!変な事言うな!」
「ははは、ごめんごめん。じゃあこれで準備は済んだから君は寝てても良いよ。触られた感触があったら頑張ってアピールするんだよ?」
そう言うと鏡から兎獣人の姿が消えてただの鏡に戻る。
「おい!まて!」
引き止めようとするが兎獣人が返事をする事はなく数秒の沈黙が部屋に訪れ俺は溜息をつき諦めて男根と尻が無くなった自分の身体を眺める。
リングはピッタリと張り付いて取れそうにない。
部屋のベッドに転がり天井を見上げしばらくすると下半身に違和感を感じる。
男根にまるでギリギリ触れない位置で遊ばれている。そんなもどかしい刺激とも言えない感覚がする。
「くそ....」
今すぐ男根を掴みたいが、リングのせいで自分で触ることすらできない。
「ふっ....くぅ」
2、3分間接的な刺激を繰り返されてしまえば嫌でも敏感になってしまう。
リングの向こうで男根に熱が集まっているのを感じ見なくても勃起しているのが分かる。
誰かも分からない奴の前で男根を晒し勃起させられ弄ばれているのを想像すると恥ずかしさと悔しさで顔が真っ赤になる。
「くっ、今度はなんだっ」
今度は男根への刺激はそのままに尻を両手で鷲掴みされている感覚が伝わる。
尻たぶを左右に開かれ穴の入り口付近を優しくなぞられときどき尻尾を撫でられ背中にゾクゾクとした感覚が走る。
「お、おい!何処を触ってるんだ!」
怒鳴っても誰もいない部屋に自分の声が響くだけで尻を触っている手は動きを止まる事はない。
それどころか尻の毛を逆撫でたり尻の穴を指で押してきたりとこちらの反応を楽しんでいるかの様だった。
(何処かで俺の反応を見てるのか?)
兎獣人が鏡から出てきたのを思い出す。おそらくあの鏡にカメラか何かが内蔵されていて俺の反応をモニタニングしているのだろう。
「おい!誰だか知らんが半端にするなよ....覚悟はできている...さっさとやれ」
俺がそう言うとやはり何処からか見ているのだろう動きがピタリと止まる。
(しまった.....機嫌を損ねてしまっただろうか..これでは金を稼げない....)
このまま機嫌を損ねていてはいくら経っても家族を助けるどころが自分を買い戻すこともできないと焦り何処かで見ている客に話しかけようとすると尻と男根に冷たくヌルッとした液体をかけられた感覚が走る。
(水か?油?)
冷たい粘液の感覚に驚いたが直ぐにそのヌルヌルとした液体を全身に塗られていく。
ポータルの向こう側の液体を塗られた場所がジンジンと少しずつ熱くなりやがて全身が火照り出す。
「ふっ....んんっ」
液体を塗られた部分がまるで性感帯にでもなったかの様に敏感になり撫でられただけでも身体がビクリと震える。
未だ男根を触る気配は無いが太ももや尻を嫌らしい手つきで触られ男根から我慢汁を垂らし抑えようとしても身体が震えて反応してしまう。
家族や仲間を助けるためと割り切っていたがそれでも知らない相手に秘部を好き勝手に弄られることを受け入れることなどそうそうできず早く終わってくれと願うことしかできない。
だがそんなガルアの願いが相手に届くわけもなくついに男根に手がかけられる。
ビクッ!
とガルアの体が跳ね上がる。先程塗りたくられた液体とこれまでのもどかしい刺激のせいでガルアの男根はドクドクと我慢汁の涙を流してこれからくる刺激を待ちわびていた。
「ふーっ、ふーっ。さっさとやれ...」
股間のリングを睨み強気な態度をとっているがガルアの身体はいつのまにか全身から出た汗でぐっしょりと濡れて肩で息をしていた。
ヌルッとした感覚で男根を握られるとゾワゾワと鳥肌が立ち思わず声が出てしまいそうになる。
「ん……ふっ、んぅ」
(だめだ……声を抑えるんだ。何処で誰が聞いているかわかったものじゃ無い)
声を漏らすまいと歯を食いしばり襲ってくる快楽に必死に耐えようとする。
すると突然、亀頭を弾かれた様なな感覚がガルアを襲う。
「ふぁあっ!」
襲ってきた突然の快感に思わず声を出し誰もいない部屋で腰を浮かべてシーツが破けてしまうのではないかと言うほど強く握りしめる。
続けて裏筋を強めにぐりぐりと押し付け、同時に先っぽを指でトントンと刺激される。
浮いた腰がヘコヘコと上下し止まらなくなる。
「うぁ、あっ、あっ!くっ!」
情けない声を抑えられず喘ぎ声をあげてしまう。
亀頭と裏筋の刺激にだらしなく口を開いて犬のように舌を出して息を吐く。
そして手が男根を包みゆっくりと上下に扱き出す。
聞こえないはずなのにグチュグチュと音が聞こえくる気がしていよいよガルアの限界が近づいてくる。
射精を我慢することに意味などないが誰かも分からない奴の手でイかされる羞恥心とプライドがガルアを許さない。
だが、それを許すまいとするかのように男根を扱いている手が加速し射精への階段を登らされていく。
「くそ!んぐっ……やめろ!」
ガルアは必死に懇願するが、手は止まるどころかさらにスピードを上げていく。
(だめだっ!出る!)
ガルアは思い切り腹筋に力を入れて射精しないように全力で踏ん張るがそんな抵抗も虚しく鈴口から勢いよく精液が溢れ出す。
「ぐぅうううううっ!!」
ドピュッっと我慢していた分勢いよく精液がガルアの男根から放たれ勢いをなくした後もドプドプと垂れ流していく。
「はぁ、はぁ……」
射精の脱力感と絶頂後の快楽で頭がぼーっとし上手く思考することができない。
(イかされた……)
ガルアはぼんやりとする頭で悔しさと情けなさを噛み締めていた。
すると男根から指が離される。
「終わったか...」
そう呟いた瞬間。今度は尻尾を掴まれ優しく根本から先までを引っ張りあげられる。
「んひっ!?まて!尻尾は!」
獣人にとって尻尾は性感帯であるがそれはガルアにとっても例外は無くむしろ他人が感じるよりも敏感な場所だった。
今まで刺激が強すぎて自分でもまともに触ったことのない部分を優しく揉まれたり撫でられたりされる。
「んんぅ、くぅん」
(だめだ!こんなっ!)
優しく撫でられているだけなのに身体の奥から何かが込み上げて来るのを感じる。
尻尾を握られる度に男根を触られるのとはまた違う快感が体を走り力の入らない手でシーツを掴みなんとか耐えようとする。
暫くして尻尾に飽きたのか手が離される。
ベッドから身体を起こし息を整えようと静かに息をするが快楽の余韻で身体が小さく跳ねベッドの上で内股になり脚を擦り合わせてしまう。
「はっ.....はぁ....」
すると再び手がお尻を撫で始める。
(またか……)
今度は尻たぶを左右に開かれ、肛門の周りをクルクルと優しく撫でられる。
今度はそこに挿れるのだろう。
覚悟はしていたがいざされるとなると嫌で仕方ないがせめてもの抵抗で声を出さないようにに熱った身体を落ち着け手で口をおさえる。
しかしそんなガルアを嘲笑うかの様に手が割れ目に沿って動き秘部の入り口を指でなぞられる。
ゾクゾクッ!!とした感覚に身体を小さく跳ねさせ快楽の波に耐える。
指が離れたと思ったら今度は尻尾の付け根から肛門までの間を何度も撫でてくる。
(くそっまだ焦らしてくるのか)
撫でられる度にビクビクと身体が反応し男根からはダラダラと我慢汁を垂らす。
「ふぅ……ふぅ……」
(なんだこの感覚は……気持ち悪いはずなのに)
そしてついに指が尻穴にツプリと入ってくる。
初めての感覚で気持ち悪いはずなのに何故か身体は興奮してしまいまた先走りが溢れ出す。
尻穴の入り口付近を何度も指で広げられたかと思うとズプっと勢いよく第二関節くらいまで一気に挿れられる。
「うっ!」
初めて入ってくる異物感に思わず声が上がってしまう。
そんなガルアの反応を気にもとめずに中を確かめるようにグリグリと腸壁を刺激され、かと思えば焦らす様に優しくゆっくり抜かれる。
一度奥まで挿れたかと思うと中で指を動かして探る様な動きをする。
そして何かを見つけたかのようにコリッとそこを指先で強く押される。
「んあっ!?」
その瞬間。ビクッと背中が大きく反り返る。
(なんだ!?今のは……)
今までとは比べ物にならない快楽の波に戸惑いを隠せない。
そんなガルアを無視して再び指でその場所をトントンとリズミカルに刺激する。
「っ、おっ.....ふっ....く....ぅ!」
絶え間なく押し寄せてくる快楽の波にガルアは身体を震わせ声を漏らさないようにと必死に手で口をおさえる。
そしてグリッと強く刺激され2本の指がバラバラに腸内で動き始める。
「お、あっ、あっ」
今まで感じたことのない感覚に戸惑うがお尻からの快感は今までの比では無く思わず声が出てしまう。
(おかしい!尻で気持ちよくなるはずが無いのに、何でこんな!?)
そんな事を考えている間も指は無慈悲に尻穴を解し続ける。
「あっ、やめっ!ふっ……ぐぅん!」
腸内を指で掻き回される度に指が動く度にグチュグチュと卑猥な音が頭に響く。
2本の指で円を描くように何度も腸壁をなぞられ、今度は指を左右に開かれまたローションを塗られる。
そしてそのまま2本の指で中を確認する様に大きく広げられる。
今まで外気に触れることの無かった部分に冷たい空気を感じ無意識に括約筋がヒクつく。
これから自分の雄穴に挿れられるのであろうとガルアは予想してその時を静かに待っていたがガルアの雄穴に相手の雄根が来ることはなかった。
ガルアが不思議に思っているとポータルが一瞬光るり尻と雄根がガルアの元に戻りリングがベッドにポトリと落ちた。
「終わったのか....」
安堵のため息を吐きしばし放心状態で部屋のドアを眺めているとドアの向こうから兎獣人の声が聞こえてきた。
「ガルア君お疲れ様。お疲れのところ悪いんだけどお客様が君を指名してくれたみたいだよ?」