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10月下旬
俺はいつものように『欠席します』と学校に連絡をいれ、朝食のトーストにかじりついた。
ゴクリと飲み込んだあとトーストを触っていない指でテレビリモコンのボタンを押し、適当にチャンネルをまわしていると一つのニュースが目に止まった。
そのニュースのニュースキャスターは深刻な顔をしていた。まぁ、ニュースで深刻な顔をしないニュースキャスターはいないだろう。しかし、特別といっていいほど深刻な顔をしていた。そして、重い口を開きニュースを伝えようとした直後にテレビを消した。何だかいやな予感がした。
手を洗い、再び眠りにつこうとした瞬間にドドドと何かの足音が聞こえた。何の足音か考え用とした瞬間に悲劇は襲った。
ドッカラガッシャアアアアアッン
俺の家の一部が破壊された。
俺の家の一部がを壊したのは大き過ぎる狼の様な生き物だった。驚いたが、大き過ぎる狼は何処かへと逃げようとしたから止めようとした。が、そんな簡単に止められるはずがない。大き過ぎる狼は俺の知っている場所へと向かって行った。
俺は小さく舌打ちして、拳を震わせた。
『リホームいくらかかると思ってんだよ‼』
叫び終わるとため息をつき、もうどんぐらい着ていないかわからない制服を着た。大き過ぎる狼…長いし呼びづらいな。
まぁ、バケモンが向かった場所は学校だった。
あくまで予測だがバケモンの飼い主が学校にいるかもしれない。
それなら、飼い主にリホーム代を払ってもらうか。
そんなことを思いながらくつを履き学校へと向かった。
学校の中に入ろうとしたが校門がしまっていた。
『何で閉まってんだよ‼』
校門をガシャンガシャン揺らしていると人影が見えた。
鳶色の髪の毛。
俺より高い身長。
少し長いまつげ。
世にいう美少年が立っていた。
そいつは風紀委員と書かれた腕章を腕につけていた。
「校門を壊そうとしている身長172㎝成績全国最下位彼女いない歴17年目の不良少年がいると生徒から報告を受けたのだがお前か?」
『なんで、そんなことを知ってんだよ‼』
「やはり、お前か。ついて来い、生徒指導室はこっちだ!」
『いや、校門がしまっていたからガシャンガシャンしてただけなんだけど⁉』
「ガシャンガシャンがどれだけの犠牲を出しているのかお前は知っているのか⁉」
『知らねーよ‼つーか、お前誰だよ‼つーか、俺急いでるんだからどいてくれ‼』
そいつは何かはっとした様に大きく目を開いた。
「すまない。俺は2年B組の木賊だ。急いでいたんだな。というか、遅刻してる時点でもう遅いんじゃないか?」
急に冷静になられても困るんだが。
『あのさ、大き過ぎる狼…バケモンがこなかったか?」
木賊はまた大きく目を開いた。今度は、驚いているようだった。
「お前…ヤツを知ってるのか?」
『ヤツって…ていうことはお前も知っているのか⁉』
「あ、あぁ。知ってる。ヤツの飼い主はこの学校の生徒だ。」
『ヤツの居場所は知っているのか?』
「こっちだ!」
木賊へついていくと学校の裏についた。
「いいか?ヤツを完全に包囲するぞ!」
包囲という言葉に反応してしまう。刑事ドラマでなんかよくある…
「俺達は完全に包囲されている‼」
あれ?なんか違くね?
しかし、その意味はすぐにわかった。
ヤツが…俺達を完全に包囲していた。
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