秘密を隠すのは難しい2。

  翌朝、狼の抱き枕にされている状態で目を覚ます。

  「んーー」

  相変わらず狼の腕ば俺をガッチリと捕まえて少しも緩まない。

  「んっ……んんっ……んーー」

  俺は何とか抜け出そうとするがやはりびくともしない。

  「おい……起きてるなら離せ」

  いくら動いても狼の腕の拘束の硬さが緩まないのでおかしいと思い俺は狼に聞こえるように少し声を落として言う。

  「…………」

  「……おい?」

  反応がないので耳を澄ませてみるとスゥースゥーと規則正しい寝息が聞こえて来るマジで寝ているらしい。

  今日は朝から自由だからこのまま狼が起きるまで待っていてもいいがそのうち発情止めの薬の効果が切れてしまうかもしれないし、背中に狼のあれが当たってあまり余裕がない。

  仕方ないので狼の腕に甘噛みよりも少し強めに噛み付く。

  「イテッ!なんだ!?」

  痛みで目が覚めた狼は驚いて腕の中にいる俺をみる。

  「早く離せ馬鹿狼」

  俺は狼にそう言いながら睨みつける。

  「あっ、悪い。」

  狼の抱き枕拘束から解放された俺は狼から離れ、ベッドの端まで移動して俺が噛みついた腕をさすっている狼を睨む。

  「たくっ、お前寝相悪すぎ。」

  今日は朝から夜まで各自、自由行動なのであまり急ぐ必要はないが観光に行きたい。

  発情止めの薬を鞄の中から探し、匂い消しや着替えをするための物を持って洗面所に向かう。

  「狼、いつまで腕、摩ってんだよ観光しに行くんだろ準備するぞ。」

  俺はまだ腕を摩っている狼に早く準備するように言う。

  「おう!」

  すると観光と聞いてさっきまでしょんぼりしていたのにすぐに機嫌が治ったようで鼻歌を歌いながら準備している。

  俺も準備をするために洗面所に入り念のため鍵をかける。

  発情止めの薬を飲み、匂い消しを使い香水を吹きかけ、そして寝巻から外行き用の服に着替える。

  白いのシャツにガーデングラスの長いズボンを穿いて黒のコートは後で着るので置いておく。

  残りの薬はまた帰って来たら飲むので服のポケットに入れておく。

  「犬?なんで鍵してんだ?俺も歯を磨きたいから開けてくれ。」

  匂い消しや発情止めの薬も飲んだので問題ないだろうと思い、洗面所のドアを開ける。

  もう狼は外行き用の服に着替えていていたが狼が来ていた服に俺はため息が出てしまう。

  「なんでジャージなんだよ…」

  上下黒のジャージでこれにマスクでもつけたら完全に不審者の完成だ。

  「?、駄目か?いいだろこれでも?」

  狼は何かおかしなとこでもあるかと言うような感じでジャージの裾を引っ張っている。

  「後でお前の服も買うぞ。」

  狼は首を傾げているがこれは決定事項だ。

  「なぁ?どこに観光しにいく?とりあえず駅の近くをぶらつくか?それともこの辺りを散策するか?どうする?」

  二人で鏡に向かって歯を磨いていると狼は上機嫌に聞いてくる。

  「そうだな、おすすめの場所とかホテルの人に聞いてみるか。」

  そんなことを話しながら準備をすましてエレベーターを使いロビーに降りてカウンターにいた従業員の人に話しかける。

  「あの、ここの近くで有名な観光地ってありますか?」

  「それでしたら、近くに神社がありますよ。今の時期なら露店もあるのでおすすめです。」

  俺はスマホを取り出して地図で場所を教えてもらい、ついでに服が売っている場所も教えてもらいお礼を言ってから外に出る。

  「それじゃあ、そこ行こうぜ。」

  俺達は部屋のカギをフロントに預けて外に出て目的地に向かって歩き始める。

  「まずは、お前の服を買うぞ。」

  俺は隣にいる狼に言う。

  「えっ、別にいらないけど。」

  狼は俺の言葉に不思議そうな顔をしているが俺は気にせず続ける。

  「いいから、行くぞ。お前背高いんだからもっと服装に気を使えよ。」

  そう言いながら一つ目の目的地である服屋に狼の手を掴んで引っ張って入る。

  ホテルの従業員さんに教えてもらった服屋はかなり大きな見せてスーツや普段着などかなりの種類があった。

  「へぇー、こんなに色々あるのか。すげぇな。」

  狼は感心したように店内を見渡している。尻尾がゆっくりと揺れていることを見れば嫌がってはいないとわかったので少し安心する。

  「でもよぉ、どれ選んだらいいのかわかんねからなぁ。」

  狼はズボンやパーカーなどの服を持って首を傾げて俺に助けを求めるような視線で行ってくる。

  「.....分かった、俺が選ぶから。文句言うなよ。」

  俺がそう言うと狼はパッと表情を明るくして何度も頷く。

  しばらく店を回ってから狼に似合いそうな服を選んでいく。

  オレンジ色のチノパンツと白のシャツそして勝色のロングコートを渡して試着させる。

  「どうだ?」

  着替え終わった狼がカーテンを開けて出てくる。

  「うん、いいんじゃないか?」

  狼の姿を見てみ満足して頷く。

  「そうか!ありがとな!」

  元々着ていた服は店でもらった紙袋に入れる。

  そして本来の目的地の神社に向かう。

  「なぁ、俺、腹減ったんだけどなんか食べようぜ。」

  しばらく歩いていると神社に近づいている様で屋台が立ち並び狼の腹の虫がなる。

  「そういえば朝もまだだったな、どの屋台にする?」

  俺が聞くと狼のは鼻をスンスンさせて良さそうな屋台を見つけていく。

  地元の屋台や珍しい食べ物を食べながら進んでいると鳥居の前まで来ていた。

  「へぇ~結構、人が来てるみたいだな。」

  「本当だな。」

  俺達が着いた時には参拝客が列を作っていて少し時間がかかりそうだ。

  最後尾に並び順番を待っていると時間がゆっくり流れている様に感じる。

  「ここってどんな神様が祀られてるんだろうな。」

  少し暇になってきたのか狼が聞いてくる。

  「確か……恋愛成就とか縁結びの神様って聞いた気がするけど詳しくは知らない。」

  「ふーん、そういうのはあんまり興味ない感じなのか?」

  「別に……俺、彼女いない歴=年齢だからな。」

  何よりこんな身体では恋愛なんてできやしないだろうと俺は諦めている。

  「そっか、俺はまあ無理だろうけどお願いしてみる。」

  「えっ、お前好きな人いるの?」

  「いや、まあ、そんなところかな。」

  「ふーん、まあいいけど。」

  俺は狼の好きな人に興味があるがあえて聞かなかった。

  「おっ、もうすぐ俺たちの番だぞ。」

  賽銭を投げて目を瞑り手を合わせる、俺は特別相手もいないので狼の願いが叶うようにと自分もダメ元でいい相手に出会えるようにとお願いした。

  願い事を終え、横にそれて俺は狼の方を見る。

  まだ祈っているようで真剣な表情に、コイツにもそう言う相手がいるのかと思うと少し寂しくなってしまった。

  (まあ、俺には関係ないことだし気にする必要もないよな……。)

  俺が狼の横顔を見てボーっとしているとその視線に気付いたのか狼もこっちを見てきた。

  「なんだ?なんかついてるか?」

  「いや、何でもない。」

  「そうか?じゃああれやってみようぜ!」

  狼が指を指した方をみると恋みくじがあった。

  少し変わったみくじのようで大吉などは書かれておらずアドバイスが書かれておりおまけでとんぼ玉が一緒に入っているらしい。

  少し高いが思い出作りに丁度いいだろう。

  アドバイスは待っていれば必ず相手が訪れると言う感じの内容だった。

  「待っていれば来るか....狼、お前はどうだった?」

  「ん?あぁ、相手のことをよく理解しましょうだって。」

  狼はそういいながら俺を見つめてくる。

  「なんだよ、じっと見て」

  「いや、なんでもねぇよ。それよりとんぼ玉どんなのが入ってた?」

  狼の様子がおかしいが気にしても仕方ないのでおみくじの袋からとんぼ玉を取り出す。

  「ほら、これだな。」

  俺はとんぼ玉の紐の部分を摘み狼に見せる。

  色は水色のガラス玉で中の柄が光を反射して緑や赤の色が混じっている。

  「綺麗だな俺のは、お前のと同じだ!お揃いだな!」

  狼のとんぼ玉も俺のと一緒のものだそうで嬉しそうに笑っていた。

  俺はとんぼ玉をスマホのキーホルダーを取り付けいい思い出が出来たと静かに尻尾を揺らしながら狼の後をを追いかけた。

  神社の階段を降りてまた屋台でも回ろうかと狼と話していたら、横から走って来た五歳くらいの子供にぶつかり倒れそうになったところを狼に肩を支えられて助けられた。

  「大丈夫か?」

  「大丈夫...ありがと」

  俺は狼に礼を言い子供の方を見ると転ばなかったようだが不安そうにこっちを見ていた。

  「大丈夫?」

  しゃがんで子供と同じ視線になり問いかける。

  黙ったまま頷いたので身体を摩り怪我がないことを確認して当たりを見渡すと、丁度この子の親だと思われる女の人が走って来ていた。

  「あれ君のお母さんじゃない?」

  女の人の方を指差して言うと子供はそちらの方を向き走って行った。

  女の人のところに行ったのを見ていると頭を下げてきたのでこちらも頭を下げる。

  「じゃあ帰るか?」

  「そうだな、そろそろ帰らないと暗くなりそうだしな。」

  ホテルに帰り部屋に戻る。

  「なんか疲れたな、風呂入ってくる。」

  風呂には早い時間だが汗もかいているので部屋の風呂に入ろうと着替えを持って洗面所の方へ行こうとすると狼に呼び止められた。

  「なあ、今日は一緒に入らねぇか?部屋の風呂じゃ湯船に浸かれないだろ。」

  確かに部屋の風呂は狭くて湯船に浸かれないが別に問題があるわけではないので断ろうと思ったが、狼が腕を掴まれて大浴場まで連行されてしまった。

  「ちょっ!」

  「たまには広いところで入るのもいいだろ。」

  幸い、大浴場には風呂に入るにはだいぶ早い時間だったので俺たち以外おらずほぼ貸切だった。

  脱衣所で服を脱ぎ始めた狼から少し離れ、ここまで来たら帰ってしまうのは逆に変に思われてしまいそうなので渋々俺も服を脱ぐ。

  狼は一足先に浴場に行ったようなので何処から見ても縦割れが見えないようタオルを巻き俺も浴場に入る。

  中に入ると狼は既に洗い場に座っていて頭を洗っている最中だった。

  「おぉ、遅かったな。」

  「お前が急かすからだ。」

  俺はそう言いながら狼の隣に行き椅子に座ると狼がシャワーで俺の頭にお湯をかけてきた。

  「おい、いきなり何するんだ。」

  「別に、ちょっと悪戯してみただけだ。」

  「身体洗い終わって暇になっただけだろ温泉に浸かってろよ。」

  「まあまあ、細かいことは気にすんなって。」

  そう言って俺の後ろに回り込んできてシャンプーを手に取り泡立てて俺の髪を優しく撫でるように洗っていく。

  「!?ちょっ、やめろ自分でやるから温泉入っとけよ。」

  「良いじゃねえか、折角なんだから。」

  「そういう問題じゃない!」

  俺は狼の手を振り払い自分で頭や体を洗う。

  「ちぇ、残念。」

  狼は本当に残念そうな表情をして立ち上がり浴槽の方に歩いていくと温泉に浸かる。

  俺はホット胸を撫で下ろし慎重に縦割れを隠しながら温泉に浸かる。

  狼の方を見るとあいつは何も隠しもせずに温泉に浸かっていて嫌でも股のモノが目に入ってしまい目線を逸らす。

  「なあ、なんでそんなに隠して入ってんだよ。」

  「いや、流石に恥ずかしいだろ。」

  「えー、別にいいじゃん男同士だし」

  「そう言うもんじゃないんだよ……。」

  狼は俺が何故そこまでして隠しているのか気になったらしく俺に近づいてきた。

  俺は咄嵯に狼から距離を取る。

  「なぁ、どうして逃げるんだ?」

  「……何もないから安心しろ。」

  狼は俺の返答に納得していない様子だったがそれ以上追求してくることはなかった。

  「俺もう上がるからな。」

  これ以上狼と一緒にいるといつバレるかわからないので早く上がってしまおうと思い俺は急いで風呂から出た。

  俺は狼を風呂に残して先に上がり部屋に戻る。

  そして発情止めの薬を探すが見つからない。

  「なんで....ポケットに入れてたのに。」

  俺は記憶を遡り思い出して見ると子供とぶつかった時に落としたのかもしれないと思ったがもう外出できる時間を過ぎていた。

  発情止めの薬の効果は多分九時に切れる今の時間は八時五十八分だ。

  「やばい。」

  狼が風呂から戻ってくる頃には発情止めの薬の効果は切れているだろう。

  俺は焦る心をなんとか落ち着かせようとしているともう九時になってしまった。

  すると部屋のドアの鍵を開ける音が聞こえてきた。

  「悪い遅くなった。」

  「お、おかえり。随分長湯だったんだな。」

  「そうか?普通だと思うけど。それよりどうした?顔色が悪いぞ?」

  「なんでもない大丈夫だ。」

  狼は心配そうに俺に近づいてくる。

  (やめろ近づいてくるな今お前の匂いを嗅いだら発情しちまうだろ)

  俺は心の中で叫びながら必死に距離を取ろうとするが狼に肩を掴まれてしまった。

  「なあ、やっぱりなんかあったんじゃねぇか?俺にも言えないことなのか?」

  「やめっ....近い」

  狼は顔を近づけてくる。

  そのせいで狼の体臭が強く感じてしまう。

  身体が火照り出す俺から甘い雌の匂いがででいることがわかる。

  「ふぅ」

  縦割れが疼いて止まらない、俺は少しでも疼きを止めるために膝裏をくっつけてモジモジと擦り合わせる。

  熱が顔まで上がり耳まで赤くなるのがわかる。

  俺は今どんな顔をしているのだろうか、目に涙が溜まり視界がぼやけて狼の顔が見えない。

  「なあ、俺に話してくれよ。」

  「や、やめて……」

  こんな姿を狼に見せたくない、けれど何故か涙が止まらない。

  狼は俺の顎を掴み自分の方を向かせる。

  俺は抵抗しようと腕に力を入れるが力が入らず狼の腕を掴んで終わる。

  目から涙が溢れて頬を伝い狼の手を濡らしていく。

  「あうぅ。」

  狼の匂いを近くで感じるたびに発情が強くなり抑えられなくなる。

  「なぁ、お前は俺のこと嫌いか?」

  呼吸が荒くなり思うように声が出せず俺は首を横に振る。

  「俺はお前のこと好きなんだよ」

  「!?」

  突然の告白に頭が真っ白になって狼が言った好きと言う言葉が頭の中でこだまする。

  「だからさ、そんな辛そうな顔しないでくれよ。俺ができることなら何でもするから。」

  狼はそう言いながら俺を抱き締めてきた。

  「教えてくれよ。」

  狼の身体は暖かく心地よく、抱きしめられると身体中の力が全て抜けていくような感覚に襲われる。

  そのまま俺は抱き上げられてベッドの上に寝かされる。

  狼に真剣な表情で見られてそれだけで身体が熱くなってくる。

  「わかった」

  俺は狼にならこの身体のことを打ち明けてもいいと思った。

  だが服を脱ごうとしても発情のせいで身体にうまく力が入らず脱げない。

  「脱がして.....」

  「は?」

  「俺のこと知りたいんだろ?なら、脱がしてくれ….」

  「お、おう。」

  俺は恥ずかしくて目を逸らすが狼には伝わったらしく狼はゆっくり優しく俺の服を脱がしてくれた。

  「なあ、これって……。」

  狼は俺の縦割れを見て固まっていた。

  俺は狼に見られた恥ずかしさとこれから話すことを考えると怖くなった。

  「俺、一年前からこの身体になって、気持ち悪いだろ?これでも俺を好きでいられるのかよ。」

  力の入らない身体をなんとか上半身だけ起こして狼の顔をみる。

  狼は何か考え事をしているようで無言のままだ。

  俺は狼が答えてくれるのを待つ。

  すると狼は俺を押し倒してきた。

  「なに....して」

  「お前、本当に可愛いな。」

  「ぇ?」

  狼は俺の首筋にマズルを近づけて匂いを嗅ぎそして舐める。

  「んっ!」

  俺は突然の刺激にビクッと震え思わず声を上げてしまう。

  狼は首元から離れ今度は胸を揉み始める。

  「やめっ……ちょっ!?」

  狼の手の動きに合わせて俺の口から艶っぽい声が出る。

  狼が触る度に身体に電流が走り縦割れから愛液が溢れ出す。

  「こんなんで俺がお前を嫌いになるわけねぇだろ。むしろお前を俺の雌に出来るかも知れないってことだろ。」

  耳元でそう言われて身体中の毛が逆立ち縦割れの奥がキュンと締まる。

  その間にも狼の愛撫は続き俺は声を抑えるのに必死で抵抗しようにも狼に押し倒された状態で力で勝てるわけもなくただ小さく喘ぐことしかできない。

  「やあっ....ひっ、まって」

  狼は俺の言葉を無視して俺の毛を指で掻き分けピンク色の乳首を見つけ出す。

  すると狼は躊躇なく口に含み舌先で転がすように舐め始めた。

  「だめっ!それっ、んんっ....やだ...」

  狼は俺の静止の声を無視し続けてもう片方の空いた手では反対の乳首を摘まんだり引っ張ったクリクリと捏ねて弄る。

  何度か頭をどかそうと手で頭を掴もうとしたが、力が入らずただ頭を撫でただけでなにも出来なかった。

  「狼....やめっ、はなして」

  俺の静止を聞いてくれたのか狼の口が俺の乳首から離れる、俺は息を整えるためにハァッハァッと口で息をしていたのだが今度は狼は俺の耳を甘噛みして来た。

  「ひゃぁっ!耳ダメ、弱い」

  俺は必死に狼を止めようとするが狼はお構い無しに続ける、カプカプと耳を甘噛みされ涙で顔がびしょ濡れだった。

  そんな俺の顔を見て狼は悪戯な笑みを浮かべている。

  「いつもは、ムスッとしてるのにこんな顔出来るんだなお前。」

  「やめ、て……」

  俺は力を振り絞って狼を退かそうとするがやはり力が入らず狼の身体を軽く押すだけだった狼の顔がぐっと近づいて来て狼は俺にキスをする。

  「んんっ!?」

  俺は驚き口をギュッと閉めたが、狼は俺の唇をこじ開けるように自分の舌を入れてきた。

  口の中を狼の長い舌が暴れ周り唾液をのまそうと舌を押し込み俺の唾液を逆に飲む。

  「ぷはぁ」

  ようやく口を離されたときにはお互いの口から糸を引き俺の口の端からは飲みきれなかった二人の混ざり合った唾液が垂れていた。

  「もっ、やめて....」

  発情した身体にキスをされて頭が真っ白になり何も考えられなくなる。

  狼は俺の下腹部に手を伸ばし縦割れに触れる。

  「いっ、ひっ!」

  狼は縦割れの周りをなぞり指についた愛液を俺に見せてくる。

  俺恥ずかしくなって手で縦割れを隠そうとしたが、その前に狼は俺の両手首を掴み片手で頭の上で押さえつける。

  「やめっ」

  「やめない。」

  狼はもう片方の手で縦割れを覆いゆっくりと揉みだす。

  縦割れがゆっくりと擦れて愛液がさらに漏れ出し狼の手の中でグチュ.......グチュとゆっくりと淫な音が静かな部屋に響く。

  「んんっ...あんっ、ふっ.....や」

  俺は必死に声を抑えようと歯を食い縛るがそれでも声が出てしまい恥ずかしさで死んでしまいそうだ。

  すると狼は縦割れから手を離して真剣な表情で話しかけてくる。

  「なぁ、俺にされるのは嫌か?もし嫌だったらやめるからさ。答えてくれよ。」

  俺は狼の言葉の意味がわからず黙っていると狼は言葉を続ける。

  「お前は俺の事どう思ってるんだ?」

  「え?」

  俺は突然の質問に戸惑う。

  「俺はお前のこと好きだ。だからお前がどんな身体でも好きなのは変わらない。でもお前は俺のことを好きじゃないならこのままじゃ出来ないだろ?」

  「俺は....」

  俺は狼のことを嫌いではないむしろ好きだ。この身体のことだって狼だから打ち明けたのだ、いきなり押し倒されたのはびっくりしたがどこか心の中で嬉しいとも思っていた。

  しかもここまでしておいてお預けなんて生き地獄だ。

  「俺も……お前が好きだよ。だからその....してくれ」

  俺は覚悟を決めてそう答えると狼は笑顔になった。

  「そっか、良かったぜ。」

  狼は部屋の電気をリモコンで消す。

  「なんで消したんだよ。」

  「こう言うのは雰囲気作りからだろ?」

  部屋に入ってくる月明かりで照らされた狼はそう言いなが離した手を元に戻してまた縦割れを揉み始める。

  今度は最初から激しくまるで割れ目をグパグパと上下の圧力で少し開くまで力強く押される。

  「ひゃうんっ!激しぃ、んんっ」

  俺はあまりの快感に声を抑えることができずただただ喘ぐことしかできなかった。

  今度は指を使って左右の大陰唇をゆっくりと開く縦割れの中が外気に触れてヒクヒクまるで雄を誘っているかのように動く。

  狼はその光景を見てゴクリと唾を飲み込む。

  さらに指が大陰唇よりも奥に入り浅いところに狼の指が入り上下に動かす。

  自分以外誰にも触られたことのないところに狼の指が入り刺激され、俺はビクビクと身体を震わせ腰があがる。

  「あっ、んんっ....んぅぅ、ふうん」

  「気持ちいいか?」

  狼は優しく問いかける。

  「んんっ……聞くな」

  恥ずかしい気持ちと狼に触られて嬉しい気持ちが快楽でかき混ぜられて、狼の問いかけに素直に答えられない。

  「素直じゃねぇな、お前は。」

  狼は俺の顔を見て俺がどんな感情なの感じ取ったのだろう、クスリと笑い視線を縦割れへと戻す。

  そして狼の指が俺の陰核に触れる。

  「ダメ!まだ、そこはっ...慣れてないから、痛い。」

  「大丈夫だ、優しくするから。」

  狼は俺の話を聞いてくれたようで触れるか触れないかくらいの力で俺の一番敏感なところを刺激する。

  「ひゃあぁっ!」

  身体中に電気が走ったような感覚に襲われて身体が仰け反ってしまう。

  陰核から指が離れたと思ったら今度は、狼は俺の浮いた腰を掴んで持ち上げ縦割れに顔を近づける。

  何をするつもりなのか察してしまい俺は必死に狼を止めようとする。

  何をするつもりなのか察してしまい俺は必死に狼を止めようとする。

  「まっ、まって!それはダメ!汚いから!」

  「そんな事言うなって、俺は気にしないからさ。」

  狼は俺の静止を無視してそのまま舌を俺の秘部に這わせる。

  「やぁぁぁああぁっ!!!」

  狼の舌が俺の縦割れを舐め回しザラついた舌が全体を舐め上げ悲鳴に近い声を上げながら身体がビクヒグと震える。

  身体を捩って逃げようとしても狼が俺の腰をガッチリと掴んで離してくれず奥に舌が入り込んでくる。

  ピチャピチャ、ジュッ、

  縦割れから追加された愛液と狼の唾液が縦割れで混ざり淫な水音がなり狼の肩に乗せられた俺の足は快楽でピンと張りビクビク震える。

  「ひぁ、おぐ....ダメ、まんこ溶ける」

  「んっ、ちゅっ……凄いな、どんどん溢れてくるぞ。」

  狼は俺の反応を楽しむように何度も執拗に攻めてくる。

  「ふっ、んん……んんっ!」

  俺は必死に声を抑えて快感に耐えていたが狼が俺の陰核を舌の先でチロチロと舐め今までの逃げ場のない快楽が一気に集まり溢れて崩壊する。

  「んんあっ!イクッ!んんんっ」

  俺は大きく仰け反るとガクンガクンと痙攣して絶頂を迎えた。

  チュポ俺の縦割れから狼の舌が出で行き指と舌で弄られて中がヒクヒクと動く。

  「はぁはぁ……」

  「気持ちよかったか?」

  「う、うん……」

  「じゃあ俺のも気持ち良くしてくれるか?」

  狼はそういい下を脱ぎ俺の匂いと今までの行為でビンビンに勃起したチンポが現れ臍まで届きそうな長さのそれから俺は目が離せないでいた。

  「これが、狼の……すごい」

  「お前のせいだ、お前のこんなエロい姿見たらこうなるだろ?責任取れよ。」

  そう言って狼は自分のモノを俺の顔の前に持ってくる。

  俺は恐る恐る狼のモノを手で握る、初めてなのでやり方が分からず狼の顔を見上げるが狼は少し笑うだけで何もせず戸惑っている俺を見て面白がっているようだ。

  大きな狼のチンポ、他の奴のモノだったら顔を顰めていただろうが狼のモノは愛おしく思える。

  握って少し扱くと鈴口から透明な我慢汁がトロリと出てくる。

  その光景を見て無意識のうちに口を開けて狼の亀頭をパクりと口に含んだ。

  狼の味が口いっぱいに広がる。

  「んむぅ、んんっ」

  俺は必死に狼のをしゃぶるが大きすぎて全部は入りきらない。それでも口に入りきらなかった分は手で扱き口でしゃぶる。

  息が少し苦しくなって、狼がのチンポが口の中でさらに大きくなり我慢汁の量も増える、狼が俺で気持ち良くなっていることが分かり嬉しくてたまに上から聞こえてくる狼の押し殺したような声が聞こえる。

  狼の声を聞いているうちに自分の股間がキュンとなり先程の絶頂の余韻で敏感になっている縦割れからまた蜜が溢れる。

  「んんっ……んっ」

  「っ……!もう出るから、離せ」

  「んんっ!んん!」

  狼が俺の頭に手を置いて離そうとしてくるが俺は嫌だと首を振って狼のチンポに吸い付く。

  狼は抵抗を続けていたが限界がきたようで俺の口の中で狼が射精する。

  「ぐぅっ、んんっ!」

  「あぁっ!」

  ドピュッドピュービュルルルー 大量の狼の精液を飲み込もうとしたが勢いと量が多すぎて飲み込みきれず口の隙間から溢れて鼻から逆流して出でくる。

  「んんっ!ゴホッゲホ」

  「すまん、大丈夫か!?」

  息をするだけで精液の匂いがして頭がクラクラして縦割れの奥がキュンと疼いて切ない。

  俺は狼から貰ったタオルも使わず顔についた精液を拭き取らないまま狼に向き直り自分で足を持ち上げ股を開く。

  「狼.....俺のここに、そのチンポ入れてくれ。」

  俺は恥ずかしさで赤くして狼に言う。

  「いいのか本当に」

  「狼にならいい...して欲しい、責任取れ...」

  「分かった。でも優しく出来ないかも知れないぞ。」

  狼が俺の縦割れに狼のチンポを宛がい焦らすように上下に擦る。

  「んんっ、狼のいじわる、焦らすな」

  「悪いな、お前が可愛いくてついな。」

  狼は俺の耳元で囁き俺の腰を掴みゆっくりと挿入していく。

  ズブズブッ

  「んんっ、んっ」

  狼の大きなチンポが俺の縦割れに入ってくる。しっかりと狼の指や舌で解された俺の縦割れは狼のチンポを少しきついが飲み込んでいく。

  そして奥まで入ったところで狼は一度動きを止める。

  「んん……狼、動いていいよ。」

  「痛かったら言えよ。」

  狼はそう言いゆっくりピストンを始める。

  最初は浅く抜き差しをして徐々に深くし中でチンポと膣が擦れて愛液が溢れ出し痺れるような快楽が俺の全身を襲う。

  「ひゃああ!ふかいぃ!あっ、あっ!」

  「どうだ?気持ちいいか?」

  「んんっ」

  狼は俺の手を掴んで俺の下腹部に置く。

  狼が腰を突き動かす度に中でゴリゴリ狼のモノが俺の中に入って動いているのが手に伝わる。

  俺は腹を撫でてから狼の首に手を回して抱きつくと狼の動きが早くなりパンッ、パチュンと水音が響き渡る。

  「あんっ、あぁっ、んんっ、狼……好き、大好き」

  「俺もだ、好きだ」

  「嬉しい……んんっ、イク、イッちゃう」

  2回目の絶頂を迎え俺の縦割れが狼のチンポを逃すまいとキュッと締め付け形を覚えようとする。

  身体がビクビクと痙攣し足がぴんっと真っ直ぐになる。

  俺はとろんとした目をして狼に雌顔を晒す。

  「んん……狼、もっとぉ」

  「まだ足りないか?」

  「うん、狼ので俺の中グチョグチョにしてぇ」

  狼が俺の唇を奪い舌を絡めてくる。

  俺もそれに応えるように自分の舌を絡ませる。

  「んっ、んちゅっ、はぁはぁ、んっ」

  キスをしながら狼は激しく腰を動かし始めよりもさらに奥を掘り進める。

  コツン!

  「んんっ!!」

  子宮の入り口に亀頭が入り込み目の前がチカチカする。

  狼は腰を動かしながら胸も揉み乳首を摘まむ。

  「ひぅ、そこ弱いからだめぇ」

  「ダメじゃなくてイイんだろ。」

  固く閉ざされていた子宮口が狼のチンポが当たる度にムチュウっと吸い付きほぐれていく。

  「やぁっ、激しっ、おっ!なんか出る!」

  プシャァアアッ!

  縦割れから勢いよく透明な液体が吹き出し狼の腰を濡らして俺はガクガクと痙攣しながら狼に抱きつく。

  「潮吹いたのか?そんなに気持ちよかったか?」

  「んんっ、やら!そこ!グリグリやぁ」

  俺は初めての感覚に戸惑っていたが狼がまた強く突き上げてきて快感に思考を奪われる。

  「あぐっ、まって、イッタばっかりだから」

  それでも狼は止まらず俺の縦割れからは突かれる度にプシャブシャと潮を噴き出して意識が飛びそうになると強い快楽が俺を襲い覚醒させる。

  「やぁぁぁ!んんっ!んんーっ!あっ、あっ、あぁぁあああっ!!!」

  その度狼のチンポを締め付け子宮に射精を促す。

  そしてついに狼のチンポが俺の子宮口をこじ開け中に入ってくる。

  「出してもいいか?」

  「来て、狼のせーえき欲しい」

  「出すぞ」

  「んんっ、あっ、あああああっ!!!」

  ドピュッドピュービュルルルー

  狼が俺の中に精液を流し込む。

  「んんっ、熱い……おなかいっぱい……」

  「抜くぞ」

  「んんっ……」

  狼のチンポが抜かれると精液が逆流してきてしまい勿体無いと思いながらもこれ以上入らないので仕方ない。

  狼は俺の隣に寝転び頭を撫でてくれる。

  「二人ともベタベタだな、風呂場いらねぇと。」

  そう言うと狼は俺をお姫様抱っこして部屋の風呂場に向かっていく。

  俺は狼の腕なにかで安心して眠ってしまった。

  翌朝、俺はまた狼に抱き枕にされた状態で起きる。

  身体がベタベタしていないことからあの後洗ってくれたのだろう。

  「起きたか?」

  頭の上から狼の声がしてビクッとすると同時に昨日のことを思い出して耳まで赤くなる。

  「なぁ、俺お前の中に出しちまった訳だが俺が責任とってこれからバイトとか働いて頑張るから、だからその。」

  狼は赤ちゃんが出来ることを本当に心配して責任まで取ると言っているようだがその心配はいらない。

  実は俺が20になるまではこの身体はまだ受精しないらしく病院でも20までは心配いらないと言われているのだ。

  だが狼が勘違いしているのは少し面白いのでしばらくこのままにしていようと思う。

  「おい、何笑ってんだよ?」

  「なんでも?」

  (この秘密はもう少しだけ隠しておこう。)

  終わり。