大きなスタジアムの中にギュウギュウに詰められた観客達がザワザワと雑談したりしながら待機していた。観客は女性が多めで、皆スタジアムの真ん中にあるレスリングステージを見ながら試合が始まるのを今か今かと待っている。
「レディースエンドジェントルメン!今日の異種格闘プロレスは、期待の新人レスラーと女性に大人気のレスラーの対戦だ!」
「わああぁぁぁっ!!」
ざわざわしている観客達の声に負けないような大きな声でMCが言うと、観客達がMCのマイクの声に負けない声援ををあげた。
「まずは、黒狼との対戦で人気急上昇中の柔道好きな親父レスラーの登場だ!」
「おおおぉぉぉっ!」
MCが右側の選手入り口を手で示すと、スポットライトがあてられた所から柔道着を纏った男がお辞儀をしてからステージへと向かった。
「今回の試合も楽しみにしているぜ!」
「黒狼との交尾良かったぜ!また良いエロレス見せてくれよな!」
親父が観客達の側を通り過ぎる時に笑顔で激励した。試合や生放送を見てくれた人達がこんなに居るのだなと親父が嬉しそうに笑顔で返す。
「続いては、女性に大人気の青年レスラーの登場だ!キックボクサーのひょーうーー!」
「きゃああぁぁぁっ!!」
親父がステージに入ってからMCが左手の選手の入り口を手で示しながら言うと、会場の観客達が悲鳴のような声援をあげる程会場が湧き上がり始めた。
「皆来てくれてありがとな!」
とびきりの笑顔と変声期前の若干高い声で言いながら現れたのは、まだ成長途中の小柄な豹獣人だった。幼いながらも上半身は引き締まった体をしており、キックボクサーと紹介された通り短いパンツの下にある下半身の筋肉はしっかりとついていた。
「…おじさんが今回の相手ね」
「よろしく頼む」
親父の前に立った豹が強い敵意を感じるような鋭い目で親父を睨みつけながら言うと、親父が一礼してから微笑んだ。
「小さいからって子供扱いしないでよね?これでも成人しているんだから」
「おっとすまない…キックボクサーと対戦する機会があまり無かったから、つい見てしまった」
豹が腕組しながら不機嫌そうに言うと、親父が見すぎてしまったと謝りながら言った。
「ふーん…謝るんだ。まぁいいや、僕の蹴りは重いから覚悟してね」
「あぁ。こちらも全力でいかせてもらう」
豹が少しだけ目を見開いて驚いた後に構えると、親父も構えながら言った。
「両者準備が整ったようです!では、試合開始!」
―――カーンッ!
審判が大きな声で言うと、試合開始のゴングが鳴った。その音が鳴った瞬間、豹が四つん這いになって動物の豹のようになる。
「僕についてこれるかな?」
「っ!?」
豹がニヤァと笑ってから四足で動き始めると、あまりにも早い動きに瞬間移動でもしたのかと親父が錯覚する。
「こっちだよ」
「くっ…!」
豹がニッと笑ってから親父の背中を蹴ると、防御の出来ない親父が背中に鈍痛を食らって体勢が崩れた。豹が言う通り、細身の体とは思えない程蹴りが重い。
「そっちか!」
蹴りを食らった親父がぐるりと後ろを向いて豹を捕まえようとするが、その手は空を切った。
「遅い遅い」
豹はリング上を縦横無尽に動き回りながら楽しそうに言った。四足の体勢のまま目にも留まらぬ早さで動き、時にはロープにぶつかって反発力を利用して素早く動く。
「ぐっ…!いっ…!」
攻撃が何処から来るのか分からず、防御の出来ない親父はその場でしゃがみ込んで全方向の攻撃に備えた。
「そんな亀みたいに防御しているだけじゃ僕は倒せないよ」
「(亀…そうか!)」
防御した親父を何度も蹴りながら豹が言うと、親父が何かに気が付いたようだ。防御するだけで光明が見えなかった親父の目に光が宿る。
「ふぅ…このままじゃお客さん飽きちゃうし、次で倒してあげるよ」
「(私にとってもチャンスだな)」
蹴り疲れた豹が一方的な試合に若干飽き始めている観客達を見てから気合を入れると、親父が心の中で思いながら同じく気合を入れる。
「やぁっ!」
「そこだっ!」
豹がロープの反発力を利用して親父の頭を前から勢い良く蹴ろうとすると、親父がサッと起き上がって豹の足を掴んだ。
「なっ…!?いたっ…!」
「捕まえたぞ」
足を掴まれた豹が驚く間もなくリングに倒されると、親父が逃げないように豹をガッチリとホールドした。
「何で…追いつけんだよ…!」
「亀…で気が付いたんだ」
ホールドされた豹が必死に藻掻くが抜け出せなくて悔しそうに言うと、親父が逃さないようにキッチリとホールドしながら言った。
「なにそれ?意味分かんない」
「兎と亀の昔話だよ。君は確かに素早いが、徐々にスピードが落ちていくのが足音で分かった。だから、疲弊した後の最後の一撃に全神経を集中させたんだ」
意味が分からない豹が首を傾げながら言うと、親父が簡単に説明した。
「へぇ…やるじゃんおじさん」
「賭けもあったけどな」
豹が防御している間に此処まで計算していたのかと驚きながら言うと、親父が苦笑しながら言った。豹程の素早い相手と試合をしたことがないので一か八か試したようだ。
「チェッ、じゃあ賭けに負けたのか」
「そういうことになるな。ぐっ…!あまり暴れないでくれ」
豹がつまらなそうに言ってから抵抗すると、親父が必死に豹の体を抑えながら言った。
「暴れないと出れないじゃん!こうなったら…ハグッ!」
「いたたたっ!噛まないでくれ…!」
豹が力だけでは出られないと親父のはだけた柔道着から見える乳首に噛み付くと、親父が若干涙目になりながら言った。
「何で痛がるんだよ。黒狼兄ちゃんの時はあんなに気持ちよさそうにしていた癖に」
「黒狼のは甘噛みだが、君のは完全に噛んでいるぞ」
豹がムッとしながら言うと、やっと乳首から口が離れた親父が一安心しながら言った。
「甘噛み…って言われても分かんないよ」
「私も詳しくは無いが…こんな感じだ」
豹が首を傾げながら言うと、親父が体勢をずらして豹の上半身裸の乳首をペロペロと舐めて温めてから甘噛みしてみる。
「んにゃ…」
「っ!?」
甘噛みされた豹が甲高い喘ぎ声をあげると、甘噛みしていた親父が目を見開いて驚く。
「可愛い声だな。私の野太い声とは大違いだ」
「う、煩い!僕だって野太い声あげたいよ…」
親父が愛おしそうに微笑みながら言うと、豹が怒鳴ってから耳と尻尾を伏せてシュンとした。
「君の声は魅力的だと思うぞ?女性客に人気なのが良く分かる」
「嬉しく…無いよ。にゃんにゃん子供みたいでさ…」
いきなりしおらしくなった豹を元気づけるように親父が言うと、豹が自分の気持ちを素直にぶつけた。
「子供とは私は思わないな。猫科らしくて可愛らしいとは思うが」
「猫科は猫科だけど、豹だからな!」
親父が微笑みながら言うと、豹がそこは譲れないようで声を大にして言った。
「分かっている。足の早さで散々苦労したからな」
「分かっているならいいけどさ」
親父が先程の試合を思い出しながら言うと、豹が目を逸らしながら渋々納得する。
「そういえば黒狼の事を兄と呼んでいるが、兄弟…ではないよな?」
「種族違うから当たり前じゃん。黒狼兄ちゃんは僕が初めて戦った相手で、色々教えてもらったから慕っているだけ」
親父が気になった事を聞くと、豹が当然だと言いたげに鼻で笑ってから言った。
「ふむ…私と同じか。黒狼は愛撫も交尾も上手いから慕っている人が多そうだ」
「だよね。黒狼兄ちゃんが最初で良かったよ…次の爺さんは酷かったし…」
親父が黒狼との試合を思い出しながら言うと、豹がニッコリと微笑んでから耳と尻尾を伏せて言った。
「爺さん…?」
「…思い出したくもないよ。出なくなるまで搾り取られたからね」
あまりの怯えように親父が豹の体を撫でながら言うと、豹が親父の撫で方に少し落ち着きながら言った。
「…覚えておこう。では、試合を続けようか」
「待って…僕動け…にゃぁ…」
親父が爺さんレスラーに気をつけることを肝に銘じてから豹の乳首に甘噛みすると、豹が暴れようとするが動くことが出来ずに甲高い喘ぎ声をあげた。
「君は私以上に感じやすいな…色もピンクで綺麗だ…んぐ」
「年下の胸に吸い付くとか変態…やぁんっ!」
親父が豹の汚れを知らないピンク色の乳首に甘噛みしてから吸い付くと、悪態をついていた豹がビクビクと体を震わせながら喘ぎ声をあげた。
「そういう試合だろう…ん?もう勃っているのか」
「ま、まだ勃っていないし…!」
乳首を吸っていた親父が豹のズボンがファールカップごと膨らんでいるのに気が付いて言うと、豹が慌てた様子で言った。
「まぁいい。次はこちらだ」
「やめぇ…!ふやぁあ!」
右乳首だけ弄っていた親父が左側に移動しながら言うと、豹が涙目になりながらも喘ぎ声をあげた。
「このままだと客が白けてしまうな…」
「おじさんが…やり過ぎ…なんだよ…!」
乳首を弄っていた親父が口を離して観客達をチラッと見ながら言うと、やっと快感が終わった豹がスラッとした胸板を上下しながら悪態をつく。
「すまない。今度は君が攻めてくれるか?」
「仕方ないなぁ…ハムッ…」
豹の感じ様を見てやり過ぎたと反省しながら親父が言うと、呼吸が落ち着いてきた豹がいつもの調子に戻りながら親父の乳首を口に含んだ。
「舐めてから軽く噛んでくれ…んぐぅ!?」
「な、なに…?また痛かった?」
親父がやり方を説明しようとした時、乳首に変な感覚が襲ってきて変な声をあげた。豹がまた痛いことをしてしまったのかと慌てて口を離し、親父の顔を見上げながら言う。
「痛くはないが…ザラザラした感触が襲ってきてな…」
「あーそれ僕の舌のせいじゃない?動物の時の名残で突起があるんだよね」
親父が未知の感覚に戸惑いながら言うと、豹がベロッと舌を出しながら言った。
「見た目は痛そうだが、柔らかいのだな」
豹の舌には棘のような突起があり、親父が興味深そうに触れてみると痛みはなく柔らかい突起だった。
「動物から獣人になって変わったんじゃない?知らないけど」
「成程…」
豹が舌を戻してから首を傾げながら言うと、妙に説得力があるなと親父が納得した。
「そんな事より、ほら早く!痛くはないんでしょ?」
「そうなんだが…ぐぅっ…!」
豹が急かすように親父の乳首に顔を近づけてペロペロ舐めると、妙な感触に戸惑っていた親父が再び妙な快感が襲ってきて野太い喘ぎ声をあげる。
「あれだけ嫌がっていた癖に気持ちよさそうじゃん?やっぱりマゾの変態なんだー」
「ち、違う…あぐぅっ!?」
親父の喘ぎ声を聞いた豹がニヤァと笑いながら煽るように言うと、親父が必死に否定しようとするがザラザラな舌に温めと弄られた乳首に甘噛みされて上半身の倒して震えながら大きな喘ぎ声をあげる。
「違くないじゃん。おじさんのここも膨らんできているよ~?」
先程までやられっぱなしだった豹が鬼の首を取ったように態度を変え、親父の股間を指差してニヤニヤ笑いながら言った。そこはファウルカップ越しに膨らんできている。
「調子に…乗り過ぎじゃないか?」
「にゃぁあっ!?」
豹の煽るような言い方にムッとした親父が豹のズボンに手を突っ込むと、フォールされているのを忘れていた豹が抵抗出来ずに直接モノに触れられて喘ぎ声をあげる。
「ず、ずるい…ぞ…!直接…触るなんて…!」
「君が挑発したからだろう?ファールカップは女性達に…!」
直接モノに触れられた豹がプルプルと震えながら言うと、親父が全く…と呆れた様子で言ってからファールカップを女性達に投げた。女性達が黄色い悲鳴をあげながらそれを取り合う。
「ううぅ…!」
「な、泣かないでくれ…分かった。私も同じにするから」
豹が耳を伏せて泣きそうな声を出すと、親父が慌てて慰めるように言った。
「私のファールカップが欲しい人は居るか?」
「俺にくれー!」「私も欲しい!」「僕もー」
親父が自分のファールカップを取り出しながら観客達に言うと、観客達が手を上げながら大きな声をあげた。一試合目の時よりも増えているようだ。
「じゃあそっちに!」
親父がフォールの力を弱めずに勢い良くファールカップを投げると、観客達がそれを取り合っていた。自分が付けていた物をこんなにも必死に取り合うのだな…と親父が戸惑いと共に嬉しさを感じる。
「何するの…?」
「黒狼の時もやったのだが、二人で扱いて勃起した方が負けという勝負だ」
豹がこれから何をするのか不安になりながら聞くと、親父がフォールを外しながら言った。
「黒狼兄ちゃんが…?それなら、僕も受けて立つよ」
「良い答えだ。君も立派な男だな」
「当たり前でしょ」
豹が黒狼がやっているなら…と真剣な顔で受けると、親父がフッと微笑みながら言った。豹が顔を逸らしながら言うが、その頬は嬉しそうに赤らんでいた。
「よし、ではやるぞ」
「わ…!」
親父が道着と下着を脱いで豹の前に立つと、親父の潔さと半勃起した大きめのモノを見て思わず見つめてしまう。
「…?どうした?」
「いや…一試合目の時はあれだけ照れていたのに、今は全然気にしないんだね」
全裸の親父が首を傾げながら言うと、一試合目を視聴していたらしい豹がチラチラと親父の裸を見ながら言った。
「慣れ…というやつだな。それに、これも勝負だと思えば気も紛れる」
「…へぇ。アンタ意外と格好良いな」
心の奥底で感じていた羞恥心を刺激された親父が若干狼狽えるが、気にせずに仁王立ちしながら言った。その姿を見て豹が親父の事を見直す。
「君も早く脱いで試合の続きをしよう」
「分かったよ」
親父が豹に手を差し伸べながら言うと、豹がズボンと下着を脱ぎ捨てて親父の前に立った。
「…あんまり見ないでよ」
「おっとすまない。スラッとしていて羨ましいなと思ってな」
親父の視線を感じた豹が顔を逸らして照れながら言うと、親父が自分のガチムチな体と脂肪の無いスラッとした豹の体を見比べながら言った。
「そっちなんだ。アンタは分厚い方が似合っているんじゃない?」
「そう言ってくれると嬉しいな」
てっきり股間を見られていると思っていた豹がフッと微笑みながら言うと、親父がニコッと笑いながら言った。
「…こっちはどう?」
「体と同じでスラッとしているな…これから成長してどう大きくなるのか楽しみだな」
大きさを気にしているらしい豹が平均より小さめで皮の被った細いモノを持ちながら言うと、親父が豹の手に自分の手を添えながら言った。
「そっか…アンタは体と同じで太すぎるんじゃない?」
「そうか…?黒狼としか比べたことがないが、確かに太かったな…」
親父の言葉と笑顔に機嫌が良くなった豹が親父のモノをムンズと掴みながら言うと、親父がうーむ…と豹が掴んでいるモノを見ながら言った。
「僕より一回り大きいし…亀頭大きくてムカつく」
「うぉっ!?い、いきなりやるのは卑怯だぞ」
豹が自分のモノと親父のモノをくっつけて比べた後に親父の亀頭をガシッと掴んでグリグリ弄ると、急に刺激が来た親父が豹の腕を震える手で掴みながら言った。
「大人だからハンデでいいじゃん」
「男の勝負に年齢は関係ないぞ?真剣勝負だからな」
豹がついムッとしてしまったのを謝らずに亀頭から手を離しながら言うと、親父が真剣な表情で言った。
「…悪かったよ。アンタ大きいからムッとしたの」
「そうか。では、勝負しようか」
親父の真剣な表情を見た豹が申し訳無さそうに言うと、親父がニコッと笑ってから豹のモノを掴んだ。
「負けないよ」
「その意気だ」
豹も親父のモノを掴んで睨みつけるような真剣な表情で親父の顔を見上げると、親父が嬉しそうに頷いた。
「先に勃起した方が負けだ。いくぞ!」
「絶対負けない!」
親父が審判のように言ってから豹のモノを掴んだ手を軽く動かすと、豹が親父のモノをガシガシと動かし始めた。親父も本格的にゴシゴシと扱く。
「ぁ…にゃうぅ…」
「気をしっかり持つんだ…!まだ勝負は始まったばかりだろう?」
徐々に勃起しかけている豹が甲高い喘ぎ声をあげながら震えると、親父も快感にモノと体が震えるが声だけは震えずに力強く言った。
「…敵に…塩を送る余裕…あるの?」
「んぐっ…!中々やるな…!」
豹がグッと体に力を入れて強がりながら亀頭に手を置いて激しく動かすと、親父が喘ぎ声を漏らしながらも楽しそうに言った。豹が必死に食らいついてくるのが嬉しくてたまらないようだ。
「んぁ…クッ…!負け…ない…!」
「私も…負けんぞ!」
再び猫のような喘ぎ声を出しそうになる豹が歯を食いしばって手を動かすと、親父も勃起して皮が剥けた豹の亀頭に手を置いてガシガシ動かしながら言った。
「ハァ…ハァ…くそっ…!」
ずっと勃起を耐えていた豹が完全勃起してしまい、親父のモノを動かす手を止めて悔しそうに言った。
「私の…勝ちか…危なかったな」
豹の悔しそうな顔を見た親父が豹のモノから手を離しながら言った。親父のモノも遅れて完全勃起し、ビクビクと震える。
「両者勃起したようですが、結果は本人達が一番分かっているようですね。ゴムをどうぞ」
「ありがとう」
審判が仁王立ちしている親父とガッカリしている豹を見てから親父にゴムを渡すと、親父が初めて勝てて嬉しそうにゴムを受け取った。
「そんなに落ち込まないでくれ。まだ試合は終わっていないだろう?」
「そう…だけどさ。ここまで拮抗したの初めてだったんだ」
親父が耳と尻尾を伏せている豹の肩に手を置きながら言うと、豹が伏せていた顔を上げて悔しそうな顔を隠そうとせずに言った。
「…そうか。君も私との対決を真剣に楽しんでくれて嬉しく思う」
「君も…ってことはアンタも?」
親父が息子に言うような穏やかな笑顔で言うと、豹が驚いた様子で言った。
「あぁ。プロレスは若干一方的だったが、感じやすい者同士の勃起勝負はどちらが勝つか分からないから観客達も私達も燃える展開になったし、やり甲斐があったぞ」
「そっか。じゃあ、次は交尾で勝たないとだね」
親父が自分の気持ちを包み隠さずに言うと、あっけらかんという親父に豹がフッと笑ってから言った。
「そちらも負けないぞ?」
「…うん」
親父が笑顔が戻って良かったと思いながら豹の肩を抱くと、豹がそんな親父の顔を見て気持ちを察しながら親父の胸に寄りかかって嬉しそうに頷いた。
「では、早速勝負をしようか」
「あ…」
親父が豹の体を抱いてリングに寝かせながら言うと、豹が温かい体が離れて寂しそうな表情と声を出して直ぐに顔を逸らした。
「君は抱き締めるのが好きなのかな?私の胸で良ければそのまま抱こうか」
「ち、違うし…ずっと全裸で寒かっただけだから」
親父が自分のモノにゴムを被せながら聞くと、豹が苦しいが尤もらしい言い訳をした。
「それはいけない。やはり細いと大変なのだな…私なら筋肉の上に脂肪があるから温かいと思うぞ」
「ちょっ…!温かい…けどさ」
ゴムを被せ終えた親父が心配そうに豹の体を抱き締めると、豹が最初は抵抗するがその体温と優しさに身を任せる。
「無理はしない方がいい。このまま勝負をしようか」
「…ゆっくりやってよね」
親父が豹をギュッと抱き締めて背中を撫でながら言うと、豹も恐る恐る親父の背中に手をまわしながら言った。
「勿論だ。手荒な真似はしたくないし、勝負だから正々堂々だ」
「アンタってさ…勝負バカって言われない?」
親父がニカッと笑いながら言うと、豹が若干呆れながら言った。
「良く言われる。人間より強い獣人と戦いたくてここに来たくらいだからな」
「マジなんだ…まぁ、アンタのそういうストイックな所は良いと思うけどさ」
親父があははと苦笑しながら言うと、豹がフッと微笑みながら言った。
「そう言ってくれると嬉しい。大体の人から馬鹿にされていたからな…」
「馬鹿にする気持ちも分かるけど、自分よりも強い奴と戦いに行く姿勢は僕も見習いたいよ」
親父が此処に来ると言った時の周りの人達の言葉を思い出して目を伏せながら言うと、豹が励ますように言った。
「ありがとう。君とはまた対戦して高めあっていきたいな」
「えーもう次の試合の話?」
豹の励ましを聞いた親父が嬉しそうにしながら言うと、豹が今試合しているのにと呆れながら言った。
「二試合目もあるからな」
「…っ!」
親父が含みのある笑顔で言うと、豹がドキッとしてしまった。今やっている交尾の後にもう一回したいという気持ちがあるとぶつけられたみたいでドキドキしてしまう。
「二試合目の話は早かったか。今は交尾を楽しもうか」
「…うん」
急に静かになった豹を見た親父が慌てて言うと、豹がギュッと親父に抱き着きながら頷いた。
「じゃあ、いれるぞ。力を抜いてくれ」
「分かった」
親父がゴムの被った自分のモノを掴んで豹の穴にあてがいながら言うと、豹が頷いてから体の力を抜いた
サンプル版はここまでです。続きはBoothからどうぞ