アボガドロ数とは何だったのか

  6.0×10^23とは何だつたのか。

  随分早い段階から、指数表記になれてしまつた。

  アボガドロ数は、原子量を知らないと役に立たない。

  元素には同位體てふのがある。

  放射能を有するものは特に「ラジオアイソトープ」と言ふ。

  水素の原子核は陽子1個のみからなる。電子は1個。陽子は1+の帯電、電子は1−と、釣り合つてゐる。

  然し、電子殻は最も内側を「K殻」と名付けられたが、これは男子が2つ入つた時に最も安定する。水素は今すぐにでも電子を捨てたがつてゐるし、電子を得ても安定できる。

  通りすがりの江戸つ子「原子のやつ、ちやあんと陰数が良いつてわかつてんじやねえか!」

  電子を捨てると、陽イオン、即ち水素イオン(H+)になる。これは、裸の陽子が1粒となるため、「ハドロン」と呼ばれる。英語で「陽子」の意味だ。

  電子を得たら、陰イオン、即ち水素化物イオン(H−)になれるが、あまり見た事が無い。

  水の中にはこの水素イオンがたくさんゐる。

  H2O ⇆ H+ + OH−

  てふわけだ。平衡状態といつたかな。

  水分子も良いが、水素イオンも捨て難い。さういふ両天秤の状態てふわけだ。

  OH− の名前は水酸化物イオン。

  純粋な水なら、H+ とOH− は1:1になる筈だ。

  これが、H+が多いと「酸性」、OH−が多いと「アルカリ性」てふ判定になる。

  「pH」の「H」は水素の事だよ。

  此處で陽イオン化傾向もおさらひしやう。

  K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>(H2)>Cu>Hg>Ag>Pt>Au

  かそうかな、まああてにすんな。ひどすぎる借金

  酷過ぎるのは、語呂合はせの方なんだけどなー。

  真ん中に金属じやないのに入つてる水素分子さん。これ、H+じや無いんですね。

  二種類の金属を酸に浸けると、片方に水素の泡か、酸素が発生したりしますね。

  逆に水に二枚の同じ金属を浸して、電気を流すと、水を電気分解して、今度こそ水素と酸素ができますね。

  陽イオンになりたい金属は電子を放出します。

  えつと、陽イオンになりたがつてる金属は危険です。水素爆発つて知つてますよね。試験管に水素をためて、火をつけると、キュッつて言つて爆発的に反応します。そして、試験管の内側に水滴がつく。あれが反応生成物の水分子(H2O)です。

  試験管の中にH2を4、O2を1の割合で入れると、ちょうどよくなりますが、これはモル体積を計算に入れてませんね。詳しくは理科の先生に聞いてみやう。

  かつては、飛行船の気球の中に水素を入れてゐた時代がありました。何が起こるか分かる人は居ますか? 爆発しますね。今では安定な気体、ヘリウムを入れてゐます。風船に入れるヘリウムも、パーティーグッズの「ヘリウムガス」(純粋なヘリウムは窒息するので、空気に薄くヘリウムを混ぜてある)も、これ。

  ヘリウムは原子番号2番。電子も2粒だから、K殻に2個! 電子殻に電子が満タンに入ると安定します。

  通りすがりの江戸つ子「ヘリウムのやつ、陰数を良く分かつてんじやねえか!」

  ヘリウムは、よくある気体(H2やO2)みたいに、原子2つで結びつく事はなく、単原子分子として存在します。

  水素を周期表の1族に入れるべきかは議論があります。他の1族は常温で金属です。水素は常温で気体だし、陽イオンになつたら陽子(ハドロン)になるてふ特殊な性質を持つてゐます。

  でも、水素分子(H2)しかり、Li、Na、K然り、常に電子を追ひ出して安定したがつてゐるので、爆発的に反応します。ナトリウム(Na)は水に触れると爆発的に反応します。塩化ナトリウム(NaCl、食塩)は、分子なので安定してゐます。水に溶かすと、Na+とCl−になります。電解水ですね。

  NaとNa+は、原子番号11番。電子の数はNaが11個。Na+は電子を1つ追ひ出したので、電子が10つ 個、(K, L)=(2,8) 最外殻のL殻満タン! これは、ネオン(10番、Ne)と同じ最外殻電子です。

  通りすがりの陰数信者「ナトリウムイオンも、ネオンも見る目があるじやねえか! 末広がりの8たあ、こりやまた縁起が良いぜ!」

  同じ樣に、リチウムイオン(Li+)とベリリウムイオン(Be 2+)は、ヘリウム(He)と同じ電子構造。

  カリウムイオン(K+)とカルシウムイオン(Ca 2+)は、アルゴン(Ar)と同じ電子配列。(K, L, M)=(2,8,8)

  なぜ、最も内側の電子殻を中途半端に「K殻」と呼び、その外側L, M, N, O, Pと呼ぶのか。

  それは、最初に発見した人が、「これ、外側なの? 内側なの? 分からん!」つて言つて、アルファベットの真ん中くらいの「K」にしたからである。

  てふか、最初に電子殻を見つけたのが、先づすげえわ。名前もA殻、第一殻、アルファ殻とかにしないあたり、頭も良い。

  因みにこの程度の化学(ばけがく、かがく)や、生物学もできないのに、栄養、健康、科学的根拠、スポーツ科学とか言ふやつを信用してはいけない。

  ジョージ「騙されんぞ!」

  電子スピン(謎水)とかEM菌とかね。

  前者は高速道路のトイレに使はれてた。NEXCOは騙されたつてコト?!

  後者も市町村の役所とか、公共事業に擦り寄つてる。早い話が詐欺である。資料は目に入れない方が良い。厚生労働省とか消費者庁とか、対策を先ず立てた方が良い。

  出来るだけ科学つぽい事をたくさん書いてあるけど、あれは「オカルトや迷信・占い」の類いであり、タロットやロックオン(占い番組)、幽霊、妖怪、タルパ、アニマルコミュニケーション(志村どうぶつ園のハイジ)、細木数子、エハラマサヒロ、パワーストーン、パワースポット、墓石、はんこが好きな人、或いは神社で木に抱きつく人、お寺の境内で龍が見える人を狙つてゐる。

  漫画『バキ』とかもやばいよ。恐竜の幻覚見えるんだもん。妖術つて言つてたね。

  『古事記』もやばいよ。神様が櫛の歯を折つて投げたら、タケノコが生えてきたつて書いてた。脚注に妖術つて書かれてた。

  科学と人文学は違ふし、「スピリチュアル・オカルト・占ひ・自己啓発」と、学問/人文学は近いけど違ふと思ふし、科学とはもつと違ふ。

  超能力でスプーンを曲げられても、學者にはなれないが、江戸時代には、学者が「超能力、霊視」を一生懸命研究した。天狗に攫われたやつにもインタビューして、最近その本がまた売れてた。オカルトと人文学が今より近かつた頃の時代である。その後、西洋の学問が輸入された。魔術、黒魔術、呪術、キリスト教なんかもあるが、科学とは一応分かられてゐるらしい。

  科学は天文学から始まつた。そこから物理学が生まれた。ガリレオの地動説や、ニュートンの万有引力とかである。生物学は、カール・フォン・リンネ(博物学、分類学)やダーウィン、ファーブルなど。化学はよくわかんないけど、キャリー夫人とかすごいんじやない? 物理学との違ひが分からん。アルベルト・アインシュタインとかいるし。

  初心者はDHMOをやると良い。

  これは「ジヒドロモノオキシジェン(dihydrogen monoxide, DHMO)」てふ化学物質で、日本語だと「二水化一酸化物」である。これは犯罪者の脳内から発見されたが、湖沼や食品は既にDHMOによつて汚染されてゐる事が分かつた。

  コワイ! 頭にアルミホイルを巻く!(しなさい)

  

  

  「元素周期表」つてあつたね。

  これ、「原子」の一覧ではなく、「元素」の表なんだ。

  水素元素は、水素原子、重水素原子、三重水素原子てふ三種類の原子があるんだ。陽子の数は1個だから、原子番号は皆んな「1番」と同じだから、同位体。

  重水素は中性子を1つ含む。稀によくある。

  三重水素は「ラジオアイソトープ」。かなり稀。

  原子核の重さは、

  水素   1+0=1

  重水素  1+1=2

  三重水素 1+2=3

  前者が陽子、後者が中性子。

  (この数字は、質量数か相対質量といふね。)

  存在割合によつて、水素元素の原子量は、1.008てふ事になつたよ。

  正確な存在比率は、

  水素   99.9%

  重水素  0.0115%

  三重水素 微量

  でした。([[jumpuri:いつもの通り、Wikipedia > https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%87%8D%E6%B0%B4%E7%B4%A0]])

  水素原子を1.008g (原子量グラム)分だけ用意した時、原子の粒の数はいくつになるか。

  答へは、いつも6.0×10^23個になる。

  ある「元素」の「原子量」が分かれば、原子量グラムの時の「粒の数」が分かる。

  それが、アボガドロ数だよ。

  アボガドロ数が発見されてゐなかつたら、例え原子量が分かつても、「粒の数」が分からない。

  つまり、「原子量」を「粒の数」に変換するための定数が、「アボガドロ数」だつたのだ。

  (粒の数が分かつて、何が樂しいの?)

  Twitterで有名な絵師又は漫画家である「アボガド6」さんは、この「アボガドロ」から来てゐるよ。

  食べれる方の「アボカド(英語だとアボケイドウ)」じやないからね。

  たつた1gの水素でも、粒は602垓(がい)個ある事が分かつた。

  10g用意すれば、6秭(じょ)個だ。

  普段全く使はない単位だね。

  でも、水素は原子単体で存在できないんだ。

  水素分子(H2)は水素原子が2個だから、分子量は2.016だね。

  水素分子1gは、粒が301垓個。(左は2で割つた。ちやんと2.016で割ると、299垓個。やばい誤差。)

  原子の時より減つたね。これは面白い。

  もつともつと減らしたら、最終的に1個になるかな!

  そしたら、分子量602垓(6.02×10^23)のバケモノができるね!(作るな、そんなもん)

  水分子でやつてみやう。数が大きくなると、H=1.008の小数点部分が無視できる樣になる。

  O=32 だから、H2O=34.016。

  酸素原子の分子量を二桁しか用意してゐないから、有効数字は二桁。つまり、四捨五入してH2O≒34と見做せる。ほら、小数点消えたね。

  水1gの中には(1/34)×アボガドロの水分子が。

  602垓÷34=17.7058…

  約17.7垓だよ。結構減つたね。

  ちなみに602÷34.016=17.6975…で、17.7だよ。

  良かつた、小数点はあつても無くても一緒の数字だね。

  危ねえ。ビビらせやがつて。

  でも答へが三桁になつてるね。

  有効桁数、分かんないつぴ……。(涙)

  (※掛け算と割り算で、桁数が変はる。掛け算の時は同じ桁数で四捨五入して良いが、割り算は桁が増えるのか? 知らん。経験と勘でやつてる。)

  ブドウ糖(C6H12O6)1gなら、垓より下の単位が見れさうだね。

  因みに粒子の大きさとかは考へてないよ。

  適当に「ひとつかみくらいかな」と思ふのはやめようね。それ私じやん。

  同じ1gの水でも、氷と液体と水蒸気(気体)とで、体積が全然違ふてふのも忘れずにね。

  モル体積は22.4L(標準状態)だよ。

  モル変換はややこしいね。

  これ使ふ事あるの?