自分が教養だと思つた物を深掘りするだけで、一切[[rb:他人 > ひと]]を知る事の無い儘、人生を終へるかも知れない。内田樹氏が嫌ふ、「オタク」なので。
それはそれとして。
夢を見た。
トイレに行きたかつた。
スマホの地圖で調べても出て来なかつた。
周辺を検索してゐるのに、何故かメヒコ以北のアメリカが出てしまふ。
家族の連絡先を調べたが、ふざけて登録した樣な片仮名二文字の變な名前しか無かつた。
一輪バイクで砂浜を駆け降り、海でおしつこしやうとするが、おばに見つかつてしまつた。
バイクは右手をひねるのではなく、そのレバーを押すと加速するんですよ、と教へた。
その後一緒に海で泳いだので、おしつこは出来なかつた。(寝小便を防止する、理性の具現化きも知れない。)
居飛車がクロールで、振り飛車がそれ以外の泳ぎだ。
クロールで適当に差をつけて、そこでおしつこをしやうと思つた。
然し、海の端つこ迄辿り着いてしまつた。
いつの間にか波の出るプールになつてゐた。
おばが機械を操作し、プールの水はいつの間にか全部抜かれてしまつた。
私は「水を入れ直すのに、どれだけの金と時間が掛かるのか、知つてるのか」と訝しんだ。(多分100萬圓)
プールの眞ん中に、スタッフのブースみたいなのがあつた。ウィンドウズフォンの樣な見た目のUIの、ウォークマン(Fシリーズだつたか)がデスクに置きつ放しであつた。コードに繋がつてゐて、それぞれが別の音樂を流しつ放しにしてゐた。
私は「こんなの盗まれるじやん」と思つた。
プールの隅に、水風呂みたいな一角があつた。
しかし片方は熱湯であつた。
半分は浸かれる程度の温度に、調節されてゐた。
男四人か五人、或いは六人で入つてゐると、お湯が段々熱くなつて來たので、堪らず飛び出た。(夢の中の人數は、場面ごとにあやふやである。まるでAIの描いた繪みたいだ。)
小學生の群れが蓋の無い側溝の片側をぞろぞろと歩いてゐた。遠足か、集團下校であらう。
ぶつかりさうになつたので、馬跳びの樣にそのガキの頭を股抜きした。群れを導く女が「オイ!!」と聲を掛けて來ると思つたが、何も言はれなかつた。
ガキ二人が走つて行つた先の民家で、「火を付けようぜ」的なやりとりがなされてゐた。世も末である。(放火の動画を見てゐたのか、或いはひよつとしたらファイアスターターの使ひ方の動畫を見てゐただけだつたのかも知れない。勿論後者は、夢から醒めた後の好意的な解釈である。)
私は地元の消防團に通報しやうと思つたが、連絡先が載つてゐなかつたのでやめた。
あのトンネルを抜ければ地元なのだが、歩道が無い。眞つ暗な中を僅かな足場をもとに通らんとするが、電車が來てしまふ。
トンネルの横を流れる川に目を向けてゐるが、砂利の岸辺で山羊が目を光らせてゐる。
水の中を、巨大なコーラボトルの人形みたいなものが流れていく。
電車が來る音もした。(RDR2やスタンドバイミーみたいだ。)
慌ててトンネルから飛び出て、線路傳ひに歩いて、次の駅から電車に乗る事にした。具体的には「××××××駅」だ。(トンネルからその駅まで、特急代含めて2萬圓かかる。所要時間は6時間43分。距離は739kmだ。)
ベトナム系のお婆さんとその娘みたいな人が、駅迄案内して呉れた。
瓦割りの爲に積まれた瓦を横倒しにした樣な橋を渡つて、駅まで行つた。思はず四つん這ひになる髙さがあつた。お婆さんと娘は、駅の入り口で案の定足場が抜けて、下に落ちた。お婆さんが落とした呪ひの樣な小瓶と、二桁の數字が書かれた蓋を拾ひ集めて、電車に乗つた。
電車は平壌を通つた。
平壌の國會議事堂には、「眞實中華人民共和國」と書いてあつた。
北朝鮮が、偉大なる中華を僭称してゐるのだらうと思つた。
氣付いたら電車内のモニターに、コンギョのPVが流れてゐた。
女の人が、車両の前の方で、カラオケを入れたのだ。
因みに地元のトンネルから平壌迄1000キロ、平壌から駅まで757kmだ。