インターネット上の友人から、『ポンポさん』てふ映画をお勧めされた。
タイトルのポンポさんは、いはば『ドラえもん』でいふところのドラえもんである。つまり、もう一人の主人公「のび太くん」にあたる人物がゐる。
ポンポさんは映画監督の娘であり、審美眼とコネクションを有する天才映画少女である。脚本も彼女が書いた。
『ドラえもん』ののび太くんは遅刻魔で、テストは0点だが、射撃の腕と昼寝の入眠速度は他の追随を許さない。
ポンポさんに見出され、映画監督として撮影に挑んだ主人公は、目が死んではゐるが、ノート一冊分の映画批評を暗記してゐる樣な映画バカであつた。
苦手なシーンは、映画なのにオープニングがあるところと、声優さんの声真似てふ、以下にも「アニメ」的なシーンがあつたところだ。
いかにも「声優」つて感じの演技は、ジブリや『チェンソーマン』(2022)と比較して、違和感となつてしまふ。その意味で『チェンソーマン』は、アニメ史に残る一作となつたのでは無からうか。
この映画の良いところは、「長さが90分のところだ」。
ポンポさん自信が、有名映画監督(祖父だつたか)に一緒に映画を見させられるにあたり、90分が長すぎも短すぎもしない、ちょうど良い長さであつたからだてふ。
主人公が完成させた作中作も、この映画自体も、ぴつたり90分てふ自己言及(メタ)や入れ子構造になつてをり、かなり好きだ。映画愛とこだわりを感じる。
主人公が編集したり、何かを感じ取る、抽象的なシーンも、「邦画の悪い癖」といふか、「クサいな」と感じてしまふところではある。こればかりは私の好みだらう。実写映画の『xxxHOLiC(ホリック)』や『ハケンアニメ』などからも感じるものである。
色々言つたけど、映画を減点式で評価しなければならないわけではないので、『ポンポさん』は加点式で「100億満点くらいかな」と思ふ。
今思へば声優さんの声真似も、アニメオタクへのサービスシーンともいへるもので、後々見返したくなる。
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ポンポさんは90分映画であつた。
一方それより長い作品も沢山存在するわけで、例えば『金曜ロードショー』はシーンをカットして「100分」てふ型に収めてゐる。
といふのが定説である。
放送時間は9時から10時54分(!)である。おかしくない? たつた114分なのに、うち100分が番組だけど、たつた14分のCMで放映権の採算取れてるの?
ジャックスパロウは、11時半とか迄だつたよね。
持続可能なテレビ放送なのだらうか。Twitter公式のアンクくんもめちや頑張つてるし。まあ、「ブランド」ですよね。
最近の『無限列車』、『呪術0』、『新劇』は何分くらゐだつただらうか。
チェックしておきたい。
鬼滅の刃 無限列車編 117分
呪術廻戦0 105分
エヴァンゲリオン新劇場版:序 102分
:破 113分
:Q 96分
シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ 155分
概ね100分〜2時間である。映画といへば、大体2時間てふイメージもある。
シンエヴァだけ、2時間半超の大作である。
ハケンアニメは128分、ホリックは109分である。
因みに私も、「100分」が好きだ。