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特殊メイクカフェ1-2

  プレイルームと言うか、ナンというか、お店の中は、大きな鏡があちこちにあり、自然、自分の姿に目が行ってしまう。

  ああ、自分は、猫になったんだなと思い知らされるのだ。

  逆を言えば、仕草の端々に見える人間らしい動きを見ると、はっとして、なんとか誤魔化さなくちゃと言う気持ちにもさせられる。

  何はともあれ、猫だ。猫として振る舞う。

  お客さんは、そんなこと気にしないで、べたべたと身体を触ってくる。どれもこれもお洒落な美人さんばかりだ。何となく、引け目を感じてしまう。

  とは言え、見る人、見る人、「可愛い」を連呼してきてくれるのは嬉しい。本当の自分じゃないにしても嬉しいのだ。

  お客さんは、猫じゃらしで、遊ぶふりをして、自分の膝に私を誘導し、そして、それから、自然におっぱいやお尻なんかを触ってきたりする。

  何も感じない風よりも、むしろ過剰に反応した方が喜ぶみたいだ。

  「ふにゃぁ!」と叫んでみたり、しがみついてみたりする。

  それでも、なんとかマイルドで居られるのが通常時だった。

  感覚的に2~3時間に30分ほど、部屋が薄暗くなる時間があり、この時は、もっと盛大に攻めることも可能みたいだ。

  私の乳首やおまんこは、容赦なくしゃぶられた。

  ある時は、鏡の前で股を開かされて、それは巧みな指使いで手マンをされた。

  その時は、自分の可愛い姿と、哀れな姿に、思わずイってしまったりした。

  「あら、可愛い声で鳴くのね?」と頭を撫でられたときの多幸感が忘れられない。

  食事は、ボウルに出された、カロリーメイトをカリカリみたいにしたようなものだった。

  これを手を使わずに、直接食べなければならない。しかも、床に置いてあるのだ。なかなか人権がない感じがする。

  人権がないと言えば、排泄の時だ。

  ネコ用のおトイレが、部屋の隅っこに置いてあるのだ。

  尤も、おトイレはエアカーテンで区切られているので、外まで臭ってこないと言う凝った作りをしている。そこは人権がある。

  尤も、それは我々動物たちよりも、お客様である人間様向けの仕様なのだろう。

  おトイレをする姿は、誰からも丸見えで、なんなら、鏡で全周囲見られている状態だからだ。

  トイレに行くと、係員が出てきて、「ほーら、良い子だから綺麗にしましょうねぇ」と、ウェットティッシュでお尻から、おまんこから、綺麗に拭いてくれる。

  それにしても、排泄をこんなにしげしげ見られるなんて、恥ずかしいの一言だ。とは言え、我慢できないモノは仕方ないので、本当に仕方がない。

  それでも、事もなげにするしかないのだ。

  あと、このカフェの動物たちの文化と言うのも独特だ。

  客が去った後は、適当に二、三匹で固まって、いちゃいちゃしながら夜を過ごすのだ。

  手が使える子は、使えない子のオナニーを手伝ったり、単にお互いを温め合うだけで満足したりと、それはその時のテンションと空気による。

  客がいないなら、もう、人間の言葉で話せば、それはそれで盛り上がるだろうが、そういうのはないらしい。

  勿論、手が自由に使える子は殆ど居ないし、手伝うにしてもかなり不器用にやるしかない。そして、道具も使えないので、自然、物理的な刺激は雰囲気程度になる。尤も、お互い、人間を離れた状態で、人間以外の生き物とそう言う環境にあると言うだけで、存分に盛り上がるモノだ。

  と、言う事で、牛さんの巨乳をいじりながら、股間をさすってイってみたり、カラスさんをイカせてみたりと、なかなか有意義な過ごし方が出来るのだ。

  数日もすると、誰が常連さんなのか分かってくるようになる。そして、誰が私をお気に入りにしているかも。

  まぁ、優しく可愛がってくれるし、えっちな遊びも、まぁ、気持ちがいい。こっちも、調子に乗っておっぱい触ったりしても許されるし、キスしてくれたりするので好きな方だったりする。

  特に、金銭的な利益はないのだけど、こう言うご贔屓さんには、それなりにサービスしたくなるものだ。

  と、そう言う事をやっているウチに、お互い言葉も交わさずに息も合うようになる。

  そして、ある日、その客はおちんちんを生やして、目の前に現われた。

  その人だけでなく、他の客もみんな生やしている。

  見る限り、常連客だけのようだ。客同士で触り合ったり、舐めたりするぐらいに、皆が皆、みなぎっていた。

  動物たちも心なしかそわそわしている。

  勿論、我々の常識として、ある日突然ちんこが生えてくる訳がない。あれは、精巧に作られたディルドだ。

  ここの特殊メイクの技術を考えれば、彼女たちにペニスを生やすぐらい容易い事だろう。

  私は、自然と、例の常連さんを探していた。

  あの人のおちんちんならなんとしても舐めたいし、しゃぶりたいし、挿入されたい。

  もう、頭の中が、そう言う風になってしまった。

  だが、その人は、他の動物にちょっかいを出して、そして、それを眺める私を見て、微笑み返したりするのだ。

  何をしたいのかは分かっているが、しかし、燃え上がったものは収められない。

  他のお客さんの誘いを無碍にしながら、彼女に近付いていく。

  「あら、そんなに私のおちんちんが欲しいの?」

  挑発する彼女。焦らされれば焦らされるほど、彼女が欲しくなる。

  すがって、甘い鳴き声を上げるしか、私に出来る事はないのだ……

  散々私を玩び、そして、「しょうがないなぁ」からのフェラで、もう、私の股間は充分に濡れていた。

  それを見て、「本当にしょうがない子ね」とやっとの事で、エッチを許してくれたのだ。

  そこからは、怒濤のセックスであった。

  嬌声を人間の声で上げたくなる……いや、漏らしていたかも知れない。それすらも思い出せないぐらい、激しくやられた。

  偽物おちんちんに射精も何もないが、彼女も何度かイってしまったようだ。

  お互いに、身体をビクビクさせながら抱き合い、そして、息が落ち着けばまたセックスだ。

  そんな感じで、一日が猛スピードで過ぎていった。

  ああ、次のおちんちんの日はいつだろう? 思い出とともに、夜、他の動物たちと傷を舐め合う。

  さて、思いっきりエッチな遊びをすると、それはもう、体毛も汚れてくる。

  そんな時には、シャワーを浴びるしかない。

  トイレの時もそうだが、周りのスタッフが着衣でいるのを見るにつけ、自分が裸である事が脳裏によぎる。

  そして、手取り足取り、身体をシャワーで流されると、ますます人権のなさを感じさせられる。

  こんな生活なら、半月と言わず、半年や一年続いたって構わないような気がしてくるのだ。

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