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○特殊メイク-稲荷
まさかこんな依頼が来るとは思っていなかった。
ある寒村の稲荷神社で昔からの風習として、キツネ面をした男女がまぐわうと言う儀式があったらしい。
それが色々あって禁止された訳だけど、それでもセックスの真似事はしたいらしい。
そもそも若い男女がいないと言う問題もあって、もうその儀式はなくなるのではないか? と、一部界隈で盛り上がっていたという。
どういう訳か、その話が私の方へと回ってきた。
確かにそんな話に乗っかってくれる友達は沢山いるのだけど……
一応、最低でも一組と言う依頼だったけど、無駄にお金はある自治体らしく、なるべく多く集めてくれないかと言う事だった。
そんなわけで、色々声を掛けたら、十人の友達が手を挙げた。
その十人とアシスタントと私の十二人がキツネメイクをして、半分がちんちんを装備するというわけである。
と、言う訳でかなり大忙しだ。
全員分のライブマスクを取って、シリコンでキツネ顔のマスクを作成するのだ。
作るのはマズル部分がメインで、目の周りと口の下の部分にもシリコンが盛られる。
口はそのまま使いながらキツネ顔になるようにデザインする。
全身は真っ白に塗って、伝統的な文様を朱色で書き込む。
祭りは三日三晩続くと言うので、耐久力のあるメイクを心がける。
指先は尖ったネイルを取り付ける。色は白でそこにも文様を描いておく。
髪の毛は全員銀色に染めるか、長髪のウィッグを装備させる。
折角なので、女の子役には淫紋も描いておいたし、折角なので腹ぼての子を三人ほど入れた。
オス役は私を含めておっぱいが小さい子で構成して、身体も型どりして乳潰し用のスーツを作成した。
全員、胸筋の発達した細マッチョみたいな感じに誤魔化せたと思う。
おちんちんは実績のある尿道直結型。
さぁ、これで問題ないだろう。
儀式用の白装束に身を包み、初日は宴会と厳かな儀式で日が暮れていく。
さぁ、夜になると、篝火に囲まれた中、敷かれた畳の上で乱交パーティが始まる。
一応、人間の言葉は出したらダメらしく、思い思いちょっかいを掛けてはセックスに持ち込んでいく。
口は動く状態なので、フェラもするしアナルセックスもできる。
雌同士雄同士のセックスも許されているそうなので、もうなんでもありになってくる。
そんなヤケクソの状態が朝まで続き、朝になると一旦休憩である。
日中は眠り、夕方メイク直しをする。
そして宴会のあとにセックスである。
乱痴気騒ぎとはこのことをいうのだなと思うのだけど、村の人々はそれを真剣な眼差しで見ている。
人の視線は気にするタチではないが、しかしこんな視線の中でセックスするのは初めてだ。
射精してはまた補充して、セックスを繰り返す。
例年ならば、男の射精能力の限界で終わるのだけど、今回はそれでは終わらない。
射精量があればあるほどお稲荷様は喜ぶと言うので、精液ローションをふんだんに作って用意し、そしてありったけの射精を繰り広げた。
それはそれとしても、このキツネメイクはとてもいい。
腹ぼての子を襲う感じとか、ちんこがあるのに後ろを攻められて射精してしまうとか、もう、性癖の総合商社と言う感じである。
散々ローションで汚しておいて、三日目は儀式を厳かにして、拍子抜けとも言える程あっさりとお祭りは終了する。
全員メイクを解いて岐路につくのだけど、次はないかと言う話になる――すると、村の世話役が申し訳なさそうに言うのだ。
元々、初夏と盛夏、秋の終わり、春の始まりの四回あると言う。
村の人々は大満足だし、厳選して呼ばれた人も、これは続けるべきだと言う。
予算はあると言う。
ああ、それならばやらなければならないな……
○着ぐるみ-骨格標本
※リクエスト作品です。
「ミサキちゃんごめんね、貴方にしかお願いできそうにないし」
保健のユカ先生は謝っているが、私としてはそんなにショッキングな話ではなかった。
私は病気とか体質とかの影響で、身体が小さくやたら細いのだ。
体重がアレなので、虐待されていると通報されることもあるぐらいで、その為に一々診断書を用意しているぐらいだ。
今回は、細いことは兎も角、小さい事に意味がある。それは小さな着ぐるみを着る必要があるからだ。
用意された着ぐるみは小さな箱に入っていて、黒色の全身タイツの上に、骨の部分にホックが付いているものだった。
このホックに骨のパーツを取り付けていくわけである。
着ぐるみと言うよりコスプレだな。こんなんなら大人サイズがあればいいのに。
取り敢えず装着してみる。
先生は手伝うと言っていたけど、一人でやれそうなので、一つ一つ説明書を見ながら骨をセットしていく。
背骨はひと繋ぎになっているが蛇腹のようにくねくねとするシロモノで、それを首元にパチリと取り付けて、背中とお尻にも固定する。
肋骨や骨盤、腕や足も取り付ける。
基本、正面から見せるので、前後に取り付けることはない。
最後に頭蓋骨の前後のパーツを被り、パチリと留め具を掛ければ完成だ。
鏡を見ると面白いほど骨格標本になっている。
私は自分の浮き出た肋骨や鎖骨の辺りのくぼみ、折れそうな四肢を見るのが好きだった。
こんなのでもまだ生きていられる。
人はそのみすぼらしい身体を見るのを憚られる。それは見世物じゃないと私や私の親に咎められるのが怖いからだ。
そんな風だから、私は私の身体に満足していないように思われがちなのだ。
だから先生もこの話を持ってきたとき、差別主義者のように言われるのではないかと恐れていたのだろう。
私はこの骨格標本の姿が気に入った。
少なくとも、リアルな骨格よりも一回り大きくて丈夫だからだ。
標本の肋骨の間から自分のあばらを触ってみる。
着ぐるみの裏側を見てしまったような背徳的な気分になる。
自分の身体を一つずつ点検して、胸がすく思いがする。
「先生、どうですか?」
似合っているだろう? と言うつもりで聞いたけど、先生は何も言えそうになかった。
取り敢えず、保健の授業はこの姿で出る事になった。
「時間さえ貰えれば一人でできますから」
そう言って、私は授業前に一人になる時間を確保した。
昼休み明けの授業に間に合わせるため、私は栄養食を口に突っ込み、準備室へ駆け込んだ。内側から鍵を閉めて着ぐるみに着替える。
着替えるときに、ラバーパンツを内側に来た――このあとの事を考えるとどうしても必要だからだ。
私は準備室にある机の角に股間を擦り付けた。
声が出そうになるのを我慢しながらその感触を楽しみ、そして鏡に映る痩せぎすな姿を悦びと共に見ていた。
ラバーパンツの中が濡れていくのが分かる。
声を潜めながらのオナニーが止まらない。
呼吸が段々と上がっていく。
授業を移動してきている生徒の声が聞こえる。
ああ、そろそろやめないと……
何度やめると思ったところで、オナニーがやめられない。
この細い細い身体で骸骨を演じている。
ああ、それを人が見たら何と思うだろうか?
先生から呼ばれる。
流石にオナニーは中止だ。
なるべく平静を装いながら「今着替え終わりました」と伝え、授業に挑む。
他の生徒はひそひそと話している。
仲のいい生徒は頑張れと言ってくれている。
さぁ、授業だ。
授業が終わったら――これ貰えないかな?
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