伊吹は大学の新学期が始まるまでの春休みの間、長めの有休を使って狛斗たち秘密基地の仲間を誘ってある場所へと旅行へ行くことにした。狛斗たちは新学期を心待ちにしつつも暇を持て余していた最中に舞い込んだ提案を聞きつけて大喜びし、親御さんからの承諾もあっさりと頂くことができた。更には移動用の足として、顔馴染であり「仕事仲間」でもある服屋の竜人、尾野寺(おのでら)マトイを誘っての大所帯で行くこddddddddddとになった。
「どこへ行くんですか?お母さんやお父さんが言うには『行楽シーズン』ってのでどこも混んでるって言ってましたよ?」
と、秘密基地のリーダーである犬獣人の柴村狛斗(しばむら はくと)が伊吹に質問をした。
「それは行ってからのお楽しみ。探せば意外とあるみたいでね」
伊吹は上機嫌に答えた。
「渋滞に巻き込まれないといいけど・・・・・・」
と、狐獣人の渡瀬 稲成(わたせ いなり)が心配そうに付け足した。幸いにも道中は道路の凹凸で多少揺れる程度で、渋滞に巻き込まれる気配は無かった。道中を流れる草花は青々と生い茂り始め、木々には花が咲き始めていた。
「まぁ、渋滞に巻き込まれても平気なように『色々と』準備はしてきたからね」
狸獣人の里中 裕狸(さとなか ゆうり)はスマホの中に保存した動画をヒラヒラさせていた。
「あんまり下ばかり見てると酔っぱらうから程々にね」
伊吹は助手席からチラリと視線を送った。
「何だか山とか川が増えてきたね・・・・・・釣りとかできるのかな?」
猫獣人の三枝 香苗(さえぐさ かなえ)が発した「釣り」という言葉に、豚獣人の緒方 猪木(おがた いのき)が反応した。
「何が釣れるんだろな・・・・・・網は持ってきたけど釣り竿もってきてないや」
「あんまり深いとこに行くんじゃないよ?地元の川は深くても膝下だからまだしも、あっちの川じゃそうとも限らないだろうからね」
運転しながらマトイが猪木をはじめとした皆に注意を促した。後ろの席に座っていた猪木たちは「はーい」と分かってるような分かってないような声音で返事をした。
「本当に分かってるんだろうねぇ・・・・・・」
マトイは伊吹にだけ聞こえる声音で溜息をもらしていた。伊吹もやれやれといった顔を浮かべ、窓の景色に視線を移した。
何度かのトイレ休憩と買い物を済ませ、一向はとある村へと到着した。道のあちこちには鈴や縄の飾りがかけられ、カメラを持った観光客がまばらに景色を撮影していた。しかし、春先特有の雲が空にうっすらとかかっているからか、村全体が色褪せているように見えた。伊吹たち一行は川沿いの駐車場に車を停め、レジャーシートと道中で買ってきたオードブルやお弁当を運び出すと、一際大きな桜の木の下で荷物を広げた。狛斗が香苗たちと手分けをしながらお皿やコップを配り、早々と花見の準備が整った。
「それじゃあ伊吹隊長、乾杯の音頭を」
狛斗の言葉に、マトイは思わず吹き出してしまっていた。
「最近の子はそんな事も知ってんだ・・・・・・というか伊吹、そんな風に呼ばれてたんだ」
伊吹は照れ臭そうに頭を掻いた。
「ま、まぁ気付いたら定着してただけですよ~じゃあ、お言葉に甘えて・・・・・・さ、みんなカップは持ったね?」
伊吹にマトイ、そして狛斗たちは飲み物が注がれたカップを掲げた。
「それじゃ堅苦しい挨拶は抜きにして、到着を祝って・・・・・・かんぱーい!」
伊吹の音頭に続いて「かんぱーい!」と、お互いにコップを掲げて中身を飲み干した。それから思い思いにオードブルやお弁当に手を伸ばして宴を満喫した。およそ一時間もするとお腹もいっぱいになったのか、狛斗たちは川沿いを探検したり、並木道を撮影したりしていた。伊吹とマトイはオードブルや飲みかけのボトルを片付けつつ、子供たちの動向を見守っていた。
「アンタが集めたあの子達、いい具合に育ってるじゃない?飲み込みも早いし好奇心も旺盛でさ」
マトイは買ってきたおにぎりを頬張りながら子供達を眺めて呟いた。夏休みに集まった狛斗たちは、あれから一層ふくよかに育っていった。伊吹が不在の間は、マトイの店で「お手伝い」をしているという。
「えへへ〜それ程でもあるかも?マトイさんにはお世話になりっぱなしだから、今夜は目一杯、おもてなししちゃおうかな?」
伊吹はオードブルのソーセージを頬張ってみせた。二人は子供達が帰ってくるまでの間、他愛無い世間話と近況報告をしていたが、マトイが先に切り出した。
「なぁ伊吹」
「マトイさん、どうかしたの?集合時間まではまだ少し時間があるし、次の運転は私がやるよ?」
「いや、そうじゃなくて・・・・・・この辺、花見の時期にしちゃ殺風景だなって」
伊吹はオードブルに残った総菜をつまみながら並木道を見渡した。確かにこの時期なら梅と早咲きの桜が咲いている頃合いなのに、既に散ってしまったように閑散としていた。更には痛々しく傷んでいる木々も多く見られた。
「確かに。行く途中の方が咲いてた気がする。何かあったのかな?」
伊吹は鞄の中から少し古びた地図とパンフレットを取り出した。観光スポットとして掲載されていた写真は撮影した時期からだいぶ経っていたものの、やはり花の賑わいが明らかに減っていた。
「えっと・・・・・・桜梅村(おうばいむら)、辰華川(たつはながわ)・・・・・・あった」
伊吹はスマホの検索アプリでキーワードを入力し、とあるニュース記事を表示させた。三年前、記録的な大雨がこの辺りを襲い、大きな被害が出たという地域もあったらしい。この村でも大雨による川の氾濫があったものの、幸いにも死傷者は出なかったそうだ。しかし、氾濫の影響で辰華川沿いの木々や村の神社の一部に深い傷を与えたらしい。神社は今年に建て直しが完了したというニュースもすぐに見つかった。
「どうりで寂しいわけだ。でも『アタシら』がどうこうできるモノでもないんじゃない?」
マトイは尻尾を揺らすと、尻尾の先端が大きな口のようにパックリと開いていた。
「まだ来たばかりだからねぇ・・・・・・んっ」
そう言いかけた伊吹のお腹がごぽりと蠢き、甘い声を漏らした。
「おやおや、『そちらさん』も疼いてるのかい?絶好の繁殖先でも見つけたって感じかい?」
マトイは伊吹にわざとらしく聞いてみせた。伊吹はお腹を撫でながら答えると、誰かの話に耳を傾けるかのように頷いた。
「・・・・・・そうみたい。でも妙だって言ってる。土地そのものが弱ってる感じがするって」
「もしもそれが本当だったら問題ありだな。そのことも踏まえて行って確かめるしかないね」
マトイと伊吹は子供達が帰ってくると、手を合わせて「ごちそうさまでした」の挨拶を済ませ、ゴミの分別と後片付けを行なうのだった。
一行は伊吹を運転手に山奥にある旅館へと到着向かった。旅館にはここの主と思しき装いをした熊獣人の夫婦が待っていた。伊吹は夫婦の指示に促されながら車を停め、狛斗達と共に荷物を部屋へと運んでいった。
「本日は大人数で来ていただいてありがとうございます!私は女将の蘇芳(すおう)です。お布団はあちらの収納に、お風呂は源泉掛け流しでいつでも入れます。こちらは板前の豊後(ぶんご)です」
「どうも豊後です。お食事の用意ができましたら部屋の内線に連絡しますんで、どうぞごゆっくり」
二人が部屋を後にするのを確かめると、裕狸はスマホを開いてため息をついた。
「やっぱりここ、ネット繋がってないみたい・・・・・・」
「山奥だからね・・・・・・」「ゲームのログボどうしよ」
「山降りればいけるかも」「夕飯まで寝ようかな・・・・・・」
狛斗達の話を区切るように、マトイがパンパンと手を叩いた。
「さ、ゲームや休憩もいいけど、まずはお風呂に入っちゃいましょ。でもその前に・・・・・・みんな『こっち』、我慢してたでしょ?」
マトイの尻尾の先から太い舌がべろりと嘗め回す仕草を見せると、少年たちの逸物がズボンの中でくんっと膨らんでいた。
「でもどうせ汗とかで汚れるんだし、先に済ませちゃおうよ」
裕狸が待ちきれないとばかりに股間と胸の膨らみを揺らしていた。
「それもそうだね。じゃあ敷布団を並べて、汚れないようにレジャーシートを敷こうか。皆、手伝ってくれるかな?」
狛斗が待ちきれないのを堪えながら襖を開けて呼びかけた。裕狸達は協力して人数分よりも多めに布団を並べると、伊吹とマトイでレジャーシートを広げ、ずれないように敷布団と畳の間に挟み込んだ。準備を終えると、少年たちは我先にと服を脱ぎ始めた。
「おぉ・・・・・・」
伊吹は思わず声を漏らした。片側だけでも自分たちの握り拳よりは大きな陰嚢と、厚ぼったい皮に覆われた象の鼻のような逸物が彼らの股間に垂れ下がり、旅行中に熟成された雄臭さを溢れさせていた。そして胸は成長期に差し掛かった少年たちの体にしては大きな乳房が揺れ、乳首と乳輪は茶色く肥大化していた。
「ずいぶん遊んだみたいだねぇ・・・・・・」
伊吹は彼らの成長に頬を緩ませつつ、逸物が固くなるのを感じた。
「それだけじゃないよ。ほら皆、『アレ』、出してみな」
マトイの合図を受けた少年たちがレジャーシートに集まり、中腰の姿勢で屈み込んだ。少年たちはそれぞれに気持ちよさそうな声を漏らすと、ふくよかに成長した尻の間から尻尾のような塊が吐き出された。それは伊吹にとって見慣れたものでもあった。
「僕たちも伊吹さんみたいに出せるようになったんだよ!」
香苗が嬉しそうに自分の尻尾と共に飛び出した触手を揺らしていた。少年たちはレジャーシートの上に寝転がりながら触手や指、舌を使い、お互いの体を絡ませあった。伊吹はその光景を眺めながら衣服を脱ぐと、屹立した逸物を扱き始めた。
「マトイ、私がいない間に何かしたの?」
「まぁ色々と。でもアタシはちょっとコツをちょっと教えただけだよ。あの子達、飲み込みが早くてすぐに使いこなしてたわ」
マトイも衣服を脱ぎ、少年たちの絡み合う姿を眺めながら割れ目を尻尾の口で愛撫させた。少年たちはポジションを変えながらお互いのナカをお互いの精液で満たし、レジャーシートはみるみるうちに汗と精液に染まり始めた。
「ねぇねぇ皆、久しぶりに伊吹さんやマトイさんともえっち・・・・・・したいよね?」
裕狸が注がれた精液ででっぷりと膨れ上がったお腹を撫でながら呟いた。稲荷はその言葉を横目に、伊吹とマトイの逸物や乳房を横目に生唾を飲んだ。
「前と後ろ、どっちでしてもらおうかな・・・・・・」
伊吹達にお尻を向けて寝転んでいた猪木は、ぼっかりとあいた尻穴から溶岩のように濃い精液を溢れださせ、白濁とした水たまりを形成していた。
「まずは伊吹さんとマトイさんに聞かないと・・・・・・んっ、ハクのナカあっちい・・・・・・♡」
「ぶっかけないでよ・・・・・・お風呂行くまでにニオイがついちゃうでしょ?」
香苗は狛斗の肉壺から自身の逸物を引き抜くと、尿道に残った精液を搾り出すように狛斗の腹の上にぶっかけた。
「じゃあ、私たちでたっぷりきれいにしてあげればいいじゃない?」
マトイは狛斗の体にかかった精液を尻尾の舌で舐め取ると、香苗と裕狸の肩を叩いてレジャーシートの中へと入っていった
「それもそうだね。それじゃあ・・・・・・私の相手は誰がしてくれるのかな?」
稲荷がおずおずと伊吹の手を引いた。その股間は期待と興奮を孕んで脈打っていた。猪木もやや遅れて伊吹の手を引いた。さっきまで萎えかけていた二人の陰嚢ははち切れんばかりに膨らみ、耳を澄ませばミチミチと精子が作られているのが聞こえてきそうな気配に、伊吹の下腹部なじゅんと熱くなるのだった。
少年たちに手を引かれ、伊吹とマトイは肉欲のレジャーシートへと促された。伊吹がレジャーシートに寝転ぶと、稲荷はその顔に覆い被さるようにその唇を重ねた。精液と唾液の匂いが二人の間で濃くなってゆく。
「稲荷君、あれから随分と上手くなったじゃない?それに・・・・・・んっ、猪木君も♡」
伊吹は溺れそうな快感に息継ぎをしながら二人に囁いた。猪木は寝転んだ伊吹の逸物を口いっぱいに頬張りながら、触手を使って自身と稲荷の逸物を扱いていた。伊吹もお返しとばかりに尻穴から触手をひり出すと、稲荷と猪木の乳首に吸い付いた。グチュグチュと淫猥な水音が三人の間で絡み合い、むせかえるような匂いは徐々にその濃さを増していった。
「ぷはぁっ・・・・・・♡このままイッてもいいけど、折角なら『こっち』で、ね?」
伊吹は二人の前両足を広げると、二人の前に鈴口からガマン汁をドクドクと弾けさせる逸物と、物欲しそうにヒクつく尻穴を晒してみせた。
「じゃ、じゃあ僕は『こっち側』がいいな」
猪木が伊吹の背後から抱きしめる姿勢をとると、伊吹の尻穴に自分の脈打つ逸物を当てがった。
「今日は君よりも体格の大きなのが二人もいるからね。重かったら言うんだよ?」
伊吹は背後の猪木に囁くと、猪木はこくりと頷いて腕のような逸物を伊吹の尻穴へ深々と捩じ込んだ。猪木の逸物に押し出されるように曝け出された伊吹の逸物に稲荷は自身の逸物でキスをした。
「じゃあ今日は僕が『こっち側』やろっかな?」
稲荷は伊吹に向き合いながら腰を後ろに突き出すと、両手で尻を掴んで伊吹の逸物に腰を落とし始めた。焼けるように熱い肉棒が使い込まれた稲荷の尻穴に触れ、三人は甘い声を漏らした。
「伊吹さんのちんぽ、熱くておっきい・・・・・・♡」
「もう待ちきれなくてお尻ウズウズしてるの分かるよ・・・・・・さぁ、一気にみんなで行っちゃおうか♡」
伊吹は二人の少年、ケダモノの情欲に挟まれながらその快感を全身で味わった。全身の体毛がゾクゾクと逆立ち、電流が走ったかのような快感で三人は満たされていく。レジャーシートが擦れる音に、粘っこい水音と獣欲がぶつかり合う音が混ざり合った。
「伊吹さんッ、気持ちいいところ突かれると、ナカで、ぎゅうぎゅう締め付けてくるから・・・・・・ッ、分かりやすいね・・・・・・!」
猪木が伊吹のお腹に抱きつきながら、自身の逸物が入っているであろう部分を押し込みながら撫でると伊吹の肉壺は猪木の逸物をちぎれんばかりにぎゅうぎゅうと締め付けた。するとまた更に伊吹の前立腺をすり潰すようにぐりゅっ♡と突き上げた。
「猪木君も腰使い上手く、なったからね・・・・・・ッ♡」
「伊吹さん、『こっちも』気持ちよくしてあげますからね♪」
稲荷は下の口で伊吹の逸物を深々と咥え込むと、伊吹の両方の乳首を摘み上げた。ぽってりと肉厚な乳輪に埋もれ気味な乳首が淫猥な空気で満たされた外界に曝け出され、ぶるんっと勃起した。稲荷はすかさず片方の乳房に食らいつくと、「じゅぅっ」と乳飲み子のように伊吹の乳首を吸い上げた。
「んぅ────ッ!?」
ビュブルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーッ!
「い“ッ・・・・・・!?」
ごびゅるるるるるるゥゥゥゥゥゥーーーーーー・・・・・・ッ!
伊吹は思わず背中をのけ反って稲荷の肉壺奥深くに吐精してしまった。猪木も伊吹の吐精で締め上げられた刺激に反応して溶岩のような精液を吐き出した。やがて蛇口が壊れたような吐精を腹に受けた稲荷のお腹はみるみる膨らみ、押し出されるように自身の逸物からはしゃくりあげたように何度も子種を吐き出した。
「え、今、私い────ッ!」
突如もたらされた強烈な快感に、伊吹の体は理解をする暇も与えられず、更なる刺激が走った。もう片割れの乳房を稲荷に吸い上げられ、また更に吐精をしてしまった。伊吹の乳首は稲荷の「口吸い」によってジンジンと痺れるような快感を断続的に与られ、伊吹もまた初めての快感に心臓が高鳴ったのだった。
「まさか私がイかされるなんてね・・・・・・♡」
何度となく吐精を繰り返したところで、三人の逸物は萎える気配もなく、繋がりあったまま子種は溢れる気配を見せなかった。
「それじゃあ、私からも『お返し』、させてもらうね♡」
伊吹の尻穴、猪木との結合部の隙間からは触手が何本も伸びていった。触手の先端はコップのように広がっている触手が稲成と猪木の乳房に吸い付くと、二人はくすぐったそうに身をよじった。しかし、次の瞬間────
「あぁぁっ・・・・・・!?」「んぅぅっっ・・・・・・!」
ごびゅるるるるるるるるううううぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!
二人の逸物が噴火のように精を吐き出した。稲成の吐精は伊吹の顔や胸をべったりと染め上げた。しかし、そんな申し訳なさも感じる暇も無く、稲成は腰を仰け反らせていた。触手の中では無数ヒダと毛が稲成の乳首と乳輪を幾重にも蹂躙し、痺れるような刺激を絶えずもたらした。乳首に細く鋭い触手がぐりゅぐりゅと乳腺をほじくり返すように入り込むような感触から逃れようと、二人の身体はもがいていた。
「なんか、変な、感じが・・・・・・・・・・・・っ!」
「心臓、破裂しそう・・・・・・・・・・・・ッ」
今まで感じたことの無い量の快感に、二人は思わず腰を引こうとしていた。
「だーめ。お返しはまだまだ終わってないんだから・・・・・・♡」
伊吹は稲成の身体を優しく抱きしめて引きかけた腰をしずみこませると、猪木の下半身に体重をかけて快感から逃さないように体勢を変えた。
「二人とも深呼吸して。大丈夫。すぐに慣れてくるから・・・・・・♡」
伊吹は二人の頭を撫でながら甘い声で囁くのだった。
マトイもまた狛斗に香苗、裕狸の三人を相手に快楽を貪っていた。マトイは両手と口、そして尻尾に備わった口を使って三人の逸物を愛撫していた。彼女の唾液と彼らのガマン汁が滑らかに混ざり合い、淫猥な水音を立てていた。
「イナリも随分大きくなったじゃない・・・・・・・?」
「あっ、ぁあう・・・・・・ッ、タプタプされるの、気持ちいぃ・・・・・・・・・・・・♡」
裕狸の睾丸に舌を這わせ、裏筋の匂いを嗅ぎながら囁いた。生暖かい吐息に当てられ、裕狸の逸物がしゃくりあげるようにを弾けさせた。
「ハクのも中々逞しくなったわねぇ・・・・・・もしかして、君らのクラスの中じゃ一番や二番なんじゃない?」
「あぁっ、ふんぅうう・・・・・・っ、もうイッたばかりなの、にぃ・・・・・・っ!」
狛斗の逸物はマトイの尻尾の口で弄ばれ、音を立ててその体液を啜られていた。しかし、下半身からもたらされる絡みつく快感で頭がいっぱいになっていて、答える余裕も無くなっていた。
「カナ君も腰遣いが上手くなったわね。気持ちいところガンガン突いてくるようになったじゃない・・・・・・?♡」
「マトイさんもココ突かれるとどう感じるのか、だんだん分かってきたんで・・・・・・ッ!」
香苗は尻尾をぴーんと立てながらマトイの肉壺奥深く目掛けて「びゅるるるるぅぅぅぅぅ〜〜〜ーーーーッ!」と濃密な子種を吐き出した。ブルブルと体を震わせながら子種を吐き出す余韻に浸っていると、「ぐぐぐ・・・・・・ッ」と内側から何かに押し出される感触がした。それは萎えかけて敏感になった香苗の亀頭にキスをすると、ずるんっと子種に塗れた逸物が屹立しているのだった。
「ナカも満足した事だし・・・・・・そろそろ『こっち』の番ね♡」
マトイは生まれつき両性具有であった。しかし当人はその事に引け目を感じるどころか、性欲に目覚めた頃にはどちらの快感も味わえる体に感謝さえしていた。やがて成人した彼女は、先代の服屋を受け継いだ際、地下に自分専用の趣味空間を作り上げ、伊吹や秘密基地組たちと知り合う事になるのだった。
マトイは肉壺の奥から自身の逸物を屹立させると、香苗の顔の前に突きつけた。彼女の亀頭からは自分が吐き出した精液と共に、伊吹の逸物に負けず劣らずの咽せ返るような雄の匂いを弾けさせていた。香苗は思わず鼻先を彼女の亀頭に近づけて、体毛が汚れるのも気にする事なく頬擦りしていた。
「あら・・・・・・欲しがりさんじゃない?でも、嫌いじゃないわよ?」
「あぁッ・・・・・・!ず、ずるい・・・・・・」
「次、は・・・・・・僕ら、だから・・・・・・ね」
裕狸と狛斗は彼女の二つの口から解放されると、汗と精液の水溜りにべちゃっとへたりこんで、香苗のご奉仕を食い入るように見るしかなかった。香苗は小さな口の彼女の逸物を愛撫し、ザラついた舌が彼女の敏感な部分を刺激するたびにマトイは快感に震えるように声を漏らした。香苗はマトイに跨るように立ち上がると、屈みこんで自分のお尻を擦り付けた。
「んっ・・・・・・♡そういうのも覚えたんだ・・・・・・♡」
香苗はマトイのガマン汁をぷっくりとまくれ上がった尻孔に擦り付けて馴染ませると、ぐぶりと腰を沈み込ませた。香苗の尻孔は彼女の逸物を少しずつ飲み込み、内側から押し潰されるような圧迫感にで呼吸は浅くなり、膝はカクカクと小刻みに震えた。使い込まれた尻孔はあっという間に彼女の逸物を飲み込み、香苗は彼女の腰に座り込んだ。
「あら、ちょっと前まで半分くらいしか入らなかったのに、すっかり淫乱になったじゃない?」
マトイは自分の逸物が根元まで飲み込まれている香苗のお腹を愛おしそうに撫でると、香苗の逸物が返事をするかのようにピュルッと蜜を溢れさせた。香苗は呼吸を整えながら具合を確かめていると、マトイの尻尾が香苗の身体を押し倒した。鼻先を彼女のたわわな乳房が包み込み、自身を埋め尽くす圧迫感や痺れるような痛みが薄れていった。
「跨るのもいいけれど、こうして密着させるのも悪くないでしょ?」
「う、うん・・・・・・凄く、気持ちいい、です・・・・・・」
香苗は恐る恐るマトイの乳房に触れた。マトイは嫌がる素振りも見せず、されるがままに身を委ねていた。香苗は指先で彼女の乳首をつまんだり、乳輪と乳首の境をなぞるように舌を這わせた。すると、時折香苗の中にねじ込まれた逸物がドクンッと跳ね、香苗の気持ちいい塊を押し潰されるのを感じた。
「中々上手じゃない?もしかして、彼らで練習したりしてたのかしら?」
「そっ、それは・・・・・・その・・・・・・・・・・・・んっ♡」
香苗が目を逸らして言いよどもうとしていると、マトイは香苗の腰を叩いた。猫系の獣人に多く見られる性感帯の一つで、香苗もまた例外ではなかった。マトイは香苗の反応を確かめるように、絶妙な力加減で尻尾の付根を叩いたり、指でカリカリと引っ掻いてみせた。香苗は身体をよじらせながらマトイの身体にしがみつき、快感に身をよじっては香苗の肉壺はきゅんきゅんと疼かせた。マトイもまた、自分の愛撫に肉壺を締めつける香苗の反応に、逸物を更に硬く大きくさせていた。睾丸からみちみちと濃密な子種が尿道を上がってくるのを感じながら突き上げるように腰を振りだした。彼女の柔らかなお腹と自身のお腹と体毛に扱かれる香苗の逸物は、マトイの逸物に前立腺を何度も押し出されてはどぷどぷと精液を吐き出した。それでも萎えることは無く、精液で滑らかさを増したお腹に子種を打ち出し続けるのだった。
「あぁっ・・・・・・今日イチ濃いぃのがせりあがってくる・・・・・・ッ♡カナ君、めいっぱい注ぐから壊れないでよね?」
こぷっ、びゅぐぅっ、ごびゅるるるるるるるるううううぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~ッ!!
「やっ、あ・・・・・・あ、ぁう・・・・・・・・・・・・っ♡」
何度もイかされた香苗の頭は既に理性と思考を失い、彼女のオナホのように抱きしめられていた香苗は、上ずった声を漏らすしか無かった。
「大丈夫かな・・・・・・気絶してない?」
「でもカナ、凄い気持ちよさそう・・・・・・」
すっかり回復した狛斗と裕狸はその光景を食い入るように見つめながら、はち切れんばかりの逸物を扱きながら触手で乳首や睾丸を弄んでいた。マトイの睾丸が何度もきゅんきゅんとせり上がる度に香苗の身体は彼女の子種を受け止め続けた。やがて彼女の逸物がすっかり萎えると、ぬるりと香苗の肉壺から抜けおちると、香苗はマトイの身体から転がり落ちるようにレジャーシートに横たわった。腹ズリで胴体の毛並みは精液と汗でテカテカと反射し、ふくよかだったお腹は彼女の精液で更に一回り大きくなっていた。
「ふぅ~・・・・・・大人げなく張り切りすぎちゃったや・・・・・・」
マトイは尻尾の口と共に大きなペットボトルに入ったスポーツドリンクを一気に飲み干すと、狛斗と裕狸の前に立ち塞がった。
「お待たせ。さっ、今度はどっちが相手してくれるのかしら?」
萎えかけていた筈のマトイの逸物は再び硬さを取り戻し、亀頭はぐんっと天井を指し示すのだった。
それから伊吹達は女将さんの許可を貰い、お風呂場でレジャーシートを洗い、汗(と精液や愛液)を綺麗に洗い流した。源泉かけ流しで広々とした大浴場は混浴で、ふくよかな彼らがそろって湯船で足を延ばしてもまだまだ余裕のある広さを持っていた。
「きもちいぃ~・・・・・・足と尻尾が伸ばせるお風呂は久しぶりだ」
「マトイさんは尻尾が大きいから大変だよね・・・・・・ん?」
伊吹はマトイの尻尾を撫でながら雑談を楽しんでいると、誰かからの視線を感じた。伊吹の変化を感じ取った少年たちはそれとなく視線を伊吹に合わせると、地元あるいは観光客と思しき子供の獣人たちが横目に自分たちをチラチラと見ているのが見えた。象獣人に猪獣人、ネズミ獣人と体格は様々だったものの、ふくよかな乳房や異性に興味を示している所から狛斗たちと同じくらいの年頃だと伺えた。
「お花見も楽しかったし、お風呂も広くて快適だね~」
「ほんとほんと~。こんなに足伸ばせるお風呂は初めてだよ」
狛斗と香苗は気持ちよさそうに伸びをしながら、乳房を湯船から顔を覗かせた。
「お風呂あがって、夕飯食べたらどうする?」
猪木は湯船から上がったへりに腰かけると、近くにいた裕狸と稲成に視線を送った。
「そうだねぇ・・・・・・どこかお散歩にいこっかな?」
「おっ、夜の探検ってやつ?でも僕たちここに来たばかりだからなぁ・・・・・・知ってる人とかいないかな~?」
稲成と裕狸はそれとなく視線を少年たちに向け、「たまたま」目が合った少年たちの所へ近づいていった。
「ねぇねぇ、もしかして君たちって、ここに詳しかったりする?」
「え、っと・・・・・・う、うん。お父さんの実家で、毎年来てる、から・・・・・・」
裕狸の質問に対して、象獣人の少年は明らかに目を泳いでいた。
「俺は隣にある学校に通ってるからその・・・・・・こ、この辺の事なら良く知ってるぜ」
話を聞きつけた猪獣人の少年も後に続いて答えたが、視線は明らかに二人の胸に向いていた。
「ぼ、僕も同じだけど・・・・・・夕飯食べたらもう真っ暗だから危ないんじゃないかな?」
象獣人の近くにいたネズミ獣人が心配そうに稲成と裕狸に尋ねた。
「そっか・・・・・・確かに危ないね」
「じゃあ、早朝ならどうかな?それなら外も明るいし、迷子になる心配も無いし」
稲成の提案に、少年たちは少し考え込むと、背後の洗い場で身体を洗う自分たちの親を確かめながら頷いた。
「早朝なら・・・・・・大丈夫かな。僕の両親はもっと早い時間にお祭りの準備するって言ってたから」
「ぼ、僕のとこも言ってた・・・・・・」
象獣人とネズミ獣人の少年は顔を見合わせながら答えた。
「俺のとこもだな。じゃあ集合場所はどこにする?」
猪獣人の少年が稲成に尋ねた。
「じゃあ・・・・・・ここの近くの駐車場でどうかな?僕らの友達も誘うから」
稲成はくんっと顔を狛斗たちのいる方へ向けた。すると少年たちの反応は明らかに色めき立っていた。
「じゃあ、お風呂から上がったら連絡先交換しよっか♪」
裕狸がぽんと手を叩くと、稲成と裕狸は三人の視界に自分の股間を隠しながら湯船から上がった。暫くして伊吹やマトイ、狛斗たちも湯船から上がった。三人の少年たちは歩く度に揺れる乳房を横目で追っていた。全員がいなくなるのを確かめると、猪獣人の少年が二人に囁いた。
「・・・・・・おっぱい、大きかったな」
二人は股間を抑えながらこくこくと頷いた。
「でもあのお姉さんたち、ちんちん生えてたように見えた気がする・・・・・・」
ネズミ獣人の少年がぼそっと呟いた。
「気のせいじゃないかな?だってあんなに綺麗な女のヒトだったし、それにお、おっぱいも、大きかったし・・・・・・」
象獣人は縮こまりながら股間を抑えて呟いた。
「だよな・・・・・・」
猪獣人は稲成たちがいなくなって暫くしてから、湯船から立ち上がって象獣人の少年とネズミ獣人の少年と共に大浴場を後にした。三人は早々と着替えを済ませると、稲成たち五人の子供たちと連絡先を交換し、自己紹介も済ませるのだった。
その日の夜、伊吹達は夕食を済ませると、女将の蘇芳さんと板前の豊後さんに応接室のような場所へと案内された。
「それでは、明日から始まるお祭りの説明に入らせていただきます」
女将さんは印刷して冊子にまとめた本を伊吹達に手渡した。狛斗たちはパラパラとめくって読み込んでいたが、読み終えて飽きてしまったのか、冊子を横に置いて女将さんの話に耳を傾けていた。伊吹とマトイは冊子に記載された原本の挿絵を眺めながら女将さんの話を聞いていた。
この村を流れる辰華川の傍に建つ桜梅神社では、土地神様への感謝と共に豊作や健康を祈願するために「花嫁役」となった希望者を神輿に担いでお社の中で数日を過ごす「花嫁参り」という祭りが催されていたそうだ。三年前の大雨の影響で開催できなかったものの、今年からようやく「花嫁参り」が開催できる運びとなったそうだ。しかし、過疎化の影響で花嫁役となる相手が中々見つからず、最後の望みをかけて外部のヒトに募集をかけたらしい。
「成程・・・・・・つまり私たちで明日から花嫁役になってもらえればOKという事ですね?」
伊吹は女将の蘇芳さんに確かめた。蘇芳さんはうんうんと頷きながら笑みを浮かべた。
「左様でございます。お食事はこちらで適宜ご用意いたしますし、必要とあればお荷物もお祭りの際に運び入れますので」
「そういや花嫁役って何人必要なんだ?ここにはひぃふぅ・・・・・・年齢を気にしないならアタシ含めて七人いるけど」
マトイの質問に、板前の豊後は何かを思い出すように腕を組んで天井を見上げた。
「そうさな・・・・・・最後にやったのが一人だったから・・・・・・一人だけで十分だと思いますぜ」
「そっか~。まぁ一人だけでも良いですけれど、せっかくなら大々的にやれたり・・・・・・しませんかね?」
「と、言いますと?」
女将の蘇芳さんがマトイに尋ねた。
「開催できなかった分も含めてアタシら七人で盛大にやれないかなって。ほら、ここのお話を見る感じ、花嫁役を募ってとはあるけど、何も『一人』に絞らなくていいみたいだな。だって昔は一夫多妻制もあった訳だしな」
「いっぷたさい、って何ですか?」「ひっぷ・・・・・・たさい?」
「色とりどりの・・・・・・お尻?」「選り取り見取りのお尻・・・・・・」
「そもそもなぜお尻?」
「んぐふっ!?」
見当もつかないが故に知っている言葉を適当に当てはめた少年たちの呟きに、伊吹は飲んでいるお茶を噴きだしそうになった。女将の蘇芳さんもと板前の豊後さんも、堪らず大笑いをしてしまった。緊張感のある雰囲気はすっかり崩れ、すっかり和やかになってしまった。
「一夫多妻って言うのはね、一人の旦那さんに複数人の奥さんがいる制度の事だよ。今は一人の旦那さんに一人の奥さんで結婚してるでしょ?それの奥さん側の人数が多い版と思えばいいかな」
伊吹は簡単に一夫多妻制の事を説明すると、マトイは続けた。
「昔からの伝統ある儀式なら、花嫁役が複数人いてもおかしくないと思ったんです。もし衣装の予備があれば・・・・・・ですが」
女将の蘇芳さんは「成程」と頷きながら首を傾げた。
「確かに一理ありますね・・・・・・明日、桜梅神社の宮司さんに聞いてみることにしましょう。是非とも参加したいと」
「僕たちも花嫁役で参加するのか・・・・・・」「なんだか複雑だね」
「でも面白そうだよね」「だって、伊吹さんに誘われなかったら経験できなかったろうし」
「明日起きられるかな・・・・・・」
狛斗たちは思い思いに期待に胸を膨らませているのを、女将の蘇芳さんと板前の豊後さんはほほえましそうに見つめていた
「明日のお祭りは何時ごろに始まるんでしょうか?荷造りや準備もあるでしょうし・・・・・・」
「明日は夕方5時頃から前夜祭なので、お着替えも含めてお昼の3時ごろには桜梅神社のお社に集合してください」
客室に戻ると、狛斗たちは思い思いの場所に布団を敷きながら大浴場や食事の内容、明日のお祭りのことについてわいわいと話し合っていた。伊吹は布団の上でイヤホンを複数つなげる器具を噛ませて動画を見ている稲成たちに声をかけた。
「そういえばイナリ君たち、お風呂場で何話してたの?食堂だと人がいたから聞きにくくって」
稲荷たちは動画の再生を止めると、イヤホンを外した。
「あぁ、僕達のことチラチラみてる子いたじゃない?その子たち、この辺の土地勘があるみたいで、明日の朝この辺を探検する事になったんだ」
伊吹は関心しながらその話を聞いていた。話の中で、象獣人の名前は大樹(ダイキ)、ネズミ獣人の名前は銀次郎(ギンジロウ)、猪獣人の剛太郎は(ゴウタロウ)と言うそうだ。
「へぇ・・・・・・すぐに打ち解けちゃうのは若いうちだからできる特権だね」
「伊吹さんだって十分若いじゃないですか・・・・・・と言うか、僕らを集めた伊吹さんだって凄いじゃないですか」
と、狛斗が伊吹にフォローを入れた。
「ありがとね、ハク君。あとユーリもイナリと一緒に話してたけど、他には何か話したの?」
「家の人は明日のお祭りの準備で、結構早くから出かけるんだって」
「そっか・・・・・・それじゃあ明日は私も、その散歩に出かけようかな?『同伴の保護者』としてね」
伊吹は何かを閃いたかのような笑みを浮かべた。
「アタシは衣装と花嫁役の交渉がどうなるか聞きに行くから無理だな。ケガには気をつけて行って来な」
マトイは夜風に当たりながら買ってきたお茶を飲んでいた。
「それじゃあ皆、明日も早いからもう寝ちゃいましょうか」
伊吹は部屋の戸締りを済ませ、明かりを常夜灯に落とした。少年たちもトイレや水分補給を済ませ、「おやすみなさーい」とそれぞれの寝床に就くのだった。伊吹はそれを確かめると、部屋の明かりを全て落として眠りに就いた。
翌朝、伊吹たちは身支度を済ませて駐車場に集まった。そこには明らかにソワソワしている象獣人・ネズミ獣人・猪獣人の三人の少年が待っていた。
「お待たせ〜♪」
裕狸が少年たちに声をかけると、少年たちは浴衣姿の「彼女たち」に明らかにドギマギしていた。裕狸は伊吹たちを紹介すると、彼らも自己紹介をした。
「象獣人の大樹くんにネズミ獣人の銀次郎くん、それに猪獣人の剛太郎くんだね。私は裕狸たちの保護者役で来た伊吹だよ。伊吹さん、で良いからね〜」
伊吹は大樹たちを一人ずつ指差し確認して自己紹介をした。大樹たちは「彼女たちの保護者役」と認識したことで警戒心をすっかり解いているのが窺えた。
「それじゃあ、どこから見て回ろっか?剛太郎くん、この辺に詳しいんだよね?」
裕狸が剛太郎に尋ねた。彼は「彼女」の胸元から目を逸らしながら答えた。
「え、えっと・・・・・・そ、そうだな!じゃあ、オレとっておきの場所を案内するよ!」
「とっておきの場所?教えて教えて!」
裕狸は剛太郎の話を興味津々に聞いていた。
「お、そうか?じゃあオレについて来てくれ!絶対に他の大人たちには内緒だからな?」
伊吹たちは剛太郎の先導を受けながら川沿いの道を進み、獣道のような坂道を進んでいった。
「ねぇ、このまま進んだら神社に行っちゃうよ?」
裕理は心配そうに尋ねた。
「オレに任せなって。ここを曲がるんだ。見つからないようにな」
神社から見たら死角になる場所にあった坂道を登って暫く進むと、開けた場所に小さな小屋がひっそりと建っていた。下を覗くと、神社で大人たちがお祭りの準備をしているのが見えた。
「ここってどこなの?」
香苗が尋ねた。
「オレらもわからねぇんだけど、昔はここで集会とかしてたらしいぜ?ほらここに看板が」
猪木は小屋の前に立てかけられている古びた看板を指差した。そこには「桜梅村集会場」と味のある筆文字で書かれていた。全ての窓と扉にはシャッターと鍵がかけられ、中は見えなかった。蛇口を捻ると透き通った水が出てくることから、水道は生きているようだった。
「静かで良いとこだね。ここにはよく来るの?」
伊吹は剛太郎に尋ねた。
「おう!自転車でも来れるし、木陰になってるから夏でも涼しいんだ。この先だぜ」
剛太郎は集会場の裏に案内すると、そこにはビニールシートや瓶のケースなどを組み合わせて作られたテントのようなものが建てられていた。廃棄されていたであろう板や瓶のケースでベンチが作られ、ダンボールで作られた棚にはライトや雑誌が乱雑に投げ入れられていた。
「こんなところがあったなんて・・・・・・」
香苗は懐かしむようにため息を漏らした。数ヶ月前、伊吹の誘いを受けて集まったあの場所を。猪吉は自慢そうに話した。
「意外と見つかりにくいんだぜ?周りは背の高い木で隠れてるし、雨が降ったらこのテントで雨宿りもできるからな。このテントだって、近所のゴミ捨て場や商店のおっちゃんからもらったもので作ったんだぜ?」
楽しそうに創意工夫を語る剛太郎は、少年たちの関心を集めていた。
「見つかりにくいってことは・・・・・・ここでえっちなことしても気付かれにくいってことかな?」
「もー、イナリってばすーぐこれなんだから・・・・・・」
稲荷のわざとらしい呟きに、裕狸が乗っかるようにやれやれといった表情を浮かべた。それを聞いた剛太郎たちの表情が赤らみ、ドキドキと期待している様子が窺えた。
「ま、まぁ・・・・・・大声出さなきゃ気付かれないんじゃないか?」
「今だったら、ここを通る大人たちもいないだろうし・・・・・・」
「そ、そうだね・・・・・・今なら平気かも」
剛太郎たちが状況を飲み込み始めたのを、二人は見逃さなかった。
「ねぇ、猪吉くん・・・・・・ここだったら・・・・・・触ってもいいよ?」
「ほらほら〜、遠慮しなくていいからさ」
裕狸と稲荷は剛太郎の手を取ると、それぞれ自分の胸に手を当てさせた。
「お、おぉ・・・・・・や、柔らけぇ・・・・・・・・・・・・」
母親以外の胸を見たことも触ったことなどない彼にとって、歳の近い相手の乳房に触れる経験は目が覚めるほどの鮮烈さを放った。剛太郎の手は二人の両手に惹かれるがまま、スルスルと浴衣の奥へと滑り込んでいった。布越しでは分からなかった体毛と弾力のある柔らかな感触に、心臓は坂道を走り抜けた時よりも鼓動を昂らせ、血流はある一点へと集まっていくのだった。
「あれ?もしかしてゴウ君、『私たち』のおっぱいでドキドキしてくれてるの?」
裕狸が甘い声で囁いた。その吐息が鼻腔と肺に染み込むたび、剛太郎の中で我慢していた何かが溶けていくような感覚がした。こんな所で、こんな「いけない事」しちゃ──
「我慢しなくていいんだよ?だってここなら『見つかりにくい』んでしょ?」
ぷつん。と剛太郎の中で理性の糸が切れはじめたのを感じると、二人は猪木の手を解放して自分たちの浴衣の帯を解いていった。浴衣の下には下着も何も纏っておらず、剛太郎に見られながら「彼女」たちの股座が「膨らみ」、彼にとって見覚えのあるものだった。そして剛太郎は、これから始まるものへの期待と興奮に、逸物はドクリと脈打つのだった。
「お、おぃ、何をする気だ・・・・・・?」
剛太郎が二人に尋ねる間もなく衣服をするりと脱がされていた。体格の割に小さく見える逸物が露わになり、分厚い皮に包まれた指先ほどの逸物からは粘り気のある蜜が滴り落ちた。
「ねぇイナリ、『どっち』から貰おっか?僕は『後ろ』を貰おうかな?」
「じゃあ僕は『前』を貰おうかな?」
稲荷と裕狸は顔を見合わせて舌なめずりをした。
「お、おい!何しようってんだ!?」
「とーっても『気持ちいいこと』だよ♡」
稲荷は剛太郎の皮を被った陰茎の先から滴る蜜を啜るようにキスをした。今まで自分以外に殆ど触られたことのない部分を刺激され、剛太郎は肩を振るわせて小さく呻いた。
「そうそう。一緒に大人の階段を登っちゃおうね♡じゃあまずは下準備をしないとね・・・・・・・・・・・・んんっ♡」
裕狸はその場にしゃがみ込むと、両手でも溢れんばかりの睾丸と逸物をぷるぷると地面に擦りながら気持ち良さそうに体を震わせ、厚ぼったい尻肉から、ぬりゅんっと滑らかな塊が吐き出された。それは剛太郎たちが食べている鶏卵ほどのサイズをした、白くてぷにぷにと弾力のある塊だった。
「な、何だ、それ・・・・・・?」
「これからすることに必要な下準備だよ♡」
稲荷は裕狸の目配せで剛太郎の体をがっしりとホールドすると、裕狸は剛太郎のお尻に卵型の塊を当てがった。
「ぎっ・・・・・・!?」
「出す」以外の用途以外に使った事のない場所に押し付けられている痛みに、剛太郎は悲鳴を漏らした。しかし、痛みは最初の一瞬だけですぐに馴染むように尻穴が押し広げられていった。卵は剛太郎の体内に入りこみ、裕理の指で最後の一端をトントンと押し込んだ。
「ね、ねぇ、いま何を入れ・・・・・・ッ!?」
彼の体内では卵型の塊が蛇のような形に解け、ぎゅるると腹の中を登り出した。臓器の道を意識させられる程に腹の中を弄られる感触に、剛太郎の下半身はガクガクと震えていた。裕狸は震える剛太郎の体を抱き寄せると、そっと枯れ葉の積もった地面に座らせた。
「いま入れたのはね、剛太郎くんのお腹の中を綺麗にする生き物の卵だよ」
裕狸は剛太郎の耳元で囁きながら彼のお腹を撫でた。彼の体内に潜り込んだ生き物は裕理に反応するかのようにごぽりと動いた。
「初めてだからしっかり慣らしてあげないといけないからねぇ・・・・・・ほら、そろそろ『出てくる』よ♡」
「それってどういう────ぎっ!?」
孵化した生き物は剛太郎の大腸に溜まっていたものを全て喰らい尽くすと、排出を促す粘液を分泌しながら「出口」を目指して蠢き出した。
「な、何か出てくる・・・・・・ッ!」
剛太郎の体は「ここで排泄をするのは恥ずかしい」と、取り戻しかけた理性で菊紋をヒクつかせながら最後の踏ん張りを見せていた。しかし、腹の幼体は全身をドリルのようにくねらせながら窄まった隙間を突き抜けようとしていた。
「ほらほら我慢しなくていいからねぇ〜♡」
背後の裕理と正面に座り込んだ稲荷にお腹を撫でられ、背後と正面で押し付けられる乳房に、剛太郎の理性はジリジリと焼き尽くされた。
「あっ、あぁぁッ、ああああ〜〜〜〜ッ・・・・・・!」
じゅるんっと太く大きな塊が吐き出された瞬間、剛太郎の体は腰を突き出すように仰け反り、やや小ぶりな逸物からは透明な汁が「ぱたたっ」と何度も枯葉と地面に降り注いだ。全身がバラバラに弾け飛びそうな感覚に襲われた後の疲労感と共に、稲荷の顔が透明な粘液で濡れているのが見えた。
「ご、ごめん!」
自分が出したもので汚してしまったことに、剛太郎は咄嗟に稲荷へ謝った。
「んーん、気にしなくていいよ。でも初めてでこんなに気持ちよさそうに『潮吹き』しちゃうなんて才能あるかもね♡」
稲荷は潮を吹いて敏感になった剛太郎の逸物を軽く撫でると、彼の逸物は嬉しそうに尿道に残っていた潮を吐き出した。
「それじゃあそろそろ始めよっか・・・・・・♡」
剛太郎の背後にいる裕狸から熱い塊をあてがわれると共に抱き上げられ、はち切れんばかりに脈打って蜜を垂らす裕狸の逸物が剛太郎の尻に待ち構えていた。
「ゆ、ユーリ君、もしかして・・・・・・」
「そのまさか、だよ♡」
「────ぁっ」
「下準備」を終えた彼の尻穴に目掛けて裕狸の逸物が深々と貫いた。畑で見た野菜よりも太い逸物に貫かれた剛太郎は、肺の空気を押し出されるような小さな悲鳴を漏らした。
「お尻卒業おめでとう♡痛くないかな?」
卵をねじ込まれた時よりも太く大きな塊が自分の腹の中に収まっている圧迫感はあっても不快感は無かった。
「う、ううん、へいき。ただ、ちょっと変な感じが・・・・・・ぁっ」
裕狸の逸物がぐりゅっとせり上がり、剛太郎の肉壁が逸物を抱きしめるように締め付けた。繋がり合ったまま動くそぶりを見せない裕狸に、剛太郎はじれったそうに呟いた。
「ね、ねぇ・・・・・・始めないの?」
「すぐ始めたいのは山々なんだけど・・・・・・ほら、剛太郎くん初めてだから、大事にしたいなって」
「それじゃあ待ってる間にこっちも頂こうかな♡」
稲成は剛太郎の小ぶりな逸物を一口で頬張った。稲成の舌が彼の包皮と亀頭の隙間をゆっくりと剥がしていくき、瘡蓋を剥がしたような痛みは稲成の唾液で鎮められていくようだった。ついさっきまで潮を噴いてしまった逸物を美味しそうに頬張る稲成の姿に、剛太郎の心臓がドクドクと早鐘を打つのだった。周囲に目をやると、一緒に来ていた銀次郎と大樹も伊吹達と様々な体位や愛撫で表情を蕩けさせていた。
「そろそろ効いてくる頃かな・・・・・・?」
裕狸は唾液で湿らせた指で剛太郎の乳首を弄びながら呟いた。剛太郎がその意味を理解するのにそう時間はかからなかった。心臓が鼓動する度、自分の逸物からやってくる気持ちよさが徐々に増えていく。乳首にお尻、ちんちんの三か所からもたらされる快感に、剛太郎は身を委ねていった。稲成も口の端から唾液を溢れさせながら舌を這わせていく。さっきとは違ってドロドロとしたものがおしっこの出る場所からせり上がってくる感覚に、剛太郎の心臓は更に強く脈打った。しかし────
「だめだよ」と言いたそうに稲成が剛太郎の逸物の根元を両手で抑えた。
「・・・・・・へ?」
ゆっくりと口から解放された自身の逸物に目を丸くした。どんなに興奮しても握りこぶし程度にしかならなかった逸物は、臍に届きそうな長さとはちきれん程の太さへと成長していた。稲成の指で抑え込まれても尚、亀頭からは透明な蜜がドクドクと溢れていた。
「さぁて・・・・・・これなら満足できそうだね♡」
剛太郎はこれから何が始まるのか本能で理解した。稲成は片手で彼の逸物を抑えながら自分の尻に当てがうと、一気に腰を剛太郎に打ち付けた。結合部を中心に走る快感は、命の塊のようなものが飛び出してしまいそうな程に強烈なものだった。稲成の指から解き放たれた尿道が一気にせり上がって亀頭をぐわっと開く。剛太郎の肉壺がぎゅううっと窄まり、尿道に力がこもった。
「あぁぁあああぁぁ・・・・・・・ぅッ!!」
ごぶっ!どびゅるるるるるるううううぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
稲成の肉壺の中で、剛太郎の逸物が爆ぜるように吐精した。
「ぐっ、締まる・・・・・・ッ!」
ごびゅるるるるるるううううぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~~ッ!!!!
続けざまに裕狸が剛太郎の肉壺に吐精し、稲成も逸物からびゅぶっ!ごびゅるるっ!!と子種が押し出された。押し出された子種は剛太郎の顔と胸にべったりとかかった。
「これ、もしかして・・・・・・」
「そ。これが『精液』。保健体育で習った『赤ちゃんの素』になるやつだよ。今、君の精液が僕のお腹の中でたぷたぷしててあっついよ・・・・・・♡」
稲成は初物精子で満たされた腹を撫でながら舌なめずりをすると、剛太郎の逸物がしゃくりあげるように更に吐精した。やがて三人はぐりゅぐりゅと互いに肌を擦り付け合いながら交尾が始まった。それは少し変わった「おしくらまんじゅう」のようだった。二人のふくよかな少年に挟まれ尻孔と逸物を全身で愛撫され、剛太郎の表情はすっかり蕩けて快楽の波に身を委ねていた。麓の神社では大人たちが準備を進めている声が遠くに聞こえるのも気にせず、少年たちは秘密の快楽に耽った。やがて裕狸の逸物が剛太郎の中で震えるように脈打った。
「あ”っ、すっごく気持ちよすぎてすっごく濃いの出そう・・・・・・♡」
「ぼ、僕も出そう・・・・・・ッ」
剛太郎が腰を引こうとすると、裕狸を仰向けに押し倒す姿勢で稲成が体重を剛太郎に傾けた。
「初物なんだから一滴も漏らさないようにしなきゃね」
「あ”あぁ・・・・・・ぅっ♡」
剛太郎は自重と稲成の重みで更に深々と逸物が入り込み、気持ちい塊を全身で押し潰される感覚に甘い声を漏らした。剛太郎の肉壺が裕狸の逸物を抱きしめるように搾り上げ、稲成の肉壺をぐんっと突き上げるようにして逸物を深々と突き立てた。
ぶびゅっ!びゅぶッ!!ビュルルルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
三人の中で、殆ど同時に堰を切ったように快感が弾けた。汗や泥、精液や潮で汚れるのも気にせず、三人は性の快楽を全身で貪った。三人は春に差し掛かった肌寒い茂みの中で抱きしめ合い、睾丸の中身を空にするまで注ぎ続けた。
「ねぇゴウ君、初めてのえっちはどうだった?僕すっごく気持ちよかった・・・・・・♡」
裕狸は剛太郎の耳元で囁くと、剛太郎の奥深くに最後の一押しを吐き出した。それは何度となく注がれた子種を溢れ出させまいと栓のように剛太郎の肉壺の中にとどまった。
「う、うん・・・・・・お、オレも・・・・・・・・・・・・ぉっ♡」
「僕もゴウ君の初めて、すっごく気持ちよかったよ・・・・・・お腹たっぷたぷになっちゃった♡」
幾度となく注がれた子種が二人の腹の中でごぽりと擦れ合い、びゅるっと最後の一押しを吐き出した。
剛太郎たちは周囲を警戒しながら集会場の裏まで戻ってくると、そっと蛇口を水撒きホースに繋いで身体についた汗や精液を洗い流した。火照った身体に冷たい水が染み渡り、靴以外を脱ぎ捨てた少年たちはブルブルっとふくよかな身体を震わせた。伊吹達を案内した三人の少年たちは一回り大きな逸物と注がれた精液で一回り膨れ上がったお腹を揺らしながら感想を話し合った。伊吹達も浴衣を着直すと、集会場や秘密基地の後片付けを済ませ、旅館へと戻っていくのだった。
剛太郎たちが飲み込んだ卵はその後、彼らの体内で孵化し、伊吹や狛斗たちのようなふくよかな身体で以って「秘密基地」の仲間を作っていくのだが・・・・・・それはまた別のお話である。
伊吹達は旅館に戻って大浴場に向かうと、先客にご高齢の竜人の男性が身体を洗っていた。老竜人は伊吹達と目が合うと、頭だけで軽く会釈をした。顔を合わせた時、老いた竜人の顔や肩に古傷があるのを目の端で捉えた。
「今朝のお散歩は楽しかったね」「久しぶりにドキドキしちゃった♡」
「どの子も素質ありそうだったよね♡」「またあの子たちと会えるかな?」
「僕たちの所にもあるかな?」「帰ったら探してみよっか♪」
狛斗たちは身体を洗いながら散歩の感想を言い合っていた。その光景を、老竜人はほほえましそうに頷いていた。
「あ、すみません・・・・・・うるさかったですかね?」
伊吹は申し訳なさそうに謝ったが、老竜人は首を横に振った。
「いやいや気にすることは無い。むしろ久方ぶりに若い子たちの元気そうな声が聞けて嬉しい位じゃ」
「お爺さんもここの出身なんですか?」
「あぁそうじゃ。生まれも育ちも、ずーっとな。最近はめっきりヒトも少なくなって、祭りの時くらいでないと中々のぅ・・・・・・」
それからお爺さんは伊吹や狛斗たちに村で見てきたあれこれを教えてくれた。どうやら伊吹達が訪れた集会所のある場所は昔、神社の敷地と地続きだったらしい。しかし、時間の経過で使われることが減っていき、いつしか集会場が建つようになったそうだ。しかし集会が開かれる頻度も減り、噂では村にいる子供たちの秘密基地になっているそうだ。
「秘密基地をこさえるのは結構じゃが・・・・・・あんまり奥に行くんじゃあないぞ?柵も手すりも無いからなの。それに、『嫁入り前』なんじゃから『お遊び』は程々にの」
「あ、はい・・・・・・気を付けます」
(お爺さん、何者なんだろう・・・・・・?)という疑問を飲み込み、伊吹は波風立てないように当たり障りの無い答えを返した。
伊吹達は先に風呂場を去ったお爺さんの後で風呂から上がり、朝食を済ませた。しかし、例のお爺さんの姿はどこにも無かった。先に済ませたか部屋でとっているのだろうと合点して、それ以上の詮索を停めるのだった。それから荷物をまとめて部屋の掃除を済ませると、マトイが駐車場から車を寄せて待ってくれていた。
「どうだった?」
マトイは親指をグッと挙げて見せた。当初は伊吹だけの予定だったが、神主と村長に相談したら過去には複数人で祭事をしていたことが判明した。しかし、嫁入り用の服は大人用しか無かったため、丈を仮縫いで詰めたものを狛斗たちが着て、終わり次第返却するという運びになったそうだ。荷物を車に積み込んで女将の蘇芳さんと板前の豊後さんに挨拶を済ませ、神社へと向かうのだった。
神社は大人たちが飾りつけを済ませ、屋台の準備に取り掛かっていた。焼きそばにお好み焼き、フランクフルトにチョコバナナ・・・・・・どれも美味しそうな匂いを立ち上らせていた。
「こちらが化粧室です。お着替えのお手伝いはマトイさん達と一緒にやっていきますので、まずは下着以外の服を脱いでくださいませ」
伊吹達は、祭事の衣装をまとったマトイたちの指導の下で着替えを始めた。豊かな乳房を持った体躯は地元のヒト達には女性にしか見えないのか、それとも触れるのは野暮だということでか、男性かと指摘する者はいなかった。着丈を一人ずつ調整しながら着替えを済ませると、髪を揺ったり毛並みを整えたりといった化粧が行われた。化粧が終わった伊吹達は互いの姿を写真に撮ったり、髪型や服装を褒め合った。
「着替え、お疲れ様でした。それではお足元に気を付けて一人一台ずつ乗り込んでください」
祭事の衣装をまとったヒトから神輿台の座り方を教わり、伊吹達は1人ずつ神輿台に乗り込んだ。全員の準備が終わったのを確かめると、太鼓の音を合図に、笛や鐘の音が重なり合った演奏が始まった。演奏の音を聴きつけて人々が集まりだし、カメラや携帯電話で撮影を始めた。神輿台の四方は薄い御簾で囲われていたが、外の景色は綺麗に見えた。どうやら向こうからもある程度は見えているようで、口々に見た目の美しさやかわいらしさについて話していた。笛や太鼓の音色と共に神輿台は神社の境内を抜け、家々のある通りを回り、休憩を挟みながらぐるりと村の中を練り歩いていった。やがて神輿台は再び境内へと戻り、大きな社の前で下ろされた。伊吹達はお社の入り口に並んで一礼し、お堂の中へと入っていった。お堂の中は畳敷きの広々とした和室になっていて、中央には大樹をねぐらのように眠る竜の木彫りが祀られていた。お堂の扉が閉じられ、がやがやとした声が遠のくと、どこかで聞いたことのある声が聞こえた。
「此度はよくぞ参られた。この部屋の奥へ入るがよい」
伊吹達は促されるままに奥の部屋へと向かうと、そこはさっきの部屋に比べて小さな和室だった。小さいと言っても、自分たちが寝泊まりしたあの部屋と同じくらいの部屋だった。奥には一段高い床にはゆったりとした服装を纏った老いた竜人が座っていた。
「・・・・・・あれ、まさか今朝のお爺ちゃんですか?あっ、すみません急に」
「ほっほっほ。気にせんでも良い。お前さん達もさっきぶりじゃな」
伊吹は思わず声を上げてしまったが、老いた竜人は気に留めていない様子だった。
「あれ、伊吹さん会ったことあるんですか?」
伊吹は狛斗たちに今朝の風呂場で軽く話したことを伝えると、少年たちの緊張がほぐれたのか、少しだけ肩の力が抜けていた。
「立ち話も何じゃからまずは座るがよい」
「じゃあ、お言葉に甘えて失礼します」
伊吹達は用意された座布団に折り目に気を付けながら座った。全員が座ったのを確かめると、老いた竜人は自己紹介を始めた。
「儂がここの土地を司る土地神の梅華乃宮 桜流(ばいかのみや おうりゅう)じゃ」
「とちかみ?」「地主・・・・・・みたいなもの?」
「村長とどう違うんだ?」「村長より偉いのかな?」
少年たちは口々に疑問を投げかけた。
「まぁ地主のようなものじゃが、村長のように偉いものでもない。この土地で生まれ育ち、共に生き、住む者がいなければやがて消え去る者・・・・・・それが土地神じゃ」
桜流は子供たちの質問に答え、子供たちも彼の答えに理解を示していた。
「ファンタジー世界の話みたい」「凄くかっこいい・・・・・・」
「でも何で僕たちが参加することになったんだろ?」
少年たちの疑問を拾う形で、今度は伊吹が話題を切り出した。
「あの、桜流さん。なぜ私達、それも複数人での祭事でも了解がもらえたんでしょうか?今までは1人が通年だったそうですし、それに道中には彼らと同じくらいの子もいたと思いますが」
桜流は髭を撫でながら「うーむ」と唸った。しかしそれは言葉に詰まっているという雰囲気ではなかった。話によると、元々は希望者であればだれでも良かったらしい。しかし、村に入ってきた伊吹達の体力や精力に目を付けて、伊吹一人から狛斗たち五人も含めての祭事に変えたのだそうだ。元々は複数人での嫁入りもしていたらしいが、時代が進むにつれて一人に減り、やがて希望者に変わっていったらしい。
「単刀直入に言えばお前さん達の持つ精力、『触手』の力を借りたいんじゃ」
「つまり・・・・・・これからする事って・・・・・・」
桜流はこくりと頷いた。「触手」という言葉を耳にした伊吹達は、腹の中で触手がドクリと疼くのを感じた。
伊吹達は部屋の奥に用意された湯屋で身体を清めてくると、元居た部屋には布団が敷き詰められていた。桜流は浴衣に着替えてお茶を啜って待っていた。
「すげー・・・・・・ふかふかだ。用意してくれてありがとうございます」
香苗がぺこりと桜流にお辞儀をした。
「構わんよ。折角の特別なお客人じゃからの。さて、最初は誰からもてなそうかのぅ・・・・・・?」
「じゃあ、僕が最初にやらせてもらいます!」
「リーダーとして、僕も最初にやるべきかなって」
香苗と狛斗が衣服を脱ぐと、柔らかな体躯に柔らかな乳房が揺れた。
「お爺ちゃん、顔と肩に傷があるんですね・・・・・・痛くないんですか?」
布団に寝転んだ桜流を挟み込む形で二人は布団に寝転ぶと、香苗が桜流の傷を心配そうに触れた。
「あぁ、これかの?ここは大雨が起きると山や川が荒れやすくてのぅ・・・・・・これもその時に出来た傷じゃが、それで死んだ者はおらん。儂の勲章みたいなものじゃよ」
「かっこいい・・・・・・それに懐かしくていい匂いがする・・・・・・」
香苗はその傷に鼻先をあてがうように体を密着させると、桜流も包み込むように香苗を抱きしめた。
「僕も・・・・・・」
狛斗も桜流を背後から抱きしめると、桜流は長い尻尾を器用に動かして狛斗の身体をより密着させた。すると、桜流を中心に甘い香りが漂い始めた。香苗と狛斗は老成された香りと漂い始めた香りを肺いっぱいに吸い込むと、全身の血流が一か所に集まるのを感じた。触手の力で抑え込まれていた逸物は瞬く間に元の大きさまで戻り、桜流の腹と腰にドクドクと脈打つ猛りを押し付けていた。
「ほほぅ、これが触手の効能かのぅ・・・・・・?そろそろおもてなしを始めようかのぅ?」
桜流は関心そうに呟いて香苗を抱きしめると、狛斗の身体を尻尾で動かして逸物を自身の尻孔へあてがい、一息に突き入れさせた。
「ぬるぬるしててチンコ溶けそう・・・・・・!!」「な、なにこのかんじ・・・・・・っ!?」
ぶびゅっ!びゅぶるるるーーーーーーーーーっ!!
狛斗の逸物はあっさりと桜流の尻孔に飲み込まれ、狛斗の全身を甘美な快感が突き抜けてあっという間に果ててしまった。香苗は逸物を自身の柔肉と老竜人の程よくしまった肉体で逸物を挟み込まれ、今まで感じたことの無い感触に全身を震わせて腹にべっちゃりと吐精してしまった。夏休みから今に至るまで、時間のある日には秘密基地に集まってかわるがわるに交わっていた彼らだったが、あっという間に搾り尽くされたにも関わらず満足そうに伸びていた。瞬く間に搾り尽くされた二人が布団の上に転がし、桜流は満足そうに舌なめずりをした。どっぷりと狛斗に注がれて一回り大きくなっている腹が瞬く間にしぼみ、胴体にへばりつい香苗の精液は見る間に体表に吸い込まれていった。白髪の多かった体毛は青みがかった黒髪に染まり、暗い緑の体表は若草のような鮮やかさを放ち、樹皮のような深い皺は精悍な青年の顔立ちに変わっていった。
「お客人を待たせてしまっては申し訳ないからのぅ・・・・・・何百年ぶりかに本気を出してしまったわい。さて、次は誰をもてなそうかのぅ・・・・・・?」
その声音は先ほどの老竜人と変わりなかったが、纏う雰囲気は若々しくなっていた。桜流が満足そうに息を吐くと、漂っていた甘い香りが部屋中に満ち始めた。猪木たちはその香りで肺が満たされると、ムクムクとその逸物を反り立たせていった。伊吹もまた逸物からトロトロと蜜をしゃくりあげさせていたが、尻孔から伸びる触手で根元を押さえつけて耐えていた。その光景を見て、桜流は満足そうに口角を上げた。
「伊吹殿は特別に最後にもてなすとしよう・・・・・・残る三人は同時に儂がもてなしてやろう。さぁ、各々で得意な場所でもてなそうぞ」
猪木たちは見えない糸で吸い寄せられるように、桜流に群がった。猪木は大柄な体躯で桜流の背後から逸物を突き入れ、稲成は濡れそぼった桜流の割れ目に逸物を突き入れた。腕や太ももはあろう逸物を容易く呑み込んだ桜流は、残った裕狸を自身の口元へと促した。桜流の長い鼻先をを裕狸の陰茎と睾丸の間に潜り込ませて息を吸い込んだ。埋めて思いきり息を吸った。
「おぉ・・・・・・熟れた匂いでたまらんのぅ・・・・・・・・・・・・♡」
「たまらなく良い匂いじゃ・・・・・・それに睾丸からは儂を孕ませんばかりにドクドクと煮えたぎるのが聞こえそうじゃわい。どれ、頂くとしようかのぅ」
桜流は裕狸の陰茎を頬張った。理性を蕩された少年たちは獣のように桜流の身体に腰を打ちつけた。熱くとろけるような肉壺や舌技に、少年たちは幾度となく体を震わせて快感を貪る。
「すっごく、気持ちいい・・・・・・」
「ヌルヌルなのに締め付けられて気持ちいい・・・・・・ッ!」
「ほっほっほ。元気な童の腰振りは元気が良いわい♪」
「喋られると、また出ちゃ・・・・・・うっ!」
少年たちは吐精したそばから睾丸が煮え滾って子種を吐き出し続けた。続けざまに叩きつけられる快感に言葉は失われ、ただ桜流に子種を注ぎ続ける獣へと成り果てていった。やがて一人、また一人と子種を搾り尽くされた少年たちは、桜流の明器から萎え切った逸物をだらりと抜け落ちて倒れ込むように布団に転がった。少年たちは、どこか満足げな表情を浮かべて、汗に塗れてまどろんでいた。
「危うく溺れるところじゃったわい。朝からお盛んじゃったのにこの濃さと量・・・・・・お前さん、中々良い仕込みをしおったのぅ・・・・・・♡」
桜流のお腹は三人から注がれた精液で妊婦のようにでっぷりと膨れ上がっていたが、瞬く間に吸収されていき、精悍な体つきだった青年の体躯はますます幼くなっていった。筋肉質だった若人の体躯はムチムチとした肉付きにうっすらと筋肉質な身体に変化していった。
「五人もの子種を吸い上げたんじゃ。これくらい若返るのも納得じゃわい。待たせたのぅ、伊吹や」
伊吹はほっと肩で息を吐いて逸物の拘束を解くと、抑え込んでいた蜜が亀頭から迸った。更に若返った桜流は伊吹の亀頭を塞ぐように愛蜜を指ですくって舐めた。
「全く無駄撃ちしおって・・・・・・」
少年たちと同じくらいの背丈の桜流に、伊吹の身体は切なく疼くのを感じた。
「この身体でお主の逸物を抱きしめるとするかのぅ・・・・・・さぁ、そこに寝転ぶがいい」
伊吹は促されるままに布団に寝転ぶと、桜流が伊吹の身体に跨った。そして尻尾と腰使いで器用に尻たぶに逸物を擦り付けた。
「まさか私がリードされる日が来るなんて思わなかったな・・・・・・」
「さぁ、熱く滾った猛りを味わうとしようかのぅ・・・・・・♡」
若返った桜流は舌なめずりをすると、中腰になりながら、尻尾を使いながら伊吹の逸物をぐぷりと吞み込んでいった。ぬっちりとした柔らかさと締め付けが絶妙な名器に、伊吹は今にも果ててしまいそうになった。伊吹は尻孔に力を込め、奥歯を食い縛って敷布団の布を掴んだ。そして浅い呼吸を繰り返しながら快感を外へ外へと逃していった。
「ふっ・・・・・うぅ・・・・・・♡やっと全部入ったぞ・・・・・・ふぅ、まるで大木に貫かれているような気分じゃわい」
若返った桜流は伊吹の逸物が収まった腹を撫でて見せた。桜流から放たれる香りとゆるゆるとした腰使いに、伊吹の逸物はビクビクと硬さと熱を増していった。呼吸は短く激しくなっていく。
「早すぎるぞ小童よ。最後に取っておいたのじゃから、すぐに果ててもらっては勿体ないからのぅ・・・・・・♡」
桜流がそう呟くと、伊吹の睾丸に後ろ手で触れた。ピリピリとした熱と痺れと共に、根元を締め付けられるのを感じた。
「あっ、あああぁぅ・・・・・・っ!?」
尿道は何かの力でせき止められ、煮えたぎる精液は睾丸の中でせめぎ合うように蠢いた。伊吹は強烈な吐精感と共に、出し切れないじれったさに身をよじった。対照的に若返った桜流はその身をくねらせながら伊吹の逸物を全身で愛撫していった。粘っこい水音と共に腰を打ちつけ、赤子のように伊吹の乳房に吸い付いた。乳輪の境目をなぞるようにねぶり、陥没しかけている乳首を長い舌でほじくり出した。伊吹が「育てた」少年たちでさえ、これ程までの快感は味わったことが無く、伊吹の理性は瞬く間に蕩けだした。
「ほれほれ、さっきまでの余裕がもう無くなっておるぞ・・・・・・♡もっと獣のように突き上げてもいいんじゃぞ?」
「じゃあ、遠慮なく・・・・・・ッ!!」
伊吹は桜流の腰を荒っぽく掴んで下から突き上げていった。突き上げる度に強烈な吐精感がもたらされるも、根元でせき止められて吐精そのものは叶わず、はち切れんばかりに逸物の硬さと熱を増していった。桜流もまた、自分が荒々しく突き上げられる快感に、前の割れ目から幾度となく愛液を噴きだしていった。互いに鼓動は早鐘を打ち、呼吸は荒くなり、唾液は粘り気を増していく。
「すげぇ・・・・・・」「伊吹さん、気持ちよさそう・・・・・・」
「僕らもしたくなっちゃった・・・・・・」「じゃあ一緒に気持ちよくなろうぜ」
ようやく回復した少年たちは二人のまぐわいを食い入るように見ながら自分たちの逸物を扱いたり、各々でまぐわいだしたりした。甘い香りに汗の匂いが立ち込め、そこは獣たちが快楽を貪り合う場所と化していた。
「甘美な空気で満ち満ちておる・・・・・・・これ程までの濃密さは何百年ぶりじゃろうかの?」
桜流はその空気を肺いっぱいに吸い込むと、伊吹の逸物に施した戒めに触れた。
「それは、どうも・・・・・・っ、そろそろ我慢の、限界・・・・・・ッ」
伊吹は何十回目かも分からない吐精感に喘ぎながら言葉を絞り出した。
「どれ、戒めを解いてやろう。存分に儂の中に注ぎ込んでおくれ♡」
桜流は全身で伊吹の逸物を抱きしめるように肉壁を締め上げ、睾丸と尿道に施した戒めを解いた。
「あッ、あああああああああぁぁぁっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!」
ぼびゅっ!!びゅぶるるっ!!
ビュルルルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッ!!!
全身がバラバラになりそうな快感が全身を突き抜け、睾丸の中でせき止められていた子種が一斉に尿道を駆け抜けていく。尿道がぐあっとこじ開けられ、肉壺目掛けて噴火のように子種が注がれていった。脳の処理が追い付かない程の快感で視界に火花が幾重にも散り、桜流もまた肉壺を締め上げて伊吹の子種を吞み込んでいった。伊吹は魂まで吐き出さんばかりに子種を吐き出し続け、何度となく腰を震わせては空撃ちを繰り返していた。
「ふぅ・・・・・・・・・・・・これ程の熱と量、土地神である儂すら孕ませんばかりの子種じゃな♡」
丸みを帯びた桜流の腹は伊吹の中で煮えたぎっていた子種で更に一回り大きく膨れ上がっていた。
「それは、どうも・・・・・・ッ!」
役目を果たした逸物が萎び、度重なる吐精で敏感になった亀頭からダメ押しの刺激がもたらされて伊吹は呻いた。桜流の尻孔に細く光る糸がつぅ、と垂れて儚く消えた。伊吹の萎え切った逸物が抜けても、子種は桜流の尻孔から一滴も零れ落ちることは無かった。くったりと横たわる伊吹の隣に桜流が寝そべり、身体を擦り付けた。互いの汗は柔肌を伝って混ざり合う。
「ふむ・・・・・・悪くない心地じゃ」
「私も久々に、凄く気持ちよかったですよ・・・・・・」
伊吹は全身を包み込む心地よい倦怠感と共に、甘えん坊な子供のようにすり寄る桜流を撫でた。
「さて、儂のもう一つの『おもてなし』、味わってくれるかの?」
「それって、どういう・・・・・・?」
伊吹がそう言いかけると、桜流は膝で立って自分のスリットに指をかけた。拡げた指にとろりと蜜が伝い、今の桜流の腕程はありそうな逸物が脈打つように鎌首をもたげた。伊吹の疲れ切った身体は目の前で屹立する雄槍に、尻孔をきゅうきゅうと切なくヒクつかせた。
「ほほぅ、お前さんの触手は随分と素直じゃのう・・・・・・ここに儂の子種が注がれたらどうなるんじゃろうな?」
「すっごく、ゾクゾクしますね・・・・・・♡」
伊吹は腰を浮かせると、尻肉を掴んで孔を晒すような姿勢をとった。伊吹の腹の中の触手が蠢き、蜜を滴らせながらくぱくぱと割れ目を露わにさせた。桜流は伊吹の雌孔に、熱い猛りをぴとりとあてがった。伊吹の雌孔は砂漠で水を求めるかのように、桜流の逸物に吸い付いた。
「ぐっ・・・・・・欲しがりさんめ。そう急かさずともたっぷりもてなしてやろうぞ」
桜流はぐぶぶぶっ・・・・・・と自分の腰を伊吹の腰に沈み込ませた。
「んんんんんぅぅぅ~~~~~~・・・・・・・・・・・・ッ!」
伊吹の腰がふわりと仰け反ると、桜流は逃すまいと尻尾を伊吹の身体に巻き付けた。逃げ場を失った伊吹の身体は、優しくも絡みつくような桜流の抽挿に身をよじらせた。吐精しきった伊吹の逸物からは桜流が腰を打ちつける度にぷるぷると揺れ、押し出されるように蜜を弾けさせていた。
「ほれほれどうじゃ?ここが良いのかの?」
「あ”っ、ふっ・・・・・・ん”うぅう・・・・・・・・・・・・っ!」
伊吹は桜流の雄槍で「気持ちいい所」を様々な角度や強さで攻め立てられ、物言わぬ桜流の肉壺に成り果てていた。やがて桜流の逸物が伊吹の肉壺の中でますます硬さと脈動を増していき、ビクビクと脈打つ間隔が狭まってくるのだった。
「桜流さんのっ、おちんちん、すっごく熱くて、きもちいい・・・・・・っ!」
「中々に抱き心地のよい肉付きじゃな・・・・・・っ、濃ゆいのがせり上がってくるわい・・・・・・さぁ、出すぞ・・・・・・っ、しっかり受け取るんじゃぞ・・・・・・ぉ!」
「は、はいぃ・・・・・・っ!」
伊吹はこくこくと頷いて身体を震わせた。桜流は逸物が抜けるギリギリまで腰を引くと、思い切り腰を伊吹の奥深くにまで打ちつけた。
ぶびゅるっ!!ぼびゅるるるるぅぅぅぅぅぅ~~~~~~~~~~~っ!!!
「んぅ、ぅ~~~~~っ!」
濁流のように押し寄せる精の奔流に、伊吹は逸物から透明な潮を何度も噴いた。桜流は伊吹の身体に覆い被さるように尻尾を絡め、子種を注ぎ続けた。伊吹の肉壺は桜流の子種を一滴も逃すまいと肉壁を蠢かせて彼の逸物を貪った。
「ふうぅ・・・・・・たっぷり吐き出したわい」
桜流は萎びながらも伊吹の肉壺の中でダメ押しのように子種を注ぎながら、種付けの余韻に浸っていた。
「私も、たっぷり、いただきましたよ・・・・・・ぎっ!?」
伊吹は交尾の余韻に浸っていると、身体の内側から押し出される感触に思わず声を漏らした。
「んんっ・・・・・・?何かに、押し返されるようじゃ・・・・・・」
萎え切った桜流の逸物を押し返すように、伊吹の尻孔から小さな塊がひり出された。それは卵のように滑らかな形で、桜流の両手に収まる程の大きさをしていた。
「ほほぅ、これがお前さんの体質か。では早速・・・・・・」
桜流はしげしげと伊吹が産み落とした卵を手に取って眺めると、卵の上に乗っかるように布団に座り込んだ。
「ふぅっ・・・・・・、お前さん達の逸物を受け入れたからか、この身体でもすんなりと入りこむわい」
何人もの逸物を受け入れた尻孔はすんなりと卵を呑み込むと、前かがみになって卵の底の部分を指で軽く押し込んだ。それから尻孔の奥を指で何度か押し込むと、桜流は深く息を吐いてその場にへたり込んだ。
「お、桜流さん、今、何を・・・・・・?」
その光景を見ていた狛斗はおずおずと尋ねた。
「あぁ、今のか?接ぎ木のようなものじゃよ。少々変わった形じゃがのぅ。詳しい事は風呂に入りながら説明するとしようかの・・・・・・」
伊吹達は奥の風呂場で汗や精液を洗い流し、湯船に浸かった。湯船には野山で捕れた薬草が麻袋に詰めたものが浮かんでいた。疲れた体に熱い湯が染み渡り、伊吹や桜流、少年たちはほっと溜息をこぼすのだった。
「さて、ここなら良いかのぅ?」
桜流は卵を呑み込んだ腹をさすりながら話を切り出した。
「儂は元々ただの『木』だったんじゃ。それが何十年、何百年と年月を重ねてこの土地を守る土地神になって、この身体を手に入れたんじゃ。」
「だからお爺ちゃんだったり、伊吹さんと同い年位のお兄さんだったり、僕らと同じくらいの体格になったんだ・・・・・・」
狛斗はあっさりと桜流の体質に理解を示した。
「最近の子供は驚かないんじゃな」
「ま、まぁ・・・・・・私と知り合った訳ですし・・・・・・」
伊吹は照れ臭そうに頭を掻いた。
「じゃが、この村に住む者がどんどん減っていってな、儂の力も弱まっていったんじゃ。そこに追い打ちをかけるように大雨が降ってのぅ・・・・・・ますます力が弱まっていったんじゃ」
伊吹達は桜流に刻まれた傷痕を思い出した。
「それで、住民の被害は無かった代わりにお社や木が・・・・・・」
「だからあの並木道が寂しかったんだ」「凄い神様なんだね」
少年たちは口々に桜流を気遣った。
「そうじゃ。自力で治すには時間がかかりすぎる。そこでお前さん達の精力を借りようと思ったんじゃ。最も、子種を注いで数日過ごすだけでも十分じゃったが、触手をその身に宿しておったのは嬉しい誤算じゃったがのぅ」
「でも、どうやって気付いたんですか?誰にも言わなかった筈なのに────あっ」
伊吹は今朝の風呂場で交わした会話を思い出した。
「この村で起きた事は、ちゃぁんと把握しておるぞ」
少年たちは気まずそうに桜流から視線を逸らした。
「別に咎めたりはせんよ。元気なのはいい事じゃが、程々にの?」
「は、はい・・・・・・」「気を付けます」「すみません・・・・・・」
伊吹達は申し訳なさそうに頭を下げた。
「これからどうなるんですか?」
「しばらくすれば孵化が始まって、儂を介して傷ついた木々の補修が始まるじゃろう。ちょっとずつ、少しずつのぅ。あれだけたっぷり注がれたんじゃ。十年もすればまた綺麗な並木道に戻ってるじゃろうよ」
桜流はポッコリと膨らんだお腹を撫でて答えた。
「それにしても、一日目でこんなにも満足するとは思わなかったわい。明日はどうしようかのぅ・・・・・・?」
桜流は伊吹や少年たちの身体を見つめながら呟いた。
「まだ始まったばかりですし、ゆっくり楽しみましょうよ」
「今度はどの玩具使おっか・・・・・・?」「あのプレイとかどうかな?」
少年たちは明日からの楽しみに、胸と逸物を膨らませるのだった。
それから少年たちはお堂の中で食事と交尾をする日々を過ごし、お祭りのお礼として旅館のお土産をどっさり貰って帰宅の途に就くのだった。
伊吹達の参加した「花嫁参り」から数年後、「辰華川沿いの梅と桜の並木道が奇跡の復活を遂げた」というニュースが広まり、観光資源と共に移住先として見直されるようになり、人口が少しずつ増えていった。栄養豊富で広い土地で育った作物は近くの施設で人気となり、更なる観光資源として注目されるようになっていった。更に十数年が経つと、地元の子供たちを中心に「ある噂」が流れ始めるのだった。それは、「満月の夜には、辰華神社の境内で『秘密の宴』が行われる」のだそうだ。
村に引っ越してきたばかりの少年は、学校で耳にした噂を確かめるべく、習い事の帰り道に辰華神社へ立ち寄った。境内を抜けると、月明かりに照らされたご神木に見慣れない竜人の姿があった。竜人は少年と目が合うと、大きな桜の木を中心にぼぅっと辺りが薄明るくなった。薄明かりに照らされた竜人の背丈と顔立ちは少年と同じくらいだったが、その体格はちょうど男女の間のような、いや、男女の性質をそれぞれ持っているようであった。
「ほ、ほんとにいたんだ・・・・・・」
「ほほぅ、儂の噂を聞きつけたのか。これから何が始まるかは知っておるのかの?」
竜人は尻尾を楽しそうに揺らして尋ねた。
「うぅん、知らない・・・・・・」
少年は首を横に振って答えた。竜人はうんうんと頷くと、自己紹介を始めた。
「儂はこの土地の守り神じゃよ。詳しい事はあっちで話そう。さぁ、こちらに来るといい・・・・・・」
竜人は少年の手を引いて社の中へと進んでいった。靴を脱いで中へ上がると、畳敷きの空間に布団が並んで敷かれていた。少年はこれから始まる事について、皆目見当もついていなかった。竜人は着ていた衣服の帯を解くと、ふくよかな裸体を晒した。竜人族特有のスリットに大きな乳房は、まるで女性を思わせた。身内以外の女性の裸体を見たことが無かった少年の目に、竜人の姿は鮮明に映った。少年の心臓がドクドクと早鐘を打ち、血流が一か所に集まるのを感じた。竜人はぺろりと舌なめずりをすると、少年の股座をズボン越しに鷲掴みした。
「ぅあっ、な、何を・・・・・・!?」
少年のズボンの張り詰めた膨らみにじんわりと粘っこいシミが滲みだすと、竜人は蜜を指ですくって舐めた。
「き、汚いよ・・・・・・」
「汚くは無い。現にお前さんの身体はこんなにも期待しておるではないか・・・・・・?」
少年はごくりと唾を飲み込んだ。竜人は尻尾と腕で少年の身体を抱き寄せ、耳元で囁いた。
「ほほぅ・・・・・・身体は分かっておるようじゃな。どれ、儂が『手解き』をしてやろうかの♡」