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幼馴染が学園のマドンナと付き合いました

  よっ。

  お仕事ご苦労様、委員長。

  ……ふふっ、別に嫌味じゃないよ。だーれも居ない教室で、放課後残ってあれやこれややってる、委員長であり幼馴染のお手伝いに来たんだよ。

  ま、とは言っても、もうほとんど終わってるみたいだけどね。

  それ書いたら今日はもう帰るの?

  じゃあさ……あー、いや。やっぱりいいや。

  なんだよって、一緒に帰ろうって思ったけどやめただけ。

  だって、彼女できたでしょ?しかも、学園のマドンナと。すごいなー、ギャルゲの主人公みたい。

  どうやって射止めたの?ねぇねぇ。

  えー、いいじゃん教えてくれたって。

  ……はいはい。ま、私には関係ないけどね。

  でも、マドンナ……彼女がいるんじゃ、もう一緒に帰ったり、家に遊びに言ったりはできないな。

  ……なんでって、幼馴染とはいえ男女だからだよ。彼女もちと二人っきりなんて、浮気だし、味方によっては私が奪おうとしてるみたいでしょ。そんなのごめんだよ。

  それにあの人、男人気はもちろんだけど、女人気も高いから、私が君と二人っきりで話してたら、体育館裏に呼び出されてリンチされる可能性だってあるし。

  ……考えすぎ?でも、可能性が0ってわけでもないでしょ?案外、知らないだけで実際に起きてたりするんだよ、そういうことって。

  というわけだから、私はお先に帰りますよ。そっちも、仕事終わったらまっすぐ帰るか、彼女待って一緒に帰りなよ。

  じゃねばー

  ※扉が閉まる。

  あーあ、こんなことならもっと早く告白するんだったなー。

  真面目な委員長気質だから、まだ大丈夫って思ったのがいけなかったな……あーあ。

  【完】

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