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※時計の針の音
ねぇ、惜しい。美味しいよね。
ふふっ、嬉しそうに食べちゃって。そんなに美味しいの?
あーあ、そんなに喜んじゃって。
これはお仕置きだって言ってるのに、なんで喜んじゃういかなぁ。
……んー?ごめんなさい?
何がごめんなさい?
浮気したこと?それが私にひどいことをされるためにわざとだってこと?
ねぇ、何がごめんねさいなの。
早く言わないと、このご飯の入ったスプーンを喉奥まで突っ込むよ?
あぁそれだとご褒美になっちゃうか。
君が最も嫌がることってなにかなー……
……そっか。私が君のことで頭がいっぱいになってることが嬉しいんだもんね。
じゃあ、君じゃない別の人が私の頭の中をいっぱいにしたら嫌がるんだよね。
……あ、傷ついた顔してる。効果あったみたいだ。
ねぇ、私のことが好きで好きで仕方ないくせに、なんあんな方法で私を夢中にさせようとするのかな?
頭おかしいよね。バカだよバカ。
そんなことされて、私がその相手を殺しちゃったらどうするの?
君、責任取れるの?私を人殺しにしたいの?
そんなことしたら、一生会えなくなるんだよ?
……そうだよね、嫌だよね。
だったらさ、もうあんなバカなことしないでね。
やるなら別の方法をするんだよ、わかった?
……うん、いい子だね。
ほら、いい子にはご褒美あげないと。さっきして欲しそうにしていたこと、してあげる。
※喉奥にスプーンを突っ込む。
汚いな……えずいて口の中のもの吐き出してるよ。
……あー、本当頭おかしいよね。こんなことして嬉しいなんて。
本当、頭悪くて気持ち悪くて汚くて……
愛おしくてたまらないな……
【完】
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