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自ら燃ゆる不死鳥🐦‍🔥🔥

  【SE:フリーBGМ、ときのはてに 】

  【SE:ドサッと倒れる音】

  (※はぁはぁと息も絶え絶えになりながらセリフをお願いします)

  …ぐっ…!我、は…どれ、だけ…の…理不尽さに…傷つけられたという、のだ……

  心も…体、さえもっ…古傷(ふるきず)…だらけで…まだ…生々しい傷を、心に…負っているっ…

  我は…不死鳥…っ…!

  こんなっ、所でっ…!這いつくばってっ…倒れているわけにはっ…いかないっ、のだっ…!

  このっ、翼はっ…何のためにあるっ…!

  我がっ…自由に飛ぶためのっ…高貴(こうき)なるっ…翼であろうっ…!

  【SE:バサバサともがくような翼の音】

  くっ…!痛い…痛いのだ…心がっ……

  我にも、不死鳥にもっ…心はあるっ…!

  人間というものは…恐ろしい……

  我の心を削(けず)り…体を引き裂くような言葉を平気で投げる……

  こちらから近寄ってしまったのが間違いだったのかっ……

  【SE:ドンッ、と拳で地面を殴る音】

  …っ、何度、怒りを飲み込んだっ…!何度っ…!何度 涙を流したっ…!

  不死鳥である我の涙は…傷を癒す効果があるというのにっ…!くそっ!何故っ、何故 我自身には効かぬっ…!

  我は世界が変わる瞬間を何度も見てきたっ…!

  世界に一羽しか存在せずっ…孤独で神聖な存在である我がっ…孤高でありっ…血縁の者もおらぬ我がっ…!

  今までどれだけ人間に知識を与えっ、言葉を操りっ…歌声で励ましっ…この涙で傷を癒やしてきたと思っているのだっ…!

  見返りが欲しいのではないっ…!

  ただ…っ、どれだけ助けて欲しいと願ってもっ…我のことを助けてくれる者は現れなかったっ…!

  裏切り…嘘…我を突き放したあの冷たい声と視線っ…!

  許せぬ…!許さぬっ…!

  【SE:ゴッ、ゴッ、と地面を拳で殴る音】

  (※ここで一呼吸置いてください)

  …我は…不死鳥とは…古代エジプトの太陽神ラーの化身(けしん)だと言われている……

  朝陽(あさひ)とともに現れ…再生、創造を象徴する者……

  再生は奇跡ではなく…宇宙の秩序(ちつじょ)、なのだ……

  寿命は500年から1000年…自ら作った巣で燃え尽き…灰の中から新しい個体が蘇(よみがえ)ると…思われているだろうが……

  灰から蘇(よみがえ)るというより…毎朝…太陽のように”自ら立ち上がる”存在であり……

  炎よりも…光、朝のイメージが強い……

  中国の鳳凰(ほうおう)とは違う…あやつは死んでも蘇(よみがえ)らない……

  あやつは徳のある世にしか現れることのない平和の象徴……

  我とは違う存在だ……

  我が燃えるということは……

  それは儀式でもある……

  罰(ばつ)ではない…残念なことに祝福でもない…ただ役目を終えるだけの存在なのだ……

  だから我は……儀式として……自然に燃えることを選択しない

  我が…不死鳥として自ら燃えることを選ぶのだ

  【SE:フリーBGМ、ときのはてに フェードアウトか止まる】

  【SE:フリーBGМ、燃え尽きるまで 】

  【SE:轟々(ごうごう)と燃える炎の音】

  【SE:パチパチと炎の音】

  【SE:ザッザッ、と力強く歩く足音】

  救いの手は、この焔焔(えんえん)と燃え盛(さか)る我の手に…!!

  我は蘇(よみがえ)る、何度でも…!!

  これが業火(ごうか)だろうと構わない

  …我の名は不死鳥、またの名を”フェネクス”

  ソロモン王が使役(しえき)した72柱(ななじゅうふたはしら)の悪魔をまとめた魔術書の系譜(けいふ)に基(もと)づくもの

  我は37番目、大いなる公爵(こうしゃく)

  異質で美しい存在とされている

  不死鳥の姿で現れ、子どもの声で話し、声は旋律的(せんりつてき)であり、あらゆる学問に通じ、要求には詩で応じる叡智(えいち)の象徴である

  我が人間の姿になる時は、耳を塞(ふさ)がなければ耐えられぬ

  人間の器(うつわ)に収まらない音や言葉、真理(しんり)を持っているからだ

  我の体に、心に残るこの古傷(ふるきず)たちは今も残り続け、そして増えた

  それでも我は、この全身に纏(まと)った猛火(もうか)を再び取り戻したのだ

  人間とは違う、ただの不死鳥でもない、獣人の不死鳥としての我は唯一無二

  燃えた翼は折れぬ、我は不死、不滅、復活、そして希望と再生のシンボル

  この炎の翼で飛び回り、このしっかりとした鋭い爪で大地を踏みしめよう

  我は灰にはならぬ、卵にならず、卵で生まれず、雛(ひな)に生まれ変わるわけでもない

  我自身が我を生むのだ

  我は自ら蘇(よみがえ)り、燃えることを選んだ

  我は我のままで、次も生きることを選んだのだ

  この灼熱の炎を纏(まと)いながら、我は生きることと闘う

  今度も、我のまま世界が変わる瞬間を見るために

  この炎がまた燃え尽きそうになる時がいつか来るだろう、だが我は、必ず蘇(よみがえ)る

  自ら生(せい)を、手にするのだ

  【SE:バサバサッと炎の翼を羽ばたかせる音】

  【SE:轟々(ごうごう)と燃える炎の音】

  【SE:バサバサと飛び立つ音】

  【SE:フリーBGМ、燃え尽きるまで 曲終わりまででエンド】

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