第八章 堕ちたエルフの教育 ―熟れた果実の収穫― 1

  ろうそくの灯に照らされた廃屋の床には、湿った土とリンドが剥ぎ取ったエレンの衣類が散乱していた。

  その中心で、カイルは崩れかけた椅子に深く腰掛け、その両脇に「忠実なイヌたち」を侍らせている。

  地べたに直接腰を下ろし、カイルの足にしなだれかかる黒い鎧を身にまとったリンドと裸のエレン。

  カイルをじっと見つめる二人の目はわずかに潤み、ろうそくの炎に照らされた二人の頬は赤く染まっている。

  かつて白銀の鎧を身にまとい数多の戦場を駆け抜けた副騎士団長と、何百年も生き、様々な見識を兼ね備えた森の賢者は、今や一人の男にかしずく、メスに成り果てていた。

  「……さあ、リンド、エレン。そろそろ始めようか……この俺を種なしの無能と蔑んだこの世界へのささやかな反撃前の、小さな小さなお祝いだ」

  そう言いながら、カイルは手にしていた安酒の瓶をそっとリンドに差し出す。

  それを恭しく受け取ったリンドは、

  「はい、ご主人様……祝いの余興に、この新入りのエルフの身体に、ご主人様から頂く『恵み』がいかに尊いものなのかを、たっぷりと教え込ませていただきます」

  そう言うなり、受け取った酒を自分の口にそっと含んだ。

  そして反対側にいたエレンの髪を掴むと、無理やり口移しでその酒をリンドへと流し込む。

  「ん、む……っ! ぷはっ……はぁ、はぁ……っ」

  突然のことに、エレンは口の端から注ぎ込まれた酒をこぼしてしまい、それがカイルのブーツにぽたぽたと垂れ落ちていく。その様子を見たリンドは、

  「……ぷはっ! エレン、ご主人様に粗相をしたね。いけない子だ……早く舐めとるんだ」

  リンドはいたずらをした子供を𠮟りつけるような口調で、エレンにそう命じる。

  「あぁ申し訳ございませんわ……リンドお姉様。すぐに舐めとりますわ……んぁぁ、ちゅ……ぴちゅ、んちゅぴ」

  エレンはリンドに言われるがまま、泥に汚れたカイルのブーツにそっと舌を這わせ、染み込んだ酒をちゅうちゅうと音を立てて吸い上げ始めた。

  その様子を、リンドは優越感に満ちた、だがそれ以上に歪んだ欲情を瞳に宿して眺める。

  「ふふ、いい子だ、リンド。素直な子は大好きだぞ……ほら見てくださいご主人様。森の賢者のプライドなんてどこへやら、ご主人様の靴の味でこの子ったら、こんなにも股間を濡らしています」

  リンドはそう言いながらエレンの背後に回り込み、むき出しになっていたエレンの秘部に自分の指をずぶりと突き入れた。

  「くひぃっ!」

  思わず声を漏らすリンドをそのままに、その女裂からとめどなく溢れ出てくる愛蜜を、カイルに見せつけるように、ぐちゃぐちゃとかき回し始める。

  「ほぉら、ここ……すっかりとろとろになって……なんていやらしい子」

  「あ、あああああっ! お姉様ぁ……っ! リンドお姉様ぁ!」

  ぐちょぐちょという、廃屋中に響く淫靡な音とかび臭い匂いに交じって漂う、甘く、酸味のある香り。

  それらがカイルの嗅覚と聴覚を刺激し、その股間を大きく膨らませていく。

  「あぁぁ……お、お許しくださいませ、リンドお姉様……あっ! あっ! そこを、そんなにかき回したら、私……んあっ! あああっ! どうにかなってしまいますわ! あああっ!」

  「ふふ、賢者と呼ばれているにしては、随分といやらしい声を上げるなエレン。私たちよりも長生きしているだけあって、こっちの経験も豊富なのかな?」

  リンドは膣内部をひっかくように指を折り曲げると、エレンの中から愛液を掻き出す。

  「んあぁぁっ! そ、そんなこと……っ! ありませんわっ! んいぃぃっ! あっ! ふあぁぁっ!」

  執拗に女裂を弄んでくるリンドに対し、エレンは白い喉を震わせながら卑猥な声を上げ続けた。

  「ん……ふぅ……んっ、エレン、は……本当に、あっ、ふぅ……いやらしい子だ、んっ! んっ! ねぇ……んっ!」

  エレンの女裂を弄繰り回し始めてしばらくすると、己の欲望を抑えることができなくなったのか、リンドは露出していた自分の股間に、空いているもう片方の手をそっと差し伸べ、ぽってりと膨れ上がった大陰唇をぐにぐにと弄り始めた。

  「んっ……んっ、あっ……んあっ」

  「あぁぁぁっ! お姉様ぁ! すごっ! そこぉぉ、気持ちいいですわあぁ!」

  二人の声が重なり合い、淫らなハーモニーを作り上げていく。

  そんな二人の様子を眺めていたカイルが、

  「……そんなにエレンを可愛がってばかりいないで、さっさと自分の『役割』を果たせ、メス犬」

  低い声でリンドにそう命じた