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フクロウ型の飴

  ・基本の味・

  🥄オリ設定

  🥄キャラ崩壊

  🥄口調迷子

  【隠し味】

  🍽ヒヨコが好きに味付け。

  🍽マッシュ君がぶっ壊れております。

  🍽意味怖風味です。

  🍗切り取り線乱舞しております。

  (オリ魔法出ます。)

  🎐下にマッシュ君の説明書置いておきます。

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  マッシュ・バーンデッド

  魔法使用時の目の色∶ベキリーブルー

  ・首に小型ランタン付きのチョーカーを肌見離さず付けている。

  (ランタンの中にメギド&魔神達を管理する総管理者の魔神・クロウが入っている。)

  ✎クロウとは森の中に住んでいた時に出会った。

  その時に[友人の証]として小型ランタン

  (見た目∶水琴鈴)付きのチョーカーを貰った。

  それ以来、ずっと肌身離さず付けている。

  ・ランタンの中の住人と魔法はマッシュ以外認知不可。

  (勿論、クロウもマッシュ以外は見えない。)

  基本は筋肉で解決。

  (魔法を使う事もあるがこれもマッシュ以外認知不可。)

  [newpage]

  最初∶フィン君語り

  最後∶マッシュ君語り

  ✎自分が体験した話をマッシュ君に語る様です。

  図書館に行ったのは学校が休みの昼頃。

  (森の中にある図書館)

  ※部屋でのんびりしている。

  ✎フィン君、暗闇恐怖症を患っている。

  (ランタンが無いと寝れない。)

  [chapter:図書館]

  一人で図書館に行ったんだ。

  マッシュ君好みの話を探しにね。

  壁際の棚に“宝石”特集っていうのがあったから、其処に行って面白そうなタイトルの本をいくつか見てたんだ。

  “あっ、これなら…!”って本に出会ったから、抜き取ったんだ。

  そしたら、棚の隙間の向こう側の人と目が合っちゃった。

  一瞬だけね。

  色々と吟味した後、良さそうな本を三冊抜き取って司書さんの所に行ったんだ。

  んで、部屋に戻る道すがら“あの本も借りとけば良かった”って思っちゃたんだ。

  また借りれば良いやってなって、帰って来たんだ。

  読み終わったら返さないとね。

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  「どれにする?』

  マッシュ君好みのを選んだつもりだけど、どうかな?

  『…。」

  マッシュ君は暫く本を見た後、スルッとボクの隣にやって来た。

  「どうしたの、読まない?』

  ボクの問いに“コクッ”と頷きが返って来た。

  どうやら、本の気分では無かったみたい。

  『…ごめん。

  本、返してくる。」

  「良いよ、気にしないで。

  えっ、借りたのボクだから返してくるよ。』

  『僕の為に本借りて来てくれたのに、読まなかった僕が悪いから。

  せめて、返させて?」

  コテンと首を傾げるマッシュ君に心を奪われたボクは“良いよ”と許可を出した。

  『じゃ、行って来る。

  場所は?」

  「今から行くの?

  もう外、暗いよ?』

  外を見るとすっかり夜で明かりの魔法が無いと歩けない程に暗い。

  魔法が使えないマッシュ君には大変な暗さだった。

  『僕自身に魔法が使えなくても、この子が照らしてくれるから大丈夫。」

  “この子”と言い指差したのはチョーカーに付いている小型のランタンだった。

  僕は図書館のある場所を教えた。

  『見た目は小さな鈴だけど、ちゃんと使えるよ。

  それじゃ、行って来る。」

  “シュタッ”

  効果音にするこれの速度でマッシュ君は外に出て行った。

  勿論、本を持って。

  (夜回り人に見つかりません様に…。)

  祈りながら僕はその姿を見送った。

  見送った後、ふと気付いた。

  「あれ…。

  そう言えばあの時、ボクが見ていた本の位置って壁際の棚だったから、人なんて居ない様な…?』

  [newpage]

  ―夜の森の中―

  “本を返して来る”

  手の中にある本に力を込めながら僕は夜闇広がる森の中を走っていた。

  本から覗く赤い目が忌々しげに僕を見つめる。

  『彼は僕のだよ。

  バレてないと思った?」

  言葉を紡ぐとその目は更に赤さを増した。

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  違和感に気付いたのは“壁際の棚に人が居た”という話だった。

  僕は余り図書館に行ったことが無いから構造は分からないけれど、壁際の棚に人が居るのは不思議だ。

  棚の向こうは当然、壁なのに…。

  …もしかして、壁に住むのが好きな人だったりするのかな。

  そう思っておこう。

  フィン君が言っていた話の違和感に関してはこれで終わり。

  じゃないと夜の森の中を走るのが怖くなるから。

  さて、今も僕を睨むこの赤い目にどうやって気付いたかの話になる。

  どれを読もうかと僕が本に触れた瞬間だった。

  “ドロッ”とした魔力が僕の指先を包み込んだ。

  同時に“ケケケッ”と鳴き声を上げて赤い目を顕現させた。

  その目線の先は…。

  (よし、殺そう。)

  と、言う事で現に至る。

  幸い、見つめられている本人は魔力と目に気付いていなかった。

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  “グギギィッ”

  本もどきが鳴き声かなにか分からない声を上げながら僕の手に噛み付こうとして来たから爪を口に当たる部分に食い込ませた。

  それから優しく言葉を転がした。

  『心臓抉り取られたくなかったら君達のお家を教えて?

  教えてくれたら、抉らないよ?」

  “心臓を抉る”

  これが効いたのだろう、本もどきは自分等が居る[[rb:家 > としょかん]]を教えてくれた。

  それと同時にフィン君を見つめた理由も答えてくれた。

  ‹可愛い子だったから、ボス達におすすめしてた。

  んで、気付かれない内に喰っちまおうかな…と。›

  『そっか。

  ありがと、これでキミの[[rb:役割 > いのち]]は終わり。

  じゃあね。」

  ニコッと笑った後、本の中に手を入れ一気に内側から引き裂いた。

  “ボタッ”

  引き裂いた所から本の形をした心臓が落ちて来た。

  落ちて来たソレを問答無用で僕は握り潰した。

  手が赤黒で染まったが、今はどうでもいい。

  早くコレが居るお家に挨拶しに行かないと。

  “こんばんは”と“さよなら”って。

  森の中を走り続けて結構の時間が経った頃、本もどきが言っていた場所に着いた。

  『此処か。

  大きな図書館だな…。」

  着いたのはボロボロの図書館だった。

  図書館の周りはフェンスに囲まれていて、とてもじゃないけれど入れる雰囲気では無かった。

  〝…どうやってフィン君、入ったの?〟

  そう思わせる程のボロさだった。

  (鬼が出るか蛇が出るか。)

  『さっさと終わらせよう。

  じゃないと明日の学業に影響出るから。」

  フェンスを壊し、中に入った。

  [newpage]

  中に入るとボロボロの本が目に入った。

  ボロボロ過ぎてタイトルは読めない。

  『えーと…。

  確か、壁際の棚に人が…。」

  頭の中でフィン君が言っていた事を思い出しながら歩いていると後ろから声が聞こえて来た。

  「ココに居たんだ、マッシュ君!』

  振り返ると其処にフィン君が居た。

  『フィン君…?

  なんで、此処に?」

  「心配になって、追って来ちゃった!

  本は明るくなってから返す事にして帰ろ?

  ねっ?』

  “タタタッ”

  足元を見ながらフィン君が駆け寄って来た。

  『怖かったよね。

  ハグする?」

  フィン君は手を広げて僕に問う。

  “コクッ”

  僕は頷き、彼の懐に入った。

  フィン君は優しく僕を抱き締めてくれた。

  …でも、僕はそんな彼の腹を持っていた硝子の欠片で切り裂いた。

  「!?

  マッシュ君…?

  なっ、なんで…??』

  口から赤を溢しながら“フィン君”が問う。

  『なんでって、キミ“彼”じゃないでしょ?

  好きじゃない人に抱き締められても嬉しく無い。」

  僕の言葉に“ソレ”の目が見開かれた。

  「どういう事…?』

  『彼は暗闇恐怖症なんだ。

  恐怖症患っているのにランタン無しで此処に来るの?

  抱き締め方も違う。

  匂いも違う。

  ぜーんぶ違うのにどうして“勝った”様な表情をしてたの?

  教えてよ。」

  僕は言葉を転がしながら歩く。

  “ソレ”の表情が怯えに変わり出した。

  が、スルリと杖を懐から取り出した。

  [“シザーレイン”!!]

  “ソレ”が呪文を唱えた瞬間、上からハサミが降り始めた。

  僕はクルリと雨を避けた。

  ハサミの雨は止め処無く降る。

  僕の動きを察知し、ハサミがすかさず襲う。

  (こうなったら…。)

  僕は飛んで来るハサミを一つ捕まえ、回転させた。

  回転させたハサミは風を纏い、飛んで来たハサミを壁へと弾き飛ばす。

  弾かれたハサミが壁にめり込み、消える。

  “ソレ”はハサミの連撃で息切れを起こしていた。

  (反撃しよう…。)

  僕が“ソレ”の間合いに入った次の瞬間だった、“ソレ”がニッコリと笑い言った。

  [“シザー・シー”]

  呪文が唱えた途端、消えていた筈のハサミ達が波の糸になり、襲い掛かって来た。

  しかもさっきまで使っていたハサミも波の一部になって僕の手を切ろうとしていた。

  これは“使えない”と判断した僕は持っていたハサミを捨て、

  波に襲われる前に安全な所に飛んだ。

  [ナミガコナイカラッテ、ユダンシナイデ。

  オマエヲクラウマデナミガクルヨ。]

  “ソレ”の言葉に合わせて波が僕の所に来る。

  一旦引いたが、また来るのも時間の問題だ。

  波が鋼鉄に鳴る音が僕の耳に届いた。

  (こりゃ、いつもの方法じゃ駄目か。)

  …仕方ない、杖出すか。

  ランタンが付いた杖を影から取り出した。

  波が再び僕を襲う、この時を待っていた。

  ランタンが淡い光を帯びる。

  『“ムーン・シー”」

  -マッシュが“ムーン・シー”と言った瞬間、マッシュの方に行っていた波が月の欠片の形に変化し“ソレ”の方向に波となって戻り始めた。

  マッシュは杖をクルリと回し、言い放つ-

  『“ムーン・ギルティング”」

  波の中から刃が現れ“ソレ”の首を喰らった。

  元の色に戻るまでの間、僕はふと窓を見た。

  少しだけ明るい気がした。

  『次…。

  急がないと。」

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  そこからは早かった。

  図書館の奥深くにフィン君が見た“人”が居た。

  その人は僕を見るなり“ケタリ”と笑った。

  どうやら、喰えると判断したみたい。

  ‹キョウハオマエカ。

  マァ、イイ。。。›

  “シャンッ”

  ‹オマエヲクッテバケレバイイダケ!!›

  相手が魔法を放ったが、サッと交わした。

  僕は片手に杖、もう片手で拳を作り同時に力を込めた。

  やっぱり、殴らないとね。

  相手の攻撃を杖で防ぎ、その頬に思い切り拳を叩き付けた。

  ‹ふぐぉー!!›

  殴られた衝撃でその人は壁の方に飛んで行った。

  僕はその人の方向に飛んで行き、動けなくなるまで攻撃を続けた。

  拳と魔法。

  その両方を喰らわせながら僕は言った。

  『さよなら。」

  -それが図書館の[[rb:怪 > ぬし]]が聞いた最期の言葉だった。

  全てが終わった後、マッシュと杖は真っ赤だった-

  『終わった…。

  って…早く、帰らないと!!」

  杖を素早く仕舞い、目の色もいつもの金に戻した僕は図書館を急いで出た。

  怪が消えた事で図書館は消滅した。

  僕はその瞬間を見届けた後、猛ダッシュで学校に戻った。

  段々と空が明るくなり始めていた。

  『間に合えー!!」

  夜の森に僕の声が木霊した。

  …その後、なんとか間に合ったけど目がギンギンだった僕を気遣ってフィン君が先生に「今日マッシュ君お休みです。」と言い、休ませてくれたのは此処だけのヒミツだ。

  〚END〛

  [newpage]

  [chapter:おまけ

  (深夜に帰って来た版)]

  ※血塗れの服などはクロウ達が洗濯の為に持って帰った。

  (フィン君→パジャマ

  マッシュ君→パジャマもどき)

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  『ハァ、ハァ…。

  フィン君…寝ちゃったよね…。」

  寝ているであろうフィン君を起こさない様にそっと、扉を開けた。

  …たまには僕だってドア、ちゃんと開けれるよ。

  慎重に入ると「…おかえり。』と寝ぼけた声が聞こえて来た。

  『待っててくれたの…?

  あれからずっと?」

  僕の問いに“コクッ”とフィン君は頷いた。

  「マッシュ君、ボクにぎゅ~されないと落ち着かないでしょ?

  ボクも落ち着かないから、おいで。』

  “バッ”と手を伸ばし、僕が飛び込むのを待つフィン君。

  船を漕ぎ出しているが、その手が下りる事は無い。

  “ポスンッ”

  『ただいま…。」

  「おかえり、お疲れ様…。』

  互いに抱き締め合い、そのまま夢の中に落ちていった。

  〚END〛

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