(リクエスト)イアンとアイマーの過去1 イアンの生まれた日~色違いニンフィアの家族3~EGM-tos-ポケモン編 特別篇

  ●―これは…のちアンバー伝いに竜也が聞く事となる

  アンバーのパートナーの1匹である色違いニンフィア♂のイアンと

  そのパートナーであるグレイシア♀のアイマーの

  知られざる壮絶な過去の記録である。

  グラニス。そこはポケモン達の性と快楽に満ちた魅惑の地。

  交尾にどハマりしたポケモン達が集い、昼夜問わず日夜

  交尾に明け暮れる淫乱なポケモン達が住まう、それがグラニスだ。

  しかし、ここはそんな幸せックスだけが出来るような

  明るい良い場所、と言えるわけではない。

  知らないでグラニスに迷い込んだポケモンが淫乱な奴らに襲われ

  無理矢理処女・童貞を奪われトラウマになってしまい

  ポケモンなのにポケモン嫌いになるポケモンが生まれたり逆に

  快楽に溺れそこに居座る様になることすらある。ここグラニスは

  そんな一面もある場所なのだ。

  ・・・と、ここまでの話は研究家なら殆どが知っているだろう。

  でも、ここグラニスには・・・そんな普通の人間達すら知らない

  大きな【闇】が存在している。少し考えればわかる事のため

  アンバー家や高橋家など一部の者達は気付いていたようだが

  殆どはこの事実を知らないと言う。今日はそんなグラニスに

  まつわるこの世界の重大な秘密の話をしよう・・・。 ―●

  [newpage]

  イアンが生まれた場所はグラニスだった。

  両親は誰だか分からない。そう、彼は・・・

  望まぬ妊娠で卵のまま捨てられた捨て子の一匹だったのだ。

  だが、捨て子は彼だけではない。そう、グラニスには・・・

  沢山の交尾が明け暮れているポケモンがいる為、同じ数だけ

  捨て子もたくさん存在していたのだ・・・。オスもメスも

  関係なく、ただ快楽の為に交尾する。そこに愛など必要ない。

  中には産卵すら快楽の1つの様に楽しむ♀ポケモンまで

  このグラニスには存在してしまっているのだ。

  そしてイアンも、そんな卵のまま親が誰なのかも

  分からぬまま、彼もまた、数奇な運命をたどる事となる・・・。

  イアンが色違いのイーブイとして卵から孵った瞬間にすぐさま

  目に入ってきたのは 薄暗い洞窟の中で見下ろすように

  大きな体で自分を見ているゴロンダの姿だった。

  ゴロンダ♂`「お、ついに新入りのお目覚めだな。

  これはこれは・・・色違いとは珍しい。[[rb:ボス>・・]]以外で色違いを

  実際に見るのはお前が初めてだな・・・イーブイ。」

  色違いイーブイ♂(後のイアン)`「ブイ・・・?ここは・・・?」

  そう聞くとゴロンダは色違いイーブイ♂に背中を向け

  壁際に目をやりながら語るようにこう言いだした。

  ゴロンダ♂`「ココは幻影の洞窟。神に選ばれし3種族を

  お守りする神に仕えし護衛3種族の1つ、

  【ミシカルガーディアンズ】がレジェクターズと

  ファントミーズに分かたれる前に同じく神に選ばれし3種族を

  守る護衛種族であった影の一族と竜人族とが一堂に集まる

  会合場所として使われていた知る人ぞ知る秘密の場所さ。

  ・・・今はミシカルガーディアンズのメンバーの中でも

  [[rb:マリア>●●●]]や[[rb:テセウス>●●●●]]にも劣らない力を持つと

  言われていた[[rb:ボス>●●]]が、我々と同じくこの地を守る

  神に選ばれし運命を持つ者を見定める為に実質捨て子達の

  育ての場と化しているんだがな。まぁ、この辺の詳しい話は

  ボスにでも聞けばいい。まずはその前に自己紹介と行こうか!」

  そう言いながらゴロンダはまた色違いイーブイ♂の方を向き直し、

  怖い見た目が少しでも和らぐようにとニッコリ笑顔を作りながら

  元気な明るい声でこう言った。

  ゴロンダ♂`「俺はゴロンダの【ゴロン】だ!」

  色違いイーブイ♂`「ゴロンダの…ゴロンダさん・・・?」

  ゴロンダ♂`「違う!!ゴロンダの【ゴロン】だっ!!!」

  色違いイーブイ♂`「え?ゴロンダのゴロンダさん

  じゃないんですか・・・???」

  [chapter:ゴロンダ♂`「ちっがーう!!!

  ゴロンダの、【ゴ・ロ・ン】!…です!!!」]

  色違いイーブイ♂`「あ~あ!ゴロンダのゴロンさん…ですね!」

  ゴロンダ♂`「そうだ。俺の名前はゴロンだ。これからお前と俺は

  長ーい付き合いになるだろうから、名前ぐらいはちゃんと

  間違えずに覚えておいてくれよ!」

  色違いイーブイ♂`「ハ・・・はい!わかりました!ゴロンさん!」

  ゴロンダ♂`「おう!・・・んでも・・・さん付けなんて

  俺にしてちゃあだめだなぁ・・・?これから俺達は家族同然の

  生活を長い間送る事になる仲間同士なんだからな!」

  色違いイーブイ♂`「そうなん・・・ですか?」

  ゴロンダ♂`「あぁ、そうだぞ!」

  色違いイーブイ♂`「って事は・・・もしかして・・・ゴロンさん

  は僕のパパなんですか・・・?」

  ゴロンは色違いイーブイ♂のその一言に急に顔をしかめた。

  そして数秒黙り込んだ後、大きなため息をつくと

  色違いイーブイ♂を諭すかのようにこう言った。

  ゴロンダ♂`「残念ながら…俺はお前の親なんかじゃないぜ。」

  色違いイーブイ♂`「えっ・・・?」

  ゴロンダ♂`「生まれてすぐのお前にいきなり辛い現実を教えるのは

  心苦しいが…これもボスの指示だからな・・・。いいか、

  よーく聞け。お前は両親に捨てられた、望まぬ妊娠として

  卵の状態でここに捨てられちまったポケモンなんだ。

  ・・・俺達と同じ様にな・・・。グラニスの南西にあるココ、

  幻影の洞窟は 今となっては偶然やってできちまった卵を

  卵が孵る前に棄て産みする場となっててな・・・。お前もそんな

  両親に必要ない存在として棄てられちまったポケモンの一匹

  …って訳だ。でもま、そんなに落ち込むことはねーぞ?

  ここにはそんなお前と同じ境遇のポケモン達が沢山いるからな!

  俺自身も含めてな。だからもう、俺達は皆、お前の家族みたいな

  もんさ!へへっ、ちょっとこっち来な!」

  色違いイーブイ♂`「???」

  色違いイーブイ♂はゴロンダ♂に言われるがまま

  あとを付いていくと・・・洞窟の奥はかなり大きな地下空洞と

  なっており、そこには、ざっと100匹は軽く超えるであろう

  ポケモン達が各々に生活している風景が目の前に広がっていた。

  ゴロンダ♂`「あいつらはみ~んな、お前と同じく

  快楽の為にした交尾によって望まぬ妊娠をしてしまい

  捨てられちまったポケモン達さ。」

  色違いイーブイ♂`「こんなに・・・!」

  ゴロンダ♂`「あ、そうだ!そういやお前が生まれたら

  ボスが俺の所に連れて来いって言ってたんだったな…」

  色違いイーブイ♂`「ボス?」

  ゴロンダ♂`「ココを取り仕切っているリーダーポケモンさ。

  一番奥の大広間にいる。こっちだ!ついてこい。」

  色違いイーブイ♂`「は・・・はい!」

  色違いイーブイ♂はゴロンダに言われるがまま、ゴロンダの

  後を追いながらさらに洞窟の地下深部へと歩き出した・・・。

  [newpage]

  歩き始めてから早数分。辺りは次第に外の光が完全に

  入ってこない暗い場所になり、何とか瞳孔を目一杯開いて

  辺りが見渡せている感じだったのだが・・・しばらくすると、

  明らかに人工的に作られた形式がある階段のようなものの

  場所に付き、そこから先は燭台のようなものが点在しており、

  いくつかの燭台には火が灯っていた為、次第に辺りは見えやすく

  なっていった。そして、歩き始めてから8分近く経つと・・・

  地下とは思えぬほどの天井に高さがある大広間に辿り着いた。

  周りには沢山の燭台があり、その全てに火が灯っていた為、

  地下とは思えぬほどの明るさになっていた。そして

  その大広間にも明らかに人工的に作られた不思議な祭壇のような

  場所があり、奥には美しい3人の女性の像と その下でその

  三人の像を見つめながら[[rb:跪>ひざまず]]いているようにも見える

  不思議な姿をした3つの像、そしてそれら6つの像の上には

  大きな2つの球体があり、その周りにはさらに小さな

  無数の球体が大きな2つの球体を取り囲むように点在している

  不思議なオブジェが設置されていた…。壁の方に目をやると

  [[rb:❤>ハート]]と[[rb:♦>ダイヤ]]と[[rb:●●>丸2つ]]と[[rb:▲>さんかく]]が描かれている。

  色違いイーブイ♂は不思議そうに辺りを見回していると、

  突然、どこからともなく大きな声が聞こえてきた。

  ボス`「ゴロン、ごくろうだったな。そのままそいつを置いて

  お前は階段の所まで少し下がっていろ。」

  ゴロンダ♂`「はっ。」

  そういうとゴロンダは色違いイーブイ♂を広間の中央に置いて

  階段の所まで一人で下がった。それを確認すると

  再びどこからともなく声が聞こえてきた。

  ボス`「よくぞ参った!この地を守るために神の力を

  その身に宿した選ばれしポケモンよ!」

  色違いイーブイ♂`「え?どこ・・・?誰?どういう事それ…?」

  色違いイーブイ♂は不思議そうに周りをきょろきょろし始めると…

  なんと、急に沢山灯っていたはずの燭台の火達が次々と

  消えて行き、数十秒も経つ頃にはついにすべての明かりが消えて

  目の前は真っ暗になってしまった。突然の事にアセアセしている

  色違いイーブイ♂だったが、その[[rb:最中>さなか]]、突然物凄い

  ぎゅいーんとしたような音が奥から聞こえて来たかと思うと

  暗闇の中から突如として巨大な生物が目の前に現れた。

  [chapter:色違いホウオウ`「ぐわぁぁぁ!!!!!」]

  色違いイーブイ♂`「え・・・?えええええ!!!!ぼ・・・

  ボスって…色違いホウオウ・・・???」

  色違いイーブイ♂がビビりながらもそう呟くと、何故か後ろで

  ゴロンダ♂がくすくすと笑い始めていた。そして、

  色違いイーブイ♂に聞こえないような小声でこんな風に呟いた。

  ゴロンダ♂`「またやってるよ…ボス・・・(笑)」

  すると、色違いホウオウは自身の力を見せつけるかのように

  自分の左右に巨大な炎の渦を2つ出現させた。そして

  そのままポーズをとると色違いホウオウはこう言った。

  色違いホウオウ(ボス)`「新たなる神に選ばれし者よ。

  我が名は・・・・・・」

  【キラーーーーン!!!】

  そう言うと色違いホウオウはフラッシュを使った。

  色違いイーブイ♂`「うわぁ!まぶしいぃ!!!」

  フラッシュの直後またあの不思議なぎゅいん音が響いた。

  色違いイーブイ♂は思わずその場で目をつぶった。

  そして、数秒すると、まぶしいフラッシュの光は収まった。

  だが、色違いホウオウがいたはずの目の前を見ると

  そこには、信じられない光景が広がっていた。

  [chapter:色違いゲンシカイオーガ`

  「ゥボォスゥッ!!!!!」]

  [chapter: 色違いイーブイ♂`「うわぁぁぁ!!!」]

  色違いイーブイ♂は驚きのあまり二歩ほど後退りをしながら

  驚いていると、思わず尻もちをついてしまった。

  だが、怖がる様子はなくそのまま見とれるかのように

  色違いゲンシカイオーガを見つめながらこう言った。

  色違いイーブイ♂`「コ…今度は色違いのゲンシカイオーガ…?」

  すると、その様子を見ていたゴロンダがまたしても後ろで

  ケラケラと笑い出した。そしてボスに向かってこう言った。

  ゴロンダ`「ふふっ(笑)ボス~、そろそろその辺で

  勘弁してやったらどうですか~?」

  色違いゲンシカイオーガ(ボス)`「ふっ、そうだな。

  お前みたいな事になっても困るからな。」

  ゴロンダ`「なっ…!(照)それは・・・・・・。」

  そんな会話を2人がすると、急に色違いゲンシカイオーガは

  再びギュオン!という不思議な音と共に一瞬で消え去った。

  色違いイーブイ♂`「あ…あれ・・・?ボス・・・さんは…?」

  カイオーガの顔があった上の方をきょろきょろしていると…

  ボス`「こっちだ、こっち。」

  突然色違いイーブイ♂と同じぐらいの低い位置から誰かの声が

  聞こえてきた。色違いイーブイ♂はフッと声のする方向を向いた。

  するとそこにいたのは・・・・・・。

  [newpage]

  色違いメタモン(ボス)`「驚かせてすまなかったな。俺がここを

  取りまとめているポケモン、色違いメタモンの【ボス】だ。」

  [pixivimage:90464156]

  色違いイーブイ♂`「あ・・・・・。ボ…ボス・・・。」

  ボス`「はッはぁ~♪驚いたか?」

  色違いイーブイ♂`「は・・・はい・・・。ボスって・・・・・・

  ・・・・・・名前だったんですね。」

  ボス`「ズコッッ!!!そっちかっ!まぁ、そうだ!

  俺の名前はボスだ!宜しくな!新入りの色違いイーブイくん。」

  色違いイーブイ♂`「はい!ボスさん!」

  ボス`「俺にさん付けはやめろ!せっかくの格好いい威厳ある名前

  なのにさんなんてつけられたら弱々しく感じるからな…。

  俺の事はボスと呼び捨てでいいぞ。」

  色違いイーブイ♂`「わかりました!ボス!」

  ボス`「ふふ~ん♪」

  色違いイーブイ♂`「それにしても・・・ボスって あんな風に

  色違いの伝説のポケモンに変身出来るんですね・・・!

  びっくりしちゃいました・・・!」

  ボス`「まぁ、あれは新しい神に選ばれしポケモンを出迎える

  恒例行事みたいなもんだから勘弁してくれや。」

  色違いイーブイ♂`「は・・・はぁ・・・・・・。」

  ボス`「にしてもお前は中々度胸があるようだな。あれをやると

  殆どの奴は逃げ出したりその場で泣いてうずくまったり

  するんだが・・・お前は驚きはしたものの逃げ出したり

  泣き出したりすることなくその場に居続けた。これは・・・

  簡単にできる事じゃないんだぜ?」

  色違いイーブイ♂`「そうなん・・・ですか・・・?」

  ボス`「あぁ!あそこにいるあのゴロンなんて、あいつがまだ

  ヤンチャムの時にお前と同じ様な事をしてやったことが

  あったんだが・・・どうなったと思う?」

  色違いイーブイ♂`「え・・・?」

  ゴロンダ♂`「え・・・?(汗)」

  ボス`「あいつ、その場でうずくまって うわ~ん!って

  大号泣しながらオネショしたんだぜ(笑)」

  ゴロンダ♂`「うわぁぁぁ!!!その話はしないで下さいぃ!」

  ゴロンダ♂は二人の元に超特急で駆け寄りながら

  恥ずかしそうな顔でそう叫んだ。すると、その様子を見ながら

  ボスはケラケラと笑いながら体を伸ばし、ゴロンダのおでこを

  手の様に伸ばした体でツンっとした後にこう言った。

  ボス`「良く泣き虫克服したな。」

  ゴロンダ`「や・・・やめて下さいボス・・・(照)」

  ボス`「フフフっ。」

  そういうとボスは伸ばした体を元に戻し、

  再び色違いイーブイ♂の正面に移動した。

  [newpage]

  そして色違いイーブイと顔を合わせたボスはいつになく

  真剣な表情でこう言った。

  ボス`「さて・・・これから大事な話をする事になるのだが・・・

  色違いイーブイよ。」

  色違いイーブイ♂`「は・・・はい!」

  ボス`「毎回毎回 お前などと呼ぶわけにはいかないし

  色違いイーブイと言うのも長くて面倒なので お前には

  ゴロンの様に何か名前を与える事にしよう。だが、

  どうせならこう言うものは自分で考えるのも悪くないだろう。

  お前、何か自分の名前について、良い案はないか?」

  色違いイーブイ♂`「え!?自分の名前を今すぐ自分で決めろって

  事ですか・・・?えええ・・・急にそんな事言われても…

  えええ???自分の名前で良い案?いいあん?良い案って

  言われても…えええ???良い案良い案良い案良い案…

  いいあんいいあんいいあんいいあん いーあんいーあん…

  いあんいあん・・・・・・・・・。あ、じゃあ【イアン】で!」

  ボス`「おい・・・そんなんでいいのかホントに・・・?

  今後将来一生名乗る名前なんだぞ?」

  イアン`「だって、良い案って言われもそんなすぐ

  浮かばないんだも~ん!…でもこのイアンって名前、

  案外悪くなさそうですし、僕 結構気に入ったので

  今から僕は【イアン】ってことで!」

  ボス`「フッ、まぁ、お前がそれでいいって言うなら、

  それでいいか。・・・それじゃあイアンよ。

  改めてお前にこれから大事な話をさせてもらうぞ。

  聞き漏らすことなくちゃんと集中して聴きなさい。」

  イアン`「はい・・・!」

  ボス`「さて…そうは言ったものの・・・まずはどこから

  話したらいいかな…?この地を作りし神の話、

  パラレルワールドの話、この地を守りし運命を持つものの話、

  この地とは違う別世界へ赴く運命を持った者達の話

  そしてそんな彼らを守る運命を持った、我が一族の話・・・

  色々あるが・・・今言った奴の中で一番聞きたい話はあるか?」

  イアン`「えっと・・・それなら・・・さっきゴロンさんが

  僕に話してくれていた ふぁんとみーず?だかマリア…

  だか・・・なんかその話が出てくるお話はボスに聞けって

  言われていたので…そのお話が聞きたいです。」

  ボス`「そうか・・・。なら必然的に この地を守りし運命を

  持つものの話をする事になりそうだな。」

  そういうとボスは後ろを振り返り、大広間の奥にある

  石像達を見ながら語り出した・・・。

  ボス`「あそこに3人の女性とその近くで[[rb:跪>ひざまず]]いている像が

  あるだろう?あの3人の女性達が、この世界を作りし女神。

  そして近くで跪いている3人の像がいわゆる我々なのだ。」

  イアン`「…はぁ…。」

  ボス`「・・・女神の話をする前に、その様子だと次元の話も

  説明しておいたよさそうだな・・・。」

  イアン`「次元・・・?」

  ボス`「次元というのは簡単に言うと、自分のすることが出来る

  行動の範囲を数値化したみたいなものなんだ。数字が

  大きければ大きいほど、何でもできる。それこそ、

  10次元、11次元の者ともなれば、一瞬で宇宙を破滅させ

  新たに創造し直すことだってできてしまうだろうなぁ・・・。」

  イアン`「そ・・・そんなことが!?高次元の者って

  本当にすごいんですね・・・・・・。」

  ボス`「ああ、我々でも想像が出来ないような凄い事が

  当たり前のようにできてしまう連中だよ。高次元の者

  って奴等は・・・。だからこそ、4次元以上の奴等は俗に

  人々から【神】と呼ばれていたりするのさ・・・。

  ただの人間やポケモンの力では到底及ばない絶対的な

  ワンランクも2ランクも上の能力を持つ者達への

  敬意と畏怖の念を込めてな・・・。」

  イアン`「へぇ・・・・・・。」

  ボス`「ちなみに・・・我々ポケモンは3次元の存在。

  高次元の者達には到底及ばない弱者だよ。」

  イアン`「はぁ・・・。」

  ボス`「そして、ココからが本題だ。我々の様に

  肉体を持った状態の場合、残念ながら3次元以上の

  高次元の存在へと自分の力だけで昇格する事はまず不可能だ。

  だが肉体が無くなり魂の存在となった瞬間、その者は

  そのまま4次元へと昇格できる。」

  イアン`「え・・・?それって死ねって事ですか・・・?」

  ボス`「まぁ、確かに死ねば必然的に4次元の者にはなれるが

  ただ死んだだけではそれ以上の昇格はあまり望めないな。

  それに・・・5次元までなら肉体を持った状態でも

  昇格する事は不可能ではないぞ」

  イアン`「そうなんですか!?」

  ボス`「ああ。この地を作りし女神の1人、性技の女神ペティ

  が良い例だな。あのお方も、肉体を持ったまま5次元の神として

  君臨する事が出来た偉大なるお方なのだから。」

  イアン`「へぇ~・・・。」

  ボス`「肉体を持ったまま高次元の存在になる方法は

  色々とあるのだが…その中でも一番簡単な方法が

  自分よりも高次元の存在の手を借りる方法だな。

  あの性技の女神ペティも第6次元の魔法の女神マジカルスや

  第7次元の時の女神タルトの力を借りて今の地位を確立できた

  と言い伝えられているからな・・・。」

  イアン`「・・・・・・。」

  ボス`「まぁ、この辺の難しい話は置いといてだ。そろそろ

  お前が聞きたがっていたこの地を守る運命を持つものと

  ファントミーズのお話をしようか。」

  イアン`「は・・・はい!」

  ボス`「だが…やはりこの話をする前に生まれて間もない

  お前にも知っておいてほしい話が幾つかあるから

  まずはその話からさせてもらうぞ。」

  イアン`「わかりました・・・!」

  そんな会話をするとボスは再びイアンの方を向き直して

  イアンに近付き、ゆっくりと話の続きは始め出した。

  [newpage]

  ボス`「ここ、EGMs地区・・・正式名

  Eternal Grow Material secluded DISTRICTは・・・その昔、

  別の名前が付けられていたんだ・・・。」

  イアン`「別の名前・・・?」

  ボス`「ああ。その名も

  【District created by Goddess of Sex and SexualSkills】

  直訳すると【性と性技を司る女神が創りし地区】・・・

  昔はここはそう呼ばれていたんだ。」

  イアン`「…ということはここって・・・」

  ボス`「ああ。察しの通りこの世界は・・・先程から何度も

  話に出ている性技の女神、ペティによって作られたのさ。

  タルトとマジカルスの力を借りてな。」

  イアン`「なるほど・・・。」

  ボス`「じゃあここで問題だが・・・3人の女神たちは

  なんでわざわざ我々の今いるこんな世界を作ろうと

  思い立ち行動に移したんだと思う?」

  イアン`「え!?神々がこの世界を作った理由?

  う~ん・・・・・・・。・・・。全然わかんないです・・・」

  ボス`「ハハッ、だろうな。俺も正直分かんないもの。

  だが・・・言い伝えによると・・・3人の女神たちは・・・

  自分達ですら手に負えない8次元の神の諍いを目撃してしまい、

  そしてその原因となっているかもしれない存在も彼女達は

  偶然知る事になったというのに、タルトでさえ7次元の存在

  である為、8次元の者達にそれを伝える事は現状では一切無く、

  8次元の神々の諍いに割って入る力すらも無かったため、

  彼女たちは自分達が今できる能力の1つである

  【自分と同等以下の次元の者を自分と同等以上に昇格させる】

  能力を使い、8次元の神々の諍いを止められるだけの力を

  持つものを誕生させようと試みたのさ。そしてそれによって

  彼女たちが生み出した物の1つである低次元の者を

  高次元の者へと昇格させ、特定の行動をとる事で

  いづれ8次元をも凌ぐほど永遠に力を増幅し続けられる

  だろうと期待され作られた3人の女神の叡智の魔法…

  …それが【ANCIENT GOD Magic】・・・

  と・・・呼ばれている産物なのだ。」

  イアン`「エンシェントゴッドマジック・・・。」

  ボス`「ちょっと長い名前だから、俺達の間では略して

  [[rb:EGM>エグマ]]なんて呼んだりもしているぜ?」

  イアン`「えぐま・・・ですか・・・。」

  ボス`「ああ。そしてこの地にはそんなエグマの力が

  宿っており、稀に生まれてくる際に、その神の力を

  その身に宿して生まれて来る者がいるって訳さ。

  俺達のようにな・・・。」

  イアン`「じゃ…じゃあもしかして僕たちがその この地を作りし

  女神たちでも手に負えなかったという8次元の神々達に

  対抗するだけの力を将来宿せるかもしれないエグマの力を

  その身に宿した特別な存在って事・・・!?」

  ボス`「おぉ…中々呑み込みが早いな。その通りだ。

  …っと言ってやりたいところだが・・・残念ながら

  俺らはせいぜいいいとこ5次元どまりの存在だろう。

  何故なら俺達は、この地を作りし女神達の力を

  宿しているのではなく、この地を作りし女神たちの

  アザーの力を宿しているにすぎないからだ・・・。」

  イアン`「は?アザー・・・?」

  ボス`「フッ、そういうと思ったぜ。」

  ボスはフッと小さく笑うと再び石像のある方へと歩き出し

  石像を見上げるように見つめながら再び口を開き出した。

  [newpage]

  ボス`「さっきパラレルワールドの話をしなきゃいけないと

  言っていた理由がまさにこれなんだが・・・この地を作った

  と言われている3人の女神、ペティ、マジカルス、タルト

  の3名は・・・実はそれぞれ[[rb:2人ずついる>・・・・・・]]んだ。」

  イアン`「は…?それって・・・同じ女神様が2人ずつ・・・

  合計で6人の神様がいるって事ですか?」

  ボス`「まぁ、平たく言えばそういう事だ。」

  イアン`「そ・・・そうなんですね・・・。」

  ボス`「この世界には3種類のポケモンが存在する!1つ目は

  神の力を宿していない普通のポケモン。2つ目は

  オリジナルのマジカルス達の神の力をその身に宿した

  この地を離れ8次元の諍いを止める為に生まれた

  神に選ばれしポケモン。そして3つ目・・・それが俺達、

  オリジナルマジカルスの力をその身に宿した2つ目の

  ポケモン達を無事別世界へと送り届ける手助けをしつつ

  この地を守る役目も同時に持った

  アザーのマジカルス達の力を宿したポケモン達だ。」

  イアン`「な・・・なるほど・・・・・・。」

  ボス`「ちなみに自分に神の力が宿っているかどうかは

  生まれる前なら卵の模様を見れば、生まれた後なら

  目や尻尾の形や模様、使える技や能力などを見れば

  判断する事が出来る。たとえば・・・お前には

  アザーの女神たちの力が宿っていたことが卵の模様から

  生まれる以前により分かっていたのだが・・・どんな模様が

  描かれていたかというと・・・大きな二重丸の中に

  ハートと三角が描かれた不思議なマークが描かれていたんだ。

  これが この世界を守りオリジナルの女神たちの力を

  受け継ぐ者達を守る役目を持って生まれてきた者の目印

  となる【紋章】みたいなものだな。こんなマークさ!」

  そういうとボスは縦長の大きい壁のような真っ白の姿になり

  その体の左右の部分の色を変化させて説明をし出した。

  [pixivimage:89573553]

  ボス`「色や大きさは個体によって微妙に異なることはあるよう

  だが基本的にアザーの女神の力が宿ったポケモンの卵の表面に

  出現する紋章というのはこんなのだ。」

  イアン`「…なるほど・・・それで僕は生まれてすぐに

  ここに呼ばれたって訳ですね・・・」

  ボスはギュインと元の姿に戻った。そしてこう言った。

  ボス`「ああ。そういうことだ。お前の卵にもこの

  アザーマジカルスのマークが描かれていたからな。ちなみに…

  オリジナルマジカルスのエグマの力が宿っている者の場合、

  上にハート、真ん中にダイヤ、ダイヤの左右に丸が2つあり

  その下に三角のマークがある卵から生まれる。あと、

  かなり稀ではあるがオリジナルの女神の力とアザーの女神の力

  どちらも持って生まれてくるポケモンもかなり数は少ないが

  どうやらいるみたいだな。マリアやフランがそうだったよ。

  ・・・だが、このオリジナルマジカルス達の力というのは基本

  [[rb:♀にしか宿ることはない>・・・・・・・・・・・]]らしい・・・。

  つまり♂に生まれてきた時点で基本は8次元の神に匹敵する

  力を保有しこの地とは違った別世界に行くような資格は無い者

  ・・・って事になるな。」

  イアン`「そうなんですか・・・でも、基本って事は・・・

  もしかして例外があるって事ですか?」

  ボス`「本当に君は察しが良いな。その通りだ。男性でもこの力を

  宿すものが生まれる事はある。・・・だが、生まれるのは

  世界に1人か2人程度、我々がそのような存在に選ばれる事は

  まずないと思っていいだろう。」

  イアン`「その例外の男性って…どんな人物なんですか?」

  ボス`「さぁな。俺もまだ見た事ないから分からない。

  俺はただタイムに この時代に生まれるであろう

  3人の女神の力をその身に宿したこの地の命運を握る者を

  守護する者達を彼が生まれる現代で集めて欲しいと

  過去の世界からこの時代に連れられて来ただけの者だからな…

  それ以上の詳しい事は俺も知らぬ。」

  イアン`「え!?!?過去から来たって!?それに・・・今

  話にあったタイムって…誰かの名前の事ですか・・・?」

  ボス`「あぁ。タイムって言うのはオリジナルのタルトの力を

  その身に宿した神に選ばれしポケモンにして

  俺達が守るべき存在の1つである色違いセレビィの名前だ。」

  イアン`「じゃあボスは、そのタイムっていう色違いセレビィさん

  にこの時代に連れてこられたポケモンって事なんですね…!」

  ボス`「ああ、そうだ。…だが、俺以外にもタイムによって

  この時代連れてこられた仲間達は結構沢山いるんだぜ?

  アルゴン、パルス、マリア、フラン、キュクロプス、

  カナプ、ゲルラ、クロム、テセウス、ラダー・・・。

  この辺りは皆タイムによって今の時代に過去の世界から

  連れてこられたポケモン達だ。俺と同じ様にな。

  あいつら元気にしてっかなぁ・・・?グレースの所に行けば

  テセウス達にゃ会えるがマリアとフランは別行動中

  みたいだからなぁ・・・。最近全然会ってねぇな。」

  イアン`「なんかまた…いろんな方の名前が出てきましたが…」

  ボス`「ん?なんだ?誰か気になる名前の奴でもいたか?」

  イアン`「あのぅ・・・クロムって・・・」

  ボス`「あぁ…ゼクロムのクロムの事か?」

  イアン`「!!!やっぱり。」

  ボス`「何だ、名前で察していたのか。」

  イアン`「まさかとは思いましたが・・・あの、じゃあ

  カナプというのは・・・?」

  ボス`「カプ・コケコだ。」

  イアン`「!!!・・・さらっと知り合いに伝ポケ2体目・・・。」

  ボス`「いや、というかさっき言ったやつら、全員伝ポケだぞ。」

  イアン`「!!!!!!!!!!そ…それは凄い・・・!!!」

  ボス`「ふふふ・・・。」

  ボスは笑いながら両目をゆっくりとつぶった。

  [newpage]

  そしてボスはゆっくりと目を開けると ニヤッとした笑みを

  浮かべながらイアンに対し、こう尋ねた。

  ボス`「ところでお前・・・そろそろ気付かないか?」

  イアン`「え?何がですか?」

  ボス`「自分に対する疑問だよ。」

  イアン`「僕自身の・・・疑問・・・???」

  ボス`「そうだ。よ~く考えてみろ。不思議な事が

  今まさに起きているとは思わないか?」

  イアン`「え???僕の身に起きている不思議な事・・・?

  どういうこと・・・???」

  ボス`「察しは良い癖にこう言うの気付くのは疎いんだな。」

  イアン`「ごめんなさい・・・。」

  ボス`「ならヒントを与えよう。お前、クロムの名前を聞いた時

  なんでそれがゼクロムかもしれないと思った?」

  イアン`「え?いや…何となく名前が似てるかなと思ったので…」

  ボス`「違う!そういう意味じゃない!」

  イアン`「え?」

  ボス`「生まれたばかりでまだ本物のゼクロムなど見た事も

  聞いた事も無いはずなのに、なぜゼクロムかもしれないと

  思えたんだと聞いているんだ。」

  イアン`「!!!ホントだ!言われてみれば確かに!

  僕・・・ついさっき卵から孵ったばかりのはずなのに・・・

  何で僕はゼクロムの事を知ってるんだ・・・?というか…

  ボスが色違いホウオウやゲンシカイオーガに変身したのを

  初めて見た時も・・・普通なら見た事ない恐ろしい巨大生物が

  出現したとかって思うはずなのに・・・どうして僕は

  ゲンシカイオーガやホウオウだってわかってたんだ・・・?

  あああ!(汗)というか僕・・・よくよく考えたら

  まだ生まれて間もないはずなのに言葉いっぱい知ってるし

  普通に流暢に喋れてるし・・・な・・・・・・

  なんでもっと早く疑問に思わなかったんだろう・・・。」

  ボス`「自分にとって当たり前すぎて全く疑問に思っていなかった

  みたいだな、今俺にヒントを出してもらうまで・・・。」

  イアン`「はい・・・。」

  ボス`「はっはっは。だがなぁ・・・

  [chapter:実はそのお前の生まれた時から

  既に持ち併せている その知識こそが!

  この地を作りし女神のアザーの力がその身

  に宿っている紛れもない証拠なのだよ!」]

  イアン`「ハッ!そういうことだったんですね!」

  ボス`「そうだ。この地を作りし女神のアザーの力を

  その身に宿して生まれた者達は[[rb:皆>みな]]、お前と同じ様に

  生まれながらにしてこの世界の[[rb:理>ことわり]]をある程度理解した

  状態で生まれてくることになるのだ。」

  イアン`「なるほど・・・・・・。」

  ボス`「そして!その身に宿りしアザー女神の力を上手く

  使いこなせるようになれば!俺の様に変身する相手を見ずとも

  記憶を頼りに変身擬態を出来るようになったり!

  一度に5つ以上の技を覚えたり!とにかく普通のポケモンには

  絶対にできないことが出来るようになるぞ!そしてもちろん!

  それはお前にもできる!忘れるなよっ!!!」

  イアン`「は・・・はいっ!!!」

  ボス`「よ~し、良い返事だ。それでこそアザーとはいえ

  俺と同じく神の力をその身に宿した者よ!…まったく、

  ゴロンの時とはえらい違いだな」

  ゴロンダ`「だ…だからその話はやめて下さい!」

  イアン`「???」

  ボス`「コイツなんてヤンチャムの時にこの話をしたら

  『そんな大それた役目自分には出来ましぇ~ん』って

  半べそかきながら断ってきてたんだぜ?」

  ゴロンダ`「ボス!!!(照)だからなんで そのこと

  話しちゃうんですかぁ!」

  ボス`「そんな弱虫だった奴も今やこんなに逞しくなったんだって

  俺はお前を評価してるって事だよ。」

  ゴロンダ`「全然そうは聞こえません・・・(泣)」

  ボス`「なんだなんだ?泣くなよゴロン!しょうがないから

  昔みたいに大きめのタブンネにでも変身して

  ハグハグしながら慰めてあげよ~かぁ~?」

  ゴロンダ`「だからなんでそういう昔の話を

  暴露しちゃうんですか!」

  ボス`「はっはっはっはっはっ・・・!!!」

  イアン「(・・・こんな大きい図体のゴロンさんも・・・

  ボスの前だとたじたじなんだなぁ・・・・・・。)」

  [newpage]

  ボス`「・・・おっと、すまんすまん、ついゴロンの昔話に

  花が咲いて話が大きく逸れちまったな。

  そろそろ本題に戻そうか。」

  イアン`「はい・・・。」

  ボス`「さて、それじゃあ・・・アザーの神の力を受け継ぐ者

  の話をした後は・・・今度はオリジナルの女神の力を

  受け継ぐ者達についての話をするとしようか。」

  イアン`「はい・・・!」

  ボス`「さっき少しだけ話した・・・色違いセレビィのタイム

  ・・・覚えているか?」

  イアン`「はい。ボスをここに連れてきたという方ですよね?」

  ボス`「ああ。彼女こそがオリジナルの時の女神タルトの

  力をその身に宿した者なのだが・・・。実はあのタイム以外にも

  オリジナルの神の力を受け継ぐ者達がこの世界には沢山いる。」

  イアン`「そうなんですか・・・!」

  ボス`「ついさっきも軽く話した通り生まれて来る際、

  ハートとダイヤと丸2つと三角のマークが描かれている卵から

  メスとして生まれてくるポケモン・・・それが基本的な

  オリジナルの女神の力を受け継ぐ者の特徴だ。・・・だが、

  この力がいつどこでどうやって生まれる事で宿るのかは

  正直言って定かではない。ウィテルジナで生まれたポケモンは

  その殆どがオリジナルの神の力を宿している事が多い

  ということまでは分かっているが…それ以外の場所で

  生まれた者にも宿る事はあるからな。これはもはや

  神の気まぐれとでもいうべき代物だろう。」

  イアン`「それじゃあ…僕たちの守るべき対象者である

  オリジナルの神の力を宿す者というのは・・・・・・

  見つけるのが相当難しいという事ですね・・・」

  ボス`「まぁ、実質そういう事になっちまうわな。・・・だが、

  安心しろ。少なくともポケモンでこの力を宿している者を

  見つけて守るのは骨が折れるが、人間でこの力を宿している

  者もいるからな。そしてそいつらが誰なのかは把握している。

  だから俺達はそいつらを守るんだ。」

  イアン`「人間にもこの力の宿した者がいるんですか!?」

  ボス`「ああ。それこそが最初にお前がゴロンから聞いたであろう

  【神に選ばれし3種族】って奴等さ。その神に選ばれし3種族

  とは・・・何度も既に言っている色違いセレビィのタイムと

  人間の男性である高橋[[rb:一>はじめ]]、そして同じく

  人間の女性であるアンバーズ・レーマン・フェイト・・・。

  この3名こそが、一番最初にこの地にオリジナルの神の力を

  その身に宿して生まれて来た者達なのだ。」

  イアン`「じゃあ、そのフェイトさんと、一さんという方を

  僕たちは守ればいいって事ですね!」

  ボス`「いいや、残念ながらそいつらはもうとっくの昔に

  死んでいる。2000年以上前に生まれた者達だからな。

  当然と言えば当然なのだが。」

  イアン`「えっ・・・?じゃ…じゃあ、そのタイムさんって言う

  色違いセレビィさんをお守りすればよいって事ですか?」

  ボス`「間違いではないのだが・・・今生きているあのタイムは

  もう駄目だろう・・・。自分に課せられた運命の全貌を知る前に

  [[rb:過ち>・・]]を犯してしまった為にエグマに組み込まれた

  [[rb:転生の魔法>・・・・・]]が発動してしまったからな・・・。

  奴は持ってあと4年程度の寿命だろう・・・。だからあいつを

  守っても正直言って意味がない・・・。」

  イアン`「えええ?????じゃ・・・じゃあ・・・

  アザーの神の力を宿した僕らが守るべき対象者は一体…?」

  ボス`「さっき話した高橋一とアンバーズ・レーマン・フェイト

  この2人の子孫たちだよ。」

  イアン`「!!!子孫は今でも生きているんですか!?」

  ボス`「あぁ。それに・・・この高橋家とアンバー家は・・・

  色違いセレビィのタイムがオリジナルのタルトの力と

  アザータルトの力の両方を宿していたのと同じ様に高橋家は

  オリジナルマジカルスの力とアザーマジカルスの力の両方を

  代々受け継いでおり、アンバー家はオリジナルペティの力と

  アザーペティの力を代々継承していっている一族なのだよ。」

  イアン`「じゃあ、その2つの種族は、この地を守る役目と

  この地を離れ別世界に生きオリジナルの女神たちと共に

  8次元の神々の諍いを止める役目も持っている一族・・・

  ということですか・・・。」

  ボス`「本当に君は呑み込みが良いな。その通りだ。

  だが・・・彼ら一族の中でオリジナルの神の方の力が

  宿って生まれる事はかなり珍しいケースのようでね・・・

  大抵は我々と同じアザーの神の力を持って生まれる事の方が

  多い様なのだが・・・間違いなくあの2種族のうちの

  どちらかから、いづれ3人の女神の全ての力を受け継ぐ

  この世界の命運をも握っているであろう運命の子が

  生まれてくる・・・と、この神殿を含め言い伝えられて

  いてな…。だから我々は、その時が来る日を今か今かと

  ずっと待っていたんだ…。そしてある時、時渡りポケモン

  でもある色違いセレビィのタイムがついに、

  その者の生まれて来る時代を発見したのだ。そして我々は…

  その者を守るべくこの時代に連れてこられた。その者の名は…

  高橋 竜也。」

  イアン`「!・・・たつやって・・・男性!?あ、でも、

  じゃあその人が守るべき者って事ですね!」

  ボス`「そういう事だ。だが本当に君はよく気が付くなぁ。

  竜也はお前の察しの通り男性だ。本来は女性にしか

  オリジナルの神の力は宿らないのだが・・・3人の神の力が

  全て宿った者は同じくオリジナルの神の力を宿した者達と共に

  いづれ8次元にも匹敵する力を得る為の永遠の成長をする為の

  神聖な行為をしなくてはならないからな。どうしても

  男性でなくてはいけないのだよ・・・。」

  イアン`「どういうことですか?」

  ボス`「オリジナルの女神たちが立ち向かおうとしているのは

  自分達すら手に負えない8次元の相手だからな・・・。

  だからこそ彼女たちは【自身が一番得意としている能力を

  それぞれ最大限に活かしたもの】を使って8次元に対抗を

  することにしたのだよ。つまり、時の女神タルトの力のもと

  時間経過によっていづれ8次元にも匹敵するほどに

  無限の成長を続ける力を魔法の女神マジカルスの力のもと

  魔法としていづれ生まれてくる3次元の者達へ組み込み

  性技の女神ペティの力のもと同じその魔法の力をその身に

  宿した者達同士が性交をする事によって8次元をも凌ぐ

  無限の成長をし最強の者達を作り出すことを可能にする…。

  彼女達3人の女神はそんな魔法を作り出したのだ。

  それこそがエインシャントゴッドマジック、通称エグマと

  我々が呼んでいる物なのだ。・・・だが、このエグマの能力を

  最大限発揮する為の過程の1つ、性交をするには、当然ながら

  メスだけでなくオスも必要だ。そこで3人の女神たちは

  本当は女の子としてエグマの力を宿し生まれてくるはずだった

  者を神の力のもと男の子として生まれてこさせることによって

  エインシャントゴッドマジックを完成させたのだ。そして

  その男の子こそ、オリジナル竜也。先程話した高橋 竜也の

  オリジナルの存在なのだ。」

  イアン`「えええ!?ちょ…待ってください!?その・・・

  この地を作ったという神様だけでなく守るべき対象である

  その竜也さんだかって人にもアザーとオリジナルって

  言うのが存在していたんですか・・・?」

  ボス`「そういう事だ。というか、お前のように頭の切れる者なら

  少し考えればわかる事だと思うが・・・そもそもこの地自体が

  アザーの神々によって作られた場所なのだから、ここにいる

  者達は我々含めて皆アザー。即ち我々とは別にオリジナルの

  ポケモン達や世界が我々も知らない場所にはある、

  ・・・という事になるのだ。だから俺らも知らない

  ポケモンの世界には、俺と同じ様な色違いのメタモンが

  全く違う誰かと共に冒険をしていたり、お前と同じ様な

  色違いのイーブイがお前の想像もつかないような生活を

  どこかでしていたりするのかもしれないなぁ・・・。」

  イアン`「・・・最初にパラレルワールドがどうとかという

  話もしなければいけないと言っていた意味が今何となく

  分かった気がしました・・・。」

  ボス`「・・・まぁ、だがそんな事はどうでもいい。大事なのは

  そのオリジナルの女神たちがこの世界にいる者達に与えた

  そのエグマの力の話だ。先程も話した通り、オリジナルの

  女神の力を受け継ぐ者達は同じくオリジナルの女神の力を

  その身に宿している者と性交を交わすことで、その男女は

  真の力に目覚めて行き、肉体を重ねる度に最強の力を

  手に入れて行けるのだが・・・実はこれは、我々アザーの

  神の力を宿した者達にも言えてな。同じくアザーの神の力を

  その身に宿した者と契りを交わせば、その者達は普通の

  ポケモンや人を軽くしのぐ神の力を手に入れる事が

  出来るのだよ。…そして俺も、それによって先程見せた

  変身対象を見ずとも記憶を頼りに変身し技を使える能力を

  身に着ける事が出来たのだ。」

  イアン`「えっ・・・?(照)じゃ…じゃあボスは・・・その…

  自分とは別のアザーの神の力を持つ者と・・・?」

  イアンは自分でボスにそう尋ねながら徐々に顔を赤らめて行った。

  すると、ちょっとニヤけた表情になりながらボスがこう言った。

  ボス`「・・・ま、そうなるわな。ちなみに俺もさっき言った通り

  お前と同じアザーの神の力を宿してるからなぁ♥お前が

  嫌じゃないなら俺が相手になってやってもいいんだぜぇ…??」

  イアン`「え?…あ…ええっと・・・い…今は遠慮しときます。」

  ボス`「そうか。まぁ、気が変わったらいつでも誘ってくれ。

  おれは♂♀人間ポケモン関係なしに相手出来るからな!」

  イアン`「あ・・・お・・・覚えてはおきます・・・(苦笑い)」

  ボス`「ちなみにさっきの話に戻すが、俺が最初に俺と同じく

  アザーの神の力を宿す者と性交をした際の相手はさっき軽く

  話していたアンバー家の末裔であるグレースさんだ。

  あの人・・・もう軽く100歳を超えてるって言うのに・・・

  流石伝ポケを幾重にも手なずけ3人のアザーの女神の力を

  一人で受け継いだ人だよなぁ・・・。全裸姿はそれこそ

  30代のお姉さんと何ら変わりはしなかったよ…グヘヘ…♥」

  イアン`「え・・・!?ポケモンじゃなく人間相手に

  性交を行ったんですか!?」

  ボス`「あ、そっか…その話はまだしてなかったっけ。

  そもそもなんだがな、神に選ばれし3種族であるタイムと

  高橋家とアンバー家はな、ポケモンと人という種族の垣根を超え

  深く愛し合う文化を持った一族でもあったんだよ。勿論俺達

  その3種族を守る護衛3種族達もな。」

  イアン`「そうだったんですか・・・!」

  ボスはイアンの一言に大きく頷いた。

  [newpage]

  ボス`「あ…そういやお前が一番知りたがっていた

  ファントミーズの話をまだしていなかったな。」

  イアン`「あぁ、やっと聞けるんですね!」

  ボス`「ああ!じゃあまずはその神に選ばれし3種族を守る役目を

  持った我々護衛3種族の話をしようか。」

  イアン`「はい!」

  ボス`「護衛3種族は名前の通り3つの種族に分かれている。

  1つ目は竜人族。名前の通りドラゴンタイプのポケモンと

  人間とのハーフの者だ。高橋家とアンバー家はそれぞれ

  ポケモンが人間の子を孕む方法と人間がポケモンの仔を孕む方法

  を大昔から研究していてな。その最中に誕生した種族の内の1つが

  人工的にポケモンと人間をハーフ化させた種族だったんだ。

  ちなみにこの異種族間での繁殖プロジェクトは研究家達の間では

  【ポケ獣人計画】等と呼ばれていてな。現在でもひそかに

  アンバー家と高橋家でこの研究は行われているらしい。尤も、

  竜人族のようなポケ獣人は本当に見た目がポケモンと人間の

  合体したような姿をしちゃっていた為、当然そのような

  文化を知らない人間達から白い目で見られる結果となってしまい

  彼らの様なポケ獣人達の存在は静かに消滅していく形に

  結果的にはなってしまったのだが・・・このポケ獣人計画は

  最近ここ数百年の間にかなりの進歩を遂げてな。最近じゃ

  普通の人間と何ら変わらない姿だけど実はポケモンから生まれた

  という人間やその逆、人間から生まれた普通のポケモンと

  何ら姿が変わらないポケモン・・・なんてのも生み出せる技術を

  手に入れたみたいだぜ。さっきちょろっと話してたグレースさん

  もその技術によって人の姿をして生まれたポケモンと人間の

  ハーフらしくてな。・・・でもそりゃそうだよな~。

  人間なんて、80まで生きれりゃ長生きって言われてんのに

  グレースさんはもう軽く100歳超えてるんだぜ?それなのに

  見た目は30代の女性なんだ。・・・まぁ、当然と言えば

  当然なんだがな。グレースさんの実の母親は長寿ポケモンの

  キュウコンなんだから。あの変わらぬ美しさにも納得だよ。」

  イアン`「あぁぁ・・・・・・・・。」

  イアンは驚きの話の連続過ぎて口をぽか~んと開けたまま

  ボスの話を黙って聞いていた。すると、そんな様子のイアンに

  気付いたボスは こう言った。

  ボス`「…そんな顔して聞いてるって事は驚きの連続だったって

  感じっぽいな。生まれながらにしてあるこの世界の知識に

  今話した内容は全く無かったか・・・。この最初から

  持ち合わせている知識というのはホント個体差が激しい

  からなぁ・・・。ま、この話が分かってないって事は

  この竜人族が現在どういった形で受け継がれているかと

  他の護衛二種族の話もしなきゃいけないって事かな。」

  イアン`「あ…はい…お願いします・・・。」

  ボス`「わかった。じゃあまずは今竜人族らポケ獣人達は

  どうなったかの話からだな。」

  イアン`「はい。」

  [newpage]

  ボス`「結論から言うと、今はもう絶滅してしまった。…だが、

  彼らの神に選ばれし3種族を守るという遺志は[[rb:村長>・・]]

  という形で現代にも受け継がれているよ。」

  イアン`「どういうことですか?」

  ボス`「竜人族達は自分達を作ってくれた神に選ばれし3種族に

  恩返しをすべくEGMs地区の東側に持ち前の知力と体力を

  駆使して後のルンボータウンとなる小さな村を作った。

  そしてそこにポケ獣人の存在を受け入れてくれている人達

  だけを招き、竜人族の内の1人がその村の村長になった。

  そして村長になった竜人族の男性は自分の存在を肯定し

  手助けもしてくれていた普通の人間の男性を秘書として雇い、

  財力と権力を使い村長は神に選ばれし3種族に恩返しを

  するようになったんだ。…だが…それも長くは続かなかった。

  そもそも竜人族というのはポケ獣人計画の初期段階の実験体

  として生まれた産物に過ぎなかった為、突然体に変異が起きたり

  何らかの原因で体内の細胞同士が拒絶を始めて突然死に至る

  なんてことも沢山起きていたからな・・・。村を作ってから

  数年経った頃には・・・もう竜人族は村長一人になっていた…。

  そして村長自身の命のタイムリミットも、刻々と迫りつつ

  あったのだ。…そこで村長は、自身が死んだ後も神に選ばれし

  3種族をこれからも財力と権力で手助けできるようにと

  秘書だった者に全てを託し、今後も彼らの助けとなってくれと

  その秘書を2代目村長に任命した。そしてその数ヶ月後に

  村長は亡くなり、ポケ獣人は絶滅を果たした・・・・・・。

  だが、ポケ獣人にして竜人族最後の生き残りであった

  初代村長の遺志を継いだ二代目村長は、彼の言葉の通り

  その後も財力と権力で彼らの支援を続けたのだ。

  ・・・それ以降はずっと、似た様な事の繰り返しさ。

  村長が亡くなる前にポケモンと人間との結婚や異種姦、

  出産などに対し抵抗が無く肯定的な人間達を財力と権力を使って

  調べ上げ、その者達に新しい村長の座を託す・・・・・・

  そんな事がもうかれこれ1800年以上も続いているよ。

  その1800年もの内に町は変わり、竜人族がいなくなった事で

  そういった存在を否定していた人間やそもそも存在を知らない

  という人間達も住まうようになっていき、いつしかあそこは

  ルンボータウンと呼ばれるようになった。・・・なんでも

  聞いた話だと、64代目の村長が神に選ばれし3種族の話を

  聞き、この世界の地図を手にした時に世界が性技の女神によって

  創られた場所である為、生殖器を司る形をした地形だという

  事に気付いたようでね。そこからルンボータウンを始め

  この世界のいたるところに名前が付けられた。この地区の名が

  District created by Goddess of Sex and SexualSkills

  《性と性技を司る女神が創りし地区》という名前から

  Eternal Grow Material secluded DISTRICT

  【永遠に成長を続ける素材のある秘境】通称EGMs地区

  と呼ばれるようになったのもその頃の話さ。」

  イアン`「そうなん・・・ですか・・・・・・。」

  ボス`「ああ、そしてこの幻影の洞窟を含め[[rb:計6箇所>・・・・]]に

  この地にまつわる神の伝説を忘れぬようにと祭壇を

  建設したのも、丁度その64代目の村長の時らしいな。」

  ボス`「へぇ・・・・・・。」

  ボス`「ま、とにかくだ。結論を言うと竜人族は絶滅したが

  現在もその遺志は村長という形で代々受け継がれている

  って話さ。お前もいづれここを出る時が来るだろうし、

  そうなった時に一度お前も見てくるといい。現在は

  ポケモンすら知らないという人々まで住んでいる場所になった

  ようではあるが・・・中々良い街だぞ、ルンボータウンは。」

  イアン`「わかりました!」

  ボス`「さて、それじゃあ次は・・・影の一族の話をしようか」

  イアン`「はい・・・。」

  ボス`「影の一族ってのはその名の通り陰から神に選ばれし3種族

  達をお守りする役目を持ったポケモンだけで構成された集団さ。

  タイムが色んな時代からつわものたちを集めて作った

  秘密の組織らしい。リーダーはマリアという名の♀ポケモンで

  普段は表立って行動しない為他のメンバーや活動内容については

  俺もあまり詳しくは知らないんだが・・・聞いた話だと

  影の一族のメンバー全員がアザーの女神の力をその身に

  宿しており、全員がその力を駆使出来ている[[rb:強者>つわもの]]ぞろいの

  組織らしい。まぁ、この辺の話は俺よりグレースさんの方が

  詳しいだろう。もっと知りたいのならあの人に聞いてくれ。

  聞いた話だとグレースさんは元 影の一族のメンバーだった

  ポケモン達を[[rb:この地に伝わる秘宝>・・・・・・・・・]]によって

  現在は半数以上仲間に引き入れたとか前言っていたからな…。

  詳細が知りたいならあの人に聞くのが一番だろう。」

  イアン`「グレースさんってどこにいるどんな人なんですか?」

  ボス`「さっき話したルンボータウンに住んでるよ。見た目は

  既に何度も言ってる通り100歳超えとは思えないような

  かなりの若い見た目の女性さ。・・・ま、お前がここを

  出て行くのは我が一族に恥じぬようもう少し強くなってから

  になるだろうがな。」

  イアン`「僕、頑張って強くなります!」

  ボス`「おう、その意気だ!」

  [newpage]

  ボス`「ようし!それじゃあお待ちかね、

  ファントミーズの話に移るぞ」

  イアン`「待ってました!」

  ボス`「ファントミーズというのは 色違いセレビィのタイムが

  元々人間の男性とポケモンの♀が愛を誓い合い

  この地を作りし神の力を手にする神聖な行為を行う場所であった

  現ウィテルジナ中央の祭壇を守る♀ポケモン達だけで構成された

  戦闘特化♀ポケモン集団【レジェクターズ】と対になる存在で

  人間の女性とポケモンの♂が愛を誓い合い契りを交わす場所

  であったタチツテートの祭壇を守るために結成された

  ♂ポケモン達だけで結成された組織の名前でね。その昔は

  ファントミーズとレジェクターズ、二つをまとめて

  【ミシカルガーディアンズ】って呼ばれていたりもしたんだ。

  ちなみになんだが…ファントミーズとレジェクターズが

  まだ分割せずミシカルガーディアンズだった時、実は俺は

  そのミシカルガーディアンズの取りまとめ役を行っていてな!

  そのおかげで色んな伝説のポケモン達と仲良くなれたんだぜ?」

  イアン`「じゃあもしかしてミシカルガーディアンズのメンバー

  にはさっきボスが変身したみたいに色違いホウオウや

  色違いゲンシカイオーガがいたりするって事ですか・・・!?」

  ボス`「残念ながら色違いではないが・・・ホウオウやカイオーガは

  確かにメンバーに居はしたぞ。俺は彼らの真似をしてるだけ

  なんだが・・・俺が変身するとなぜか色違いの姿に

  なってしまうんだよ・・・ははははは(笑)」

  イアン`「そうだったんですか・・・。」

  ボス`「ああ。だが・・・このファントミーズも今は実質

  解体状態でな。ウィテルジナと違い歴代の村長たちが

  一般人や普通のポケモンが侵入しにくい場所に祭壇が

  作られていたからな。護衛に必要なポケモン自体

  年々減っていってしまったのさ。今となってはタチツテートの

  祭壇入口を守っているのはコバルオン一人だけって話だぜ?

  しかもそのコバルオンも最近自分達の秘密と事情を話した

  [[rb:グレースさんの孫娘>・・・・・・・・・]]にゲットされて

  ついにコバルオンも持ち場を離れたって前グレースさんが

  俺に話してたしな・・・。あのお孫さんの名前・・・

  なんて言ったけなぁ・・・・。まぁ、いいや。」

  イアン`「・・・(苦笑い)」

  ボス`「ま、とにかくだ!とりあえずこの地にまつわる

  お前が知っておくべき話はこれで一通りは話したんで

  今回はこれでお終いだ。ここまでの話で何か質問はあるか?」

  イアン`「えっと・・・タイムさんが犯したという

  過ちって何ですか?あと、転生の魔法って・・・」

  ボス`「[[rb:オリジナルマジカルスの力をその身に宿した者は>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・]]

  [[rb:同じくオリジナルマジカルスの力を宿した者と以外 > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・]]

  [[rb:性交をしてはならない > ・・・・・・・・・・]]のだ。 オリジナルの神の力を持つ者を

  同じオリジナルの神の力を持っていない者が犯すという行為は

  言ってしまえば神の力を得る資格のない者が力ずくで

  神の領域に足を踏み入れようとする不届きな行為でしかない

  からな・・・。神の純潔魔法をそうではない者達に不用意に

  汚されてしまわない様に時の女神タルトが組み込んだ

  魔法の1つ、それが転生の魔法なんだ。オリジナルの神の力を

  宿した者がオリジナルの神の力を宿していない者と性交を

  行った瞬間に自動で発動する魔法でな。新たな純潔肉体を

  手に入れる為に今の肉体を2048日以内に消滅させ

  魔力と魂を新たに生まれて来る肉体に宿らす、という

  魔法さ。謂わばこれは・・・発動した瞬間に約5年半以内に

  避けられぬ死が来るという恐ろしい魔法なんだ・・・。

  そしてタイムは・・・先程話したオリジナルの神の力を

  受け継いだ男性である高橋竜也に処女を必ず捧げねば

  ならなかったのだが・・・その自身に課せられた運命を

  知る前に彼女は…他の者と契りを交わしてしまったのだ。

  定め通りに彼と最初に交わっていれば エグマに組み込まれた

  別の魔法が働き自身のパワーアップと今後その純潔が

  危険に晒される心配はなくなる魔法が発動するらしいのだが…

  [[rb:タイムは矛盾により死を受け入れざるを得なかった > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・]]なんて

  グレースさんは話していたな・・・どういう意味なのかは

  俺もよく分かんねーけど。」

  イアン`「そのタイムさんって、もう助からないんですか…?」

  ボス`「さぁな。俺はアンバー家とは繋がりがあるが高橋家とは

  面識すら全然ないからその辺の事情には疎いんだ。高橋竜也の名

  もグレースさん頼りに聞いただけだからな・・・。

  これ以上の事は俺にも何もわからんよ。」

  イアン`「そうですか・・・・・・。」

  ボス`「ああ、そういう訳だ。…他に何かまだ質問はあるかい?」

  イアン`「あ、そうだ!あの・・・結局マリアさんって・・・

  誰の事なんですか・・・?」

  ボス`「・・・フフッ、それは面白いから敢えて今は

  秘密にしておこう。まぁ、時が来れば話すよ。

  もしかしたら俺が話す前に直接会える日も

  来るかもしれないしな・・・。」

  イアン`「そ・・・そうですか・・・」

  ボス`「あそうだ!秘密で思い出したことがあったんだが…

  お前に一つ大事な事を頼むのを忘れていたよ。」

  イアン`「なんですか?」

  ボス`「さっき話したグレースさんのお孫さん・・・

  名前なんつったかなぁ・・・?コジョフー?コアルヒー?

  コダック?あれ?何かコダックが一番近い気がするんだが…

  あぁぁ・・・・・・。まぁ、とにかくだ、その

  グレースさんのお孫さんにもし君がいつか会う事が

  あったとしても、俺の事はその人にはまだ秘密にしておいて

  貰いたいんだ。」

  イアン`「グレースさんのお孫さん・・・ですか?」

  ボス`「ああ。・・・時が来れば自分から俺はグレースの孫娘の元

  へと出向くつもりさ。だからイアン、お前も俺が自分の意思で

  彼女の元を訪れると決めるまでの間は、俺の事は秘密に

  しておいてほしいんだ。あいつは研究者らしいからな。

  中でも色違いポケモンに関する研究にかなり熱心らしく

  色違いメタモンの俺の存在など、喉から手が出るほど

  欲していることだろうが・・・俺は今すぐここを

  離れるわけにはいかない。お前と同じ様に、ここで新たに

  この地を守るアザーの神の力を宿した者が現れたり

  した時にその事情を教える役割と、タイムに託された

  いづれここに来ることとなるオリジナルマジカルスの力を

  宿したポケモンが現れるまでの間は・・・・・・

  俺はずっとここに残っていなければならない。だから

  どうかグレースの孫娘に逢っても、俺の事は決して

  話さないでおいてくれ。」

  イアン`「・・・わかりました・・・。」

  ボス`「あと、当然だが今俺がここで話したことも

  自分からは極力他人に話したりするなよ?ポケモン含めてな。

  中にはこの神の力を悪用しようとする悪い連中も

  いるらしいからな・・・出来るだけこのことは

  口外しないように肝に銘じておいてくれ。」

  イアン`「はい!あ、あのところで・・・」

  ボス`「なんだ?」

  イアン`「その…グレースさんのお孫さんって・・・

  どんな姿をした方なんですか?」

  ボス`「グレースさんとは違いアザーペティの力しか

  その身に宿ってはいなかったらしいが・・・

  グレースさんと同じで中々のエロエロボディだったぞ❤

  アザーとはいえペティの力は宿ってるんだ、セックステクは

  グレースさんと同じくらいにかなり凄いんだろうなぁ・・・。」

  イアン`「テクの凄いエロエロボディの女性・・・?」

  イアンは頭の中でその女性をイメージした。すると、

  赤面しながら思わずちょっと勃起してしまった。それに気付いた

  ボスは1人で大笑いしながらこう言った。

  ボス`「ぶっっっはっは!!何お前チンコおっきくしてんだよ!」

  イアン`「うわっ!(慌てて両手で隠す)これは…違います!」

  ボス`「別にいいんだよ!人間の異性に興味持つことは

  悪い事じゃないし、あいつもお前と同じアザーの神の力を

  宿している者なんだからな・・・。お前が嫌じゃないなら

  そいつとパートナーになるのも悪くはない選択肢だろう。

  それに・・・俺達アザーの神の力を宿す者達は

  オリジナルの神の力を宿す者達と違い 自分達と同じ力を

  宿していない者と性交をいくらしても特にペナルティとか

  必ず避けられぬ死の魔法が発動するとかはないからな。

  好きな奴と好きなだけ恋愛して大丈夫だ。相手がたとえ

  ポケモンだろうが人間だろうが1人・1匹に絞れなくてもな!」

  イアン`「は・・・はぁ・・・。」

  ボス`「ただし!さっきも言った通りそういう事になる場合は

  必ず、俺の事はそいつにも時が来るまで絶対に口外禁止だぞ!

  お孫さんもグレースさんから一通り話は聞いてるだろうから

  ある程度は知っているだろうが…グレースさんも俺の事等はまだ

  話さないでおいてくれてるみたいだからな・・・お前も

  もしそいつのパートナーになりたいと思っているのなら

  このことだけは忘れずに肝に銘じておけよ!」

  イアン`「わかりました!肝に銘じます!」

  ボス`「ようし!それじゃあ今日の話はとりあえずここまでだ。

  話の後は・・・お前の今後のココでの過ごし方について

  レクチャーしていくとしようか!」

  イアン`「はい!お願いします!」

  [newpage]

  ・・・こうしてイアンはボス・ゴロンと共に幻影の洞窟での

  共同生活が始まった・・・。

  ・・・つづく。