ナゾノクサのアンリィちゃん!前編~雪に埋まった謎の草?~ EGM-tos-ポケモン編 第7話
これは、徹夜でレポートを高速で仕上げ、新しくパチリスが
お嫁になりそのまま皆でお風呂場でハーレムSEXパーティ
を楽しんだあと、幸せそうにお嫁さん達に囲まれながら
眠りについて目を醒ました翌日の早朝・・・・・・
アンバーさんにレポートも無事渡し一生のパートナーである
お嫁達から出会いの事について今度は恋人たちからも話を
聞こうということになった日の出来事。
ラブマトリィでグレイシア♀か誰かが技でも使ったのか
空を見上げると突然夏だけどほんの少しだが粉雪が空から
降り始めていた事に気付いた竜也はこんな事を言いだした。
竜也「あれ?雪だ・・・。また[[rb:グレイシア>リィーシャ]]ちゃんが
何かしたのかな?ふふふ・・・。あーあ・・・にしても・・・
こんな風に雪が降る度に…な~んか思い出しちまうなぁ・・・」
すると、そんな大きな独り言が聞こえていたナゾノクサ♀の
アンリィちゃんは ちょこんと竜也の横にある台の上に
[[rb:お得意の大ジャンプ>・・・・・・・・・]]をして飛び乗ったあと、
竜也の方を振り向いて お澄まし顔で こう言った。
ナゾノクサ♀(アンリィ)「それってもしかして・・・
私との出会いのことですか…?」
竜也「おぉっ、居たのかアンリィ。ああ、そうだよ。
あれからもうすぐ丸1年半かぁ・・・」
ナゾノクサ♀「そうですね・・・。あの時は本当に
ありがとうございました。これからも竜也くんの研究の
お手伝い、いっぱい頑張らさせて頂きますね♥」
竜也「あぁ!よろしく頼むよ、アンリィ♥」
ナゾノクサ♀「ハイ♥」
そんな会話をした後 竜也は そっとアンリィを両手で抱え
引き寄せるようにハグした後 そっと少しだけ離れ
高く持ち上げた後、アンリィとディープキスを始めた…。
ナゾノクサ♀「ん・・・♥」
竜也「んん・・・♥・・・ん!!!???」
すると、その途端に竜也は、また不思議な感覚に襲われた。
自分とは違った誰かの意思がまるで自分の事の様に入ってくる…
シンクロと最近は呼ぶようになったあの現象が・・・
アンリィにディープキスをし始めた直後に感じ出した。
だが竜也は それでも気にせず8秒ぐらいアンリィと
ディープキスを続けた。そしてその直後・・・
そっと唇を話した竜也はまた自分の右手を眺めながらこう言った。
竜也「・・・また・・・君か・・・。なぁ・・・もう一人の俺よ…
君は・・・俺達の様な種族を超えた愛の形の事を・・・
どう思っているんだい・・・?俺も君の事・・・・・・
もっと知りたいよ・・・・・・。」
ナゾノクサ♀「・・・たつやくん・・・・・・。」
竜也「あぁ…アンリィ・・・ごめんな?」
ナゾノクサ♀「ううん、気にしてないよ?
それより大丈夫…?竜也くん・・・」
竜也「ああ、大丈夫だよ。心配かけてごめんな。」
俺はアンリィにそういうと そっとアンリィを抱きかかえ
そのまま椅子に座り込んで目を閉じた。
●―よし、じゃあ次は折角だし最近お嫁になった
恋人ポケモンの1人であるナゾノクサのアンリィちゃん
との出会いの話をすることにしよう。―●
[newpage]
あれは・・・今からちょうど1年前のとある冬・・・
アンバーの研究所に情報交換の為に出向いた日…。来た時とは
うってかわって外は かなりの雪に覆われていた日の出来事…
《竜也の回想》
早朝、竜也はロコンとブースターを連れアンバー宅へ向けて
歩き出し、アンバーの家にいるうちに一度前が見えなくなる程の
猛吹雪が発生し、今日はこのままここに泊まろうかと竜也は
一度考えていたが用事が終わった直後、外を見ると雪はまだ
降ってはいるものの吹雪ではなくなり、これなら何とか
帰れそうかもと感じた竜也は、泊まろうとも思って
いたのだが まるで何かに駆り立てるかのように何となく、
本当に何となくの思いで 今すぐ歩いて自宅に帰ろうという気持ち
になっていた。そして竜也はアンバーに向かってこう言った。
竜也「・・・ごめん、、アンバーさん。やっぱり今日ここ
泊まるのは無しでいいかな・・・?」
アンバー「それは別に構わないけど・・・どうしたの?
急にホームシック?それとも今日中に何かやっておきたい
レポートかなんかでもあったの・・・?」
竜也「まぁレポートは早く済ませるに越したことはないが
期限が迫ってるって訳ではないよ。ホームシック…
ともちょっと違う気はしてならないが・・・でも…
俺の事待ってくれてる娘達もいるし・・・何より
何となく・・・本当に何となく・・・今すぐ歩いて
帰らなきゃみたいな感じがしててね・・・。」
アンバー「そう…。まぁ、あなたがそうしたいというのなら
別に私は無理に今日ここに泊れとは言わないわ。でも・・・
もうこの辺の吹雪は止んだとはいえ まだ雪は
降ってるようだし帰り道には十分気を付けるのよ。
特に森の中では気を付けてね。」
竜也「ん?どういうこと?」
アンバー「さっき森に定点カメラと同時に設置しておいた
観測装置から送られてきたデータを確認したんだけど・・・
この辺の積雪量はまだ15cm前後だったのに対し
森の観測地帯では既に60cm越えの場所もあったから。」
竜也「ろ・・・60cm越え!?ピカチュウが丸々埋まっちゃう
レベルの積雪量じゃん・・・そんなに積もってる場所も
何箇所かあるのか・・・。」
アンバー「ええ・・・日の当たりにくい樹木の
生い茂ったエリアの一部ではね・・・。まぁ、普通の帰り道で
通る場所じゃないから この心配はいらないかもだけど。
一応このことも頭の片隅に入れておきなさいよ。」
竜也「わかった~。」
アンバー「・・・にしても本当に大丈夫?帰るだけなら何も
歩きじゃなくても・・・」
竜也「まぁ、確かにそれもそうなんだが・・・
いざとなりゃこの娘達がいるから大丈夫だよ!」
ロコン「はい!私達がいます!」
ブースター「ご主人を絶対に凍えさせたりしないよう
私達が温めてあげながら行くんで任せて下さい♪」
アンバー「あらあら、頼もしいわねぇ。…わかったわ。
それじゃー、気を付けていくのよ?」
竜也「ああ!んじゃ、一応無事家に着いたら連絡入れるから
忘れないよう通信の準備しといてな。んじゃ、行ってくる!」
アンバー「行ってらっしゃ~い・・・。」
こうして俺がアンバーの家を出たのが丁度PM3時過ぎ。ここから
俺の研究所までは普通のペースで行ったら1時間弱で
着けるはずなのだが・・・この天候だ。1時間はかかって
しまう事にはなりそうだ。まぁ、ロコンとブースターを連れて
きているので、寒さの心配は皆無かもしれないが・・・。
そんな事を考えながら積もった雪の中を埋まりながら
何とか進んでいった。
[newpage]
【ずぼっ、ずぼっ、ずぼっ・・・】
歩き始めて数分。シャレックス公園を抜けてフォウヒスキンに
着いた頃・・・ココはシャレックス公園と比べると陽当たりは
あまりよくない方なので、だいぶ雪は積もっていた・・・。
竜也「あぁ…歩きにくっ!もうめんどくせーから この辺の道
炎で溶かしてもらおうかな。」
ロコン・ブースター「了解~♪♪」
するとロコンは火の粉、ブースターは火炎放射を前方の雪に
向かって放った!そして…足元の雪はみるみる溶け出し、
その熱気で当たりの雪も少しとけてキレイに道が出来てきた。
竜也「うむ、ナイス!(右手の親指を立てる)」
ロコン「エヘヘ♪」
ブースター「お役に立てて光栄です♪」
そしてそんな事があってから さらに歩き始めて数十分。
距離にして半分過ぎという所で雪はピタリと止んだ。
竜也「お…!やっと止んだな・・・。」
ロコン「そのようですね・・・。」
ブースター「クンクン…あ!あの甘いにおいがするって事は…!」
竜也「凍ってて分かんねーけどそろそろラヴィエス湖に着く頃って
感じかな。お!もしかしてアレじゃね?」
そう言いながら俺は前方の大きな雪と少し違った色で
少し甘いにおいのする場所を指差した。
ブースター「あ!本当だ!…ふぅ、やっと半分ね。」
竜也「だな!」
そして竜也はいつものようにヴェメークの森を通って
自宅に戻ろうと思ったのだが…まるで最初からそうしようと
決めていたかのように急に立ち止まり、ロコンとブースターに
向かって竜也は いきなりこんな提案をしてきた。
竜也「…なぁ…今思ったんだけどさ、たまにはヴェメークの森
を通らずラブジュ川とナニマジィの滝を通って近道して
いかない?」
ロコン「それは構いませんけど・・・」
ブースター「近道してまで早く帰らなきゃいけない程の用事
とかって何かありましたっけ・・・?」
竜也「いや、別にそういう訳じゃないんだけど・・・ただ
何となくね・・・。たまにこっち通ってみたいな~って・・・
ふと思っただけです。」
ブースター「そうですか・・・それじゃ~今日は
こっちの道通って帰る?」
竜也「ああ!そうしよう。…今時期じゃこの辺よりも
ちょっと寒いかもしれないけどな!ははっ!!」
そしてそんな会話をすると俺とロコンとブースターは
いつもと違った近道をして家に向かう事にしました…。
そしてラブジュ川を上っていくと・・・陽当たりが良く
水もあるので雪は思いのほか積もってはいなかったが
案の定だいぶ氷があるため冷え込んでおり、地面も
ツルツル状態だったので、さっきよりも滑らない様に
慎重にゆっくりと歩いて行った・・・。そして更に
徒歩を始めて数分経った後、ナニマジィの滝に到着しました。
位置的に高い場所なのでここから見下ろせばそろそろ
自宅が見えてくるはずだろうと竜也は自宅のある南側を
チラチラと確認しながら進んでいきました。
竜也「この辺も凄い積もってるなぁ・・・」
ブースター「じゃあ、また私達が溶かしながら進みましょうか。」
竜也「ああ、頼むよ。」
そうして氷を溶かしていきながら更に先へと進んでいった。
そしてそれからほんの数分後の出来事だった。
ロコン「あ・・・!ご主人、もしかしてあれかな?おうち…」
そう言いながらロコンは南側に見える建物を指さした。
竜也は指差された方を覗き込みながらこう言った。
竜也「ん~・・・?お、そうみたいだな。よし、じゃあ
降りれそうな道探そうか。」
ロコン・イーブイ「は~い♪」
そして急斜面になっておらず安全に降りられそうなところを
探し更に追加で2・3分経った頃、今度はブースターが
何かに気がついて知らせてくれた。
ブースター「・・・!ご主人、あれ…あっちの方!
通れそうじゃない?」
竜也「ん・・・?あ~あ、あそこか!…うん、そんなに雪も
積もってなさそうだし大丈夫かな?」
ブースターが気付いてくれた通り道…それは、同年の夏頃、
アンバーと共にナニマジィの滝の水質調査を行う際、簡易組立式
移動拠点を近くに設置できるよう木々の移植をして作った
小さな通り道だった。横幅3mもない道で雪が積もったり
草木が成長を始めるとすぐ通りにくくなってしまうような場所だが
今は冬で草木はさほど茂っておらず、日当たりはいいため
雪もそんなに積もってはいなかった。ここなら問題なく
通ることができそうだ。それを見て竜也はこう言った。
竜也「よし、じゃーここ通っていくか!」
ロコン・ブースター「ハ~イ♪」
そう言い合うと竜也とロコンとブースターはその道を
ゆっくりと歩き出した・・・。
[newpage]
【とことことこ・・・】
竜也「いや~…にしてもこの道通るの久しぶりだな!もう半年ぶり
ぐらいにはなるんじゃないかな?」
ロコン「確かにそうかもしれませんね。最後にここ通ったのって
記憶違いじゃなければアンバーさんと滝の水質調査をしに
来た時以来だったはずなので・・・。」
ブースター「フフッ、あの時はミュウちゃん大活躍だったよね~。
『用途もないのに樹を[[rb:伐>き]]るのはちょっと樹が可哀想だし
セレビィちゃんも嫌がると思うから…。でも…どうしてもここを
通りたいって言うなら…進むのに邪魔な樹は私が他の場所に
サイコキネシスで移植することなら出来ると思うので樹の移植が
できそうな場所、一緒に探してくれませんか?』な~んて突然
言い出すんだもんね~・・・。あの時ホント同じポケモンの私達
までビックリしちゃったよ・・・。」
ロコン「ほんとホント。でも、そのおかげで無駄な樹の伐採を
せずに済んだんだから、ミュウちゃんには感謝しないとね!」
竜也「ああ。でもこの辺に生えてる一番大きな樹は敢えて
移動させずに残してるから、近く通るときは気をつけろよ?」
ブースター「ん?どういうことですか?気をつけろって…」
竜也「この時期は樹の上にも雪が沢山積もってるからな・・・
その積もった雪が突然落っこちてきて運悪く直撃したら
痛いだけじゃすまないこともあるから気をつけろよ。
現にこの間だってフリーカメラマンが落ちてきた雪が
頭に直撃して瀕死になったニュースとかやってたからな・・・
炎タイプだからって油断したりするなよ。高さ数十メートルの
高さから数キロもの雪が落ちてきてそれが直撃した時のダメージ
はフリージオの使うこおりのつぶての数十倍の威力と
心得ておきなさい・・・。」
ブースター「(…ゴクッ)気…気を付けます…」
そしてそんな会話をしながらミュウが作ってくれた小道を数分
かけて抜けると…もう目と鼻の先に自宅が見えてきました。
竜也「お!やっと俺ん家の全貌が見えてきたな。この距離なら
あと5・6分で着きそうだ。…でも、この辺の木々は移植
していない大きい樹が結構あるし雪もそこそこ積もってる
みたいだから気を付けてゆっくり行こうな」
ロコン・ブースター「うん!」
そしてそんな会話をしてさらに歩き続け、自宅まであと3分弱
という所まで来た瞬間、竜也は前方に不思議なものを見つけた…。
竜也「あれ・・・?」
ロコン「ん?どうしたの?」
ブースター「???(首をかしげる)」
ロコンとブースターは竜也の目線の先を見つめると、そこには
道の中央に埋まって薄い黄緑色っぽい何かが風に靡いていた。
竜也とロコンとブースターはそれが何なのか確かめるべくそっと
揺れる何かに近付いた。そして近くでその揺れる物をよくよく
見ると…半年前来た時には絶対になかったはずの見たことのない
謎の草が生えていた・・・・・・。
ロコン「なんでしょう?この謎の草は・・・」
ブースター「こんな時期に生える植物なんてあったんですね…」
竜也「あれ?でもなんかこれ…どこかで見覚えがある気が…
う~ん・・・なんだっけ・・・?この謎の草・・・・・・」
不思議そうにその植物を眺めていたその時だった。
?????「(近くの雪の中から物凄い弱々しい声で)
[[rb:ナ・・・ナゾ…ナ……オ…?>だ・・・だれ…か・・・いる・・・の・・・?]]」
竜也「あれ・・・?なんか今…鳴き声みたいなのが聞こえた
気がしたんだが・・・気のせいか?」
ロコン「え?鳴き声?」
ブースター「ごめんなさい、ちょっと私は聞こえなかったです。」
ロコン「私も何も聞こえませんでしたけど…どこからですか?
その声が聞こえたって言うのは・・・」
竜也「う~ん…よくわからない…。気のせいだったのかなぁ」
?????「(再び近くの雪の中から物凄い弱々しい声で)
[[rb:ナ・・・ゾナ…ン>た・・・助け・・・]]」
ロコン「あれ・・・?今のって…ポケモンの声・・・!?」
ブースター「私も今度は聞こえたわ!なんか
『だ…すけ…』みたいに言ってるように聞こえたけど…」
竜也「ええっ・・・?どっからだぁ・・・?って…あれ…?」
竜也はまさかと思いながらゆっくりとその場でかかがんだ後
目の前の謎の草に耳を近づけた。すると・・・・・・
?????「ナ・・・・・ン・・・・・・ァ・・・・・・」
竜也「・・・!!・・・ロコン、ブースター、この葉っぱに
当たらないように周りの雪を炎でそっと溶かしてもらえるか?
俺はこの周辺を手で直接掘り起こしていくから。」
ロコン「あ・・・ハイ!」
ブースター「わかりました!」
そして二人は謎の草の周りの雪を炎技で溶かしてもらっている
間に竜也は直接その謎の草の周りの雪を手でどかしていった。
すると…下から見覚えのある紫っぽい色をした肌が見えてきた。
そして竜也はそれを見て驚きながらこう言った。
竜也「これ・・・謎の草っていうか…ナゾノクサじゃねーか!」
ロコン「え・・・!?ナゾノクサって・・・あのポケモンの?」
ブースター「言われてみれば・・・だから見覚えがあったんだ…
って!こんなこと言ってる場合じゃないですね!」
竜也「ああ!早く助け出さないと!」
そして周りの氷を溶かしてもらった竜也は下に見えてきた
ナゾノクサの体部分と思われる場所に両手をまわし思いっきり
上に向かって引っ張った。すると・・・その謎の草の正体は
案の定ポケモンのナゾノクサであった。
長時間雪の中に埋まっていたのかかなり衰弱している。
意識はあるものの全身がかじかんで低体温症を起こし小刻みに
体を震わせながら頭の草は元気をなくしてしおれていた。
竜也はそっとナゾノクサを抱きかかえながら必死に声掛けをした。
[pixivimage:96327357]
竜也「おい!大丈夫か!しっかりしろ!」
すると、ナゾノクサはかじかんで動かせなくなってきていた
目を頑張って少しだけ開けて竜也の顔を伺いながら
弱弱しい声で残る力を振り絞ってこう言った。
ナゾノクサ「[[rb:ナ…ァ・・・ゾォァ・・・>あり・・・がと…]]」
ナゾノクサはそうポケモンの言葉で呟いた後、安心して
気が一気に緩んだのか そのまま気を失ってしまった。
竜也「おい・・・ナゾノクサ?ナゾノクサ!大丈夫か!?
おい!!しっかりしろ!!・・・・・・気失ってる・・・
まずいな……すぐなんとかしなくちゃだが俺今何も回復アイテム
とか持ち歩いてないぞ・・・どうすっか・・・よし、
とりあえずブースター!」
ブースター「はい!」
竜也「全力で一足先に帰ってタブンネを呼んで来て!」
ブースター「了解です!」
そう言うとブースターは高速移動を使いながら勢いよく
家の方角へと走り出した・・・・・・。
竜也「さて、俺らもいち早く帰らなきゃだがこの場で今の内に
やれるだけの事はしておこう。まずは迎えに来てもらう
タブンネ達にすぐ気付いてもらえるようこの辺の雪を
溶かしながら進んでいこう。ロコン、頼めるか?」
ロコン「はい!任せてください!」
竜也「森火事起こさないように威力と技打つ場所には
気を付けなよ。」
ロコン「…気を付けます!」
竜也「よし、うんじゃ俺は・・・とりあえずこの娘を
温めなきゃだよなぁ・・・今何か持ってたかなぁ…俺…」
そう言いながら体中を探してみるがナゾノクサを温めてあげるのに
よさそうなものは何も持ち合わせていなかった。
竜也「う~ん・・・どうしたもんかな・・・こんなに体冷えてる
のにいきなりロコンの高体温で温めさせるのも色々と危ない
気がするし・・・人肌で温めるしかないか・・・よし!」
竜也はそう言った後、ナゾノクサを自分の着ている上着のコートと
長袖の間にナゾノクサを入れて温めてあげることにした。そこで
竜也は左手で優しく抱えながら右手で自分の上着を開けたあと、
胸元に入れるためにそっとナゾノクサを両手で抱えた。そして
その瞬間にふっと竜也はナゾノクサの両足の間に目をやった。
竜也「この子…♀か。…っと!こんな事言ってる場合じゃないな」
竜也はそう言った後、そのまま胸元にナゾノクサを入れた。
そして胸元でナゾノクサをそのまま抱え込むように右手で
服越しに抑えながらロコンと共に急いで自宅へと小走りで
雪解け道を走って行った。すると、先に帰ったブースターが
タブンネと共に戻ってきて家まであと1分程度の所で合流した。
タブンネ「ブースターちゃんから話は聞きました!
ナゾノクサはどこですか?」
竜也「ああ、今俺の胸元のこん中に入ってもらって
温めているよ。とりあえず今すぐヒールを頼む」
タブンネ「はい!」
そう言うとタブンネは癒しの波動を使った。
竜也「よし、家ももう近いしナオちゃん応急処置も終わったし、
あとは帰って本格的な処置するだけだな。もうちょっとで
家に着くからな~。もう少しの辛抱だぞナゾノクサ…。」
ナゾノクサ「・・・・・・・・・・・。」
まだ気絶してるのかナゾノクサは返事をしてくれなかったが
体温はさっきよりはましになってきていた。あとは家で
ちゃんと処置すれば大丈夫だろう・・・。竜也は
軽くナゾノクサの頭を右手で撫でた後、全速力で走って
数十秒で家に着いた。そして戸を開けながらこう言った。
竜也「ただいま~っす!…と挨拶はさておき、早速
ナゾノクサの処置をしなきゃだな…」
竜也は慌ただしくポケモン用の小さなベッドを用意して
そこにナゾノクサをそっと寝かせた後、口を開けて
なんでもなおしを飲ませてあげた。
竜也「ふぅ・・・とりあえず処置はひと段落だな。あとは
この娘がめざめるのを待つだけだな。」
すると、慌ただしくナゾノクサの処置をしていることに
気付いた家に残っていた嫁ポケモン達が俺が連れて来た
ナゾノクサに気付いてこんなことを言い出した。
ミュウ「…何か帰って来た時からすごく忙しそうに何かしてる
と思ったら、この仔を助けようとしていたのね。
この仔どこにいたんですか?」
竜也「あぁ、前ミュウに樹の移植をしてもらって作った
あの近道の通り付近で雪に埋まって瀕死になってたのを
偶然発見して保護したんだよね・・・・・・。」
ミュウ「なるほど…あそこ通ってきたってことは・・・
今日はいつもと違うところを通って帰ってきたって
ことですね。」
竜也「ああ。別に俺も研究資料早くまとめるの終わらせたいとかは
おもってはいたもののもう前日の内に9割がた終わらせてたから
そこまで急いで帰る必要もなかったんだけど、なんとなく…
本当になんとなく…いつもと違う所を通って帰りたくなって
しまってね・・・。もしかして・・・神様かなんかが
俺とこの子を巡り合わせてくれようとしたのかねぇ…。」
ミュウ「フフッ、そうかもしれないわね。この子も・・・
私たちと同じ様な不思議な運命を持っている子なのかも。
・・・ところで確認だけど…この子♀よね?」
竜也「ああ、そのようだよ。さっき胸元に入れてあげようと
した時に確認したから間違いないよ。」
ミュウ「そっか!じゃあこの娘も目が覚めたら新しい
ご主人の[[rb:恋人>パートナー]]になるのかなぁ~?」
竜也「まぁ、この娘がそれを望むならそれもありかな。
・・・あれ・・・?」
ミュウ「ん・・・?どうしました・・・?」
竜也「そういや俺・・・なんか前アンバーさんにナゾノクサを
もしゲットしたらやってほしい研究があるって資料と
研究データ記録するチェックシート的な奴を道具と共に一式
渡されていた気がしたんだが・・・・・・気のせいだべか?」
ロコン「そんなのありましたっけ・・・?」
ブースター「いつの話ですか・・・?」
竜也「相当前だって事しか覚えてないな・・・確かアンバーさんが
色違いニンフィアのイアンから過去の話を打ち明けてくれた後に
仲間になった色違いのメタモンをゲットした数週間後の話
だった気がするから・・・どのくらい前だろう・・・?」
ミュウ「となると確かにだいぶ前ですね・・・私たちが
知らなくても当然かも・・・」
竜也「でもやっぱりあったような気がするからちょっとこれから
資料室探してみるわ。すまないけどミュウも一緒に
探すの手伝ってくれないか?」
ミュウ「はい!わかりました♪」
竜也「助かるよ。」
イーブイ「えと…私達にも何か手伝えることはありませんか?」
竜也「おう。イーブイか。じゃあミュウと一緒にナゾノクサの
未完成研究テーマがないか探してくれるか?無理せず手の届く
下の部分のだけでいいから。」
イーブイ「ハ~イ♪わかりました~!」
竜也「それじゃあ、俺は一旦ここを離れるけど・・・その間
タブンネは引き続きナゾノクサの看病を、ロコンとブースターは
ナゾノクサが冷えてしまわないように近くにいてあげて。」
ロコン・ブースター「は~い!」
タブンネ「かしこまりました~♪」
竜也「んじゃ、ちょっと資料探してくるか。」
ミュウ「うん。」イーブイ「はい!」
竜也の掛け声にそう二匹が元気よく返事をした後、竜也は
ミュウとイーブイと共に資料室に向かって探し物をし始めた…。
[newpage]
竜也「前にも話したから知ってると思うけど資料室の資料は
提出済みのものが一番奥、研究中及びまだ研究を始めていない
資料は手前に並べてある。あと、わかりやすいように資料の
タイトルを50音順で並べているからとりあえず手前の方から
順に探せばすぐ な行らへんにあると思うから・・・
まずはミュウは上の段、イーブイは一番下の段を捜してくれ。
俺は真ん中の段を見ていくことにするから。」
ミュウ「は~い!」
イーブイ「わかりました~」
そんな会話をした後、3人は資料を漁りだした。
竜也「あ・・・あか・・・さ・・・た・・・な・・・な…
あ、この辺かな。ナゾノクサ…ナゾノクサ・・・・・・」
ミュウ「な・・・な…【ナァーマーズの生息ポケモン
性別割合調査】・・・【ナイアシンの強化効果の最大値研究】…
な…な!?(照)な…【中出しに寄る親密度の能力と変化】…?
・・・なんかちょっと気になる・・・(笑)」
イーブイ「んもう(笑)今捜してるのはそれじゃないでしょ(笑)
でも確かにちょっと気になるね・・・」
イーブイも顔を少し赤らめながらミュウの眺めている資料に
目線を移すと竜也も少し照れ笑いをしながらこう言った。
竜也「あっはは…(照)まぁ、ナゾノクサの件が落ち着いたら
あとでゆっくり見せてあげっから今はナゾノクサの資料
捜すのに専念してくれ。」
イーブイ・ミュウ「は~い。」
そう言うと3人で再び資料を探し始めた。
イーブイ「う~ん・・・な行はこの辺なんだけどなぁ…。
【鳴き声と愛情表現技】…【ナゾノクサ(メタモン変身)による
体内構成の研究】…!?マスター、これは・・・?」
竜也「ああ!それだそれだ!そういや姉さんにメタモンに変身
してもらってナゾノクサ用の発音補正装置を作ったから本物の
ナゾノクサのメスを捕まえることがあったらこれが使えるか
試してほしいって頼まれてたんだったな。今までは本物の
ポケモンをゲットして1匹1匹に個別に合う様に作ってた感じ
だったんだが…もしこの方法で今後発音補正装置を開発できる
ようになればもっと 色んなポケモンと会話できるように
なるからね・・・。」
イーブイ「それは…すごいですね!」
ミュウ「本当はそんな装置に頼らず私みたいに能力で人の言葉を
話せるようになれれば一番楽なんだけどね…。」
竜也「確かにそれは言えてるかもなぁ…ま、それはさておき、
とりあえずこの資料があったって事は確かナゾノクサ用の
発音補正装置も試作品だとは思うけどあるはずだからそれも
探してみるか。あるとしたら物置部屋かな…?ちょっと俺
一人で捜してくるからミュウとイーブイは今見てる資料の近くに
【発音補正装置(ナゾノクサ)】の取扱説明書みたいなのが
なかったか念のため探しておいてくれるかな。」
イーブイ・ミュウ「わかった~。」
竜也「じゃ、何か見つけたら呼んでくれ。」
そんな会話をした後、竜也は一人物置部屋に向かい、二匹は
その取説らしきものが近くにないか探し始めた。すると…
竜也「あ、あった・・・。案外小さいんだな。あ、取説も
こっちに同梱してあったか。」
竜也は物置部屋に入って数十秒ですぐにナゾノクサ用の
発音補正装置の試作品の入った小箱を発見し、中を見ると
折りたたまれた取扱説明書も出てきた。竜也は取説を拡げ
その場で立ち読みをし始めながらこう呟いた。
竜也「ふむふむ…なるほど。ナゾノクサの真ん中にある葉っぱの
根本付近に付けて使うのか…なるほどね…」
そして竜也がそのまま取説を読んでいるとミュウとイーブイが
何かを持ったまま物置部屋にいる竜也に呼び掛けた。
ミュウ「竜也く~ん♪」
イーブイ「取説はありませんでしたけど、ナゾノクサの
発音補正装置に関する資料は2つほどありましたよ~!」
竜也「おう!そうか~!こっちも本体と取説も同梱した状態で
見つかったぞ~!今戻るな~!」
そして竜也はイーブイたちの元に戻ると二匹から発音補正装置の
資料を2つほど渡されました。そしてミュウがこう言った。
ミュウ「説明書も見つかったみたいでよかったです!」
竜也「ああ、だな。」
イーブイ「これでナゾノクサちゃんも人の言葉で会話できるように
なるのかなぁ・・・?」
竜也「まぁ、上手くすれば…だけどな。こればっかりは
試作品な上に初の試みだしどうなるかはわからんよ。まぁ、
最悪話せなかったらいつもの様に翻訳、頼むな。」
イーブイ・ミュウ「は~い!」
[newpage]
そんな会話をしたあと、ナゾノクサを寝かせている寝室兼リビング
である部屋から突然大きな声が聞こえてきた。
[chapter:タブンネ「おにいちゃーん!ナゾノクサが
目を覚ましそうですー!」
竜也「お…?おう!わかった!今行くー!」]
竜也「よし、行こう!」
ミュウ「うん!」
イーブイ「はい♪」
竜也はタブンネの声に大きな声でそう返事した後、資料と
発音補正装置を抱えた状態で3人でリビングへ小走りで向かった。
そして竜也は持っていた物を一式全部パソコン前のテーブルの上に
置いた後、すぐさまナゾノクサに駆け寄った。するとナゾノクサは
その直後にゆっくりと目を醒まし出した。
ナゾノクサ'「・・・ナ・・・」
ナゾノクサが目を開けると、目線の先に竜也の顔が映った。
ナゾノクサはその顔を見て小さな声で呟くようにこう言った。
ナゾノクサ'「あ・・・あの時の・・・・・・」
竜也「お!目が覚めたか!?大丈夫かい?ナゾノクサ」
タブンネ「痛い所とかな~い?」
ナゾノクサ'「えと・・・え・・・?」
タブンネ「どうしたの?」
ナゾノクサ'「あ…ポケモンが…人の言葉を話してる…」
タブンネ「アッハハ…まぁ、普通はそう言う反応するわよね…」
竜也「その様子じゃポケモンが人の言葉を話してることに
驚いたみたいだな。まぁ、その件は後で説明してあげるから、
まずは今の君の体の調子とか聞かせてくれないかな?」
ナゾノクサ'「あ…でも・・・私…ここにいる皆みたいに
人間の言葉は上手く話せないです・・・。言葉は理解出来るん
ですけど・・・発音が上手くできなくて・・・」
竜也「・・・今なんて言った?」
ロコン「『私ここにいる皆みたいに人間の言葉は話せない、
発音が上手くできないの』みたいに言ってましたよ。」
竜也「別に今すぐ皆みたいに人間の言葉で話す必要は
なかったんだが…ひとの言葉を話せるようになりたいって
思っているなら試作品だけど丁度いいのがあるよ!…まさか
君の方からそんなリクエストが来るとは思ってもいなかった
けどな…よし!んじゃ、ちょっと待ってな・・・」
そう言うと竜也はさっき取ってきたナゾノクサに変身したメタモン
を元に作ったナゾノクサ用の発音補正装置を手に取ると、説明書に
書いてあった通りに真ん中の葉の根本に装置を取り付けだした。
ナゾノクサ「[[rb:ナゾ>うん]]…?[[rb:なぞなぁ~ぞ?>何つけたの?]]」
竜也は何を言われたのかはわからなかったが付けられた装置に
疑問を持ったのであろうとは何となく察せていたため、ナゾノクサの
ポケモン語での発言に対してこう切り返した。
竜也「それはナゾノクサ用…つまり君の為に作った発音補正装置の
試作品だ。それをつけていれば人間じゃないと発音が難しい
エケセテネとかマミムメモとかが言いやすくなるはずだよ。
人間の言葉がわかるならこれつけるだけで練習すれば人の言葉を
ポケモンが喋ることも簡単にできるようになるはずだから…
とりあえずちょっと人の言葉 喋ってみてよ!」
ナゾノクサ「[[rb:な…>ナ…]][[rb:ナッゾナァ~ゾナァ~。>わかりました~…]]」
ナゾノクサはそう言うと少し上を向いて目をつぶりながら
人間言葉を話そうとしてみた。すると・・・
ナゾノクサ「・・・あ・・・あ・・・・・・あ!?…あぁっ…!?
あー・・・。あーいーうーえーおー・・・おおおっ!えー…
えぇ~けぇ~せぇ~てね~ねぇ~・・・わぁ~♥」
そしてナゾノクサは目をキラキラさせながらこう言った。
ナゾノクサ「すごぉ~い!人の言葉がほんとぉに話せうように
なってるぅ~!あ!え・・・えっとぉ・・・・・・」
ナゾノクサは少しぎこちなさそうにしながらも言葉が話せるように
なったと解ると、フッと姿勢を正して両足でしっかりと起き上がり
竜也をじっと見つめて嬉しそうに丁寧な言い回しでこう言った。
ナゾノクサ「そのぉ・・・えっとぉ・・・(照)あ、改めまして…
先程は危ない所を助けて頂いてありがとうございました…!」
[pixivimage:109709584]
ナゾノクサは目をキラキラさせて竜也を見つめながらそう言うと
竜也はその言葉に対してにっこりとした笑顔でこう返した。
竜也「いえいえ、こちらこそ。メタモンから作った試作品とは
思えないほどかなり上手く話せているな・・・。でも聞く感じ
だと発音しにくそうな所とかあったように聞こえたし改良の余地
はあるかもしれないからあとでちゃんとチェックシートで
発音確認しなきゃいけないな…。ふっ、これからは か~んなり
忙しくなるぞぉ~♪・・・って!君の体調を聞こうとしてつい
ま~た話逸れる所だったな…危ない危ない。えと・・・
話し戻すけど体はもう大丈夫かい?」
ナゾノクサ「はい!おかげさまでこの通り!」
竜也「そうか、それはよかった。」
ナゾノクサ「えへへ・・・(照)助けてくれたのがあなたのような
優しくて素敵な男性でとっても良かったです♪」
竜也「ふふふ♪そうか」
竜也とナゾノクサは見つめ合いながら小さく笑い合った。
するとナゾノクサは急にこんな事を言い出した。
ナゾノクサ「あ…あの…助けてもらったお礼と言っては難ですが…
何か恩返しがしたいのですが・・・私に何か[[rb:お手伝い>おてぅだい]]とか
できそうなものはありませんでしょうか・・・?」
竜也「ん?君からそんな事言ってもらえるとすごく光栄だな。
じゃあ、俺の[[rb:恋人>パートナー]]になって貰おうかな♥」
ナゾノクサ「パートナー・・・ですか・・・?ってことは・・・!
私の事ゲットしてくれうってことですね!」
竜也「うん、まぁそうなるかな。あ、そうだ。なんだかんだで
言い忘れてたけど俺の名前は竜也だ。皆からはご主人とか
たつや君とか竜也様とかマスターとか色んな呼ばれ方してるから
君の呼びたいように呼んでくれていいぞ。」
ナゾノクサ「わかりました!じゃあ・・・ご主人様で!」
竜也「ふふっ、了解した。あ、そうだ!…折角だし・・・
なんか君にも他のナゾノクサと区別できるように特別な
名前をプレゼントしてあげたいなぁ・・・君、自分に
固有の名前とかあったりする・・・?」
ナゾノクサ「え?いえ…特には・・・ナゾノクサって普通に
周りから呼ばれていただけで・・・あだ名で呼んでくれぅ
様な人もいなかったですし…[[rb:付き合い>ぅきあい]]が誰とも
なかった孤高のポケモンって訳ではないんですけどね…」
竜也「そうか。にしてもどうやらルの発音とツの発音が
しずらいみたいだな・・・あとでチェックシートした後そこを
重点的に修正するとするか。…の前に・・・だったら尚更
君に何か特別な名前をプレゼントしなきゃだなあ…」
ナゾノクサ「名前かぁ~♥ふふっ、・・・楽しみ楽しみ♪」
竜也「確か・・・ナゾノクサは英語ではoddishだったな…
発音はアディッシュ・・・みたいな感じだったか・・・?
う~ん・・・ナゾノクサ・・・謎の、草・・・
謎…わからない、理解できない…un understand…
草・・・植物・・・葉・・・leaf・・・un leaf…
あん・・・りーふ・・・アン…リィ・・・・・・あ!
アンリィちゃんとかどうかな!?」
ナゾノクサ「アンリィ・・・ですか!?いいですね!」
竜也「よし、本人も気に入ってくれたみたいだし決まりだな!
じゃあ、今日から君は・・・ナゾノクサ改め俺の[[rb:恋人>・・]]
ナゾノクサのアンリィちゃんだ!よろしくな、アンリィ♥」
ナゾノクサ「はい♥よろしくお願いします♪…(ン・・・?
こい・・・びと・・・???)」
ナゾノクサは竜也の言葉の言い回しにちょっと引っかかったが
それ以上に名前をもらいこんな素敵な男の人に拾われた嬉しさ
から竜也の笑顔に満面の笑みで微笑み返しながらそう返事した。
[newpage]
そして竜也は不意にナゾノクサにこんな質問を投げかけた。
竜也「にしてもアンリィ、かなり酷い吹雪だったとはいえ
あんなところに一人で埋まるなんて・・・
一体何があったんだい?」
ナゾノクサ♀「あ・・・(汗)やっぱりそこ気になりますよねぇ…
あはは・・・まぁ・・・お恥ずかしい限りなのですが…
それが・・・[[rb:実 > じちゅぅ]]は・・・・・・」
そういうとナゾノクサはどうして雪に埋まっていたのかを
思い出しながら竜也たちに説明をし始めました。
≪ナゾノクサの回想≫
これは 今から約3時間半前の出来事・・・
普段は少し大きめの木の根元に出来た60㎝弱の
小さな空洞の所で生活し、いつもは土に体を埋めるか
周りになっている木の実などを食べて栄養補給をしている
ナゾノクサだったが、猛吹雪で雪が積もり過ぎて
土に体を入れる事が出来ず、丁度いつもの住処に予め
取っといていた木の実系も全て食べ尽くしてしまっていた為
木の実か潜れそうな土がある雪がさほど積もっていない場所を
探すことを余儀なくされてしまっていた・・・。そこで
ナゾノクサは木の実を探しに住処を抜け出して行ったのは
良かったが、その間に猛吹雪で積雪量が80㎝を超え
なんと住処に使っている樹木ごと雪に埋まってしまい
目印となる場所が分からない状態になってしまった
ナゾノクサは住処に戻る事も出来ず、仕方ないので
雪をしのげる場所を探しながら木の実か土に埋まれそうな
雪がまだあまり積もっていない場所を探し出していた…。
ナゾノクサ♀‘『はぁ・・・。まさかこのタイミングで
木の実が尽きちゃうなんて・・・。こんなことになるなら
吹雪く数日前の内に木の実集めておくんだったな・・・。
あぁ・・・どうしよう・・・私まだ 花びらの舞とかの
強力な攻撃技覚えてないから 沢山雪積もられると
技でどかすことが出来ないんだよなぁ・・・。しかも
思ったより雪積もって住処の木がどれかすら
分からなくなっちゃったし・・・このままじゃ
私凍え死んじゃう・・・。と・・・とにかく・・・
この吹雪じゃもう土に埋まる場所探すのは無理そうだから
何とか木の実でも探してしのぐしかないかな・・・。
ええっと・・・確か滝の付近に今時期でも木の実が沢山
なってる場所があったはずだけど・・・うぅ・・・。寒っ!
(上を向いて雲を眺めながら)・・・この様子じゃ
しばらくは晴れそうにないから体力残ってる内に
行ってみるしかないかな・・・・・・。』
そんな独り言をぼやくように言いながらナゾノクサ♀は
木の実が沢山今時期でも成っているはずであるナニマジィの滝を
少し超えた辺りの場所へ向けて歩き出した・・・。
そしてその数十分後・・・
ナゾノクサ♀‘『はぁ・・・はぁ・・・。あ!あった・・・!
いっぱい木の実がなってる~♪よーし!どこか
あの木に登れそうな場所は…あ!うん、あそこにしよう。』
本来のナゾノクサは夜行性で平均300m程移動し
種を撒きながら歩く能力を持っており、溶解液などの技を
覚えてる頃のレベルである為 そういった技を使えば
木の実を獲る事など簡単に済みそうなのだが…
EGMs地区の影響で体質変化が起きてしまっている個体の1匹
であった このナゾノクサ♀は種撒き歩きの能力が
退化した代わりに食事による栄養補給が可能で
昼夜問わず行動でき、500m以上の長距離を移動できる上、
高いジャンプ力を持ち 技を8つも覚えているという
特殊なナゾノクサではあったのだが、その覚えている5つの技は
《吸い取る》《痺れ粉》《眠り粉》《甘い香り》《成長》の
5つであった上、残りの3つは攻撃技ではあるのだが
運悪くPPが切れてしまっていたのだ。木の実を獲るには
ジャンプなどで直接獲りに行くしかなかったのだ。しかし、
今は視界がとても悪い猛吹雪の最中。最後の栄養補給から
時間も経過し寒さで体力も消耗してきてしまっていた
ナゾノクサは失敗しないよう一発で確実に木の実が取れるよう
思いっきり勢い付けて猛ダッシュし自分のジャンプ力で届きそうな
下の方で実がなっている木の実に向かって大ジャンプをした!
ナゾノクサ‘『はぁーーーーー!!とぅっ!!!』
吹雪で視界の悪い中 近くの木の実に大ジャンプした
ナゾノクサは・・・なんとか足の根っこを木の実の上の
小枝に引っ掛ける事が出来た。
ナゾノクサ‘『ふふ♪やったぁ♪一発成功♪よ-し。』
そう言いながら 落ちないようにゆっくりと動き
目の前の木の実を獲ろうとしたその時!
[chapter:ナゾノクサ♀‘『うわぁっ!!』]
吹雪でバランスを崩したのかそのまま物凄い勢いで真下の
雪が相当積もっている場所に真っ逆さまに落ちてしまった。
[chapter:【ズボッッ!!!】]
勢いよく落ちてしまったナゾノクサは30cm近く
雪に埋まりほぼ全身が雪の中に埋まった状態になってしまった。
ナゾノクサ‘『アハハァ・・・やっちゃったぁ・・・ま、
このくらいならジャンプですぐ抜け出せるかな。』
そう思ったナゾノクサは その場で再び大ジャンプして
雪から抜け出そうとした。しかし、その直前!
[chapter:【ドサドサドサドサ!!!】]
ナゾノクサ♀‘『うわぁぁぁ!!!』
なんと、さっきナゾノクサが小枝に乗った衝撃でその木に
積もっていた大量の雪がナゾノクサに落ちてきてしまった。
ナゾノクサ♀‘『うぅ・・・イタタ・・・頭今のでちょっと
怪我しちゃったぁ・・・。と、とりあえず木の実は目の前
なんだし、早くここから出なきゃ!』
そう思ったナゾノクサ♀は その場で再び大ジャンプを
しようとした。しかし・・・・・・
ナゾノクサ♀‘『あ・・・あれ・・・?ん!んぐぐぐぐ!!
・・・あ・・・足が抜けない・・・!』
さっきの落雪によりナゾノクサの脚力ではどうにもできない
重さの雪に覆われてしまったナゾノクサは両足とも雪の中から
抜け出すことが出来なくなってしまっていた。それどころか
落雪によりナゾノクサ♀は最初30cm程度埋まってた
だけだったのに結果的に全身が埋まる60cm近くもの雪に
覆われた状態になっていた・・・。経験したことのない状況に
ナゾノクサ♀は少しパニックになっていた。
ナゾノクサ♀‘『あぁぁぁ・・・どうしよどうしよ・・・
このままじゃ私・・・本当に凍え死んじゃう・・・
えっと…ええと・・・こういう時は・・・・あ!そうだ!』
ナゾノクサ♀は その場で連続で《成長》を使った。
そして5・6回ほど使い終えた後、もう1度思いっきり
大ジャンプを試みた!しかし・・・
ナゾノクサ♀『んんん・・・ふんっ!!!…ウッッ・・・。』
もがいてる内に更に雪は猛吹雪で積もり続けていたため、
大ジャンプをしても少しだけ上に上がる事は出来たものの
それでも抜け出すことは出来なかった。
ナゾノクサ♀‘『そ・・・そんなぁ…これでもだめなの・・・?
はぁ・・・はぁ・・・ああ・・・やばい・・・・・・
普段こんなに連続で大ジャンプなんてしないし最後に栄養補給
してから もうだいぶ時間経ってるから…なんか・・・
足に力入らなくなってきちゃった・・・・・・どうしよう…
成長するはダメだったし・・・穴を掘るとか溶解液とかは
今PPきれちゃってるし…あと使える技って言ったら・・・
あ!これだけ埋まってるなら地面も近いだろうし
もしかしたら地面から栄養吸い取れないかな…?よーし!』
冷静にこの状況を判断していれば既に大ジャンプで
高い位置には上がってきては いたのでもう1度成長を使って
ジャンプすれば抜けられたのかもしれないが経験したことのない
状況にそんなことを思い付くことができなかったナゾノクサは
とりあえず今度は吸い取るで地面から何とか栄養補給を
試みる作戦に出てみる事にした。だが・・・
ナゾノクサ『うぅ・・・だめかぁ・・・。』
一度大ジャンプで上に上がってしまったため逆に地面から離れた
雪だけの位置で埋まった状態になってたナゾノクサ♀は
残念ながら吸い取る作戦も失敗に終わってしまった。
ナゾノクサ‘『はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。あぁ…
やばい・・・疲労と寒さで足がなんか・・・かじかんで
動かしにくくなってきちゃった・・・これじゃあもう
大ジャンプもできそうにない・・・・・・。』
雪に埋まってから早30分が経過。猛吹雪は収まり始めていたが
ナゾノクサの体力も徐々に衰弱し始めていた・・・。
ナゾノクサ『ハァ・・・ハァ…成長もダメ、ジャンプもダメ、
吸い取るもダメってなったら・・・あと私が使える技は・・・
甘い香りと粉系の技だけだけど・・・どうしよう・・・。
甘い香りでも出して誰かに気付いてもらえるかなぁ・・・?』
衰弱し始めてきながらもナゾノクサ♀はまだ生きる希望を捨てず
やれるだけのことはしようと今度は甘い香りを使う作戦に出た。
だが結果は・・・。元々ポケモンも人もほとんど通らない場所で
あった為、10回くらい連続で甘い香りを使ってみたものの
特に何も起きず、誰かに気付いて貰える様なことも無かった…。
そしてそうこうしている内に時間は更に経過していき・・・
雪に埋まってから40分が経過しようかという頃・・・
やっと吹雪は収まり始めたが今までの吹雪と落雪のせいで
完全に全身が埋まった状態になってしまっていた。
ナゾノクサ‘『ううぅ・・・寒いよぅ・・・。どうしよう…
このままもし出られなかったら・・・私・・・・・・
絶対助からない・・・。・・・こんな時・・・・・・
レジェクターズのみんながいたら・・・。・・・って!
何私こんな所で弱気になってるのよ!『レジェクターズの皆が
待ち望んでいる人を私が代わりに探してくる、そして私も
いつかレジェクターズのメンバーになれるくらい強くなって
ここに戻ってくる』って、リッピアたんとビリジオンに
約束したんだから!…こんなところで・・・終わる訳には…!」
そう言いながら自分を奮い立たせたナゾノクサは必死に上に
上がろうと 再び激しくもがき出した・・・。しかし、
冷えで本来の脚力を発揮できなくなり始めていたナゾノクサは
現状打破する一手を中々出せぬまま時は更に過ぎて行った…。
そして、雪に埋まってからついに1時間が経過。全身の倦怠感と
冷えからナゾノクサはついに眠りかかりだしそうになっていた…。
ナゾノクサ『あぁ…眠い…こんな所で寝ちゃったら…
もう絶対助からないのに…(あぁ・・・ビリジオンさん…
ごめんなさい…私・・・やっぱりまだ一人でしっかり
生きていける立派なポケモンになんてなれてませんでした…。)
こんな・・・こんな終わり方なんて・・・・・・。うぅ…(泣)
(あぁ・・・私も・・・レジェクターズ全員の望みであり
セレたんが友達のむーたんやエムリィちゃんだかって方たちと
過去の世界で見てきたというステキな人間のパートナーと
出会って・・・一緒に添い寝とか…してみたかったな・・・。
もしあの時これからは私一人で生きていくなんて言わず、
ビリジオンさんの傍に居続けてたら・・・こんな事には
ならなかったのかな…。)はぁ・・・はぁ・・・(あぁ・・・
リッピアちゃん・・・ビリジオンさん・・・友達になってくれて
ありがとう・・・・・・ごめんね・・・私・・・もうだめ
みたい・・・・・・。)
・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・。・・・・・・』
雪に埋まってから1時間15分が経とうとした瞬間、ついに
ナゾノクサは疲労がピークに達してしまい そのまま
雪に埋まった状態で眠りについてしまった・・・・・・。
そして、それから更に30分後…ナゾノクサ♀が雪に埋まってから
1時間45分ちょっとが経とうとした頃…日照りと風のおかげで
ナゾノクサの頭の葉部分がちょこっとだけ地上にでてくるほど
雪は解け始めていたが 既に疲労で眠りについてしまっていた
ナゾノクサはそんな事に気付く事などできなかった。
しかし!その直後・・・
竜也『あれ・・・?』
ロコン♀『ん?どうしたの?』
ブースター『???(首をかしげる)』
ロコン『ん?(竜也の目線の先にある謎の草に気付き
それに近付きながら)なんでしょう?この謎の草は…』
ブースター『こんな時期に生える植物なんてあったんですね…。』
竜也『あれ?でもなんかこれ・・・どこかで見覚えがある気が…
う~ん・・・なんだっけ・・・?』
一度は眠ってしまったがかろうじでまだ生きていたナゾノクサ♀は
近くで大きな誰かの喋る声が聞こえてきて再び目が覚めた。
ナゾノクサ♀‘『!!??(物凄い弱々しい声で)
だ・・・だれ・・・か・・・いる・・・の・・・?』
竜也『あれ・・・?なんか今…鳴き声みたいなのが聞こえた
気がしたんだが・・・気のせいか?』
ロコン『え?鳴き声?』
ブースター『ごめんなさい、ちょっと私は聞こえなかったです。』
ロコン『私も何も聞こえませんでしたけど…どこからですか?
その声が聞こえたって言うのは・・・』
竜也『う~ん…よくわからない…。気のせいだったのかなぁ』
ナゾノクサ'『(このチャンス逃したら今度こそホントに
死んじゃう!…なんとしても気づいてもらわないと…!)
こ…ここ…で・・・す!雪…埋まって・・・・・・
だ・・・・・・すけ・・・て・・・!』
ロコン『あれ・・・?今のって…ポケモンの声・・・!?』
ブースター『私も今度は聞こえたわ!なんか
『だ…すけ…』みたいに言ってるように聞こえたけど…』
≪ナゾノクサの回想終了≫
ナゾノクサ「…えっとぉ・・・あとはそちらもご存じの通り…
皆様に助けられた感じです・・・。」
竜也「なるほど・・・そんなことがあったのか・・・
というかアンリィちゃん、レジェクターズに知り合いが
いたのか。」
ナゾノクサ'「あ…はい・・・。私は元々はウィテぅジナの
少し上の所で住処を持たず生活していたのですが…
ある事件をきっかけに自分の強さに自信が持てぅようになって、
そのあとはクリームジーぅ・・・?だったっけ・・・?
ていう場所に住処を持って一人で暮らすようになった感じです」
竜也「あの辺に住んでたのか・・・で、知り合いはビリジオンと
リーフィア…って言ったな。ビリジオンは流石にいないが…
リーフィアの方はあのリッピアたんかな?一応あの子も
レジェクターズのメンバーだし・・・」
竜也は大きな独り言をそう呟くとフッと起き上がりラブマトリィに
繋がる扉に向かい戸を開けるとそこから顔だけ出して少し大きめの
声で近くにいるであろうリーフィアに向かって声をかけた。
竜也「おーい!リッピアた~ん!いるならちょっと来てくれ~。」
リーフィア「あ、は~い♪」
ナゾノクサ「えっ・・・!?まさか・・・ここにあのリッピアたん
がいぅんですか・・・!?」
竜也「それを確かめてもらうために今呼んだところだ。」
リーフィア「お邪魔しまーす。…どうしたんですか?ご主人…
って・・・あれ・・・?この子は・・・ナゾノクサ・・・?」
ナゾノクサ'「えっ・・・?本当にリッピアたん・・・?」
リーフィア'「え・・・?私の名前知ってるってまさか・・・!
あの時の放浪のナゾノクサの女の子なの!?」
ナゾノクサ'「そういうってことは・・・!」
二人は興奮して思わずポケモン語で盛り上がるとリーフィアは
ナゾノクサに駆け寄ってこう言った。
リーフィア'「わぁ~!何年ぶりの再会だろ~?もう20年ぐらい
にはなりそうだよねぇ~?」
ナゾノクサ'「そうですね・・・あの事件をきっかけに私が住みか
を変えてから一度も逢ってませんでしたからね・・・もう
そのくらいにはなってるかもです・・・」
リーフィア'「フフッ、元気そうでよかったぁ~♪」
ナゾノクサ'「はい…危ない所をご主人様に助けて頂いて…」
リーフィア'「そうだったんだ~!」
ナゾノクサ'「というかリッピアたんも人の言葉話せるように
なったんだね!」
リーフィア「うん!私も発音補正装置つけてるからねっ!」
リーフィア'「…相手にポケモン語で話しかけられるとつい
癖で今みたいに未だにポケモン語で話しちゃうけどね…」
ナゾノクサ'「あっはは・・・というかさ、人の言葉が話せる様に
なったりとかしてるってことは・・・例のレジェクターズが
探してる運命の人だかってもしかしてこの人なんじゃ…?」
リーフィア'「うん…まぁ多分そうだろうね…。間違いなく。」
ナゾノクサ'「じゃあ、もうその事は皆知ってるんですか?」
リーフィア'「いや、皆ではないかな…そもそもウィテルジナを
留守にするわけにはいかないからセレたんの指示であそこを
守ってる子達には最小限しか伝えていないし・・・」
ナゾノクサ'「なるほど…たしかに皆でここに来たら誰も
ウィテルジナ守れないですもんね。」
リーフィア'「最終的にはそうなるかもしれないけどねぇ…♥
というかあなたも興味あるんでしょう?人間の男の子と
種族を超えた愛を育み合うことに・・・♥」
ナゾノクサ'「そ・・・それは・・・(照)そうですけど・・・
わ・・・私なんか・・・・・・」
リーフィア'「ウフフ♥竜也君の事だからあなたのこと
ゲットした時にパートナーじゃなく恋人にするとか
言われたはずだと思うんだけど?」
ナゾノクサ'「えっ・・・!?あ・・・!・・・ええっ!?(照)
ま・・・まさか・・・えええぇぇぇ・・・!?」
ナゾノクサは頬を赤くしながら竜也を見つめだした。すると
竜也はポカーンとした表情をしたまま二人に向かってこう言った。
竜也「あ・・・のぅ・・・二人で盛り上がってる所
大変申し上げにくいのですが・・・ポケモンの言葉でずっと会話
されてて何を話していたのかさっぱりわからないのですが…」
竜也がそう呟くと周りにいたポケモン達はクスクスと笑い出した。
そしてミュウが竜也に近付きながら嬉しそうにこう言った。
ミュウ「ふふっ、まぁ…アンリィちゃんがマスターの言葉の真意に
気付いて顔を赤くしてる所ですわ♥」
竜也「・・・そうなの・・・?」
ナゾノクサ「ええぇぇぇ・・・(照)あ・・・♥ええっとぉ・・・
わ・・・私なんかでいいんですか・・・???」
ナゾノクサは顔を赤くしながら少しおどおどした声で竜也にも
伝わるように人間の言葉でそう聞くと、竜也はそっとナゾノクサ
の下側に両手を回し優しく抱きかかえながら笑顔でこう言った。
竜也「君だからいいんだよ♥だから私なんかなんて言わないでさ、
もっと自分に自信持ちな♥アンリィちゃん♥」
そう言った後、竜也はそっとナゾノクサの両目の少し上のおでこ
辺りに当たるであろう場所にそっと口づけをした。
【chu・・・♥】
ナゾノクサ「はわわ・・・っ♥…って!あ・・・あの・・・
わ・・・私毒タイプですよ!?大丈夫なんですか?」
竜也「別に問題ねーよ?俺とっくの昔に状態異常耐性を
身に付けるもの開発してるから少なくともポケモンに触れたり
ポケモンから毒タイプの技喰らっただけでは毒にはなりません」
ナゾノクサ「ええっ!?す・・・すごい・・・・・・って…!
んあっ♥あ…(照)あのぅ…ご主人…ど…どこ触って・・・?」
竜也「どこって…オマンコですが?」
そう言いながら竜也は左手でナゾノクサのおまんこを触りだした。
ナゾノクサ「あっ♥それは…♥わかってますけど…んあぁぁっ♥
あ・・・らめぇ・・・♥(照)」
竜也「あれぇ・・・?俺の経験上ポケモンは人と違って好きに
なった相手とだったら出会ってすぐでもその場でこう言う距離の
詰め方しても嫌がらないはずだったんだけど…ごめん、流石に
君は嫌だったかな・・・?今すぐするの。」
そう言うと竜也はそっとオマンコを触るのをやめた。
ナゾノクサ「あっ・・・」
ナゾノクサはちょっともの悲しそうにそう声を漏らした後、フッと
竜也の顔を照れた表情のまま見つめてこう言った。
ナゾノクサ「あ…(照)え・・・えと・・・べ・・・別に嫌って
訳ではないのですけど…その・・・あ・・・や・・・やっぱり…
す[[rb:る>ぅ]]って…そう言う事ですよねぇ…?(照)」
竜也「まぁ、君の想像は9割がた間違いないとは思うけど・・・
そういやその前にその発音補正装置の調整の方が先決かな。
まぁ、その喋り難さもそれはそれで可愛いし君がいいなら
このままここで少しさせてもらっちゃうけど?(笑)」
ナゾノクサ「えええええ・・・(照)って・・・!?リッピアたん
あの…それは…何を持ってるの・・・!?」
リーフィア「あ、これ?超高画質カメラだよ♪」
ナゾノクサ「それは見ればわかりますけどなんでそんなもの…」
リーフィア「だってこれからHするならご主人の事だし絶対に
撮影するんじゃないかなぁ…と思って・・・。私の時も
そうだったからね・・・まぁ、これを手渡してきたのは
ご主人の気持ちをいち早く汲み取ったロコンなんだけどさ。」
竜也「流石俺の嫁のロコン、わかってらっしゃるね。」
ロコン「えへへ・・・(照)まぁ、リッピアたんに渡したのは
アンリィの事一番よく知ってるみたいだからって理由
なんだけどね・・・。」
リーフィア「そう言う事♪これでしっかりムービーで撮影
するよぉ~♥ナゾノクサちゃんの大事なと・こ・ろ♥」
ナゾノクサ「ふえぇぇぇ~(照)なんでそうなぅのぉ~?ていうか
みんなに見ちゅめられながらすぅんですかぁ~?(激照爆)」
リーフィア「なによぉ~、野生でする場合は誰かに見られること
なんて普通にあるでしょ?まぁ、野生のポケモンとエッチ
私たちはしたことないからあくまで聞いた話だけど・・・」
ナゾノクサ「そ・・・それはそうかもだけど・・・」
竜也「ツとルの発音やっぱりしずらそうだけどなんかそこが
すっごく可愛いな、アンリィ♥」
ナゾノクサ「ちょ…やめてくださいよご主人までぇ~…(照)」
竜也「まぁ、そこまで嫌がるなら無理にはしないが・・・」
ナゾノクサ「うぅ・・・(照)というか何のために撮影なんて
するんですか・・・?」
竜也「それは・・・俺が研究家だからに決まってるじゃないか。
♀ポケモン専門のな。」
ナゾノクサ「研究家・・・?」
竜也「そういや名前教えただけでまともに自己紹介も
してなかったもんな。俺は本名高橋竜也。♀ポケモンの
科学者兼開発者兼研究家ってところだな。ちなみに
生身でポケモンと渡り合えるだけの戦闘力を持つ戦士でも
あるぜ。この間も野生のリングマに勝ったし。」
ナゾノクサ「ええええ!?ポケモンに戦わせて勝ったんじゃなく
ご主人本人がリングマと戦って勝ったってこと・・・?」
竜也「うん。飲み込みが早くて助かる。」
ナゾノクサ「い…いったいどうやって・・・?」
竜也「まぁそれは・・・高橋家に代々伝わる戦闘グッズ
拳銃の弾も受け止められるタングステン合金の握力増強手袋と
キック力増強シューズ、Xレイ・サーモ機能付きバイザーを
装備した状態で相手の動きを呼んでメガトンパンチを正面から
受け止めた後そのリングマの攻撃の勢いを利用して巴投げして…
すかさず喉元に肘でエルボーをかましてそれをどけようと
リングマが両手で俺を掴もうとしたところを大ジャンプで
かわしてリングマのお腹に全体重をかけて!ドンッと踏んで
お終いでしたね。リングマの方がそれで気絶して。わずか
15秒で決着が着いたよ。あ、ちなみにちゃんとそのあと
暴れないように手錠はしてたけど治療はしてあげたので
ご心配なく。」
ナゾノクサ「へ・・・へぇ・・・!ご…ご主人強っ…!
私ですらリングマにあったらヘドロ爆弾当ててさっさと
逃げるのに・・・凄いですね・・・」
竜也「へへっ。まぁな。まぁ、そんなことは今はどうでもいいや
とりあえず、まずは君の発音補正装置の調整からしようか。」
ナゾノクサ「はいっ!」
ミュウ「そのあとは私たち全員で改めて自己紹介かな?」
ブースター「ここにはたくさんのお仲間がいますからねぇ…」
タブンネ「全員の名前覚えるのには私も苦労しました…」
ロコン「でもここにいる娘達はみ~んな、竜也くんにとっての
大切なお嫁さんと恋人達なんだから、ちゃんと覚えないとね♥」
リーフィア「フフッ、そうね♥」
ナゾノクサ「あぁ・・・そういえば・・・ずっと気になって
いたんですが…」
竜也「ん?なんだい?」
ナゾノクサ「恋人とお嫁さんの違いって何ですか・・・?」
竜也「俺との親密度かな?種族超越のなつき度が現在どの状況
なのかによって呼び方変えているんだ。」
ナゾノクサ「ふ・・・ふ~ん・・・・・・」
竜也「あぁ、その辺含めてあとでじっくり教えてあげるよ。
じゃ、まずは発音補正の調整はじめちゃおっか。」
ナゾノクサ「あ、はい!お願いします・・・・・・」
[newpage]
●―このあと俺は、アンリィの発音補正装置を調整したのち、
改めてアンリィちゃんと二人きりで愛し合って・・・
ラブマトリィで暮らしてもらうことにしたんだったな…―●
《竜也の回想終了》
竜也「君との出会いはお嫁さん達は殆ど知ってるとは思うけど
ラブマトリィの娘達にはどのくらい話してる?」
ナゾノクサ「う~ん・・・出会いの話で盛り上がった来て間もない
最初の頃には話したけど・・・私より後に仲間になった娘達には
全然話していないかも。」
竜也「なるほど。じゃあヒバニーを初めとするあの娘達ぐらい
かな、知らない娘達って言ったら。」
ナゾノクサ「そうですね。」
竜也「でも、その様子だと君の俺と出会う前の過去の話は…
まだほとんどの人に話していなさそうだね。」
ナゾノクサ「そうですね・・・リッピアたんとかは少しは
知ってるとは思いますけど・・・一人暮らしを始めてからの
話はリッピアたん含めて知らないでしょうし・・・と言っても、
一人暮らしをしてからというもの、毎日似たような日々が永遠と
流れていただけで、正直あの事件で竜也君と出会うまでの間
語りたくなるような不思議なエピソードとかはほぼ皆無だった
気がしないでもないですけどね・・・」
竜也「まぁ、それはそれでいいんじゃない?ありふれた日常こそ
幸せってもんでしょ。」
ナゾノクサ「ふふっ、そうかもしれませんね!」
竜也「よし、そろそろ皆集めて過去の話や俺との出会いの事
皆で共有して行かないとだな。これだけの人数なんだ、
皆で語り合っていたら今AM8時だって言っても、皆が
語り終わる頃には夜にはなっちまいそうだしな!」
ナゾノクサ「そうですね。じゃあ、私、一足先にラブマトリィに
戻って、出会いについて話し合いするって、皆にも
言ってきますね。」
竜也「おう、頼む!」
そう言うとナゾノクサは窓からラブマトリィへと小走りで侵入し
皆を呼びにいった。そして竜也は部屋に目をやった後、
そこにいるお嫁さんたちに向かってこう言った。
竜也「よし、それじゃあ皆、お話の続きはラブマトリィの中で
しようぜ!let's go!」
エモンガ・ピカチュウ・イーブイ「うん!」
ニンフィア・ミュウ・タブンネ「は~い!」
ロコン「了解です~♪」
パチリス「今行きまーす!」
ブースター「ちょっと待ってー!」
チラーミィ「あ!待ってごしゅじ~ん!」
ピッピ「置いてかないで~!」
こうして竜也たちはラブマトリィに移動し皆との出会いの
お話を更に共有していくのでした。
続く