I love youを教えて【12/1新刊サンプル】

  12/1 DOZEN ROSE FES 2024、武道女体化受オンリー『好きなだけの花を君へ』の新刊として出します

  武道女体化な上に獣人要素有りのため注意

  ほのぼのハッピーエンドでR18シーンもあります

  成人向けの表紙込み136P

  サイズはA6(文庫サイズ)

  イベント頒布予定価格600円前後予定

  イベント後にとらのあなさんで通販予定です

  表紙絵は今回もフレンズの星姫すぴか(スピノ)さんが描いてくれます!

  [[jumpuri:users/2516283 > https://www.pixiv.net/users/2516283]]

  今回にょたの上、獣人要素もあるので部数アンケートをします

  私にはアンケに答えてもらう部分しか見えないので、ご協力頂けたら幸いです

  [[jumpuri: 部数アンケート > https://docs.google.com/forms/d/1SclF8_AMy5GZObQ-GDDuAnAz6Rca_zjgoSiiphcLnYE/edit?chromeless=1 ]]

  ◇◆◇

  X(旧:Twitter)とBlueskyもやっています

  進捗とか情報はこっちのが早いです

  小話もチラチラ載せてます

  [[jumpuri: X(旧:Twitter)> https://twitter.com/yue_novel2020 ]]

  [[jumpuri: Bluesky > https://bsky.app/profile/yuenaru.bsky.social ]]

  ◇◆◇

  次ページから新刊の一話丸々とR18シーンをちょっとだけ載せてます

  [newpage]

  いつもと違う始まり

  マイキーと共に世界線を越えた。今までたった一人で世界線を越えていた武道にとって、それはとても幸運なことであった。

  だがしかし、その代償とでも言わんばかりなことが武道にとっても、マイキーにとっても、そして大きく言うと世界的にソレは起こっていた。

  「タケミっちは垂れ耳うさぎだよな?」

  「ホーランド・ロップって種類らしいっス。マイキーくんはライオン?」

  「みたいだな」

  お互いの頭の上には獣のような耳。だが顔の横には普通に人間の耳もある。何とも不思議な光景。マイキーは猫のようにも見えるがライオン、武道はウサギ。

  もちろん尻尾も生えており、マイキーからはひょろりとライオン特有の尻尾があるし、武道にも小さく丸いふわふわとした尻尾がある。

  「その上タケミっち、女になっちまったのか……の割に名前はまんまなんだな」

  「じいちゃんが男と勘違いして、武道の名前で出して受理されたらしいっス」

  「なんかそこはいいように改変されんだなぁ」

  まだまだ幼い二人に性差はなく、武道も少年に見えなくもない。性別が変わってしまった本人もそんなに気にしていない。

  何せ今までドスで刺される、銃で撃たれる、挙句の果てに刀で刺される……なんてことがあったのだ。性別が変わったくらいじゃ動じないし、生きてるだけで儲け物である。嫌な耐性がついたもんだ。

  困惑しているのはこの獣特有の耳と尻尾。生きてるだけでとは言ったが、いったいどんなファンタジーだと思ってしまう。

  「コレ、生えてて何か不便ありました?」

  自分のうさ耳をふにふにと触りながらマイキーに問う。今までの世界線と武道が変わったことと言えば、まず女になったこと。そして動物としての能力か、聴力が良くなり脚力が強くなったことだろうか。

  それぞれ動物としての能力が身体にあるらしい。

  「べっつに〜。前よりちょっと力強ェかなってくらい? あと肉が美味く感じる」

  「……オレ、美味くないっスよ」

  「食べるわけねェだろ……甘噛はするかもだけど」

  「なんで!」

  「何かタケミっちからいい匂いがすんだよなぁ〜」

  確かにこの世界線に飛んでから何日も経っているが、肉食動物系の人が草食動物系の人を食い殺す……そんなグロテスクな事件は起きていない。

  あったら前の世界線よりも物騒だし、何よりマイキーと共にいられない。

  武道もそこは気になり調べてみたが、あくまで人間ベースのため物騒な事件は起こらず、食事や睡眠も前と殆ど変わらない。ただ何の動物かによって、食事の好みが左右されることがある……という何ともふわふわしたことしか書いてなかった。

  あとは草食動物系の人は肉食動物系の人に対して魅力的なフェロモンが出やすく、付き合うことが多いという。逆に草食動物系の人は肉食動物系の人のフェロモンが強すぎる場合、倒れることがあるとか。そこは追々わかってくるだろう。

  だがまず二人の目標は、今までの世界線と変わらない歴史を辿るこの世界線を、より良い未来に誘導することだ。

  「とりあえず東卍初期メンなアイツらと仲良くなるだろ?」

  「イヌピーくんちも何とかしたいっスね」

  「あと柴家の問題?」

  「それとイザナの件ですかね」

  二人の間に広げられたノートに、拙い文字で今後の予定を書き込んでいく。二人で覚えている未来のできごとも含めて書くので、これは誰にも見せられない。

  「真一郎くんの件は、事前に二人にお店教えておけば大丈夫っスよね?」

  「稀咲が暗躍してたのも、タケミっちが稀咲と仲良くするからそこは概ねって感じ?」

  「でもどうなるかわからないから稀咲が絡んでた事件も書いておくか……」

  誰にも言えないリベンジ。人に獣要素が含まれた世界的イレギュラーでも、二人でやれるから前の世界線よりも前向きで、何でもできるんじゃないかと思っていた。

  だがしかし、成長するにつれ性差がハッキリとしていくのと同時に、動物の本能などに四苦八苦する未来があるのを今の幼い二人は知らない。

  ◇◆◇

  初めて動物の本能に触れたのは、イザナと対面した時だと武道は思う。

  マイキーと共にイザナと鶴蝶のいる施設へと向かい、どうにかイザナに真っ当な人生を送れるようにするにはどうしたらいいかと作戦会議をしていた。だが痺れを切らしたマイキーの突撃によって殴り合いに発展。

  マイキーはライオン、そしてどうやらイザナは狼らしい。それでも百獣の王と言われるライオンとタイマンを張れるくらいに強い。あくまで獣の能力はオマケ、個人の身体能力が基礎の土台になっているようだ。

  幼い時からこの強さ……よく前の世界線で自分はあの蹴り技に耐えられたよなと武道は感心しかない。

  獣人の力や技をこれでもかと全力で出した喧嘩は、フェロモンが強すぎてウサギの武道は止めることもできない。それでも気絶してぶっ倒れないあたり、通常の草食動物系の人とは少しかけ離れている。やはり前の世界線を覚えているからだろうか。

  だが倒れないってだけで止める力はない。何なら壁にへばりついて見ている。できることならこの場から立ち去りたい。

  どうしてこうなっちゃったんだろうな〜……と現実逃避。お空綺麗。

  「終わるの待つしかねぇじゃん……」

  「何やってんだ?」

  武道が二人の喧嘩を見ていると後ろから聞き慣れた声。ガバリと振り向くとそこには鶴蝶が居た。

  「おまっ! タケミチ!?」

  「カクちゃ〜ん!!」

  この世界線にタイムリープしてきた時、既に鶴蝶は引っ越しており、引っ越しを止めることができなかったことを悔やんだ。その後の足取りは流石に調べられず、今回の施設訪問で居たらラッキーくらいに思っていた。

  その鶴蝶が目の前にいる。まさかこんなにも早く出会えるとは武道も思ってもいなかった。

  「なんで此処に!? 此処、横浜だぞ?」

  「えっ……と、マイキーくんっていう友達がいるだけど、その義理のお兄さんがいるって聞いて、一緒に来たんだけど……アレ」

  「イザナ!?」

  未だに蹴りや殴りの応酬が続いている二人に驚愕する。幼い身体でもやってることは大人ばり。結構長いこと喧嘩をしているので、二人共満身創痍である。

  「カクちゃん、アレ止められる?」

  「バカ言え! イザナは狼だし相手はライオンだろ? オレはどう頑張ってもシベリアンハスキーだから無理だ」

  「だよねぇ……」

  「タケミチもうさぎだもんな」

  「待つしかないか……」

  「飽きたら治まんだろ。それよりも話そうぜ」

  「……そうだね」

  色々とツッコミたいことはあるが話したいのも事実。

  未だ喧嘩するマイキーとイザナ。二人は喧嘩が見える位置にある花壇の縁に座り、これまでどうしていたかをゆるゆると話し始めた。

  話を始めて三十分ほど経った頃、流石に幼い身体に限界がきたのか二人揃って地面に倒れた。ボソボソと二人で話しているようだが、タケミチと鶴蝶の居る場所まで声は届かない。

  「終わったみてェだな」

  「はぁ〜……肉食動物系の人同士だとこんなんになるんだなぁ」

  「タケミチも前みたいに突っ込んでってるのか?」

  「ゔっ……いつもじゃねぇよ。時たま……?」

  「いくらヒーローだからって無理すんなよ」

  「わかってる」

  花壇から立ち上がり、尻についた汚れを落として倒れている二人の元へと向かう。話も終わったようで、今は息切れを治めようとしていた。

  「突っ走りすぎっスよマイキーくん」

  「イザナがそこまでなるなんて珍しいな」

  タケミチはマイキーを、鶴蝶はイザナに手を差し伸べて起き上がらせる。

  鶴蝶が力を入れるよりも先にイザナは自分ですぐに起き上がったが、マイキーは武道にじゃれついているため未だに起きていない。

  「マイキーくん! 起きてくださいっス!」

  「え〜無理〜」

  武道とマイキーがじゃれついているのを立ち上がったイザナはジッと見つめていた。正確には二人をではなく、武道だけをジッと……。

  「イザナ?」

  鶴蝶の呼びかけにも反応せず、ただ見つめていたかと思うと武道達に近づき、武道とマイキーが繋いでいた手を手刀でぶった切ると、そのまま武道を抱き込んだ。

  「いだっ!」

  「え?」

  「イ、イザナ……?」

  支えを失ったマイキーはそのまま再び地面へと逆戻り。急に抱き込まれた武道と、いつもとは違う行動を起こすイザナに鶴蝶は目を白黒させる。

  驚きの行動を起こした張本人は、自分が何をしたのかわかっておらず、こちらも目を見開いて驚いていた。むしろフリーズしている。

  時間にして数分、されど数分。誰も発言できず沈黙が流れる。

  そしてその沈黙を破ったのは驚きの行動を起こしたイザナだった。

  「オマエ……名前は」

  「えっ! タ、タケミチっス」

  「タケミチ……? 女だよな」

  「えっと、じいちゃんが出した名前が男の名前で、一応……女っス」

  「えっ!! タケミチ女だったのか!?」

  ここでイザナの言葉を遮ったのは鶴蝶だった。どうやら武道のことを今の今まで男だと思っていたらしい。

  しかし鶴蝶が勘違いするのも仕方ない。武道は現在、前の世界線同様短髪の髪型にTシャツにハーフパンツである。よく見たらまつ毛が長かったり少し華奢かな? と思う要素はあるので、じっくり見たら女の子かも? といったところだ。

  そんな武道を一発で女と見破ったイザナに疑問が浮かぶが、鶴蝶の脛に後ろ蹴りを一発入れて沈めると再びグルリと武道に顔を戻してきて考える暇がない。瞳孔が開いた目でジッと武道を見つめてくる。普通に恐怖。未だに武道に回っている腕も外されない。

  「……なん、スか?」

  「オマエ、番は?」

  「番……?」

  単語の意味がわからずに思わず聞き返す。顔を見てもなんスかそれ? うまいんスか? そんな副音声が聞こえてきそう。

  イザナもその副音声を感じ取ったのか、額に青筋が浮かぶ。

  「……番も知らねェのかよ」

  「えっ……と、その……ハイ……」

  「チッ」

  正直にわからないから答えたのに舌打ちされるとは、でもイザナくんだしなぁ……と心ここにあらず。意識がイザナに向いていないのが丸分かりのため、さらに額に青筋が浮かぶ。

  「……オイ」

  「はい? ぎゃっ!」

  「あーーー!!」

  「イザナ!?」

  かけ声と共に顔を近づけてきたかと思うと、思いきり項に噛みつかれた。遠慮も容赦もない一撃。

  あまりの痛さに武道は悲鳴を上げるし、マイキーも信じられないものを見るみたいに叫ぶ。鶴蝶も痛みから復活したら急なイザナのご乱心に慌てる。阿鼻叫喚とはこのこと。

  「いった! 痛いんスけど!? うわ! 血ぃ出てる!!」

  キャンキャンと叫ぶ武道が一番混乱していた。抱き込まれて舌打ちかまされて、挙句の果てに項に噛みつかれたのだ。叫ばないほうがおかしい。

  ただ仲良くしようと思っていたのにこの仕打ち……理不尽続きであんまりなため、涙腺が緩んだのかボロボロと涙が止まらない。

  「イザナテメェ! タケミっち泣かしてんじゃねェ!!」

  「……ん」

  「え」

  「あ゙ーーー!!」

  マイキーの指摘で泣いてる武道に気づいたのか、ソッと武道の目に口を寄せる。

  あまりの突拍子のない行動再びに武道は固まるし、マイキーは発狂。鶴蝶は最初に驚いてからフリーズしたままのため静かだ。そんな外野は関係ないとばかりにぺろぺろと涙を舌で拭っていく。

  「ウン」

  「イ……イザナくん……?」

  武道の涙も拭い終わったのか満足気な顔で武道の顔を覗き込む。もう武道もどう反応したらいいのかわからず、イザナに視線を向ける。

  「タケミチ、オレの番な」

  「番……ってだからナニ!? あたっ!」

  勝手な番宣言に武道は喚くが、少し黙れと言わんばかりにペチリと額を叩く。先程マイキーとの喧嘩を見ていただけに、相当優しく叩いているのがわかる。

  「自分で調べろバァカ。でもオレのもんって印は付けたから、消えたらまた来い」

  「そんな頻繁に横浜行けませんけど!?」

  「じゃあオレから行く」

  「だーかーらー!」

  「うっせ。少し黙れ」

  「うぶっ!」

  とうとう物理で黙らせるために、武道の頭を押してイザナの胸元に埋めさせる。

  むーむーと何か抗議しているがイザナはどこ吹く風。むしろ楽しげに武道の頭に顔を埋めている。

  「ウッソだろ! イザナ、ウッソだろ!?」

  「イザナと武道が番? え? オレ、夢見てんか?」

  外野が五月蝿くしているがそんなこと気にしちゃいない。何せイザナは今、誰よりも満たされているのだから。

  後日、武道は母親に番とは何かと聞いて叫んだ。また番がこの年でできたことに家族も大慌てになったのは言うまでもない。

  番=魂レベルの夫婦とこの世界線では言われているらしい。獣としての本能でビビッと来るのが番なんだとか。武道は幼くて感じられなかったが、イザナは武道が自分の番だと瞬時にわかり、誰にも取られないよう速攻でマーキングしたという。

  草食動物系の人が肉食動物系の人に対して出すという魅力的なフェロモン。魂レベルで惹かれるのが番。それがまさかここで、イザナにクリティカルヒットを出すなんて誰も思うまい。

  かくして、より良い未来にするため歩み始めた武道。イザナと出会ったこの日から、武道はイザナの番となったのである。

  未来とはどう転ぶのかわからないものである。いや、それにしたって勢いよく転がりすぎな気もするが。

  この先ぬるいですがR18です

  [newpage]

  寝室に入るとふわりとイザナの香りがした。武道より数日早く入居しており、先に新居で生活している。自分も今日から毎日ここで一緒に寝るのかと思うと、下腹部がずくりと疼いた。

  「あー! やめやめ!! 考えてたらキリがねぇ!」

  ピンクな妄想をしたところでイザナが抱いてくれるわけが無い。発情期と言ってはいたが未だ武道に発情期はきていない。

  一般的に発情期は二十歳前後とは言われている。なので十八歳の武道にはまだ先の話だと思っていた。

  荷物の片づけをしようとした瞬間、ふと身体が熱いことに気づく。変な考えをしていたからかと思ったが、急に熱くなるのはどうもおかしい。

  ハァハァと荒い息が出る。心臓もいつもより大きく鼓動していて、耳のすぐそばで鼓動音が聞こえそう。

  何かがおかしいと立ち上がろうとしたが足に力が入らず、荷物を倒しながらベッドへと倒れ込んでしまった。

  「オイ! どうした!」

  「イ、イザナァ……」

  うるうると涙に縁取られた大きな瞳。いつもどおり垂れたうさ耳に震える身体。劣情を誘うその姿にゴクリと喉が鳴る。オオカミとしての本能がざわつく。

  「なんか……身体、あっつい……」

  「……風邪か?」

  「んぅ……あっ!」

  本能を抑えつけて武道の首元に手をあてたら、あられもない声を上げてしまい二人とも固まる。

  武道は本格的にぐずぐずと泣いてるし、イザナは理性が千切れそうなのを必死に留めていた。

  「……発情期か」

  「んえっ……コレ、が?」

  「マ、オレのにあてられたんだろ」

  「やだっ……なんでぇ、こんなきゅう…にぃ……」

  「片づけは諦めろ」

  イザナがベロリと武道の首を舐めると泣き声以外の声が上がる。ゾクゾクと興奮しているのがわかる。喧嘩や抗争後の興奮にも似ていた。

  触られるだけで感じてしまうくらい、部屋に籠もっていたイザナのフェロモンにやられたと思うと気分が良い。ベッドの縁に寝ていた武道を抱き上げて中央へと運ぶ。

  寝転ぶ武道を膝で跨いだイザナ。その姿は捕食者の名に相応しく、目はギラギラとしている。必死に理性を掴んでいるが、本能的に舌なめずりをして武道を見下ろしていた。

  「あわよくば……って思ってたけどな、こんな簡単にいくなんてな」

  「いざ、いざな……」

  「安心しろよ、優しく抱いてやっから」

  武道の悲鳴はイザナの口によって塞がれた。

  ◇◆◇

  「あっ…やだっ」

  「イヤじゃねェだろ」

  「変…へんに、なる……さわっちゃ…んぅ!」

  初めは服越しに、今はたくし上げられた服から露わになった胸に褐色の指が沈む。立ち上がった先端を摘んだり、舐めたりするたびに武道から上がる声に気分も上がる。さらに先端を弾き、潰すたびに武道の口から出る声。出したこともない声に顔が赤くなる。

  前の世界線で男だった時、自慰をしたことはあった。

  だけどその時よりも女になった今、感度がケタ違いで混乱していた。イザナに触れられれば触れられるほど気持ちいい。声も自然とでかくなってしまうため、慌てて口を手で押さえる。

  「手ェ押さえんな」

  「だ、だって〜」

  「ハハッ、ぐずぐず……」

  「んむ」

  小さなリップ音を鳴らしながらあやすようにキスを落とすが、胸を触る手は止めないし、なんなら口を手で押さえないようにもう片方の手で纏めている。

  「っあ、んぅ……!」

  「感度高いな?」

  「さわ、られるだけで…ぞくぞく、しちゃ……っ!」

  「フーン……」

  いつの間にか武道の股の間に入れられたイザナの膝で足を割り開く。上の刺激でいっぱいいっぱいな武道は気づいていない。

  纏めていた手を離してもはふはふと懸命に息をするのに必死。シーツを掴む手が必死さを物語っている。

  外した手をそのままスカートに入れて、下着越しに敏感なところを擦り上げる。粘着質のある水音が聞こえたと同時にビクリと武道の身体が跳ねた。

  「っあ! くぅ…ん」

  「ウン……濡れてる」

  「そんっ、なこと…いわ、あぁ!」

  「言葉にならないほどイイみてェだな」

  扱く手の速さは上がり、武道の息も上がる。