ホワイトマッサージクリスマス

  それは雪がしんしんと降る寒い夜の事だった。

  クリスマスの日ということもあり周りにはデコレーションされた街路樹が何本も並んでいた。その横で特別な今日という日に彩られた店が客を呼び込む。窓ガラスから見える店内はすでにカップルでぎゅうぎゅうだ。

  「はぁ、羨ましいっすね。俺も相手がいればあの輪の中に今頃入ってイチャイチャしてたんだけどなぁ」

  頭の中に浮かぶ生涯独身……慌てて頭を振って言葉を消す。そんな寂しすぎる人生絶対に嫌っす!かと言って今すぐどうこうできない、折角のクリスマスの日なのになぁんで俺は残業しちゃったんすかねぇ。

  

  とぼとぼと歩いていると横を見る、その中にひっそりと隠れるように小さな店があった。看板にはマッサージと書かれている。周りの主張が激しすぎるから図らずもそう見えるようだ。普通の日なら違うっすかね?

  「マッサージかぁ、どうせ帰ったって一人だしこの後弁当食って酒飲んで終わり……それでクリスマスは終わり。終わっちゃうんすよ!せめて何か特別なことしたいっす!」

  マッサージが特別か?と言われると頭を傾げてしまうが、どうしてもこのままイベントもなく帰りたくはなかった、だから俺はその誰の目にも止まらなそうな控えめなマッサージ屋へと入ることにしたんだ。

  

  チリン

  

  扉を開けると鈴が鳴る、上を見れば扉に小さなベルがついていた。クリスマスだから?いやいや、なんでも紐づけるのは良くないっすね。

  少しして奥から細い目の白熊がやってきた、白いシャツに青いジーパンで顎にもっさりと毛を蓄えている。あの目は前見えてるんすか?それくらい細い。

  「いらっしゃい、今日みたいな日にご苦労様です」

  「あ、ど、どーもっす」

  スーツ姿から仕事帰りだと思われたのだろうそう言ってきた。軽く頭を下げると近づいてきて横を指差す。あ、メニューが立て看板に張り付いてる。

  「緊張せずどうぞ。今日は全然お客さんが来ないから暇してたんだよ。今なら長い時間でもサービスしちゃおうかな?なんて」

  苦笑しながら頭を掻く白熊の店長?は頬を染める。どれどれぇ……最短で30分の部分的な揉み解しから、6時間の全身ねっとりコースかぁ。アロマオイル選択できますと書かれ選べるらしい。時間にしてやく8時、どうせ予定もないんだよなぁ。まぁでもいきなり最長はちょっと抵抗あるから日が変わる前にということで。

  「じゃ、じゃぁ3時間程度お願いできますっすか?」

  「あぁ勿論いいよ、それじゃぁおじさんについてきてくれるかな?料金は後払いで大丈夫だからね」

  

  なんとも柔らかくて話しやすい雰囲気の店長さんだ。まるで近所に住む子供に優しくするおじさんという印象を受けた、そのおかげで緊張感は徐々に解けていく。

  「さぁこっちが施術部屋だよ、緊張せずにね」

  中に入ると部屋は薄暗く、甘い香りが鼻腔をくすぐった。思わずすんすんと鼻を鳴らすと店長はそれに気づく。

  「あ、大丈夫っす良い香りっすよ。アロマっていうんでしたっけ?」

  「そうだね、気分を落ち着けてリラックスできるように。でも嫌になったら言ってね、すぐに退けるから」

  部屋の奥には大きめのベッドがあり、その手前にカーテンが垂れ下がっていた。ここで裸になってまずはうつ伏せでってことらしい。裸……っすかぁ。

  「男同士だしおじさんしかいないんだから。それともおじさんも裸になろうか?そうすれば同じ格好だしねぇ」

  「えっ!?えっとぉ……じゃ、じゃぁお願いしますっす」

  「ははは了解。もしかして君は結構気になってたり?」

  にやにやしてくるからあわてて顔を部分と横に振った。からかわないでくださいっすよ!ちょっと恥ずかしかったが他愛もない会話は心地良い。

  

  *

  

  さっそく裸になってベッドにうつ伏せになる。顔を横にすると店長が脱いでいるのが分かった。他に見る所もないし自然と体を見てしまう。

  「よっと」

  上から下まで太く、所々もさっと毛深くなっている。何となく筋肉より脂肪分の方が多そうだ。胸や腹は大きく柔らかそうで乳首は黒ずんでいて……ってなんで俺はそんなしっかり見ちゃってるんすか!だめだめ!

  「それじゃぁ始めるよ」

  「お、お願いしまっす」

  「ははは、そんな緊張しないで」

  そうは言われてもなかなかねぇ……ベッドの上に乗っかってくると両足を跨いで両手を肩に乗せる。瞬間ヌルっとした感触がした。店長はそのまま指や手の平を巧みに使い解していく。

  「あぁ~……あっ!す、すんません!」

  「いいよいいよ、好きなだけ声出してね。むしろそういう声がちゃんと効いてるって分かってこっちも嬉しいんだ」

  慌てたけど店長は優しく言ってくれる。肩を包み込むように握ったり親指で押して回したり。ぐっぐっと筋肉を動かすようにマッサージしてくれる。はぁ~たまらない、マッサージ初めてだけどこんなに良いもんだったんすねぇ。

  

  次第に目がとろんとして顔が緩んでいく。マッサージの腕は確かなもので数分で肩こりがどっか飛んでった気がしたんだ。

  手はさらに下がっていき肩甲骨、広背筋へと丁寧に解していく。凄い動いてないのに筋肉が動く気がするっす。何これ……病みつきになりそう。

  「君相当頑張ってるんじゃない?体中がちがちじゃないか」

  「ふぇ?わ、分かるっすか?」

  「結構長くやってるからね、まるで石像のようだよ。よくこんな状態で仕事してたねぇ」

  自分では分からなかったが驚かれてしまった。でも何となくこってるなぁと思うくらいで言われても気づくもんでもないような気がする。慣れちゃってるっていうのもあるし。それを言うと店長はだめだめそんなんじゃと言っていた。

  「この状態が続くと体壊しちゃうよ、疲れや硬くなった体は不調につながるからね。頭痛とかしだしちゃうし」

  「そんなもんなんすねぇ」

  「そうそう、だからたまにはこうやって体を癒してあげないと。今日はおじさんの所に来てくれたし、しっかりと生まれ変わるくらい柔らかくしてあげるからね」

  「へへ、お願いしますっす」

  店長は嬉しそうに頷くと手を腰へ、そして太腿を片方ずつ両手で揉み広げていく。あ~……あぁ、あ~。薄暗い部屋にオイルのねちゃりとした音や俺の喘ぎが木霊する。もう声は我慢しないことにした。

  続いて両手は尻へと当てられる。そのまま撫でられ揉まれ、広げられる。さすがにちょっと、いや大分恥ずかしかった。っていうか!裸だし!いくら薄暗いとはいえみ、見えちゃう!後ろの穴見えちゃう!

  「ほらほら力抜いて、休まるものも休まらないよ。見られたぐらいどうってことないでしょ?」

  「いやいや普通は見せないっすって!」

  「初心だなぁ、可愛いね君は」

  「なっ!」

  どきっとしてしまう。可愛いなんて初めて言われたっす!緊張していたがマッサージが気持ち良くて徐々に先ほどのように脱力していく。慣れって怖いなぁ。

  尻尾も丁寧に撫でられて良い気分。両手が離れると店長は頭の前に来て再び肩から首へと解していく。

  「……」

  何だろう気持ちいいんだけどね?凄くいいんすよ。でもそれだけじゃなくてその……あの、目の前にね?店長のでっかい物が……。

  

  それはとても黒くて萎えている状態なのに太かった。少し顔をのぞかせて皮をかぶっていて妙になんかアダルティ。根元は特に毛深いのだろうもっさもさだ。白い毛に黒いそれが対照的で印象的。ぶら下がる玉もなんか凄い、鶏の卵は言い過ぎか?それ位大きく感じた。

  「ふふ、気に入ってくれた?」

  「え!?」

  「ずぅっと見てるからついね」

  無意識に凝視してたっす!汗をかいていやとかそのとか何かを言おうとするけどどもってしまって言葉にならない。驚いたのはそれだけじゃない……というかさらに驚かされることになる。店長は股間近づけてきたんだ。俺のマズルがもう触れる寸前……!

  「マッサージ屋はね、相手に来てよかった、心の底からすっきりしたって思ってほしいんだよ。勿論こうやって手でマッサージするけど、お客さんが求めるならそれ以外でもマッサージ、してあげられるけどなぁ?」

  低い声でまるで誘惑してくるようだった。雰囲気にちょっと飲まれているのか、俺はうぅと唸りつつ鼻をヒクつかせる。店長さんの雄の匂いっす……体臭と若干の加齢臭じみた匂い。なんか脳がしびれる。

  「ほら、口開けて?」

  言われるがままだった。ゆっくり口を開けるとその中に徐に突っ込んでくる……ちんこ。舌の上を擦れる度に店長は喘ぎ、俺も喘ぐ。

  「あぁいいよ、君はこういうのも好きそうだね?気が合いそうだ」

  「んぶっんぅ」

  口を閉じて吸い付くと徐々に硬くなる白熊ちんこ。完全に勃起すると一段と大きく太くなり、大きく開かないとだった。濃い味と匂いは俺の理性を溶かしていく。自然と舌を巻きつけて擦ると店長は短い嬌声を上げ片手で頭を押さえながら軽く腰を振りだす。

  「あぁぁ、いいよぉ君の口はとても熱くて柔らかい。そう、上手だ、上手だよぉ」

  褒められて気分が良くなる。その間も店長は腰を振りながら両手で肩や背中をマッサージしてくれている。旗から見えれば異様な光景かもしれないが、今の俺はこれで、というよりはこれがよかった。

  

  じゅぷっくちゅっ

  

  「はぁはぁっぅぅ……ぁぁ」

  息が徐々に荒くなり声が大きくなる店長はさらに腰を速く動かす。大きな体で突くように顔にどすんどすんと当ててきて道具のように使われる。それがまた気持ち良い。あぁ店長のちんこ、何で美味しく感じちゃうんすかねぇ。たまんねっす……。

  「くっぅも、もうイキそうだ。おじさんのどうしたい?飲みたいかい?それとも外に出す?」

  ずるい店長はそうやってわざと俺に選択肢を与える、だから俺は余計に口を窄めて吸い付いたんだ。力強く吸引すると店長の腰が引き寄せられて一歩前に出る。

  「あぁぁ!す、凄いよ君、そんなにされたら!わ、分かったよ、それじゃぁ遠慮なく君の口で……い、イクッ!イクッ!うぅぅ!!」

  

  ドプッドプッドプ

  

  背を仰け反らせると喉の奥で射精してくる、それをごくごくと飲み込んでいくが味も粘度も濃くて軽く咽てしまう。これが大人の精液っすか……いや俺も大人なんすけど。脂ぎったおじさんの脂ぎった精液。青臭くてちょっと苦くて、独特の味は妙な興奮を植え付けてくる。

  「はぁ……はぁ、ありがとうとても気持ち良かったよ。次は君の番だね。仰向けになってくれる?」

  「あ、でもその俺今っ!」

  「ふふふ、勃起しちゃってる?」

  「ぅぅ~~~!」

  顔が熱くて耳まで真っ赤になる気がした。そうなんだ、途中から隠そう隠そうと頑張ってたのだが俺は勃起してしまっていたのだ。でも店長はそれこそ望んでたと言わんばかりに顔をにやにやさせる。両手で転がされやや強引に仰向けにされると腕で目元を隠した。だって恥ずかしいっす……。

  「これはこれは、元気な証拠だ。それに大きくて立派だね」

  あんまり嬉しくない、だってしゃぶって分かったけど店長の方が俺よりずっと太くて大きかったんだ。男の差を見せられたようだった。そんな俺の気持ちなど知らずに足元に立つとベッドに上がり足を広げさせ間に座ってくる。

  「それじゃぁこのスケベなおじさんにも君の若さを分けてもらおうかな」

  「あ、あの!おぉお手柔らかにお願いしまっす!」

  「はーい、リラックスしてね」

  片手で玉を掴まれ手の平で揉まれる、きゃうんと声が出そうな気がした。やんわりとにぎにぎされ中身が動かされて気持ち良い、そのまま顔を下げてきたようで気づいた時には柔らかい肉にちんこが包まれていた。

  「んんっんぅぅ」

  

  ちゅぷっちゅぷっ

  

  「あっあぁぁ……ぁぁ」

  静かな部屋に互いの息と粘着質な音、それに行為によって満たされる匂い。色んな感覚が俺の欲求を刺激し煽ってくる。気持ち良い、気持ち良すぎるっす。店長は急がずあくまでマイペースにマッサージをしてくる。舌を巻きつけ包み込み、吸い付きすぎず頭を上下してむしゃぶりつく。肉に包まれる感覚は他の何にも例えがたかった。こんなの生まれて初めて……はぁ生きててよかった、そう思うほどだった。

  「あ、あの……店長さん俺もう、い、イキそぅ……っす」

  「んん?っぷは、思ったより早いねぇ」

  「だって上手すぎるから……」

  「はははありがとう、君も飲んでくれたし、おじさんも飲みたいから口に出してほしいな。遠慮せず沢山頂戴ね」

  言い終わると再びしゃぶってくる。先ほどよりも強く激しい動きだ。ぐちゅぐちゅと音を立てながら空いている手で俺の尻の奥へと指を動かしていく。つつっと隠さた穴の周りを撫でられるとびくっとした。未知の刺激と快感に脳が戸惑いを表すが、すぐにでもそれを受け入れ快感として記録付ける。

  「あっそこ……あぁぁ!」

  

  ズブリ

  

  オイルでヌメった指が穴へと入ってくる。最初は痛みを感じたが店長は止まり慣れるまで待つ。そして俺の反応を見てまた中へと入れていった。ちんこと穴の同時攻めは確実に俺を深みへと落としていく。舌を出しハッハッと熱い息を上げながら目をぎゅっと瞑る。

  「あっあぁもう出るっす!いっイクッ店長イッちゃうっすぅ!あっあぁぁぁ!!」

  

  ドプッドプッドプ

  

  「んぐっんぶ」

  宣言を聞くと店長は嫌な顔せず慣れているかのようにごくごくと飲んでいった。出ている最中も穴を優しく刺激される。あ~なにこれ……新しい扉開いた感じ。

  「はぁ、ごちそうさま。ふふ、いい顔してるね」

  指を脱いて俺の上に覆いかぶさってくる店長は両手で抱きしめてくる、顔が近く少しの間見つめ合い、互いの肩に頭を乗せた。俺も両手で抱きしめると速い鼓動を分かち合う。人との接触、温もりが心のイガイガを溶かしていく……なにこれ、あれ……俺、おかしくなっちゃったっす。

  「ん?あ、あれ?大丈夫かい!?もしかして嫌だった?」

  「ぐすっ違うっす、上手く言えないけど、もう少し抱きしめてもらっていいっすか?」

  「……うん、好きなだけいいよ」

  気づけば泣いていた、涙が止まらなかった。初めて入ったマッサージ屋でこんな気持ちになるなんて。クリスマス、毎年変わらず今日も同じ日を送るんだと思っていただけにこの心はとても脆くなってたみたいだ。包まれてるっす、俺……涙止まらないっすよぉ。

  

  しばらく抱きしめあっていたが店長は体を持ち上げる。

  「あっお、終わりっすか?」

  「いやまだ時間少しあるよ、どうしたい?」

  「お、俺その、もっとマッサージしてほしいっす。て、店長さんのその、ち、ちんこで……中からしてほしいっす」

  うんと頷くと体を持ち上げ足の間に座り、両足を持つと前に倒してくる。自分で持つと尻を晒す。うぅ求めたのは俺だけどやっぱ恥ずかしいっすね。

  「さっき解したから大丈夫だろうけど、少しだけこうさせてね。おじさんの方が我慢できないんだ」

  「ふぁ……ぁっぁぁぁ」

  顔を谷間に置くと穴を舐めてくる、そして開いた瞬間を見て中へと突っ込んだ。相当の物好きだ。その触手のように動く舌が気持ち良くて身震いする。

  唾液をだらだら流した後、店長はちんこをもって穴へと当ててきた。これから繋がるっす……クリスマスの日にまさかセックスできるだなんて。ドキドキは最高潮っす。

  「それじゃぁ入れるよ、力を抜いて。大丈夫優しくするから。甘えてきて、ほら……」

  

  ずぶぶ

  

  「あぁっ……あぁぁぁ!」

  ゆっくりと入っていくデカい黒ちんこ、根元まで入ると尻に陰毛が押し当てられ、黒々とした玉がぶつかった。

  「痛い?」

  「ぅぅ、だ、大丈夫っすけど。まだ感覚的に変……す」

  「そのうち気持ち良くなるから、ほら口開けて」

  「んんんぅ」

  汗をかきながら赤い顔でキスをする、中に舌を入れられ俺の舌を見つけるとぐるりと絡み合わせて擦ってくる。唾液を拭い、唾液を送られ、互いに交換して飲み合う。噛みつくようにして深々とマズルを合わせ貪っていた。両手両足を太った体に巻き付けて離さないように抱きしめる。

  「んっんん!」

  そのうち店長は腰を振りだす、じゅるじゅると抜いてはじゅぶりと差し込み、時間をかけてピストンする。一回一回が長く擦られる度に口からくぐもった息と声が外へ飛び出る。

  

  じゅぶっじゅぶっじゅぶっ

  

  「っぷは、あっあぁ!太い、熱いっすぅ」

  「はぁふぅ、気持ちいいよ、凄く締まりがいいね。まるで全部吸い取ろうとしてくるみたいだ」

  体を起こすと肩に足を乗せて太腿を抱きしめる、店長は少し姿勢を直すと自分が我慢できないのか激しく腰を振ってきた。一突きされる度に女々しい嬌声が短く飛び上がる。完全に力が抜けた俺は店長にとって都合の良いオナホみたいになってたと思う。俺もそれに満足していた。

  「ひぁっぁっんっ激しっあぁ!激しいっすよぉ!」

  「はぁっはぁっはぁっ!ごめんね、我慢できそうになくてっ、い、いつもはこんなんじゃ、ないんだけどっはぁっ!」

  両手をベッドに当てて顔を歪ませていた。店長はこっちを見ると余裕のない顔で見つめてくる。そんな雄々しい白熊を見ると俺の中に快感とは違う妙な感覚が生まれる。なんすかこの気持ち……店長さんの顔、体、全部が凄く愛おしく感じるっす。

  

  パンパンパン

  

  「はぁはぁ、ご、ごめんねもう、イキそうだよ!出してもいいかい!?」

  「欲しいっす!店長さんの精子、俺にっんはぁ!俺にくださいっすぅ!」

  それを聞いて店長は嬉しそうに笑うと体重を乗せて抱きしめてくる。互いの肩に顔を乗せると短く腰を動かしぬぷぬぷと犯されている。あぁ最高……夢心地だ、もう……我慢できない、我慢しない。

  

  ドプッドプッドプッ

  

  腹同士で挟まれて擦られていた俺のは限界に達し先に射精する。中で何度も震えてはお互いの腹を汚していった。

  「あぁぁ締まる!そんなに締め付けられたら!イクッイクッあぁぁイクゥ!うっうううう!!!」

  

  ゴプッゴプッゴプゥ

  

  ぎゅっと抱きしめる腕に力が入ると震えながら中に出してくる、その量その熱さ、体を通じてちゃんと認識できるほどだった。熱い……俺これ、孕んじゃうっすよぉ。

  「ぅぅっくぅ!はぁ……はぁ……」

  すべて出し終わっても離れない。数分塊のように一つになりやがて顔を持ち上げると見つめあった。互いに何を言うでもなくキスをする。

  「んっんん」

  「んっ、はぁ。ありがとうとても気持ち良かったよ。最高のクリスマスになった」

  「俺もっす、ここに来てよかった、見つけられて良かったっす……」

  恥じらいながらも笑いあうと再びキスをした。

  

  *

  

  その後はシャワーを借りて体を綺麗にした。そこで驚いたのが体の軽さ、いやこれ大げさじゃなく体が空気になったみたいに軽かったっすよ!浮くかと思ったっす!

  脱いだシャツやスーツを着ると施術部屋から出る。そこで店長に向き直ると頭を下げた。

  「本当にありがとうございましたっす。言われた通り生まれ変わったと思うくらい体が自由に動くっすよ!それにその、恥ずかしいっすけど心も……凄く気持ち良かったっす」

  「ははは、そう言ってくれるとおじさんも嬉しいよ。年甲斐もなく本気になっちゃってね、他のお客さんにはあまりこうはならなんだけど」

  聞いてみるとまぁそういうマッサージも求めてくる人はいるみたいだ、だけど手だけとか口だけとかばかりで、がっちりとしたセックスはほとんどない、あってもこんなに熱は入らない。じゃぁなんで俺には?俺が求めちゃったから?

  「それもあるかもしれないけど、なんだろうね……ははは、おじさんの好みなのかな」

  「っ!あ、あんまりからかわないでくださいっすよ。俺が本気にしちゃったらどうするんすか」

  「えーどうしようかなぁ?いっそ付き合っちゃう?」

  「もー!勘弁してくれっすー!」

  「ははは」

  

  書いてあった料金よりもずっと安くサービスしてもらいお金を払う。勿論ちゃんと払おうと思ったんだけど受け取ってくれなかったんだ。だから次も来ることを約束して今回は安めで。

  出入り口に行くと店長は赤い顔で手を振る。待ってるから絶対来てねと。頭を下げると外へ出た。

  

  チリン

  

  「あー雪強くなってるっすねぇ。うぅさぶさぶ」

  はぁと白い息を吐いて空を見る。それでも心は温かく冷えることはなかった。

  「白熊おじさんのマッサージ屋かぁ……絶対また来よぉっと!」

  足取り軽くスキップししながら帰路へとついたんだ。今年は素敵なホワイトマッサージクリスマスだった……幸せっすぅ。

  

  完