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龍狼シックネス

  俺には、付き合い始めて数ヶ月になる彼が居る。

  とても体の大きな竜人で、豪快な奴なんだ。

  少し体が大きいけど細かい事を気にしちまう俺とは真逆の人。

  毎日がとても楽しくて、怖いぐらいだ。会う日も、会わない日も。

  恋愛という感情が分からなかったけど、きっとこれが「愛してる」ってことなんだと思った。

  初めてキスをしたときは嬉しくてずっと笑顔にだった。

  初めて体を重ねたときは嬉しくてずっと涙を流した。

  初めて喧嘩したときは悲しくて死にたくなった。

  初めて仲直りしたときは嬉しくてずっと尻尾を振ってた。

  もう俺にとって彼が居ない人生は考えられない。

  いつものようにスーパーに行って、彼の好きな肉じゃがの材料を買いに行く。

  いつもより買いすぎたけど…次の日の朝ごはんにすればいいよな。

  どんな顔をしてくれるかな。喜んでくれるかな。

  彼の喜ぶ顔を想像しただけで、俺は幸せだ。

  いつもの曲がり角。けれど俺は、いつもと違う道を通ってみたんだ。

  少しじらして、彼の家に行こうと思ったんだよ。

  けどそこで…俺は見ちまった。

  歩く彼。その隣に、知らない男が居たんだ。

  その人は俺よりずっと大きくて、逞しくて。

  話の内容は聞こえないけど…すげぇ楽しそうだった。

  そう、とても。

  俺は急いで電柱に隠れる。心臓がバクバクと音を立てて俺の呼吸は早くなる。

  静かに俺は彼らの尾行をし始めた。…行き先は、彼の家の前。

  アパートの階段で、彼らは名残惜しそうに話して。そして。

  

  キスを、したんだ。

  

  俺は、持っていたスーパーの袋を落としてしまった。…そんなはず、ない。

  確かに俺はいい男じゃないかもしれない。けど、けど。彼は俺のことを愛していると言ってくれてたのに。

  見たくなかった。…いや、違う。付き合っているのは俺なんだ。

  自分に言い聞かせて…俺はスーパーの袋を拾った。

  彼が部屋に入るのを見計らって、俺は彼の部屋に向かうことにした。

  「よう、シュン。来たぜ。」

  「おう。ほれ、あがってけ。」

  そう言う彼はいつも通りの彼だった。立派に伸びた髭を揺らしながら、俺を部屋の中に導く。

  部屋の中は彼の臭いで一杯だ。俺は来るたびに鼻を動かして尻尾を揺らしちまう。

  彼もそんな俺の行動に慣れているのか、何も言わない。

  「夜ご飯作るぞ。肉じゃがでいいよな。」

  「あぁ、頼むよ。」

  台所に向かう俺に彼はにっこりと微笑んだ。それだけでも俺の顔は赤くなる。

  彼が溜めてしまった洗い物を整理しながら…俺はさっきの事を聞くことにした。

  「なぁ…シュン。」

  「なんだ?」

  「さっき…その…俺、見ちまったんだけど…」

  彼は一瞬渋い顔をしてた。見られてはいけないものを見られてしまった、というような表情。

  そして頬をぽりぽりとかいて…彼は俺に近づいてきた。

  「わりぃ。さっきのな、先輩なんだよ。俺は嫌だったんだけどどうしてもキスしたいっていうから…」

  そして後ろから俺を肩越しに抱きしめて。耳にふぅ、と息を吹きかけ、彼は優しく続けた。

  「カケル以外、考えられないよ。ごめんな、へんなとこ見せて。お前が一番好きだよ。」

  耳を軽く噛まれ、俺はひぅ、と情けない声を出してしまった。

  振り向くと視界一杯、彼の顔がそこにある。俺は首を伸ばして彼の唇に自分の唇を重ねた。

  とても暖かくて、柔らかい。この柔らかさを知っているのは、俺だけでいい。

  流れる水も止めないまま、俺たちは唇を重ね続けた。

  舌を交わらせ、唾液を交換し合い…その間に彼は俺の胸をもみ始めた。

  普通の人と比べて筋肉質な俺の体は少し硬いが…彼にはそれが丁度いいみたいだ。

  鱗の冷たい感触と、その内側から溢れる暖かさがとても心地よくて、俺は喉を鳴らす。

  胸をもみ続ける手は少しずつ下に向かってきた。胸、上腹部、下腹部…そして下腹部へ。

  綺麗に筋をなぞり、俺の股間へ手を伸ばし、モノにそっとふれた。

  少しの刺激を与えられただけで俺のモノはすぐに勃起して先走りを流す。

  そこで俺は唇を離し、彼の手を柔らかく押した。

  「もうちょい後で…ご飯食べたら…シようぜ?」

  「あ、あぁ、悪い。…ったく、すぐ盛っちまって駄目だな俺!」

  とろんとした俺の目を見つめ、そして彼は笑った。

  つられて俺も笑ってしまう。あぁ、幸せだ。

  そんな幸せを噛み締めながら洗い物をして、料理を作って、一緒に食べて。

  久々に飲むお酒は、とても苦いのに、甘く感じるのは、きっと。

  隣同士で座って、シュンの肩に寄りかかって。

  酔っちゃったみたい、なんていうつもりは無いけど。

  とろんとした俺の目を見て、彼は俺の肩に手を回す。

  ドキドキして、俺は顔を俯けてしまう。くい、と顎を持ち上げられて。

  そのままキス。アルコールとシュンの臭いの混じった吐息が流れ込んできて、俺はまたそれに酔う。

  短い時間のキスだったけど、凄く嬉しくて、俺は尻尾を振って甘えるような声を出す。

  俺の頭を軽く撫でると、シュンはシャツとパンツを脱いだ。

  俺も続けて服を脱ぐ。鱗に覆われたシュンの体は僅かにかいていた汗でてかり、とても魅力的に写る。

  俺の体は…どうなのだろう。彼の満足できるものなのだろうか。

  そう考えながらも俺はあぐらをかくシュンの股間に顔を近づけた。

  スリットを少し舐めて、その中にマズルを突き入れる。

  中はモノが収納されているから、酷く臭う。汗と恥垢の混じったような独特の匂い。

  それを嗅ぐだけで俺は酷く興奮してしまうのだ。尻尾を思い切り振りたくり、本物の犬のように浅い呼吸をして。

  シュンのモノに舌を絡めて、外に導いてやる。赤黒く太いモノは見るものを威圧するような大きさ。

  血管が浮き出ていてビクンビクンと脈動している。これでもまだ勃起していないのだから恐ろしい。

  俺自身もモノを勃起させながらシュンのモノを咥えた。凄く大きくて、喉につっかえそうになるけど、その危うさがいい。

  頭を前後に動かしたり、舐めたり、吸ったりしながらシュンのモノに刺激を与える。

  ビクンビクンとシュンのモノが、シュン自身が反応するのが嬉しい。

  咥えたシュンのモノは大きさをどんどん増していく。

  溢れる先走りを飲み干し、喉の奥すら使って更に刺激をする。

  俺の頭を撫でていたシュンが、うぅ、と小さく声を上げ俺の頭を押さえつけた。

  来る、来る…!

  期待を込めて俺は今まで実は舐めていなかった裏筋をベロ、と舐め上げた。

  それがトリガーだったみたいで、シュンは絶頂に達した。

  ビュクビュクと音が聞こえそうなほどの勢い。俺は必死に飲み干す。

  とても濃厚な雄の味。一滴だって零してたまるか。十数秒に及ぶ射精が終わると…

  俺の口と腹は精液で一杯になった。それでも俺の口の中にまだあるシュンのモノは満足していないようだ。

  「ぷはっ…んぐっ…ゴクッ…んんぅ…」

  一度口を離して口の中に残っていた精液を飲み干す。シュンのモノは精液と俺の唾液と先走りを纏い、妖しく光る。

  未だに萎える事を知らないそれに俺は更に興奮する。

  仰向けに寝転がり、腹を、モノを、肛門を見せる。

  「ねぇ、くれよ、チンコ。俺のケツマンコ、ぐちゃぐちゃにしてくれよぉ。」

  くぅん、とひと鳴き。そして肛門が良く見えるように両足に腕を絡めて開脚する。

  ひくひくと蠢く肛門はシュンの目にどう写っているのだろう。はやく、はやく。

  シュンは目を血走らせて鼻息を荒くしながら迷うことなく俺の肛門にモノを突きたてた。

  ズンッ、と衝撃。腰が浮かんばかりの勢いだ。

  「あぁっ、がぁぁぁぁっ!」

  たった一突きで、俺は絶頂に昇り詰める。肛門に対して大きすぎるシュンのモノは痛みよりも莫大な快楽を

  俺の頭に叩き込んだ。あまりの衝撃に、頭が真っ白になって喘ぐことしかできなくなる。

  その間もシュンは夢中になって腰を振り続ける。抜き差しされるたびに腸液が飛び散って卑猥な匂いがする。

  「ひっ、んんっ、んはぁっ!」

  「カケルッ…カケルゥッ!」

  シュンは俺の名前を呼び続けながら腰を振り、その体重を俺に乗せてくる。

  俺はそれに応えるように両腕をシュンの体に回して抱きしめた。

  シュンが腰を振るたびに俺の腹筋とシュンの腹筋で俺のモノがもみくちゃにされる。

  溢れる先走りが俺のモノに刺激を与えて…ビクンビクン、と一際大きく脈動するのが自分で分かった。

  くる、くる!

  「んぁぁぁぁぁっ、アォォォォン!」

  俺の遠吠えの後に俺のモノはビュクビュクととてつもない勢いで精液を吐き出した。

  下腹部に熱い精液が流れて、それがさらに快楽を上のものに押し上げる。

  びゅくびゅくと出続ける精液。俺の肛門はひときわ締まり、シュンのモノを締め付ける。

  シュンは下半身に走る快楽に逆らう事はしない。口の端からだらしなく涎が垂れて俺を汚す。

  ようやく精液が出終わった時俺の全身は精液とシュンの体液で汚れていた。

  それでもなおシュンは腰を振り続ける。

  「はひっ、ひゃう、イく、イクの、止まらなひっ!」

  ずんっ、ずんっ!

  脳の許容量を超えた快楽に、俺はあえぎ続ける。

  俺の頭はもう飾りみたいなもんだ。腰を突かれれば鳴き、唇を求められれば全力で唇を貪る。

  半分白目を剥きながら俺は口から舌をはみ出させた。

  やがてシュンの動きがゆっくり、だが大きくなる。ビクンビクンとモノが蠢いてる。

  「イクぞ、イクぞッ!」

  「あぁっ、うん、うん!孕ませて、俺のこと孕ませてぇッ!!」

  「言われなくても…ッ!!グォォォォ!!」

  最後の一突きは俺の前立腺を的確に貫いて。一瞬の空白の後。

  とてつもない勢いで熱い液体が俺の腸内を灼く。それを一滴も零すまいと俺は腰を少し上げた。

  そして足をシュンの腰に絡める。腸内が一杯になってもなおシュンは射精し続ける。

  ぼこり、と腹が膨らんだ気がした。それだけの量が俺の腸内を埋め尽くす。

  強烈な脱力感。シュンに絡めていた足がずるり、と落ちて俺の肛門からシュンのモノが抜ける。

  ぬぽん、と音がして…俺の開ききった肛門から精液がごぽごぽと音を立てて溢れた。

  ビクンビクンと全身が震える。全身が、体内が精液に染められて。

  気絶しそうなほど幸せだ。…しかしシュンはまだ満足しきっていないようだ。

  立ち上がり、俺の口元にモノを近づけてくる。精液と腸液にまみれたソレはまだ大きさを保っているのだ。

  俺はぶっとんだ頭でそれをしゃぶった。

  「うへぇへへ、おいひぃ…せーえきちょーらい…もっともっとぉ…」

  先程よりもずっと強烈な臭い。それでも俺はシュンのモノをしゃぶる。

  尿道に残っていた精液が俺の喉に叩きつけられても、俺はその行為を止めない。

  「カケ…ルっ、口、離…せっ!」

  「ぷぁ…?」

  言われるがままに俺はシュンのモノを口から開放した。

  呆けている俺にはその行動の理由が分からない。もっとしゃぶりたいのに、もっと精液飲みたいのに。

  お預けを喰らったような気分。…シュンは何をしているかといえば俺の唾液に塗れた自分のモノを思い切りしごいているところだ。

  「イクッ…!」

  3回目だというのに勢いが衰えず、濃さも変わらない精液がシュンのモノから噴出して…俺の顔を汚した。

  思わず目を瞑り、精液を顔全部で受け止める。口の中に出されるのと違って、なんだか心地よい。

  顔の毛皮がぬるぬる。射精が終わった時、俺の顔も頭も全身も精液に塗れていた。

  俺は両手でそれを自分の体に塗りたくる。

  「へへぇ、俺全身精液塗れぇ…んぱぁ…」

  口を開くと精液のシャボン玉が俺の口から出てくる。ぱちんとはじけて。

  精液に塗れた手で俺は自分の肛門をがぱり、と広げた。ぽっかり空いた肛門の奥から更に精液が零れる。

  気がついたら俺のモノもまた痛いぐらいに勃起していた。

  「へへへぇ、もっと、もっと精液注いでぇ。俺、シュンの子供産みたいぃ…」

  「逆流するまで注いで、孕ませてやるよッ…!」

  まだまだ淫乱な宴は続くのだ。

  [newpage]

  

  宴が終わったのはあれからシュンが10回ぐらい俺に中だししてからだ。

  なんでぐらいか?って?…途中からもう数えられないぐらい出されたし俺も数える余裕なんて無かったからわかんないんだ。

  本当に逆流するんじゃないかと思うぐらいの勢いで射精されたし。

  俺の腹はぼこんと膨れ上がっていて、しかも全身は精液に塗れていた。

  床もドロドロに濡れており、掃除が大変だ、と俺とシュンは苦笑いをする。

  でも、今は幸せで。精液に塗れたまま、俺とシュンはまたキスをする。

  にゅるにゅると音がして、精液の臭いでまた興奮してしまうけど…きょうは、おしまい。

  二人で互いに支えあいながら立ち上がると二人で入るには少々小さすぎるバスルームに入った。

  二人してバスタブに入りシャワーの蛇口をひねる。ドロドロの精液は中々落ちず、二人で互いに手で流していく。

  しかし…まぁ狭い。お互いに満員電車に入っているように密着。それでお互い触りあうのだから…

  「なぁ、カケル。…もう一発、もう一発だけ出していい?」

  「駄目。ほら、もう10回は出したでだろ?それに…」

  俺は顔を少し赤らめて続ける。

  「また明日も、するでしょ?」

  そう、明日はお互いに一日休みなのだ。まぁだからこんな時間まで行為に及んでいたわけなのだが。

  シュンは苦笑する。そして俺の頭を豪快に撫でた。

  「そういやそうだな。俺ほんと今盛ってるわ。カケルが可愛いからなぁ。」

  「あぅ…」

  ストレートな物言いが嬉しくて。俺は尻尾を振ってそれに応えた。

  そこからたっぷりとお互いの体を洗い…精液を落としきってバスルームを出たのは一時間以上過ぎてからだ。

  バスルームは石鹸とボディソープの匂いでいい匂いだと思ったのだが…

  バスルームを出るとそこはまぁ凄い臭いだ。精液と腸液と汗と先走りと…

  まぁそこに思いつく限りの体液がぶちまけられた上に窓も開けていないのだから仕方ない。

  窓開けて大丈夫かどうかも微妙なところだが。

  しかし…この臭いをかいでしまうとどうしてもさっきの情景を思い出してしまい、どうしようもなく興奮してしまう。

  モノがヒクヒクと動き、肛門がクパクパと収縮を繰り返し、まだ腹に残っている精液を零してしまう。

  それはシュンも同じなようで。互いに顔を見合わせて苦笑い。

  明日までずっとオールでヤッてもいいのかもしれないけど…流石にインターバルは挟みたい。

  「これ、片付けるか。」

  「お、おう。」

  二人で頷き、俺はティッシュ箱を手にまずは窓を開けた。涼しい風がひゅう、と入り込み風呂で火照った体を冷やす。

  少し乾き始めている精液などをとにかく無心にティッシュでふき取って。シュンが袋を持ってきたのでそれにぽいぽい投げ入れる。

  …気を抜くと舐め取ってしまいそうだ。うぅむ、よくない。

  協力してなんとか拭き終わると、外から入ってきた涼しい風の効果もあり臭いは多少マシになっていた。

  時刻は既に深夜の2時。どんだけヤッてたんだ俺らは。

  ふわぁ、と俺もシュンも欠伸をして。さっさと布団を引くと一緒に入り込む。

  煎餅布団は俺とシュンを入れると一杯で少し体がはみ出てしまう。

  あったかくて、心地よくて。

  シュンは腕を伸ばした。俺はそれを枕にしてシュンの体にしがみつく。

  微笑みながら俺は眠りに落ちた。

  

  次の日。目を開けた俺のまん前にはシュンの顔があった。

  そりゃ一緒に寝たからそうなんだけど寝ぼけている頭ではびっくりしてしまうのだ。

  いびきをかきながら幸せそうに眠るシュン。…俺は一つの事を思いつく。

  ごそごそと布団の中にもぐりこんで、シュンの下半身へと顔を近づけた。

  裸で寝てたからそこにはスリットが。薄暗くてちょっと見づらいが問題じゃない。

  昨日やり始めた時と同じように俺はスリットにマズルを突っ込む。

  風呂に入ってからすぐ寝たしそんなにきつい臭いではないが…やっぱりそそられる臭い。

  舌をシュンのモノに絡めて外に引っ張り出す。そして俺はしゃぶり始めた。

  「ん…んぅぅぅ…」

  寝言のような声をシュンが上げて一瞬動きを止めるが…まだ寝ているみたいだ。

  じゅぶじゅぶとわざと音を立てるようにしゃぶり、俺も自分のモノをしごく。

  溢れる先走りが俺の顔を汚していった。あぁ、どうにかなってしまいそう。

  夢見心地な表情で先走りを飲み込んでいると…掛け布団がめくられた。

  「おはよう。カケル。」

  「ふぇ…おはよ…」

  にんまりと微笑むシュンに俺は蕩けたような目で挨拶を返す。そしてもう一舐め。

  「ねぇ、頂戴?ねぇねぇ」

  「朝から盛って、悪い奴だなぁ…」

  呆れたような口調。けれど口角は上がり嫌がるどころか嬉しそうな表情だ。

  手を上げて俺の頭にのせる。そしてわしゃわしゃと撫でた。

  「いいぞ。」

  その一声に俺は尻尾を振りたくりシュンのモノに貪りついた。

  シュンのモノは大きさを増し、喉の奥をこつんと小突く。

  顔を上下に動かしたり吸い付いたりする間もシュンは腰を動かすことなく俺の頭をゆっくりと撫でた。

  やがてびくんびくんとシュンのモノが脈動を大きくし始める。

  甘く噛んで、精液の詰まった玉に舌を這わせて少し弄ぶ。と同時にシュンは俺の頭を押さえつけた。

  「グッ…!」

  ビュクンビュクンと昨日あれだけヤったのに薄くなるどころかずっと濃くなった精液をシュンのモノは吐き出した。

  喉の奥にぶつかる精液が熱い。それに重い。ごくごくと飲み込み吸い尽くす。

  少しずつ勢いが収まってきた。…口を離すと俺の口の端から唾液と精液の混じった液体が垂れた。

  「へへへ…ごちそうさま。」

  「…俺がまだ頂いてないからな。次は俺の番だ。」

  言うや否やシュンは俺を仰向けに寝かせた。そしてそのまま呆ける俺の肛門に萎える事を知らないモノをぶち込んできた。

  「ぁぁぁぁぁぁ!朝からっ!イグッ!」

  それだけで俺は絶頂に達する。しかしまだまだ行為は始まったばかりなのだ。

  [newpage]

  

  結局あの後昼までたっぷりと行為に及んで、全身ドロドロ。まぁたまの休みだからはっちゃけないともったいない。

  お風呂に入って全身洗い流して俺は帰り支度をした。

  「また来週…か?」

  「だな。忘れ物するなよ?」

  「おう。じゃあ。」

  振り返りシュンに微笑みかけて俺はシュンの部屋を後にした。

  ある程度シュンの部屋から離れて…俺はスマホをほくそ笑みながら取り出した。

  一つのアプリを立ち上げて、イヤホンを耳につける。ザザザッ、とノイズの後に、シュンの声。

  よしよし、調子はばっちりだ。もちろん忘れ物なんてしてない。

  これは俺の置き土産、盗聴器。これでいつだってシュンの声が聞けるのだ。

  イヤホン越しの声だけで俺はにやついてしまう。寂しくなんか無い。

  スーパーに寄って夜ご飯を購入。そして俺はそのまま帰宅した。

  「ただいま」

  誰も居ない部屋に向かって言ってみても、まぁやっぱり返事は無いわけで。

  そういえばあんまり掃除してなかったな。部屋の中はちょっと黴っぽいというかなんというか。

  明かりをつける。いたって普通の部屋だ。1Kの少し狭い部屋。

  壁一面には。

  おもわずにやけてしまう。俺は壁に貼り付けた一枚の写真を指でそっとなぞった。

  「ただいま。シュン。」

  

  見渡す限り。

  彼の写真。

  こっちを見ている彼。

  微笑む彼。

  泣く彼。

  彼。彼。彼。

  

  全てが愛おしくて。ずっと一緒に居たくて。

  ひとつひとつの写真を撫で回して…俺は台所に向かった。

  さっき買った食材を冷蔵庫に放り込んで使う分だけを取り出す。

  まぁ夜ご飯は軽くすませよう。昨日からの連続した行為のおかげで腰も痛いしだるい。

  スパゲッティを適当にゆでてその間にツナとマヨネーズと刻みのりを混ぜて…

  大体茹で上がったらそれでおしまい。あとは混ぜてと。

  「頂きます。」

  ボウルに入れたまま俺は自分で作ったスパゲッティを食べ始めた。

  まぁ一人で食べる夜ご飯というのはやっぱり寂しいもので。

  スマホを取り出しアプリを立ち上げて。

  ザザザ、というノイズ音に隠れてシュンの声。それとテレビの音だろうか。

  笑い声が聞こえてくる。何を見ているんだろう。そんなことを気にしながら俺は食事を進めた。

  もう彼の声が聞こえるだけで俺は嬉しい。ご飯も食べ終わって…さて、明日からまた仕事だ。

  少し憂鬱ではあるけれど…週末の事を考えればなんとか頑張れるというものだ。

  そそくさと着替えてスマホの電源を落とすと俺は布団に潜り込む。

  もちろん天井にはシュンの満面の笑みを浮かべた写真が張ってある。

  「お休み。」

  あぁ、俺。幸せだ。

  

  仕事の途中。なんとなく疲れた俺は少し休憩をとることにした。

  デスクから離れて適当な飲み物を購入する。この暖かい時期には珍しくなりつつある、ホットのミルクセーキだ。

  プルタブを開けると甘い香りが俺の回り一杯に広がる。ミルクセーキ…

  うん、ちょっとご無沙汰しているせいで頭が中学生レベルの発想だ。

  しかし…なんとなく思い浮かんだピンクの妄想はそう簡単に離れてくれなくて。

  この前の休日がありありと脳内で再生される。

  …俺はちょっと我慢できなくなってスマホのアプリを立ち上げた。

  まぁこの時間だしシュンも外に出ている事だろう。

  何も聞こえないと思うのだが。…ざざざっ、というノイズ。しばらく聞いていたけどやっぱりそれだけ。

  そりゃそうだよな、と思いながらアプリを終了しようとした時。

  がちゃり、とドアの開く音が微かに聞こえた。

  まだ仕事から帰るには早い時間のはずなんだけど…もしかして泥棒?

  アプリの画面と時計を交互に見る。そろそろ戻らないと怒られてしまう。

  しかしノイズの音と少しの物音がするだけでそれ以外は何も聞こえてこない。

  はぁ、とため息をつき俺はアプリを落とした。

  これ以上聞いてても仕方ない。空き缶をゴミ箱に放り投げて俺は自分のデスクに戻る事にした。

  デスクに戻ったはいいものの、やはり気になって仕事にまるで集中出来ない。

  まぁ今日終わらせなきゃいけないものがないというのがせめてもの救いか。

  何か言われないよう適度に残業して、俺はそそくさと職場を後にする事にした。

  エレベーターに乗り込みスマホを取り出していつものアプリを立ち上げる。

  しかしエレベーターの中では電波が悪いのか中々音が聞こえない。

  やきもきしているとちん、と電子音が響いてドアが開いた。

  飛び出して電波のいいところへ。ざざっ、とノイズの後に。

  楽しそうに笑う、シュンの声。そして。

  知らない奴の声。

  誰だ。

  そいつは誰だ。

  いや、きっと知り合いとか友達とかそんなんだ。そうだ。そうに決まってる。

  がたがたと震える足で俺はなんとか近くにあるベンチのところまで歩いた。

  座り込み用心深く耳を澄ます。楽しそうな声。笑い声。

  心の中がどす黒く染まっていくのが分かる。

  ギリッ、と音がした。

  それは俺が歯を食いしばる音。

  それでも俺はそれを聞き続ける。いや、違う、違う。

  そして。

  楽しそうな声は一度止まって。

  喘ぐ様な、艶かしい声。

  荒い吐息。

  唸るような声。

  ぐちゅぐちゅと聞こえる、卑猥な水音。

  あやうく俺はスマホを叩きつけるところだった。

  やがて喘ぎ声は高く大きくなっていく。

  肉と肉のぶつかる音。水の音。

  最後に一際大きな音がして。

  震えるようなため息が聞こえて。

  俺はアプリを落とした。

  そうか。

  違う違う違う違う違う違う違う違う違う

  「ふふっ」

  俺は笑った。

  認めない認めない認めない認めない認めない認めない

  「ははっ」

  笑った。

  そうか

  シュンは悪くない。悪いのは

  「だぁれだ?」

  答えなんて出てる。

  「なぁ?」

  

  

  

  おまえだ。

  [newpage]

  

  

  

  自分が狼であることを嬉しく思ったことは、これが初めてかもしれない。

  身のこなしは俊敏だ。牙だって爪だってある。

  シュンに近寄る薄汚い下衆は要らない。

  必要ない。

  電柱に隠れて、俺はそいつに近づく。

  シュンをたぶらかすやつ。この前見た、シュンとキスした奴。

  お前か。

  お前が。

  俺は脚に力を込めた。

  そして。

  

  「あ、もしもし?シュン?あのさ…もし大丈夫だったら今からそっち行きたいんだけど…」

  シュンに電話をかけて。出来れば会いたいと。

  足元に転がる肉を蹴り飛ばして俺はいつも通りに話した。

  悪いのはこいつ。けど、シュンにも少し反省してもらわなきゃね。

  俺がいるのにこんなのにたぶらかされちゃうんだもんね。

  了承を得て俺は電話を切った。…しかし部屋が汚れちゃったな。

  折角撮った写真もぐしゃぐしゃだ。後で掃除しなきゃ。

  まぁそれはシュンにお仕置きしてからでもいいかな。

  あ、外に出る前に体も洗わないと。こんな状態じゃ誰にも会えないよ。

  まったく、面倒ごとだけ押し付けて。死んだ後ですら俺を悩ませるこいつ。

  ぐしゃり、と乱暴に踏みつけて。骨と肉と内臓が飛び散った。

  あぁ、また。面倒だ。本当に面倒だ。

  

  血の臭いが染み付いちゃうじゃないか。

  

  体も洗った。返り血のついた衣服も変えた。…ちょっと臭わないか心配だけど、まぁ大丈夫かな。

  そして俺はいつものように買い物袋を持ってシュンの家に向かう。

  スーパーで買った材料。それと、睡眠薬に色々なお薬。後で使うだけだから持ってこなくてもいいんだけど。

  シュンがもし暴れたら止める事は出来ないし。

  ドアをこんこん、と鳴らすと、中からいつものようにシュンが出てきた。

  そしていつもの笑みを俺に向ける。そうだよね。俺が一番だもんね。

  「よう。まぁとりあえずあがってけ。」

  「おう。急に悪いな。」

  「気にすんな。俺も会いたかった所だし。」

  その一言に俺は微笑む。そうだ。俺だ。

  中に入って俺は早速台所に立つ。いつも通りに。

  「まだ晩飯食ってないよな?」

  「あぁ。これから食おうかと思ってたときに電話来たからな。」

  「じゃあさっさと作るわ。」

  今回の夜ご飯は質素に、消化のいいものにする。

  もし戻されても処理が楽そうだから。

  うどんを茹でてだしをとって、葱を切って。

  あっという間に出来る。それぞれの器によそったら。

  仕上げに、シュンの器には白い粉。至極無表情で。

  居間で待っているシュンのところへ持っていく。

  「お、今日はうどんか?」

  「あぁ。すぐ出来るし、消化にもいいっぽいから。」

  「?…まぁいいや。腹減ったし早く食おうぜ。」

  笑うシュンに少し罪悪感を覚えるけど。仕方ないよね。

  そしてシュンはなにも疑うことなくうどんをすすり始めた。

  俺も一緒に食べる。…口の中にまだあいつの血が残ってたのか、鉄の味がした。

  思わず顔をしかめる俺にシュンは首をかしげた。

  「どうかしたか?」

  「あ、あぁ、いや。なんでもない。」

  慌てる俺だったが、シュンはそれ以上何も聞かず無心にうどんをすすった。

  汁までしっかり飲み干し…食事を終える。

  俺も食い終わって…少し休んでいるとシュンは大きな欠伸をした。

  「ふぁ…ぁぁ…やべっ、なんか超眠くなってきたな…なんでだ?」

  「疲れてたんじゃない?別にいいよ寝ても。」

  「いや、折角カケルが来てるのに…」

  目を擦ったり顔を叩いたりしてシュンは必死に眠気を飛ばそうとしているようだ。

  けど、その程度じゃやっぱり眠気は飛ばないみたいで。

  やがてシュンは寝言のような聞き取れない言葉を発して…眠った。

  「お休み。」

  俺はシュンの頬に口づけをした。

  [newpage]

  

  

  暗い部屋の中で俺は椅子に座りながらじぃっ、と眠り続けるシュンを見ていた。

  少し薬が多かったのかなと心配になる。

  それとも、椅子に縛り付けた時に使った筋弛緩剤の量が多かったのかな。

  今のシュンは全裸で椅子に体を縛りつけ、腕は後ろに回させて縛り、足も椅子に縛り付けてある。

  時々びくん、と痙攣しているけれど、呼吸はしているみたいだし死ぬ事はないと思う。

  家に連れてきてからかれこれ3時間ぐらいはたったかな。

  と。

  「んぐ…ぅぅっ…」

  シュンの目がゆっくりと開く。濁った目は俺の存在にまだ気がついてないみたいだ。

  立ち上がり俺はシュンの頭を撫でる。

  「おはよう。」

  顔を上げて俺を見るシュン。濁った目に少しずつ光が戻っていった。

  そして自分の境遇に気が付いたのか声を出そうとする。

  けど、出ないよね。

  「ごめんね。さっき筋弛緩剤打ったし、今猿轡もしてるから喋れないよね」

  慌ててるシュンがとっても新鮮だ。可愛い。

  そして俺はシュンの額に自分の額をぶつける。

  「ほんとはこんなことしたくないんだけどね。でもね。シュンが悪い事しちゃったから、仕方ないよね」

  額から顔を離しシュンの顎を掴む。そしてある箇所を向かせた。

  そこにあるもの?ただの肉の塊。後で掃除する予定だから今はまだ真っ赤だ。

  シュンの表情が驚愕と恐怖と入り混じったものになって。ぞくぞくと俺は背筋に確実な快楽を感じた。

  思わず口角が上がってしまう。シュンにはこの表情、どう見えるのかな。

  「大丈夫。シュンにはここまでしないよ。あいつが一番悪いんだから。だからそんなに震えないでいいよ。」

  俺はシュンの肩に顔を近づけた。竜であるシュンの肩には頑丈そうな鱗が生えている。

  俺は丁寧にそれを一枚ずつ剥いでいく。時々苦痛に歪むシュンの顔が、たまらなくいい。

  うろこを剥いだその下。柔らかで弾力のある内皮。そこをぷにぷにとつついて。

  「アイツが一番悪いんだけどさ。でもね、すぐたぶらかされちゃうシュンも悪いからね。だからさ」

  がぱり、と俺は口を大きく開けた。

  「ちょっと、お仕置き。」

  そして。

  シュンの声にならない叫びが聞こえた。体に力が入らないなりに、必死に暴れてる。

  ぶちり、と肉の千切れる音。

  俺の顔はシュンの血でびしゃびしゃになった。口の中は血の味が一杯に広がり肉の塊が存在を主張してる。

  あいつの血を浴びた時はただただ不愉快なだけだったけど、なんだか暖かくて、笑ってしまう。

  「ははっ!あははははははははははははっはっはっ!!!」

  口の中にあるシュンの肉を咀嚼しながら俺は大声で笑った。

  シュンは痛みと恐怖からかただガクガクと震えるだけ。

  「そんなに震えないでも大丈夫だよ。ね?」

  咀嚼した肉を飲み込み血塗れのまま俺はシュンに顔を近づける。

  首から胸へ、胸から腹へ。俺はシュンの全身を嘗め回す。

  血と唾液の混じった液体はシュンの体を赤く染めた。

  どくどくと流れる血が、少しずつ固まっていくのが見える。

  俺は近くの机に置いておいた一つの注射器を手に取った。少し押してちゃんと液体が出るかを確認する。

  先端から半透明な濁った液体が溢れた。うん、大丈夫。

  注射針をシュンに近づけると目でそれが何かを尋ねてきた。俺は満面の笑みを浮かべる。

  「怖い薬じゃないから大丈夫。ちょっとぼーっとするかもしれないけど。」

  首筋の血管を探す間、シュンはまぁ暴れる。力がそこまで入っていないけれど…血管に刺すのが難しい。

  俺は満面の笑みをすっ、と無表情に戻してシュンの首筋を舐める。

  「ねぇ。暴れないでよ。また肉、食べちゃうよ?」

  口を開けてはぁっ、と呼気をもらす。ほんの少しこの口を近づけるだけで。牙を突き刺すだけで。

  シュンの首からきっと、鮮血が噴出すだろう。それはそれで見たい気もするし…浴びたい。

  けど、それは駄目。もうシュンと会えなくなっちゃう。

  何度も首筋を舐めていると、やがてシュンは暴れなくなった。ただ疲れたような目で俺をにらむ。

  あぁ、こうして睨まれるのも悪くない。

  首筋から舌を離すと俺は首を舐めてたときに見つけた太い血管に注射針を近づけた。

  皮膚を破る感覚が注射針を通して俺の腕に伝わる。そのまま少しずつ液体を血管へと流していく。

  びくん、とシュンが一際大きく痙攣した。それでも構わず俺は注射器の中の液体を全て注入した。

  空になった注射器を抜き、ゴミ袋に入れる。シュンの痙攣はまだ感覚を短くしていく。

  やがてシュンの目がとろん、としていきどんどん濁っていく。

  そしてそれと反比例するようにシュンの萎えていた肉棒は徐々に硬度を増し角度をあげていく。

  肉棒は極限まで堅さを増すと先端から先走りを零し始めた。

  さっき注入した薬の効果だ。とびっきり強力な媚薬に精力剤。

  これ一本で頭がおかしくなってしまうほどの代物らしい。

  そんなシュンの痴態に俺は生唾を飲み込み舌なめずりをする。

  俺は膝を突きシュンの肉棒をしゃぶった。口に含み少し吸い上げる。

  それだけで、シュンの全身は震え、肉棒から精液が噴出した。

  その量はこの前とは比べ物にならない。いつもなら飲み干せる程度の量のはずなのに、とても飲み干せそうにも無い。

  それでも必死に飲み込もうとするが…俺は思わず口から肉棒を吐き出した。げほごほとむせてしまう。

  その間もシュンの肉棒は精液を吐き出し続け俺の全身を汚した。

  全身が精液と血液でびしょびしょだ。でも不思議と嫌じゃなくて。

  精液のシャワー、と呼んでも大丈夫だろう。それを浴び続けて数分。

  ようやくシュンの射精は終わりを迎えた。精液と先走りに汚れた肉棒はそれでもなお堅く。

  もう一度顔を近づけ舌の先端で玉袋を転がす。この中で今も精液が生産され続けているのだろうか。

  少しの刺激にもどぷり、と精液を溢れさせ。玉袋はパンパンに張り詰めている。

  それに僅かに口づけをして、俺はシュンの膝の上に乗った。

  虚ろな目をしたシュンはもう暴れる事も俺を睨みつける事もしない。

  ただ目の前の俺を写し続けているだけだ。そんな彼の額にキスをして。

  俺は自分の肛門にシュンの肉棒を招き入れた。薬のせいだろうか、いつもよりずっと熱くて堅くて。

  「はぁぁぁぁぁっ…!」

  思わず俺はため息を零した。すさまじい存在感に俺の腸は苦痛を伝えようとする。

  けれど俺の脳はそれを快楽と受け取ったようだ。口を閉ざすことなく舌をはみださせて。

  肉棒は栓を忘れた蛇口のように先走りと精液の入り混じった液体を噴出し続ける。

  縛られている上に薬のせいで動く事のできないシュンの代わりに俺は腰を上下に振りシュンの肉棒に刺激を与えた。

  ずちゅずちゅと音がして腸液と精液と血液の混じった液体が俺の太腿を伝いシュンの脚に流れる。

  びくびくと痙攣するシュン。そして

  「あぁっ!ガァッ!すごっ、シュン、すごっ…!んぁぁぁぁぁ!!!」

  シュンは一際すさまじい勢いの射精をした。

  そのあまりの量に肉棒と肛門の隙間から精液が溢れ出す。俺もそれに対して嬌声を上げることで答える。

  けれど、まだ絶頂には達していない。もっと、もっと欲しい。逆流するほどに注いで欲しい。

  息も絶え絶えのシュンの首を甘く噛み、俺はまだ腰を動かす。

  「もっとしよう。ね?シュンは俺だけのもの。俺はシュンだけのものなんだから。」

  何度も耳元で呟き。部屋の中は血と精液と腸液の臭い。

  そして俺の嬌声と、催眠のように呟き続ける俺の声と、卑猥な水音と。

  何度俺は絶頂に達したのだろう。シュンは俺の精液に塗れて真っ白だ。

  「あ、来る!ぐがぁっ!げぽっ!ごぽぉっ…げほっ、ごほごほっ!おぇぇっぇぇぇっ」

  俺も口から精液を吐き出すほどにシュンの精液を受け止める。

  こんなの初めてだ。あまりの刺激に俺は白目を剥き精液を口から吐き出しながら気絶した。

  

  [newpage]

  

  

  目を覚ますと。俺は精液の水溜りに沈んでいた。全身がぬるぬるだ。

  口や手についた精液を啜り、俺は上半身を起こした。そして気がつく。

  肛門にあれだけ感じていた肉棒が、無いのだ。開ききった肛門はひくひくと蠢き精液を零した。

  部屋を見渡しても、あの肉の塊があるだけで、そこにシュンは居ない。

  「…ふふっ。」

  かくれんぼ?おいかけっこ?どっちでもいいかな。

  机の上においてあったスマホを手に取り、電話をかけてみる。

  プルルルル、と電子音。

  ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと。

  あれだけのお仕置きじゃ、駄目だったかな?

  逃げられると思う?

  「シュンは俺だけのものなんだから。俺はシュンだけのものなんだから。」

  虚ろにつぶやき、俺は部屋を後にした。

  そうだ。シュンが逃げようとするなら俺は追いかけるだけ。

  そうだ。いっそ。

  彼を俺だけのものにするには。

  

  

  

  「ころしちゃおっか」

  

  

  

  自分の牙で、自分の爪で。

  

  

  俺の存在を、刻みつけよう。

  

  

  

  「はははははっ!そうだよ、そうしようよ!」

  

  

  

  絶対に。

  

  

  

  「にがさないよ」

  

  

  

  (終)

  

  [newpage]

  

  あとがき。

  

  かれらのおはなし。の後に書いたお話。ツイッターかなんかで「漢字二文字とカタカナでタイトルっぽくなる」っていう事から「絡む二人の種族」を漢字にして「~~ネス」って響きにしようと決めた所から書き始めました。

  「~~ネス」…うーん、あ、シック!病気!って感じだった…と思います。

  イチャラブな話を書いた後はどうしようもなくこういったグロやすぷらったーな話を書きたくなってしまうのでついつい。

  それとキメセク!逆流!すぷらった!と書きたいもの全部詰め込み詰め込みで書いたため駆け足な展開になってしまったかなと反省。

  毎回駆け足ですが。

  

  

  

  純愛も過ぎれば狂気と変わる。

  アナタと貴方。お気を付けください。

  

  

  閲覧、ありがとうございました。

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