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狼勇者が脳みそ吸われて肉便器になる話

  魑魅魍魎。魔物や妖怪の類が蔓延る世界では、人の命など容易く消える。

  だが神や精霊ーそういった超常の存在が人に抗う術を与えた。

  超常の存在が課す試練。それらを乗り越えた人に力を、加護を与える。命尽き、肉体が朽ち果てても。もう一度、もう一度。この世に蘇り、人々を守る力。

  その力を持つ者を、この世界では《勇者》と呼ぶー

  狼の頭。鍛え上げられた肉体は無骨で力強く。手に持っているのは常人では持ち上げることすら困難な程大きい斧。

  浮き上がる血管、筋肉。全身についた無数の古傷。全てが勇ましく見る者の感情を揺り動かすだろう。

  「ぐぅっ…!!」

  「ほっほっほ、それで終わりかのう?勇者様?」

  「黙れッ!まだ俺はッ!」

  片膝をつき、しかし狼の視線は鋭く目の前の魔物を射抜く。

  蛸をそのまま頭部に置いたような異形。シワシワの手。細く骨が浮き出る肉体。粘液でぬたついた獣毛に覆われている下半身。

  …だがそこから発揮される力は狼とさして変わらない。

  そして何より厄介なのは頭にあたる部分。うじゅるうじゅるとおぞましく触手が蠢き、どこか甘い香りを立て、狼の敏感な鼻を突いたとおもえば体の動きを抑制するのだ。

  時折飛ばしてくる粘液は弛緩毒の類が含まれているのだろう、触れた部分が痺れ感覚が麻痺していく。

  長期戦は不利。…いや、そもそもこの魔物に一人で立ち向かうのは無謀だったか。

  狼はぐっ、と強く斧を握ると立ち上がった。

  今の状態では逃げる事など不可能。戦い続けることも困難。

  で、あれば。一太刀浴びせ、死ぬ。

  勇者の力を得ている狼にとって死ぬ事はそれ程恐怖ではない。当然避けるべき事ではあるのだが…今回ばかりはそうも言っていられない。

  「…いくぞッ」

  両手で斧を掴み、狼は吼えると地面を蹴った。

  弾丸を思わせる速度で魔物へと接近する。捨て身。身を守る事など一切考えない攻撃。

  渾身の力を込め、狼は遠吠えとともに斧を振り下ろす。

  ずがしゃぁっ!

  轟音が鳴り響き、狼の両腕に稲妻のような痺れが走る。

  …地面にぶつかった斧からの力が自らの腕に返ってきた。それは、つまり。

  「外れじゃ。残念じゃったのぉ。」

  小馬鹿にしたような魔物の声。それは狼の真後ろから響く。

  狼はぎりっ、と牙を食いしばった。恐らく魔物はこの身を肉塊へと変えるだろう。その痛みと衝撃に備える為に、強く、強く。

  魔物の吐息が首筋を撫でる。不気味で、おぞましい。どうすればこの魔物を討伐できるか。

  死ぬ間際に必死に脳を動かして…だが。

  訪れない。衝撃も痛みも訪れない。代わりに訪れるのは…

  「んひゃぁ!?」

  暖かい指の感触。そのくすぐったさに狼はこんな状況ながら素っ頓狂な声をあげ尻尾をびんっ、と立てた。

  「ほっほっほ、愛いのう、そそるのぉ。ワシはお主みたいな雄が大好きでたまらんのじゃよ。」

  「何をッ…!?」

  魔物は狼の肉体を後ろから羽交い締めにすると触手の蠢く顔を狼の頭に近付ける。

  うじゅるうじゅると粘液が絡み、触手が擦れる音。ぞわぞわと寒気が走り狼は身を悶えさせた。

  魔物の生臭い吐息が狼を包み込み、死より強い恐怖を幾重にも増幅させていく。

  「なぁに、すぐ分かる。」

  魔物の楽しそうな言葉に、狼は視線を動かした。

  魔物の頭。…そこが、ぐぱり、と、《割れた》。

  「ッ!?」

  ありえない。あり得てはいけない。名状しがたく、受け入れがたい現実。吐き気がする。だが現に、魔物の頭は割れ、無数の触手が蠢き、狼の肉体を包み込み始めた。

  「やめっ、なっ、なんっ…」

  「ほっほっほ、あまり暴れると苦痛が増すだけだぞ?それでは…」

  魔物の触手が狼の頭『だけ』を包み込む。耳の中に、触手が入り込む事が、狼には理解できた。出来てしまった。

  「いただきます。」

  馳走を前にした子供のように無邪気で、あどけない。

  無慈悲で残酷な言葉が、狼の頭に直接響き渡った。

  ぶぢんっ、と何かが耳の中で引き裂かれたような音が聞こえると思えば。そこから一切の音が聞こえなくなる。

  「ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”がぁ”ぁ”ぁ”ぁ!!!!?」

  自分が出している悲鳴すら、今の狼には聞こえていない。耳から侵入した触手が鼓膜を破り、そのまま中へ、脳内へ。

  突き進んでいく。うじゅるうじゅると、ぐじゅぐじゅと、聞こえないはずの音が聞こえる。

  痛みを感じないのが、何よりも恐ろしい。狼はただただがむしゃらに吼え、全身を何度も何度も痙攣させた。

  『ほっほっほ、いいぞ、いいぞ。お主の記憶に触れられそうじゃ。あぁ、甘いなぁ、旨いなぁ。久方ぶりの人の脳は旨いなぁ。』

  聞こえないはずの声が脳に響いている。違う。響いているのではない。

  直接脳に書き込まれている。ごりゅっ、ごりゅっ、と頭を突く≪音≫。

  細い触手が頭の中を這いずり回っている。涙が自然と溢れ出し、恐怖のあまりに情けなくも狼は失禁した。

  地面を濡らすその液体に魔物は愉快そうに体を揺すると狼の体をそのまま地面へと押し付けていく。

  『怖いか、怖いか。そうじゃろうなぁ、脳みそを弄られる事なんて人じゃあ有り得ないじゃろうなぁ。』

  「やめでっ、やめでぐれぇっ!おがしぐっ、おがじくなるぅ”ぅ”っ!!!」

  もはや恥も外聞もない。狼は泣きわめき、叫び声をあげた。死ぬ事はさほど恐ろしくない。

  …その死すら上回る圧倒的な恐怖。生命を超えた恐怖。

  『なぁに、すぅぐ良くなるから安心せい。…ぉ、ここか。』

  「んひ”っ!?」

  ずぢゅり。

  狼はびぐんっ、と全身を一際大きく跳ねさせると牙を喰いしばったまま…ピクリとも動かなくなる。

  『ほう、ほう、ほう。趣深いのう。これだけの肉体、雄も雌も放っておく訳などあるまいに…お主、性行為をした事が無いのか。』

  「ぁ”っ…ぁ”っ、ぁ”っ、ぁ”っぁ”っ…」

  魔物が僅かに頭を動かすと狼の全身が再び痙攣する。記憶を覗かれている。

  その事実も、そして。

  『それなら都合がいいのう。何も知らぬ無垢な体。真っ白な頭を塗りつぶすのはとても心地よい。では。』

  ずるり、ずる”り”、と。脳内で魔物の触手がぬたうった。

  これから自分に何が起こるのか。理解する。

  理解したところで。

  ぢゅ

  る

  り

  [newpage]

  「…ぅ”っ…ぅ”ぅ”…?」

  どぢゅどぢゅ、じゅぶじゅぶ、ぐぶぐぶ、と。粘液質な音が全身から響いている。

  そして全身に駆け抜けているこの感覚は…

  「ん”ぁ”ぁ”っ♥♥」

  狼はそこで大声を上げた。だがその色は、今まで自分が聞いたことの無い声だ。蕩けて、淫らで、崩れた声。

  あれ、何故自分の声が聞こえる?俺はいったいどうなっている?

  『ほっほっほ!良い仔じゃ!そうれっ!!』

  ぐびゅぅっ♥ぼびゅっ、ぼびゅぅぅっ♥♥ぼびゅびゅるぅぅぅっ♥

  「んぁ”ぁ”ぁ”はっぁぁ”ぁ”ぁ”んっ♥」

  何かが注ぎ込まれる。おぞましい何かが体の中に注ぎ込まれ、自分は蕩けた声を…喘ぎ声を上げる。

  なんだ、何が起きている?訳が分からない。自分は、魔物につかまり、脳を犯され…

  ぐぼっん、と体内から何かが抜き取られると…狼を犯していた何かは狼を地面に座らせた。ぐぢょ、と暖かい水溜りが狼の太腿を濡らしていく。

  『今日もたっぷり注がれてよかったのう。ほうれ。口で綺麗にしてくれ。』

  目の前に差し出されるのは、逸物…だろうか。だが狼の逸物と違い、禍々しく、太く…竿部分には無数の棘。根元は球が付いており、もし挿入されれば抜き取る事が出来なくなるだろうか。それを咥えろ、と?

  「…そっ、そんなものっ…出来るかッ…!!」

  狼は声を荒げると視線を上げ逸物の主を睨みつけた。そこに居るのは…

  狼の脳を犯した、蛸の頭をした魔物。

  だが決定的に違う。肉体が若々しく蘇っているのだ。老人を思わせる、しわしわの肌は今やぴん、と張り粘液を纏い妖艶にてかる。

  膨らんだ筋肉は狼を上回り、狼ですら子供の様に扱えるであろう逞しさ、凶悪さへ。

  何が、何が起きている。疑問は増えていくばかりで。だが狼はぎっ、と魔物を睨みつける。

  …魔物はというと。にやり、と頬に当たる部分を吊り上げた。

  「…ほほう、ワシに脳を吸われて自我を、思考を取り戻すとはなぁ。これが勇者の力か。ほっほっほ、面白い。面白いのう!」

  高笑いをすると魔物は狼から一度離れ、近くの大きな岩へと腰を掛けた。

  狼はふらふらと何とか立ち上がると構える。愛用の斧は無く、だが拳闘の類も多少は身に付けている。勝てる見込みは無いにせよ、このままなすがまま、されるがままされていい訳が無い。

  意識を失う前に行われた行為への恐怖以上の怒り。狼はそれらを魔物にぶつけるべく。

  「覚悟ッ!」

  声を上げた。そして地面を蹴ろうとして…そのまま前へとつんのめる。

  それに一番驚いたのは狼だ。

  何故、どうして?今自分は確実に地面を蹴った。そしてそのまま魔物へ飛び掛かろうとしていた。

  だというのに、この身は前へ、地面へ。情けなく倒れていく。

  体が…重い…?

  「ほっほっほっほ!いかがなさったかな?勇者様。」

  魔物の笑い声に狼は牙をぎりぎりと鳴らし、上半身を起こした。

  ずしり、と全身が重い。違う。重いのは全身ではない。

  腹だ。腹の部分が、酷く重たい。何が起きている。なんだ、なんだ。

  混乱する頭を必死に動かし、狼は重たい腹に手を当てた。

  どぐんっ、どぐんっ。

  「ぇ…?ぁ”…?あえ”ぁ”…?」

  腹に当てた手が、暖かい。暖かく鼓動している。

  だがその鼓動は自分の物ではない。自分の動いている心臓とは別の脈を打っている。

  背筋に冷たい稲妻が走り抜け、狼はがくがくと震えた。混乱。恐怖。何が起きている。今自分に、何が起きている?

  「なっ…なにをッ…貴様っ…!?」

  「なぁに、お主の脳を吸わせてもらっての。…その後はワシの好みの体に調教しただけよ。結果仔を孕んだ。それだけの事じゃ。」

  仔を、孕む?雄であるはずの自分が、魔物の仔を?

  あの魔物は何を言っている?

  魔物は岩から立ち上がると未だに混乱から立ち直る事の出来ない狼へつかつかと近付いた。

  身を起こした狼の目の前に、魔物の腹部が迫る。…体温が感じられる距離。息がかかる距離。

  どくんっ、どくんっ、と鼓動が高鳴る。腹の奥が疼く。

  「ぁ”っ…?」

  狼は困惑の声を上げながらしかし、手で膨らんだ腹を撫でまわした。まさか、そんなはず…

  魔物は狼を見下ろしながら股間の毛並みに毛を突っ込んだ。

  ずろろぉ、と魔物の逸物が再び外気へ晒される。狼はそこで、気が付いた。気が付いてしまった。

  「ぁ”っ…はぁ”っ…♥」

  先程見た時と全く違う。蠱惑的で、旨そうな逸物。脳では拒絶し、恐怖を抱いているはずのモノを、肉体が欲してしまっている。

  どびゅぅ、と雄穴から。…そして、逸物があったはずの部分。そこにある割れ目から粘液を迸らせる。

  ごく、と唾を飲み込むと狼は一心に魔物の逸物を見つめ尻尾を振った。

  「ほっほっほっほ。気が付いたか?今のお主はワシの可愛い可愛い道具。仔を産みワシに力を与える肉奴隷。」

  魔物の言葉が脳にしみ込んでいく。戻った理性、記憶、意識。

  それら全てに、肉体に刻み込まれた快楽と本能がしみ込んでいく。

  だらだらと唾液が零れる。違う、俺は勇者、勇者だ。こんな、こんな魔物の逸物など…

  「しゃぶれ。」

  「んぶぅっ♥♥」

  魔物の言葉を聞き取るや否や狼は魔物の凶悪な逸物を一気に細長いマズルで咥え込んだ。

  思考も理性も。肉体に刻み込まれた記憶には抗えない。

  咥え込んだ、ただそれだけで…

  「んぼぉぉ”ぉ”ぼぉ”っ♥♥」

  狼は目を上に向かせると全身を小刻みに痙攣させ、胸から大量の乳を噴き出させる。

  今まで生きていた中で感じたことの無い快楽。途方もない愉悦。そして自然と声が漏れ出ていく。

  魔物は心地よさそうに腰を震わせると狼の頭を撫でた。力強く生気が漲る手は触れただけで狼は全身を痙攣させる。

  体が、思考を侵食する。

  逸物を咥え込めば狼は両腕を魔物の腰に絡めると頭を前後に動かし始めた。

  じゅぼっ、じゅぼっ、と粘膜が擦れ、粘液が泡立つ音。魔物の逸物からびゅるびゅると先走りが迸り、狼の喉を灼いていく。

  「気持ちいいぞ、流石ワシの道具だ。…記憶が戻ったらどうなるかと思ったが、体は正直じゃのぉ。」

  上機嫌な魔物の声に狼は屈辱を感じながらも、それでも頭を振る事を。舌を這わせ逸物を吸い上げる事を。止められない。

  肉体が欲している。腹が欲している。それを律する事は、今の狼には不可能だった。

  「んぼっ、んぼぉお”っ♥んばっ、チンポッ、チンポっ♥おいひぃっ、んまぁ”ぉ”んぶぅ”っ♥」

  一度逸物を離したと思えばマズル全体で逸物を撫でまわし、淫靡な声を上げ、再び逸物を咥える。

  有り余る快楽。言葉を紡げば肉体が悦び、肉体が悦べば魔物が更に快楽を与えると脳が理解した。

  「そうかそうか、旨いか。どれ、使わせてもらおうかのう。お主の顔はワシを興奮させるのに足るよ。」

  「んごぉ”っ♥♥」

  そう言うと魔物は狼の頭をがっしりと掴むと自らの腰を動かし始めた。

  狼は目を見開く。だがその目はすぐにとろりとしたものへと変貌する。

  喉奥を魔物の逸物でえぐられ、それが傍目にも分かるほど激しいものであるのに。うっとりと恍惚に、瞳を蕩けさせていく。

  肉同士がぶつかり合う生々しい音。狼の喉奥と逸物の隙間から漏れ出る喘ぎ声。魔物の荒い息と笑い声。

  全てが絡み合い、狼を捕らえていく。

  「お主は最高じゃ!昂るよ、昂ってしまうよ!最高の便器、奴隷、道具じゃ!」

  魔物の言葉に狼は涙を流し全身を震わせ、そして両腕を強く絡め、魔物に抱き着く。驚くほどに熱く、厚い腹。背中。腰。

  鼻から先走りが溢れ出して顔を濡らしても、狼の肉体はそれを快楽として認識してしまう。

  「ぉ”っ、ぉ”っ、んぶぼぉ”ぉ”っ♥♥」

  「ではっ、まず、口にやろう!たっぷり受け取れッ!!!…そぅっ、らぁ”っ!!」

  狼の喉がぼっこりと膨れあがる。魔物の逸物が根元までしっかりとマズルの中に入り込み、そして。

  ぼぎゅぅぅっ♥びゅぐっ、びゅぐぅっ、びゅぐるるぅぅぅっ♥♥

  「ぉ”っ…♥♥」

  狼の喉の膨らみ。そこが歪なものへ変わった。

  注ぎ込まれる精液は、人のものと全く異なる。濃く、量も多い。

  液体、というよりも固体に近い。胃にどぼどぼと落ちていく音すら聞こえる。

  そしてそれらは腹の中で蠢きまわり、胃壁を突いて回っているような感覚。

  確実に仔を孕ませるためのモノなのだろう。

  「ぉ”ぉ”っ…んごぉっ♥」

  狼はそれらを飲み干し、しかし飲み込みきれない勢いで注ぎ込まれる精液が逆流する。

  鼻やマズルの端。それらの隙間からどぼどぼと溢れ出すと狼の全身へ降り注いだ。触れた部分から悪臭とも言える雄の臭いが立ち込め…

  それらが狼を蝕んでいく。

  「…ふぅ。」

  魔物は一息つくと狼の頭をわしゃわしゃと撫で、マズルから逸物を抜き取った。

  「んぐっ…はぶっ…じゅるっ…んっ…♥」

  残っていた精液を狼は口に含み、飲み込み、全身を再び震わせる。

  抜き取られた魔物の逸物は精液と狼の唾液を纏いてらてらと妖しく光った。

  「分かってもらえたかのう?」

  「ぁ”っ、はぁ”っ…んぐっ…んっ…♥」

  魔物の言葉を聞いてか聞かずか。狼は震える手で腹を撫でまわしながら甘く熱い息を漏らす。

  これからどうするべきか。何をされるか。体が理解できた。ならばあとは、それを進めるのみ。

  魔物の逸物は未だに萎えておらず、狼のマズルや鼻を叩いているのだから。

  「はぁっ…ぁ”っ、はぁ”んっ…♥」

  「どうした?勇者様。」

  「ほしっ…いっ…」

  狼の言葉に、魔物は頬を吊り上げる。理性や思考を奪った時には無かった言葉。それを紡ぐこと。

  「何が欲しいんじゃ?ちゃんと言ってくれぬと分からぬぞ?」

  魔物の言葉に狼は迷う事など無い。精液の水溜りに体を委ね、大股を開く。

  膨れた腹はぼこ、ぼこ、と蠢き、悦んでいる。股間にあったはずの逸物が無い事に違和感が無い。

  割れ目はぐぱぁ、と拡がり、蠢き、ひくつき。

  肉で出来た壁。精液で汚れたそこは、新たな種を迎え入れる準備を整えるように大量の粘液を分泌し甘い香りを放つ。

  「チンポッ、チンポ欲ひいッ、ほひいれひゅっ♥ぐびゅぐびゅっ、チンポしてっ、はらまひぇてっ♥うへっ、うへへぇっ♥チンポッ、チンポッ♥♥」

  悦びに歪んだ表情は、この上なく淫靡で。

  魔物はやれやれと呆れたように―嬉しそうに―肩を竦めると地面に膝をつく。

  「全く、記憶が戻ってもやる事は変わらぬ、か。少しは暴れてくれるかと思ったんじゃがのう。」

  「っひっ、ひひっ、いひひっ♥チンポッ、チンポ欲しいッ、きもぢっ、い”っ♥」

  「喋れるようになったら更に堕ちるとは思わなかったわ。勇者が聞いて呆れる。このチンポ大好き肉便器が。」

  狼の腰を掴み、僅かに浮かせると逸物の先端を狼の魔物に宛がう。

  ただそれだけで狼は達したのか胸から割れ目から雄穴から。再び新鮮な液体を迸らせ魔物を汚した。

  「ひひっ、すきっ、すきっ♥チンポ大好き肉便器ッ♥れひゅ♥はりゃむっ、はりゃみゅかりゃっ♥チンポはやっ、いれでっ♥おほぉっ、お”ぉ”ぉ”ぉ”っ♥」

  逸物が挿入されると狼は背筋を仰け反らせ、陸に打ち上げられた魚の様に何度も身を跳ねさせる。

  しかしいくら暴れようとも魔物の肉体は微動だにせず。魔物は適度に締め付ける狼の割れ目から与えられる恍惚にふぅぅっ、と深く息を吐いた。

  「んぉ”っ、ぉ”ぉ”っ♥♥いっ、いぎぃっ♥ちんぽっ、おぐに”っ♥ぎでっ、るぅ”っ♥」

  「まだ挿入れただけだというのにそんなに達して大丈夫かのぉ?お主のおマンコ、痙攣しっぱなしじゃぞ?」

  「だいっ、じょっ、おぶぅっ♥んぁ”っ、はぁぁ”っ♥チンポッ、おくっ、ぎでっ、いっ、いっでっ、いっでえっ♥♥」

  「大丈夫そうじゃの。では動くぞ。存分にイき狂え。はしたない肉便器よ。」

  「はひっ、はひぃ”ぃ”ぎぃ”ぃ”っ♥♥」

  魔物は肉体を狼に押し付けると抽送を始める。どぢゅるっ、どぢゅんっ、と轟音が鳴り響き、狼は一突きされるごとに。

  「ぉ”っ、ぉ”ぉ”ぉ”んっ♥ぉあ”ぉ”ぉ”んっ♥ぁ”ぉ”っ、ぉ”ぉ”ぉ”っ♥ぁ”ぁ”っ、んぁ”ぁ”ぁ”っ♥」

  涙を流し、舌をはみ出させ、両脚を突っ張らせる。何度も跳ねる全身。漏れる甘く蕩けた声。

  開いた口に、魔物は頭を近付けると触手をマズルや口の中へ挿入していく。

  「ふぼっ、ふぼぉ”っ♥んぶっ、んぶぅ”ぅ”っ♥」

  『ほっほっほ、これだけの事をされて壊れないとは最高じゃな。お主の粘膜も何もかも、全てが美味。全てワシのモノじゃ。』

  「ふぼぉ”っ、ふぼぉ”ぉ”っ♥」

  腰を激しく振り、狼の中をかき混ぜながら。魔物は更に狼の頭を、口の中を犯していく。

  押し付けられる狼より張り詰めた胸。太く硬い筋肉を蓄えた腕。斧すら弾き返せるであろう腹。

  ぐぢゅるぐぢゅると淫靡な水音が脳内に直接響き渡り…狼の全てを快楽に溺れさせていく。

  「んぉ”っ♥ぉ”っ、ぉ”っ、ぉ”っ、ぁ”っ、ぁ”っ♥♥ぁぉ”ぉ”っ♥」

  止まらない。快楽が止まらない。収まるどころかむしろどこまでも昇り詰め、張り詰め、昂っていく。

  狼は両腕で魔物を抱きしめ、自らの肉体を押し付ける。びゅるりと乳が噴き出し魔物と狼を濡らす。

  腰を振り、逸物の抽送を繰り返し、頭を犯し、胸を揉みしだき。全てが快楽となり、狼を至上の楽園へ誘う。

  「ぁ”っ、ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ♥」

  『…ふむ、これではお主の声が聞こえぬな。さぁもっと啼いておくれ。』

  「んひぃ”ぃ”っ♥」

  口の中を蹂躙していた触手が抜き取られる。だが狼はえづく事もせず、ただただ快楽の声を上げ続けた。

  「んは”ぁ”ぁ”ぁ”んっ♥いぐっ、いぐいっ、ぐぅっ♥チンポッ、なかっ、おひっ、ひひぃ”っ♥もっどっ、もっどぉっ♥あ”っ、らめぇ”っ、はらむっ、はらんじゃぅ”ぅ”ぅ”っ♥うまれぢゃうぅ”ぅ”っ♥」

  甘え、媚びへつらい。快楽を享受する。

  雄としてのプライドなどこの快楽の目に無意味。そしてそれを捨てる事を目の前の雄に知らしめる。

  「…クククッ、ククククカカカカカッ!!!良い、良いぞ…!思った以上にワシ好みになってくれているのう…!!これから一生、いや、ワシが死ぬまでお主を使ってやろう!その腹に何度も仔を孕ませてやろう!孕んでいても安心しろ、たっぷりとワシの種を注いでやる!時々脳も喰ってやろう!!クククッ、クカカカカッ!!!」

  「んひぃ”ぃ”ぃ”ぁ”ぁ”ぉ”ぉ”ぉ”んっ♥♥」

  魔物は嬉しそうに、高らかに宣言すると狼の割れ目を更に乱雑に。自分の思うがままにがむしゃらに犯していく。

  どづっ、どづんっ、と何度も何度も、奥の奥まで。仔を孕んでいる箇所の入り口まで逸物の先端で押し潰す。

  目の前がちかちかと明滅し、しかし意識ははっきりと保ち。その快楽を全身で受け止め、浴び、溺れる。

  びぐんびぐんっ、と一際大きく狼の中で魔物の逸物が膨らみ跳ねた。

  それを狼は見逃さない。腰に両脚を絡め、尻尾を振り、ねだるように自らも腰を振る。

  「ほひっ、ほひぃ”っ♥たねっ、ちんぽっ、いっぱっ♥おなかっ、こにもっ、そそいでっ♥♥んぉ”っ、ぉ”ぉ”っ、いぐっ、いぐいぐっ、いぐぅぅ”ぅ”っ♥♥」

  「いけっ、イけっ、いけぇ”っ!!クカカカカッ!!イくぞッ、射精すぞぉ”っ!!!…ぐぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”!!!!」

  「ぁ”っ、ぁ”っ…ぁ”ぉ”っ♥♥」

  奥深くまで逸物をねじ込み。がっしりと狼の腰を掴み。咆哮を上げ。魔物は腰を僅かに仰け反らせる。

  狼の中で。魔物の逸物が…爆ぜる。

  びゅぐっ…びゅぐぅ”ぅ”っ♥ぼびゅっ、ぼびゅるるるぅぅ”ぅ”っ♥どびゅっ、どびゅびゅぅぅ”ぅっ♥ごびゅぼびゅびゅぅぅっ♥

  「ぉ”ん”っ…♥♥」

  口の中にあれだけ射精されたというのに。狼の中に注ぎ込まれる精液の濃さも量も、先程とさして変わらない。

  べっどりと狼の中を満たし、埋め尽くし、腹を膨らませる。孕んだ腹が更に膨らみあがり…しかし狼は嗤う。嗤う。

  「ひ”っ、ひ”ぃ”ひっ♥♥いひひぃ”っ♥いっでっ、いっでるっ、のに”っ♥まだっ、い”っ…ぐぅ”っ♥♥」

  半ば白目を剥き、だが頬は吊り上がったままで。だらだらと唾液と精液の混ざった液体をマズルの端から零し。

  全身を何度も何度も痙攣させ、魔物に抱き着く。魔物は愛おしそうに狼を抱き返し、そして頭に触手を絡めた。

  『愛いのう。愛い奴じゃのう。そんなに良かったか?孕み腹に種を注ぎ込まれるのは。』

  「はっ…い”っ…ぎもぢっ…よすぎっ…でぇ”っ…♥ぉ”っ、ぁ”っ…?」

  『そうかそうか。…あぁ、旨そうだ、旨そうな脳だ。少し、少し喰らってもよいか?』

  記憶も理性も、何もかも。今の狼にとって、なんでも、どうでもいい。ただ目の前の雄が、魔物が悦ぶなら。

  「はひっ、のーみそっ、ちゅぅちゅうしでっ♥いいっ♥おれっ、はらむっ、うむっ、おかされるっ♥だからぁ、いいっ♥のーみそっじゅぶじゅぶしてっ♥♥またチンポぐびゅぐびゅしてっ♥くだひゃっ、いぃ”っ♥」

  『ふむ、ではそうしよう。』

  「ひっ、ひひっ…♥」

  うじゅるうじゅると、耳の中へ、触手が侵入していく。だがそこにおぞましさも恐怖も。今の狼は感じていない。

  記憶と理性が奪われ、一瞬自分の意識が無くなり。だがその先には至高が、快楽が待っている。そう分かれば、脳が吸われる瞬間の恐怖も、快楽になる。

  狼は逸物と割れ目の結合部からとろり、と濃い粘液を垂らし、頬を吊り上げた。

  『頂きます。』

  ぢゅ

  る

  り

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