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ゴブリンに囚われた狼さん

  「ぐげっ、ぐげげぇ!」

  どうみても言葉通じないなこれ。全身に走る痛みと痺れに俺は顔をしかめながら自分の置かれている状況を整理する。

  最近どうも畑や家畜が荒らされて困ってる、何とかしてほしい、と依頼が飛び込んできた。足跡やらやり口やらからゴブリンのせいだな、と判断。

  街からそう離れていない洞窟。俺はそこに乗り込もうとして…

  今現在、ゴブリンたちに担がれている。

  いや違うぞ。俺が弱いって訳じゃないぞ。完全に言い訳になるけど。

  三角形の耳は周囲の音を聞き逃さないし、濡れた黒い鼻はゴブリンたちの臭いを捉えていた。

  仮に不意打ちで二、三匹に飛び掛かられたところで爪と鍛え上げた腕で返り討ちに出来る。下手な武器だって弾く体。

  自分で言うのも難だが俺の体を求める雄も雌も無数に見てきた。

  …洞窟の入り口からちょっと離れてる所に食虫植物…というか食獣?植物というか。そういうのが生えてるなんて思わんだろう。

  触手を踏んでしまった俺の全身に麻痺作用のある液体を大量に浴びせかけて、あっという間に体は言う事を聞かなくなった。

  続けざまに俺の身に付けていた最低限の衣服を溶かす液体を浴びせて。ひりひりと火傷のような痛みを与える。

  触手がにじり寄ってきた所でゴブリンたちがやってきて。

  そんな状況である。

  「ぐげ、ぐげげ、ぐげ!」

  「ぐげ、ぐげ!」

  洞窟の中は雄の臭いがこもっていて不快である。風も通っていないようであり空気が澱んでいる。

  ゴブリンたちは何かを言い合いながら俺を寝かせるとドタバタと走り回っていた。

  そんでもって俺の周りに集まってくるのは洞窟の中に居たゴブリンたち。めっちゃ囲まれてる。めっちゃ見られてる。

  「ぐげ?…ぐげげ。」

  「ぐぐ。ぐげぐげ。」

  なんか言いながら俺の体にゴブリンの一匹の手が触れる。

  ただそれだけで俺はびぐんっ、と全身を跳ねさせてしまった。自分でも驚く。

  そんでもってそこから驚くのは俺の心臓がばぐんばぐんと跳ねまわり始めた事だ。

  痺れと痛みが気にならなくなるほど全身が熱くなる。そしてその熱は下半身に集まり始めて…

  股間の毛並みを押し上げて、俺のチンポがぼろん、と外へ飛び出てきた。

  もわぁ、と洞窟の中の雄の臭いを押し退けるほど強烈な臭いが俺から立ち昇る。

  しかしいかん。いつもと違う。発情期になると昇る臭いが混ざってる。

  「はぁっ…はぁぁっ…!」

  熱い。一度は下半身に集まった熱が全身に戻っていく。そしてまた下半身に集まり、俺は荒く息を吐いた。

  チンポがびくんびくんと跳ねまわり、先走りが飛び散る。ケツまでぐじゅぐじゅ、くぱくぱと蠢いているのが自分でも分かった。

  「ぐぎゃ!?」

  そんな俺の様子に、俺の体に触れたゴブリンはびくっ、と全身を跳ねさせると俺から少し離れる。

  なんて姿を見られてんだ、という羞恥心。これから何が行われるのか、想像できてしまう事への恐怖、恥辱。

  様々な思考がよぎる。だがそれもすぐに熱に溶けていく。

  ケツがぐぱぁ、と大きく拡がって、汁を垂らしてるのが見えなくても分かる。不快に感じていたはずの雄の臭いが、心地よさすら感じさせている。

  俺を見つめるゴブリンたちはごく、と唾を飲み込み…腰みのにテントを作っていた。

  拡がったケツは、塞ぐものを求めるように収縮し、唾液のように腸液を垂らし続ける。

  痒みを伴う疼きに、俺は瞳に涙を溜めながら。

  「たのっ…むぅっ…ケツッ、ケツ…にっ…!」

  言葉が通じているか、分からない。ただ熱に浮かされたように俺は言葉を紡ぐ。

  体が痺れているせいで上手く動かせないが、それでも俺は必死に。両脚を開く。

  「ぐ、ぐぎゃ?ぐぎゃぎゃ?」

  「げ、げぎゃ。ぐげぐあ。」

  もうだめだ、おかしくなる。頭がぼんやりする、意識が飛びそうになる。ケツも体も、疼いて痒くて、どうしようもない。

  俺を見下ろしながらゴブリンたちは…俺を囲んだ。

  その内の一匹が、開いた俺の両脚の間に入り込むと腰みのをずらす。

  俺のチンポ程大きくはない。だが竿部分に肉で出来た棘状の突起がついていて。先端はすらっ、としてるのに、竿の途中部分は歪に膨らんでいる。

  亀頭球に似てる形状、って言えばいいのだろうか。

  ビクビク跳ねて、先走りを垂らしてる。禍々しいのに、怖いのに、恥ずかしいのに。

  何で俺は今、ゴブリンのチンポに発情してるんだろう。

  「ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ、はぁ”っ…」

  「ぐぎぇ?ぐぎゃ…?」

  跳ねるチンポ。欲しい。欲しいと思ってしまっている。ケツを塞いで、かき混ぜられたい。

  尻尾が勝手に揺れる。腰がかくかくと動く。

  ゴブリンは俺の太腿を掴むと先走りをぬちゃぬちゃと俺のケツに塗り付けてきた。

  「ォ”ォ”ォ”ッ♥」

  思わずメスみたいな声が出てしまった。ケツがマンコになったみたいだ。チンポが触れて、ぐちゅぐちゅと軽く撫でられただけで、達してしまいそうになる。

  気持ちいい。あまりにも気持ちよくて、俺のチンポがぶるんっ、と揺れた。メスの快感に先走りがいっぱい出てきた。

  「ぐぎゃぎゃ?」

  「はやくっ、ケツッ、いれっ、てぇっ♥チンポでケツ、おマンコにしてくれよぉっ♥」

  みっともない。恥ずかしい。雄なのに、雌犬みたいに腰を動かして懇願するなんて。

  でも、もう、それぐらい俺は切羽詰まっている。それに、快楽をもっともっとと、体も、脳も欲してしまっている。

  ぼびゅっ、と音を立てるぐらいに勢いよく腸液が出てきて。ゴブリンのチンポをちょっと汚した。

  尻尾を振り、耳を動かし、瞳を潤ませ、チンポを一心に見つめ、舌がはみ出て、浅く呼吸を繰り返して。

  「ぐ…ぐ。」

  ゴブリンの手に力がこもる。くる、くるっ、くるぅっ…♥

  ずぶっ、ずぶぶぅっ…ずぼんっ♥

  「ォ”ッ…♥」

  ゴブリンのチンポが俺のケツマンを一気に貫く。亀頭球に似た部分も、全部挿入った。

  ケツマンを一杯にするチンポの感覚に、俺は途方もない恍惚を覚えている。目の前がチカチカ明滅を繰り返して、頭がふわふわとした感覚。

  叫ぶことも何もかも忘れ、俺は頬を吊り上げた。ゴブリンのチンポがどくどくと鼓動するのに合わせ、体が跳ねる。

  気持ちいい。ふわふわする。背中に稲妻が駆け抜けてる。幸せを感じている。

  ゴブリンは俺のそんな様子を眺めながら…やがて緩やかに腰を動かし始めた。

  ずろろろ、とケツマンを引っ張り出される。挿入された時と別ベクトルの、これまたすさまじい快感。

  「ぁ”っ、ぁ”っ、ぁ”ぉ”っ、ァ”ォッ、ぉ”っ♥」

  ずぶぶぶぶ、と再び挿入される。俺は背筋を弓のようにしならせる。目が自然と上を向いて、唾液を飲み干すことも忘れ、声を上げてしまう。

  一突き、二突き。リズミカルにチンポを抜き差しされると、その度に俺の脳はパンクしそうになる。

  気絶してしまいそうなほどに気持ちいい。

  ケツマンをかき混ぜられて、押し潰されて、ごづごづとチンポが俺のケツマンの中の硬い部分を突き上げる。

  「ァ”ァ”ォ”ォ”ォ”ッ♥♥ォ”ォ”ォ”ンッ♥♥」

  俺は涙を流しながら我武者羅に吼える。吠えなければ気絶して、そのまま昇天してしまいそうなほどの快楽が俺を襲うのだ。

  俺のチンポはびゅるびゅると間欠泉のように先走りを迸らせて。

  「ぎゃぎゃ。」

  「ぐぐ。」

  そんな俺を囲み、ゴブリンたちは俺の体に触り始める。

  「ぁ”っ、ァ”ッ、ァ”ァ”ァッ♥」

  ケツマンを突かれながら体を触られると、快楽が膨れ上がる。

  ぴん、と立った乳首をつねり、引っ張り上げらる。胸を揉みしだかれ、わき腹を撫でられる。

  全部、全部気持ちいい。それは時間が経てば経つほど、強くなる。

  「ァ”ァッ、ぁ”っ、ァ”ッ♥いぐっ、イグっ、いっ、いぐいぎぃっ♥」

  「ぎゃぎゃ!」

  全身を愛撫されながら。ゴブリンが俺の硬い部分を、気持ちいい部分を突き上げ。

  一匹のゴブリンが俺のチンポに触れた。軽く扱いて。

  「いぎっ、いぐいぐっ、いぐぅ”ぅ”ぅ”っ♥♥」

  どぼぶびゅるるぅっ♥♥ごぶびゅるうっ♥ごびゅびゅぅっ、びゅるぅっ♥

  俺はイった。自分で自分を慰める時と違う。雄や雌を抱いた時とも違う。

  多幸感が一気に押し寄せ、意識が消し飛んでしまいそうな快楽。

  体がびくんっ、びくんっ、と、自分の意思と反し、陸に打ち上げられた魚のように跳ねる。

  「ぎゃっ!?ぐぐっ、ぐぎぃっ!!」

  俺のケツマンの中でゴブリンのチンポが膨らんで跳ねた。

  「イっ、いっでっ、いっ、ぃ”ぃ”っ♥」

  イった直後にケツマンをぐちゃぐちゃとかき混ぜられると、多幸感が更に倍増する。頭がおかしくなりそうな程気持ちいい。

  鼻水と涙が溢れ出す。がくがくと全身が震える。なのに脚は自然とゴブリンの腰へ。絡んでいく。

  「ぐっ、ぎゃ!ぎゃ!!」

  ゴブリンはスパートをかけるように、一気に腰の動きを速めた。

  ずがんっ、ずがんっ、と腹から音が聞こえて。気持ちいい部分を何度も何度も突き上げて。ケツマンが絡んで。一気に吸い上げた。

  「ぎゃっ…!!」

  ゴブリンのチンポがおおきく、おおきくはねてぇッ…♥

  びゅるっ、びゅびゅぅぅぅっ♥ごびゅっ、ごぶびゅぅっ♥どぼぼぶびゅるぅぅっ♥

  「~~~~ッ♥♥」

  注ぎ込まれてくるゴブリンのチンポ汁は熱くて、濃くて、俺のケツマンを十分に満たしてくれる。

  ケツマンの中でぐるぐる動いて、チンポでケツマンをかき混ぜられている時とは違う快感。

  幸福感だ。ぽかぽかして、ふわふわして、頭がゆっくり溶けていってるみたいだ。

  目を開けている事が億劫になっていく。気持ちいい。気持ちよすぎて…おれ…

  [newpage]

  …あれ?俺、どうなってんだ?

  意識を取り戻した俺は…草やわらを敷き詰めた場所で横になっていた。

  腹の中がたぽんたぽんとしてるけど、それ以外は普通。なんか腰みのもつけている。着させてもらった、って方が正しいかも。

  ぱちぱちと数度瞬きをして、俺はゆっくりと上半身を起こす。

  ここに連れてこられる前に感じていた痺れや痛み、疼きはすっかり無くなっていて。むしろ健康、力漲る、って感じだ。

  頭がぼんやりするけど、寝起きだからだろう。寝起き?

  …

  「ぁ”っ!?」

  俺、ゴブリンに犯され…

  思い出すと急に顔が熱くなる。は、恥ずかしい!

  いや、まだ恥ずかしいと思えるだけマシか?もっと全身ぐちゃぐちゃかと思ったらそんな事無いし。っていうか毛並みもめっちゃ手入れされててふわっふわ。

  「ぎゃ?ぎゃぎゃ!!」

  と、俺を覗きに来たゴブリンが声を上げるとどたどたと走っていく。

  え?え?なに、え?

  そうすると…ずらずらっ、とゴブリンの群れ。

  「ぎゃぎゃ、ぎゃ!」

  「ぎゃげ、ぐげ!」

  「ぎゃぎゃ!」

  いやいやまってまって。全然状況が整理できない。わかんないわかんない。

  俺を囲んだゴブリンたちはなんか嬉しそうに笑ってるし、踊ってる奴も居るし。

  はてなマークを頭に一杯浮かべている俺に、一匹のゴブリンが近付いてきた。

  「げ、ぐげ、んんっ、無事、で、良かった。」

  「はぇっ!?喋…」

  「俺、だけ。ヒトの言葉、分かる。…お前、植物、襲われた、大変。あのまま、死ぬ。」

  「あ…あぁ…助けてくれたのか…」

  退治しに来たゴブリンに助けられるとは我ながら情けない話である。とはいえ助けてくれた以上。

  「ありがとう…」

  「いい。…なに、来た。」

  「…えと、その…」

  言いづれぇ…けど言わなきゃなぁ…

  「その、近くの街とかがゴブリンに荒らされてるって聞いたから、退治しに…」

  「そうか。…それ、おれたち、違う。別、群れ。おれたち、も、困る。」

  俺の言葉に怒るでもなく、ゴブリンは落ち着いた様子でそう話した。

  どうやらゴブリンの群れはいくつかあるらしく、ここのゴブリンたちは人里に降りたりしていないようだ。

  でも別の群れは人里に降りて荒らしたり、中には人さらいなんかもしているらしく…

  「討伐、いやだ。だから、俺達、話、つける。」

  そりゃ他の群れ一つのせいで何にもしてない自分たちが駆除されたりするのは嫌だよなぁ。

  …俺はこくこくと頷いて…よし、と手を打った。

  「なぁ、俺も手伝わせてくれよ!助けてもらったお礼もしてぇし!」

  俺の提案にゴブリンは目を丸くして…だがこくり、と頷いてくれた。

  [newpage]

  ゴブリンと組んでゴブリン退治。なんだか不思議な感じだ。

  今となってはいい経験だったな、と思ってる。

  「じゃあこれ街に持ってくわ。」

  「いってらっしゃーい!」

  洞窟から出る俺に手を振るのは狼の尻尾と耳の、ゴブリン。それと、俺より少し小さいゴブリン。

  視線を背中に受けながら、俺はゴブリン特製の料理や飲み物をよっ、と背負い歩き始める。

  「おーい、俺も行くぞー!」

  尻尾を揺らしていた俺に後ろから声をかけてくるのは龍。

  俺と同じように、ゴブリンと家族になった、一人。

  「お前もまぁすっかり元気になったよなぁ。うんうん。」

  「おめぇに助けられたわけでもねぇけどな。」

  「まぁそりゃな。」

  軽口をたたきながら、道を歩いて。

  護る家族がいる、っていうのはいいもんだ。

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