あなたは、かつて誰も制覇することが出来なかったダンジョンの前にいます。
中には金銀財宝が眠っているという…
[jump:2] 中に入る
[jump:3] 引き返す
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2、中に入る
あなたは意を決して中に足を踏み入れた。
中は闇が広がっており、なにか明かりがないと前も後ろも見えない状態だ。
あなたは
[jump:4] そのまま歩き続ける
[jump:5] 壁伝いに歩く
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3、引き返す
あなたは勇気が出ず諦めて引き返した。
「ほう…諦めてしまうとは。なんて情けない!」
あなたの脳内に謎の声が響く
「そんな臆病ものに相応しい姿に変えてやろう」
直後全身がゴキゴキと音をたて縮みだす。
おしりからはビリッと音をたて、長い尻尾が生え、全身に白い毛並みが揃う。
そして、それが顔まで到達すると、あなたの口は前にせり出しマズルを形成する。
そして耳が頭の上に伸び大きく扇方に広がる。
「チューッ!チューッ!!」
助けを呼ぼうと声を荒らげるがそこから出るのは言葉ではなくただのネズミの声
そして、数分がたつとそこにはあなたの服が積み重なっており、その下からモゾモゾと1匹のネズミが出てくる。
そして、チョロチョロと辺りを動き回ったあと、目の前のダンジョンに同胞を求めて入っていった。
[jump:1] 選択肢に戻る
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4、そのまま歩き続ける
あなたは、明かりを探すため歩みを進める。
すると足元からカチッという音がした。
どうやらなにかのスイッチを踏んでしまったらしい。
すると天井から筒状のものが落ちてき、あなたを包み込む。
あなたは外に出ようとバンバンと壁を叩くがビクともしない。
そうしていると、またもや天井からドロっとした黄緑色の液体がたれてきて、あなたにまとわりつく。
振り払おうともがくが、もがけばもがくほどその液体はまとわりつき、いよいよ、あなたを包み込んでしまった。
そんなときあなたは体の変化に気づく
その液体と体が一体化してしまっている感覚を覚えたのだ
段々と手足が溶け無くなっていき、体も少しずつ小さくなっている。
その変化にどこか気持ちよさを覚えたあなたは体を任せてしまう。
そうしていくうちに、顔も溶けだしあなたという存在が全て液体に混ざってしまった。
数分が経ったあとプシューと音が鳴り、筒が天井へと登る。そして、その中には赤いコアを中央に浮かせたスライムがたっていた。
新しい体に喜びを覚えたのかあなたはプルプルとうねらせながら、これから訪れるであろう冒険者を向かい打つために佇むのであった。
[jump:2] 選択肢に戻る
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5、壁伝いに歩く
暗闇の中むやみに歩くのは危ないと感じたあなたは壁に手を当てながら歩くことにした。
そうしていると手元に何かが当たる。
それはドアノブであった。
どうやら目の前にドアがあるらしい。
あなたはそれを
[jump:6] 開けた
[jump:7] 開かなかった
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6、開けた
何か行動を起こした方が良いと思い、ガチャっと扉を開ける。
そこは暖炉がある4畳ほどの部屋であった。
しかもその中央の机にランタンが置かれている。
あなたはそのランタンを拾い、火をつけることに成功した。
灯りを手に入れたあなたは再び部屋の外にでて探索を再開することにした。
[jump:10] 探索を続ける
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7、開かなかった
不用意に行動を起こすと危険だと感じたあなたは、ドアを開けず歩いていく。
しばらく歩いていたとき、ガコッという音と共に触れていた場所が凹み、あなたは壁へと倒れてしまう。
そのまま壁に激突するかと思われたが何故かすり抜け、壁の中に溶け込んでしまった。
目を開けると
「コケーッ!」
そこは排卵所のようで、たくさんのニワトリが檻に入れられ、卵を産んでいる。
あなたは何とかその部屋から出ようと探索を続けるが
「おや?どうして人間が僕のユートピアにいるんだい?」
という声があなたの真後ろから聞こえる。
恐る恐る振り向くと、そこにはあなたよりひと回りもふた回りも大きいニワトリがこちらを向いて話している。
「そっか、あそこの入口から降ってきたんだね。だからあんなところに入口をおくなって散々言ったのに…」
そうブツブツと独り言を言っている。
あなたはそれがチャンスだと思い、後ずさりすると
「ちょっと!何逃げようとしてるのさ!少しでいいから僕と話そうよ!」
そんな怪しすぎる誘いをしてくる
あなたは
[jump:8] 誘いを受ける
[jump:9] 逃げ出す
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8、誘いを受ける
怪しいと感じたがこのニワトリに上手いことなにか聞き出せないかと思い、その誘いを受けることにした。
「おお!やったあ!人間と話すことなんて滅多にない事だからね!嬉しいよ!」
その大きい図体をドシドシと揺らしながら、喜んでいる。
それからそのニワトリと他愛のない会話をした。
わかったことといえばそいつの名前が「カイン」ということくらいだ。
何時間が過ぎた頃だろう、あなたは段々と嫌気がさしてきて、いっそ逃げて帰ろうかと思ったとき
「あ!僕そろそろみんなの世話をしないといけないんだぁ!もっとお話したかったけど仕方ないよね…」
といい、のそっと立ち上がる。
そして
「じゃあ僕は作業しなきゃだからまた今度ね!あ、ちなみに僕の後ろに出口があるからそこから出るといいよ!あと、これもあげる!道に迷ったら行けないでしょ!」
といいカインはあなたにランタンを渡した。
灯りを手に入れたあなたは一連の流れに不信感を募らせながらもその言葉を信じ、カインの後ろにあったドアから外に出た。
[jump:10] 扉の外
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9、逃げ出す
「ああ!どこ行くのさ!待ってよ!」
後ろからニワトリの声が響いてくるが、そんな事は無視してあなたは、出口がないか走りながら探索する。
「もう!僕怒っちゃった!言うこと聞かない君は僕のペットになって貰うからね!」
その声とともにあなたの体が光り出す。
何が起こったのかとあなたは体を見ると、足が黄色く変色し、ゴキッという音と共に縮小する。
一気に身長が縮んでしまったあなたは体制を崩し尻もちを着く。
そして、地面に着いていたてからはバサバサッという音が鳴り、鳥の羽がぷつぷつと生えてくる、あなたはそれを抜こうとするがそれよりも早く羽の進行がはやく、びっしりと腕全面に生え揃った。
同時に体にも羽毛が生え、あなたは顔を残してそれ以外は目の前にいるニワトリと同じ体になってしまった。
それもつかの間変化は顔に到達する。
口が黄色く変色し、前に突き出しくちばしが形成され、顔全体が白い羽毛で包まれる。
耳は消失し、髪の毛も全て抜け落ちた。
その代わりに頭には赤いトサカができ
「コケーッ!!」
完全にニワトリと化したあなたは産声をあげるようにひと鳴きした。
それから数日後
「みんな!今日もたくさん産むんだよ!」
という声と共にあなたの一日は始まる
そしてその声が聞こえると
「「「「コケーッ」」」」
とあなたを含めたニワトリたちは意気揚々と鳴き声をあげる
そして、あなたはこの檻の中で延々と卵を産み続け、主であるニワトリ「カイン」のペットとして、一生を過ごすのであった。
[jump:7] 選択肢に戻る
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10、
周りが明るくなると床や、壁に様々なスイッチが設置されていることに気づき触れないように慎重に歩いていく。
すると目の前にふたつの分かれ道が見えてくる。
右からはいい匂いが、左には今までと同じような暗闇が広がっている。
[jump:11] 右に進む
[jump:12] 左に進む
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11、右に進む
あなたはその匂いにつられて右に進んだ。
そこには鳥の丸焼きやピザなどたくさんの食べ物が長いテーブルに置かれている。
急にお腹が空いてきたあなたは耐えることが出来ずガツガツと手で掴んで食べ始めた。
しかしどれだけ食べても空腹が収まることはなく、あなたは食べ続ける。
そのせいで、お腹がどんどんと大きくなっていき、垂れ下がる。
そんな事は気にもとめず食べ続けるあなた、すると、食べ物を掴んでいた手が引っ付いていき、蹄のような形になってしまう。
そのせいで、ものを掴みにくくなってしまったあなたは、食べ物に顔を近ずけ、犬食いをする体制になった。
それでもなお食べ続けるので体もむくむくと大きくなり服を引き裂いて、素っ裸になる。
しかも、その肌は段々とピンク色になっていき、うっすらと産毛も生えていく。
その変化は顔にも及び、だんだん鼻息も荒くなり
「フガッ!フゴッ!」
と豚のような鳴き声をあげている
ついに食べ物がなくなり、顔をあげるあなた
そこには、せり上がった鼻、そしてそれに伴うようにマズルが形成されている。
そして、耳はビラビラとしたものに変わり、毛が全て抜け落ち、完全な豚と化してしまったあなたがそこに座っていた。
あなたはしばらく「フゴッ!プギィ!」と鳴いたあと次なる食事を求めて四足歩行でのそのそと、その大きな脂肪を揺らしながら歩いていくのであった。
[jump:10]選択肢に戻る
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12.左に進む
あなたは暗闇を照らしながらひたすらに歩いていく。
すると目の前に扉が現れあなたはその中にはいる。
そこには大きな丸いテーブル
その上に金色の鍵と丸い鼻輪のようなものが置かれている
あなたは
[jump:13] 鍵を取る
[jump:14] 鼻輪を取る
[newpage]
13 鍵を取る
あなたは鍵を取った。
すると『ゴゴゴゴ』という音と共に身の前に赤い扉と青い扉が現れた
あなたは
[jump:15] 赤い扉に入る
[jump:16] 青い扉に入る
[newpage]
14.鼻輪を取る
あなたは鼻輪を手にした。
すると勢いよくあなたの鼻に装着される
あなたはそれを取ろうと必死に両手でもがくがビクともしない。
それどころかその両手はだんだんと黒みを帯びていき、指同士もひっつき始める。
そうしてあなたの手は蹄へと変化してしまう。
それと同時にあなたは立つことが出来なくなり四つん這いになり、体がボコボコと音を立てながら筋肉質になり、黒と白の斑点が浮かび上がる。
その様子に戸惑っているのも束の間、耳が頭の方に移動し、口元が伸びマズルを形成する。
あなたは、叫び声をあげるが「ブモー!モー!」と言う言葉が部屋に響き渡るだけ。
それに絶望したあなたは抵抗することをやめ、なおも変化し続ける体を眺め続ける。
そして体の変化が終わると、そこには大きな一頭の牛が佇むだけ。
すると、あなたの周りが光る。
その光が止むとあなたの周りに草むらが広がる。
あなたは目の前にある草を見つめると無性に食べたくなり、しばらくすると「モー、ブモー」と鳴きながらむしゃむしゃと食べ始めた。
[jump:12] 選択肢に戻る
[newpage]
15、赤い扉に入る
あなたは赤い扉を開けた。
中は広い空間で、薄暗く天井には月のような球体が浮かんでいる。
あなたは何気なくその月を見ていると、体が疼き、動悸が激しくなる。
思わずしゃがんでしまうが、顔は月から目が離せない。
息苦しさに耐えていると、手が段々と黒ずんでいることにあなたは気づく。
その変化に戸惑っていると、バキッと体から音がなり、痛みを感じる。
その痛みと同時にあなたの体が1周り大きくなる。
その大きくなった体も手と同じように黒ずんでいき、体毛が生え始める。
その体毛は身体中に広がったあと、手、足にも到達する。
到達すると共に、手は大きく広がり、鋭い爪が伸び肉球もできる。
足も、縦に長く伸び、手と同じような鋭い爪が生え揃う。
体の変化と呼応するように自然と四足歩行になるあなた。
依然月を見上げている顔は、耳が縦に延び頭の上に移動し、口に牙が生え、真っ直ぐに伸びマズルを形成する。
「グルルル…」と低い唸り声が喉の奥から響く。
そして、顔全体が黒い毛側で覆われると、そこには1匹の大きな狼が佇んでいた。
変化が終わると同時にあなたは月を見上げ、「ウオオオオオオ!!」と遠吠えをし、赤い扉を通り抜け、眷属を探すかのように、ダンジョンの奥へと歩いていった。
[jump:13] 選択肢に戻る
[newpage]
14、青の扉に入る
あなたは青の扉に入った。
そこは広い空間で、中央にポツンと机が置かれている。
その机の上には1本の大きな斧が置かれている。
その奥には紫の扉があり、禍々しいオーラを放っている。
あなたは
[jump:16] 斧を手に取り扉に入る
[jump:17] 素手で扉に入る
[newpage]
16、斧を手に取り扉に入る
斧を手に取ったあなたはそれを携え、紫の扉を開ける。
そこには「貴様が次の獲物か」と腹にも響くかのようなどす黒い声が聞こえ、大きな紫色の鱗が生えたドラゴンがあなたの目の前に立ちはだかる。
「我はドラゴロード。我が財宝が欲しければ、我を打ち倒してみよ。」そう言うと、ドラゴロードは手を広げ、咆哮をあげる。
すると、その後ろからあなたの腰ほどの大きさの小さいドラゴンが、「キュイッ!キュイッ!」と鳴きながら現れる。
あなたの次の行動は
[jump:18] 斧でドラゴロードを攻撃する
[jump:19] 防御体制をとる。
18、攻撃する。
あなたは斧を握りしめ、ドラゴロードに飛びかかった。
ドスッとその斧はドラゴロードの腹部に突き刺さる。
「その程度の攻撃で我を倒せると思っているのか!」
そう言うと、ドラゴロードは腕でなぎ払い、突き刺した斧と共に、あなたは弾き飛ばされる。
壁に激突したあなたは呼吸が一瞬止まる。
その一瞬が命取りだった。
「貴様がそんなものでは、斧が可愛そうではないか。我が貴様をその斧に似合うような姿に変えてやろう。」
そう言うとドラゴロードは口からブレスをあなたに吐き出した。
それをモロに受けたあなたは、鼻が平べったく豚のようになり、口が前に伸び、大きな2本の牙が下顎から伸びる。
抵抗しようとすると「フガッ!フゴッ!」という声しか出ない。
自分の変化に動揺していると、ボンッという音と共に、あなたのお腹が茶色い毛側を生やしながら、ぶくぶくと膨れ上がる。
それと相反して、腕、足は筋肉質に膨れ上がる。
そして、服も鎧から、薄汚れた汚い布切れ一枚に変化し、その布の隙間からは汚く生え揃った毛皮がとびでている。
顔、体の変化が終わったあなたは誰が見ても完全な豚のオークと化してしまった。
「その斧に似合う素晴らしい体になったな。」そうドラゴロードが言うと、あなたは「フゴッ」と鳴き声をあげながら、跪いてしまう。
「貴様はこれから、その巨体と武器を活かし我の財宝を守るのだ。」そうドラゴロードから命令されるとあなたは「プギーッ!」とひと鳴きあげ、傍らにある斧を拾い上げ、主を守る1匹のオークとして冒険者を襲い続けるのであった。
[jump:16] 選択肢に戻る
[newpage]
19、防御体制を撮る
これから来る脅威に、あなたは斧を自分の前に構え防御体制をとる。
「ほう、そんなに警戒していると、足元を救われるぞ。」
とドラゴロードはニヤリと不敵に笑う。
その時、いつの間に居たのか、無数の小さいドラゴンがあなたの足元から飛び出してくる。
それに驚いたあなたは為す術もなく、床に倒れてしまう。
「キューッ!」
その隙を見逃すまいと、ドラゴン達はあなたに覆いかぶさってくる。
あなたは抵抗しようとするが、どんどんと覆いかぶさっていくドラゴン達に圧倒され、体を動かすことが出来ない。
そうしている内にあなたの体が段々と小さくなっている感覚に陥る。
それでももがき、抗おうとするあなたの手は段々と鋭くなっていき、紫色に変色していく。
その変化に気づかないあなたは未だもがき続けるが、漏れている息遣いが高くなっていき「キュッ!キューッ」と覆いかぶさっているドラゴンのもののようになってく。
群がっている、ドラゴン達の隙間から見えるあなたの顔はゴキゴキと言う音を立てながらマズルが伸び、目が細長くなっていく。
「もうよい」群がり出してから少しした後、ドラゴロードはドラゴン達にそうひと声かけると、あなたの上から1匹、また1匹と降りていき、ついにあなたの体は開放される。
しかしそこに倒れていたのは、先程まで群がっていたドラゴン達のように変化していたあなただった。
「ふん、なかなか良い見た目になったではないか。ほれ、ちこうよれ。」そうドラゴロードがあなたに命令すると「キューッ!」と可愛らしい声をあげながら立ち上がり、その小さい体を左右に揺らしながらドラゴロードの前に歩いていく。
「これから貴様は我が眷属として、同胞たちとこの財宝を守っていくのだ。」
そうドラゴロードに宣言される。
とその言葉を聞きあなた「キューッ!キュッ!キュッ!」鳴き声をあげながら、ほかの仲間たちの元に混ざり、ドラゴンの群れの1匹としてこれからもドラゴロードを守っていくのであった。
[newpage]
17、素手で扉に入る
あなたは斧を警戒し、何も持たずに扉に進んでいく。
そこには「貴様が次の獲物か」と腹にも響くかのようなどす黒い声が聞こえ、大きな紫色の鱗が生えたドラゴンがあなたの目の前に立ちはだかる。
「我はドラゴロード。我が財宝が欲しければ、我を打ち倒してみよ。」そう言うと、ドラゴロードは手を広げ、咆哮をあげる。
すると、その後ろからあなたの腰ほどの大きさの小さいドラゴンが、「キュイッ!キュイッ!」と鳴きながら現れる。
あなたは拳を握りしめ、対峙する。
「さあ、我をせいぜい楽しませよ。」
というドラゴロードの言葉と共に、小さなドラゴン達が一斉にあなたに飛びかかる。
1匹。また1匹とあなたに群がり続けるドラゴンの群れにあなたは拳をクロスにして耐えることしかできない。
そう猛攻に耐えているあなたの拳に変化が起こった。
あなたの拳から腕にかけて眉をゆがめるほどの光を帯びて発光しているのだ。
その光から伝わってくるパワーを感じたあなたは、勢いよく腕を振り上げる。
先程まで動くことが出来なかった腕は難なく上がり、群がっていたドラゴン達を押し退けることに成功した。
「キューッ!?」いきなりの反撃にドラゴン達は動揺しているが、再度あなたに飛びかかる。
しかし未だ光り続けているあなたの拳の前では虫ケラ同然。1匹、また1匹と反撃に合いなぎ倒されていき、とうとう最後の1匹をあなたは撃破することに成功した。
「ほう、我の同胞達をいとも容易く倒すとは…」
そう感嘆の声を上げたドラゴロードは低くうなり「ならば我が直々に相手をしてやろう。」そう言い終わるや否や大きく口を開け、紫色のブレスをあなたに吐き出した。
それをあなたは拳で殴り、あなたの目の前でブレスが止まる。
「な…我のブレスをいとも容易く……
な…!」
そうドラゴロードが戸惑っている隙を狙い、あなたはその拳の光をいっそう強く光らせ勢いよくドラゴロードの巨体を殴りつけた。
ドギャンッと言う音と共にドラゴロードの腹に大きな風穴が開いた。
「ぐ…き、貴様ァ…!良くも我をォォォ…!!」
そんな断末魔を上げドラゴロードは塵となり消えた。
ダンジョンの主を倒し、完全攻略することが出来たあなたは、財宝の在処を探す。
しかし、どこにもそれらしいものは見当たらない。
あなたは額に汗を浮かべながら必死に探す。
そして、必死が故にあなたはあなた自身の体の変化に気づくことが出来なかった。
財宝を探すために地面を踏みしめている足は段々と大きくそして紫色の鱗が生え膨れ上がり、指からは鋭い爪が伸びる。
足の変化の後その鱗は段々とあなたの体に迫っていき、お腹に到達する。
その時ようやくあなたは自分の体の変化に気がついた。
が、もうどうすることも出来ない。
鱗が到達したお腹は腹筋が段々となくなり、ぶくぶくと膨れ上がり、それに引っ張られるように、あなたは少し前かがみになる。
そしてその鱗は手に到達すると、腕が筋肉質にバキバキと音を立て大きく、そして手のひらはゴツゴツとした肌触りになり足の爪と同様の大きく鋭い爪が生え揃う。
その腕の変化を動揺しながら見つめているあなたの瞳は、瞳孔が縦に細くそして眼球が黒く変色する。
その後口が前に真っ直ぐに伸び、ドラゴンのような大きな口が形成される。
あなたはゴツゴツとした手で真っ直ぐに伸びた口に触れ、絶望する。
あなたは先程倒したドラゴロードになりつつあるのだ。
そんな事を考えている間にもどんどん変化は進んでいく。
ついにはあなたのおしりから長いしっぽが生えそこにも紫の鱗がびっしりと付いていく。
「グルルルル…」パニックになったあなたは声を上げるがドス黒い低い唸り声しか出すことが出来なかった。
そしてとうとうあなたの顔に紫の鱗が生え揃え、あなたの見た目はつい先程倒したドラゴロードに変貌してしまった。
変化が終わったと同時にあなたは「ウガアアアアアアア!!!」と地鳴りがするほど大きな咆哮を上げた。
そしてニタリと笑うと、新たなダンジョンの主として冒険者達を待ち構えるのであった。