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【ヤンデレ諦観受容型な羊獣人さんは貴方の全てを受け入れてしまいます。】
【ヤンデレ諦観受容型な羊獣人さんは貴方の全てを受け入れてしまいます。】
{!以下必読おねがいします!}
☆1人称・2人称改変可能
☆作者名(糸藤 出雲)の表記をしてください。
☆pixivコメントなど、メッセージ等でお知らせくれたら見に行けるので助かります!
☆男女兼用(男女視点自由)台本です。
☆【】は背景描写です。
☆〔〕は仕草描写です。
☆過度な改変だけはやめてください
☆SEなどは自由なので読み手様の参考程度にお読みください!
☆ご感想など執筆の励みになりますので
お気軽にコメントください☆*:.。
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〔※SE:朝の鳥の囀り・靴音〕
〔※柔らかく聞き手に話しかける貴方〕
〔※聞き手を見つけ穏やかで嬉しそうに〕
あ、おはよぉございまぁす
今日も貴方が一番最初のお客さんですねぇ
ふふ…。
ちゃんと"いつものパン"も焼きあげて待ってましたから
今、お包みしちゃいますねぇ
ちょっとお待ちくださぁい
〔※パタパタと準備のために動き出す貴方〕
〔※SE:紙袋の音〕
え〜っとぉ
昼食用と、すぐ食べる様に分けて…
〔※紙袋にパンを詰める手を止める貴方〕
あ、わすれちゃうところでしたぁ
実はですね
先週貴方が好きだって話してくれた
"紅茶の茶葉"と、綺麗なティーカップ
特別に取り寄せてみたんです
もし、まだ少しお暇でしたら
朝のティータイムはいかがですか?
〔※柔らかく笑う貴方に
聞き手は一瞬苦し気にしながら
「今日は暇なので。ぜひ」と頷き
貴方は嬉しそうに店の中に誘い微笑う〕
ほんとうに?
今日は、ご一緒してくださるんですか?
ふふ…嬉しいなぁ
〔※一瞬小声で〕
"最期に誘ってみてよかったぁ"
〔※声を戻して〕
あ、いえいえ、なんでもないですよぉ
じゃあ、せっかくだし
今日はお店を閉めちゃいましょお
ふふ、大丈夫、大丈夫です
朝はお客さんがほとんど来ませんから
今日くらい平気ですよぉ
それより
ほら…今、紅茶とパン用意しますから
先に奥に行っててもらえますか?
ソファふかふかなので
ぜひ、ゆっくりくつろいでほしいです
〔※SE:チリンとドアベルの音・ドアの開閉音〕
ふふ、これでよし
クローズドの看板は出しましたし
あとは、お茶の準備ですねぇ
〔※パタパタと早歩きで、食器やカップ
パンを用意しながら話す貴方〕
〔※SE:食器の音、パンを皿に乗せる音〕
貴方が好きだって話してくれたから
紅茶の淹れ方もたくさん勉強して
紅茶に合うパンも研究してみたんです
気に入ってくださるといいなぁ
〔※トレイを持ち、聞き手の座るソファの前
机にカップやパンの乗った皿を置き
柔らかく幸せそうに微笑う貴方〕
〔※SE:カップを置く音、皿を置く音〕
はい、お待たせしました。
今、紅茶を少し蒸らしてますから
待ってる間、またお話しでもしましょうか?
それとも…僕とお話しするより
〔※柔らかく笑ったまま〕
僕を今すぐ手にかけ処分するほうが
お役に立てますかね?
〔※聞き手は目を見開き
「なんで…?」とだけ口にし震える
貴方は柔らかく"いつも通り"微笑い
聞き手の頬を撫で、机を乗り越える寸前で
聞き手の手に触れ後ろ手に隠し持っていた
毒の小瓶と小さな細いナイフを優しく取り上げる〕
〔※SE:小瓶とナイフを置く音〕
…ふふ。「なんで」…なんて
そんなの決まってるでしょう?
貴方が僕を狙っていたのを知っていたから
……それだけですよ
ほら、僕は獣人ですし
とりわけ羊ですからねぇ、狼獣人の方や
肉食獣人さんによく狙われてたので
"そのて"の、感覚に鋭くなってただけです
ふふ…。
小さな頃も、両親も兄弟も親戚も
みぃ〜んな、誰かに食べられて
衝動のまま……ゴミみたいに捨てられて
朝、目を覚ましたら一人一人いなくなって
毎日毎日、「次は僕なんだろうな」って
いったいどれほど考えたかもわかりません。
ですがねぇ
そんな日々を続けていくうちに
"僕思っちゃったんです"
どうせ、このまま生きて行っても
「いつか誰かに」…なんて
…もし、そんな日が来るなら
僕は、僕が好きになったヒトに
この生を終わらせてほしいなぁって
そしたら
こんな血生臭い人生を送ってきた僕でも
最後くらいは幸せに終われるんだろうなぁって。
でも、なかなか僕が好きになるヒトは
僕を終わらせてはくれなかった
みんな僕が、こうやってお話ししたら
「そんなことできるわけない」
「ふざけないで、気味が悪い!」って
僕を捨てて行ってしまわれました。
〔※小瓶を触り、蒸らし終えた
ティーポットからカップへと紅茶を注ぎ
自分の分に小瓶の毒薬を入れる貴方〕
〔※SE:カップに紅茶を注ぐ音
小瓶の蓋を取り、カップに一滴垂らす音〕
でも、そんな僕の人生に貴方が現れたんです
〔※スプーンでかき混ぜながら〕
最初から…貴方からは僕の世界を壊してきた
あの血と破滅の匂いがした。
あぁ、この人も僕を…って
最初は考えてたんですよ?
でも貴方は僕の想像とまるきり違った
ただ、"痛ぶりたいから"…"欲求"のために
そんなくだらない感情はなくて
ただただ純粋に、僕の息を止めたい
僕の生を終わらせたいんだって
ふふ…びっくりしましたよ
僕の人生の中で
大切なものを奪ってきた人たちとは違う
汚れた感情すら混じらない純粋な悪意
だから、僕は貴方がようやく僕の前に現れた
運命のヒトなんだって
〔※カップを差し出し微笑う貴方〕
毎日毎日、僕のパン屋に通ってくれて
きっとお仕事か何かなんだろうとわかっていても
僕は嬉しかったんです
パンを食べてくれてる時や
お話をしてくださる時
貴方は嘘をつかず、美味しいって微笑って
楽しそうに外のお話をしてくださる
貴方を好きになるのに時間はかかりませんでした。
貴方の可愛い笑顔
パンを頬張って恥ずかしそうに照れて
顔を隠そうとなさるお姿
僕の耳や角に興味を持って触りたそうに
でも言えなくてモジモジとする貴方
〔※机を隔てキスし1番幸せそうに微笑う〕
"ぜんぶ、大好きでした"
〔※名残惜しそうに離れ話し出す貴方〕
だから、僕、貴方が日に日に外での通話で
きっと僕をターゲットにしている
依頼者?の方ですね
その方から催促されて
苦しそうに応対しているのを聞いて…見て
あぁ、いつまでも他愛ない話をして
いつか貴方に想いを伝えられたらって
そう思っていたけれど
もう時間がないこともわかってしまったので
だから…。
だから貴方を最期にお茶に招待したんですよ
大好きな貴方と2人きりで。
貴方の好きなパンを出して
貴方の好きな紅茶を飲んで
2人でお話をって。
〔※「最期…?」と聞き手が引き攣った表情で問いかけると
貴方は毒入りの紅茶のカップを持ち微笑う〕
…ふふ。えぇ…最期です
貴方にもう時間など残されていないのでしょう?
依頼者さんに明日までにと言われていたでしょう?
僕は獣人ですから、耳もいいんですよ。
〔※聞き手を愛おし気に見つめ話す貴方〕
ふふ。大丈夫ですよ
貴方にナイフは持たせません。
この小瓶の中身を目の前で僕が入れたのを
貴方は見ていましたよね?
この紅茶を飲めば僕は貴方の手で
きちんと処分されたことになる
貴方のお仕事が
ちゃんと成功したことになるんです
それに小瓶は今僕が持ってますから
貴方の指紋も痕跡も残らない様に
僕が処理しておきますから安心してくださいね
〔※聞き手の頬を撫で、紅茶を飲み干す〕
〔※むせる〕
…ふふ、これで、貴方のお役に立てますねぇ
…お片付けは僕がしますから
貴方は裏口から出てくださいね
ふふ、パン食べて欲しかったけど
そうは呑気に言ってられませんよねぇ
〔※貴方は最期にと
涙を流す聞き手にキスをする〕
泣かないでください。
僕はこんなにも幸せなんですから
明日もわからない日々の中で
僕はむざむざ亡くしてきた親族の中で
唯一、僕だけは愛しいと思った方に
"自分の終わりを見届けてもらえる"
僕の生が尽き果てる瞬間の少しでも
お側にいてもらえる
なんて幸せすぎる終わりでしょうか
僕はこんなに幸せでもいいのかなって
それくらい、嬉しいんです
ね、だから泣かないで
さぁ、裏口へ。
〔※聞き手は走る様に裏口を出て
貴方は咽せながら微笑い食器や片付けをし
ずり落ちる〕
ふふ…あぁ…"キス"しちゃいました
大好きだって…言えました
…けど…
〔※皿を落とし咽せながら切なげに微笑う〕
もう少し早く言えたら
キスをして…恋人同士になって、
抱きしめて、ふふ…ツノも、耳だって
貴方のためなら触らせてあげられたのに
〔※むせる〕
贅沢ですかねぇ…キスまでして…。
ふふ。
告白のつもりだったけど
答えは聞けませんでしたねぇ…
それだけは残念ですが……。
…あぁ…ねぇ、でも。
"僕を忘れないでくださいねぇ"
貴方のために、命を捧げた僕のこと
毎日……毎日…悪夢でも、いいから
けして、忘れるなんて、許しませんよ
貴方が、誰かと幸せに笑える日が来るなら
それは、ぜぇんぶ
僕の、この捧げた命のおかげなんですから
ね…?
〔※倒れる音でフェードアウト〕
*end *
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