無題

  とある町の路地裏で青髪の狼の亜人のアオフは

  「オラ!」

  「ぐべぇ」

  相手の拳姫を殴り倒して居た。

  其れも一人や二人だけじゃなくて何人もの相手を殴り倒して居た。

  路地裏に居る全ての拳姫を殴り終えたアオフは

  「イラつきが収まらねぇ!!!」

  と、呟き路地裏の壁を殴り殴った壁には罅が入った。

  どうしてアオフがこんなに荒れている理由はと単純でただ強い奴と戦えずにいた。

  其の上生きる為には金が要る。

  その金を得る為に自分よりも弱い相手と試合して居たが心が満たされず、其の上アオフの名が売れすぎて色んな拳姫の試合会場から出禁を喰らってしまった

  そのイラつきを路地裏のチンピラに落ちぶれた拳姫にぶつけていた。

  その所為で出来たイラつきをアオフは路地裏のチンピラ達にストレスをぶつけて発散していたが

  「クソ!

  全然、気が収まらねぇ!」

  と、イラつきが収まらない

  「いい加減に強い奴と戦わせろ!」

  其れがアオフの本音だ。

  そんな時

  「其処のお前!」

  アオフの後ろから誰かに呼ばれて

  「あぁ?」

  アオフはイラつきながら振り向くと其処に居たのは鬼人に見間違えそうな黒肌、白髪のダークエルフとピンク色の髪をしたサキュバスが居た

  ダークエルフが

  「お前が青毛の狂狼のアオフだな?」

  「だったら何だよ?」

  と、アオフが言うとダークエルフは

  「お前を魔王軍に招きたい」

  「は?」

  アオフが疑問の声を上げるとダークエルフは

  「近い内に復活する魔王様の為に魔王軍の領地を確保をしないといけない

  其の為にお前の様な強者が必要なんだ」

  と、言うダークエルフにアオフは

  「魔王軍?

  どっかで聞いたな? 」

  何か心当たりがあるアオフは記録を掘り出して

  「あ!

  思い出した」

  アオフはダークエルフを指さして

  「自称、魔王の僕をしている要注意のダークエルフ拳姫のザクロと別のベクトルで要注意のサキュバス拳姫のルルカ」

  「あら私達の事を知ってるの?

  良かったわねザクロちゃん」

  「別の意味で良くないわ!」

  即興コントをして

  「はぁ~」

  アオフは飽きれて

  「そんで自称魔王軍の奴等が何で俺を誘うんだ?」

  スカウトの理由を質問する

  「お前が強いからだ」

  ザクロが答えて

  ルルカは笑顔で

  「そうよ~、貴方みたいな狂狼が居れば魔王軍の戦力になるわ~」

  と、言うルルカにアオフは

  「そうかい、まぁ、強い奴と戦えるなら良いぜ」

  「交渉成立だn⋯」

  と、ザクロは言いかけている途中で

  「ただし!」

  アオフはボクシンググローブを両手に嵌めて拳同士を打ち付けると

  「魔王軍に入る前にお前等と戦わせろ。

  生憎私は弱い奴の言いなりになるのが嫌でな

  特にザクロだっけか?

  あんたがリーダーだろ?

  もし私が勝ったらこのスカウトは蹴らせてもらう」

  アオフはザクロを指さして言うとザクロはボクシンググローブを嵌めて

  「良いだろう。

  私に勝てばお前の言う通りにしよう。

  だけど私が勝った場合、お前の様な躾がなって居ない駄犬は私が調教して魔法様の忠実なる僕にしてやる」

  と、ザクロが言うとアオフは

  「上等だ! やって見やがれ!」

  アオフは構えて遅れてザクロも構える

  ルルカは

  「あらあら~、面白い事になってきたわね~

  其れじゃあ私がレフェリーをしてあげるわね」

  と、ルルカがそう言てアオフとザクロの間に割って入って

  「其れじゃあ初め」

  ルルカの一声で

  「「!」」

  アオフとザクロは一気に動いた