夏至と冬至のバタフライ

  不定時法てふものがある。

  酉の方角に日が沈むから、酉の刻。

  卯の方角から昇るから、卯の刻。

  鐘はどちらの時も六回叩く。

  それぞれ、「明け六つ」と「暮れ六つ」と呼ばれる。

  カネタタキつて蟲がゐる。米搗蟲と米搗蝗蟲もゐる。後者は精霊蝗蟲とも言ふらし。

  夏至つて、4時26分〜19時1分だ。

  冬至つて、6時48分〜16時32分だ。

  前者の晝は、14時間と35分だ。

  後者は9時間と44分だ。

  単純に六等分すると、一刻の長さは90〜145分と大きく変動す。

  草木も眠る丑三つ時。

  

  メイドインワリオ「丑三つれ!」

  一日は誰にとつても平等で、長さは1440mだ。

  夏至の夜の長さは、19:01〜4:26とすると、7h25m(445m)だ。

  対して冬至は、16:32〜6:48で、12h16m(736m)だ。

  1、夜を刻め

  先づは六等分、その後さらに四等分する。

  74.2〜122.7(m)てふ數字が出てきた。

  2、丑の瞬間を見極めろ

  子の瞬間を0:00と仮おきす。

  丑

  寅

  卯(日の出) おはよー

  となる。

  これに74.2或いは122.7を当てはめていく。

  そして六十で割つた答へと余りを時分にす。

  小学校の割り算つて、時間計算だ。

  74.2 ÷ 60 = 1あまり14.2

  夏の丑は、1:14だ。

  122.7 ÷ 60 = 2あまり2.7

  冬の丑は2:02。

  夜の長さの445、或いは736を3で割り(148.3、245.3)、それを60で割ると、寅の刻(2:18、4:05)が出る。

  この間の時間を四等分し、三番目に当たる時間が、丑三つである。

  夜は短し釘打て乙女。夏は1時間4分しか無い。64÷4で、16分間だ。草木つて16分しか眠らないのか?

  冬は2時間3分だ。123÷4で、30.7分とか。草木つて冬も三十分しか眠らないのか?

  さて夏は、1:14に32足して16足して。

  冬は2:02に61.4と30.7足す。

  出ました。

  夏の丑三つ時は、1:46〜2:02、

  冬は3:03〜3:34です!

  なんでや、阪神関係ないやろ!!!!!!!!

  一刻を二時間で計算すると、どれだけずれるのか。

  卯の刻の瞬間つて、六時になつてしまふ。

  

  子 0:00

  うし 2じ +60 +30

  とら 4じ

  う 6:00

  出ました、3時〜3:30です。

  冬限定じやん。

  夏至でも、4:26だからまだ夜は明けてない。

  恐ろしい計算ミスを発見した。

  19:01〜4:26つて、9h25mじやね?

  真夏の夜の長さつて、565mじやね?

  寅(2:18)に74分足しても、3時半で日が昇らないから気付いたよね。実際は4:26が日の出だよ。

  565÷6=94.2(m)でした。

  あらかじめ565÷3=188.3も出しておく。

  子 0:00

  丑 1:34

  寅 3:08

  卯(日の出) おはよー

  94.2を更に四等分せよ。

  23.6であるな?

  +47.1 +23.6せよ。

  2:21〜2:44だ。

  草木は23.6分しか眠らない。でも計算ミスつたときは16分だつたから、7分半長く眠れるね。良かつた、良かつた。

  定時法

  一刻=二時間と計算とすると、丑三つ時は3時から3時半であつた。

  夏至の日の正しい寅の刻つて、3:03だ。

  この計算に従ふと、寅の刻参りになつてしまふ。

  ほぼ夜明けてるからね。間違へないでね。