バーミヤン大仏と賽銭箱

  「偶像崇拝を否定したイスラム教徒により、バーミヤンの仏画や仏像の多くは目の部分や顔全体が削られており」([[jumpuri:共同通信 > https://www.47news.jp/314435.html]])

  タリバンに爆破される前から、バーミヤンの大仏は顔が削られてゐた。

  最初、古来のヒンズー教徒の仕業かと思つたが、釈迦をヒンズーの下位の神の一柱として数へもする彼らなら、敢へてさういふ事はしなかつたかも知れない。

  絵にトマトソースをかける行為も、賽銭箱の破壊も、根は同じ[[rb:蛮行 > バンダル]]なのだらうか。

  トルコ製作の大河ドラマ「オスマン帝国外伝」でも、オスマン帝国のカリフが、宰相の胸像を破壊するシーンが出てくる。

  しかしそれは同じムスリム同士での話だ。

  ISでは、異教徒との人頭税(ジズヤ)の額の交渉をする映像もあつた。

  賽銭箱の件では、日本ムスリム協会の副会長が、宮司と記念写真を撮つてゐる。

  記事の見出しは「我々に対立はない」だ。

  この日本ムスリム協会といふのは宗教法人であり、主権回復の1952年に47人の日本人ムスリムによつて結成されたらし。現在は約500人との事である。

  然しこれも、日本人同士の話である。

  https://mainichi.jp/articles/20230607/k00/00m/040/135000c

  偖、名古屋市長の河村たかしが昨日、衆院選出馬を聞かれ、「アラーの神の思し召しです。」と答へたといふ。

  この人は金鯱を齧つて調子に乗り、金メダルを齧つて炎上した人物だ。名古屋場所開催の折、横綱から投げ飛ばされ、私の中で一旦は成敗といふ事になつてゐる。

  しかしこの目立ちたがり屋は、またもかうして全国ニュースに躍り出た。

  伊藤博文が亡くなつたその年、生前「ラーイラーハ・イッラッラー」と言つたといふ話がある。しかしそれも意味を理解して言つたわけではない。

  政治家特有のパフォーマンスだらう。

  関係ないけど、チャールズ国王ムスリム説なんていふのもある。

  えらいてんちよう氏は、朝日の報道に「インシャアッラーだ!」と反応。

  中田先生も「イスラームの土着化!?」と反応なされた。

  記事本文を引用する。

  「この日の会見では、解散が取りざたされる次期衆院選への立候補について問われると「南無阿弥陀仏」と回答した。

  「立候補すれば、市長職を任期途中で辞職することに触れて記者が「意味が分からない。市民への説明として不誠実なのでは」と再質問すると、「ご忠告いただきました。アラーの神のおぼしめしです」と答えた。」

  確かに南無阿弥陀仏と並べられると、土着化といふ感じがする。

  一神教において土着化は、悪いイメージがあるのでドキッとするが、結局は政治家のパフォーマンスだらう。

  これで名古屋モスクや名古屋のムスリムが盛り上がつたり、名古屋市にムスリム墓地整備の機運が高まつたはりしたら面白い。

  名古屋は関西でも東京でもない。

  日本人ムスリムでも、関西人ムスリムでもない、名古屋人ムスリムの出現はあり得るだらうか。

  知らん。

  もう明日になつた。