短報

  何處かに良い事無いかな

  なんて裏返しの自分に問ひながら

  日に日に昨日の自分は死んでいく。

  生きてゐても良い事なんか無い。

  あと何度も飯を食へるか分からぬから、

  ここに記しておかんと思ふ。

  一汁一飯、八つの竜田揚げ。

  汁は味噌、揚げと和布と青葱也。

  「結婚も、生活の立て直しも出來ぬなら、

  いつそ」と居直り強盗の樣な事を思ふ。

  そんな私であつた。