【二次創作】小説版・兎が寅を干支パワーで下剋上して屈服させて吸収し兎虎獣人になる話

  僕は、干支の神獣たちの住まうここ、アマガハラで暮らしている。その年の干支の神獣は、アマガハラ中心部にある神殿で過ごす。そこで一年間、下界を導き、問題が起こらないようにあれこれ手助けするのだ。

  はあ、はあ。

  すっかり歩き疲れてしまって、近くの鳥居にもたれかかった。

  アマガハラは果てしなく広い。各神獣が暮らす住居から神殿まで、無限にも思える鳥居の道が続いていた。さすがに休憩。疲れてしまった。鳥居のすぐ脇にある池で水を飲む。

  少しくすんだ灰色の毛並みに包まれたぽっちゃりした兎獣人が、アマガハラの池に映っていた。さすがにすこし運動した方がよかったかな? 僕はむっちりとした下っ腹をつまむ。

  さあ、あんまりゆっくりしていると年が変わってしまう。そう思い、よいこらせと立ち上がった時だった。

  「よぉ、イナバ……」

  僕の、兎特有の敏感な聴覚が、そんな嫌らしいねちっこい猫撫で声をとらえる。

  ばっと振り返ると、そこには筋肉ムキムキ、ガチムチの虎獣人であるトラがいた。

  「ゲッ……トラっ……!」

  なんで神殿の外にいるんだ。寅年の神獣として、下界を守護する任務に就いているはずじゃあ。

  クソっ。トラは何かと僕のことを下に見ている、はっきり言って苦手なやつなのだ。これまでも、干支の引き継ぎ式間際になると問題を起こしていた。今年はやけにおとなしく、僕も油断していたのだ。まさか直接来るなんてッ。

  「なぁイナバ……、知ってるか? 下界じゃあ兎よりも寅の方が人気らしいってな……」

  ポキポキ、指を鳴らしながら僕の方へ近づいてくるトラ。

  「ここでお前が引き継ぎ式に出られなきゃ、また来年も俺の年が続くよってなぁ……」

  やばい! 僕の全細胞がそう叫んでいた。ここは、脱兎のごとく逃げるっ‼

  来た道を戻る。何本も何本も、さっき通った鳥居を抜けていく。ビュンビュン、あまりの速度に、周囲の景色は溶けていった。

  「あ、テメェ!」

  逃げるのは兎獣人の得意技だ。すぐに距離が開く。だいぶ後ろの方で、苛立ったトラの声がした。

  「逃がすかよ! 寅がテメェみてぇなデブウサギよか遅いわけねぇだろうよッ!」

  やばッ。あれだけリードしていたのに、グングン、トラとの距離が縮まっていた。石畳をえぐり取るほどの勢いで、トラは僕のことを追いかける。かなりまずいことになってしまった。

  でも、ここですぐにつかまる僕ではない。なんていったって、腐っても神獣なのだ。何度も跳ねたり、軌道を変えてトラを翻弄する。あいつは愚直に突進してくるだけなので、なんども鳥居にぶつかったり、クソッ、と唾を吐きかけたりしていた。

  はあ、はあ。やっぱり、休んでいる間に運動した方がよかったかも。もう体力が限界だ。筋肉は疲労で思うように動かず、体全身が重い。

  あッ! 僕は少し出っ張った石畳の突起につまづいてしまった。

  はッと後ろを振り返る。するともう、トラのその鋭い爪が、僕の背中に突き刺さろうとしていた。

  僕はギュッと目をつぶる。ずぷりと毛皮が引き裂かれるのを覚悟していた、その時だった。

  ゴーン、ゴーンという鐘の音が、アマガハラ中を駆け巡った。これは……、年が変わったことを伝える鐘だ。

  すると、年が明けた途端、僕の体の奥底から、熱のようなとんでもない量と密度の覇気があふれ出していることに気が付いた。そのあまりのオーラの量に、ゆらゆらと燃える炎に包まれたかのように、覇気が、エネルギーが僕を照らしている。

  「な、何ィ⁉」

  トラの情けない声が響く。それもそのはず、僕の圧倒的な覇気に、トラの鋭い爪が弾かれていたのだ。

  「こ、この力はっ……。そうか、年が変わったことで!」

  これなら……トラを見返すことができるのではっ⁉ 咄嗟にそんな考えが浮かぶ。

  「なんだよこの覇気はっ⁉ イナバ、オメェの目、真っ赤だぞ、クソッ、引継ぎの儀式はまだだろうが!」

  うろたえるトラ。まさかこんな事態になるとは思ってもみなかったのだろう。ふふ、丁度いい。

  僕は深呼吸する。オーラを、とめどなく溢れてくる覇気を一点に集中させるイメージを。今ならなんでもできそうな、そんな心地よい全能感があった。

  トラは、弱っちい子猫のように、ずるずると後ずさりをする。そして、今度はトラの方が逃げ出す番だった。はは、逃がすか。

  僕の方が一歩早かった。ずん、と体を前傾させながらトラの懐に飛び込む。

  「食らえッ!」

  一点に集中させた覇気を、一気に打ち込んだ。激しい稲妻のような覇気が、ビリビリと、空間を揺らした。

  「のぁぁっ⁉」

  勝負あり。クリーンヒットした僕のこぶしで、一瞬でトラはダウンし、地面に叩きつけられる。

  「クソッ、体が痺れてっ……!」

  僕はそんな、情けないトラの姿を見て、にやりと笑みを隠すことができない。そうだ、イイコト思いついたぁ……♡ トラの一番嫌がることを♡

  クソ、クソ、とトラは地面の上でもがき続けている。ダメだなぁ、僕の覇気を食らったんだから、そう簡単に起き上がれるわけがないでしょ。

  「ねえ、トラ。兎ってのは、性欲が強くてねぇ……♡」

  にやぁ……。ダメだ、自然と口角が上がってしまう。

  「僕もけっこうタップリ溜まってるんだぁっ♡」

  体の自由が利かないトラの服を引きちぎり、そのぷるんとした玉に、シワシワと萎んでいるブツをあらわにする。

  「ううん、イイ体してるじゃん……そそるねぇ♡」

  「グアアッ、何すんだこの野郎ッ! いい加減体を自由にしろッ!」

  だらしなく大の字になって石畳の上で伸びているトラ。そのムキムキ、ガチムチの太ももや、バッキバキのシックスパックを見ていると、興奮が抑えられなくなる。

  するすると指先で撫でる。もちろん覇気を弱く込めながら。こうすると微弱な電流が走り、そこが性感帯になってしまうのだ。

  「あああッ‼ なんだよこれぇ♡ オメエに触られたところが、ジンジンして、クソ、クソ、なんで興奮しちまうんだッ」

  「あれれ~? 体はずいぶん正直みたいだねっ♡」

  ぴくぴくと、血液が送られて硬く大きく勃起したトラの極太ペニスを、僕は優しく握った。

  「ほああっ♡」

  トラのしましま模様を指先でなぞって、覇気で性感帯に開発させながら、シコシコ、トラのチンポをしごく。

  ぐいっと、途中で曲げてみたり、ぎゅっと握りつぶしてみたり、刺激に緩急を入れて、トラを自由に鳴かせる。ハート交じりの喘ぎ声を出して、僕のされるがままになっているトラ。ああ、ああ、僕ももう止められないじゃないか♡

  股間に熱が集まって、血が集まっていくのを感じる。ビキビキと、僕のチンポも勃起し始めた。

  「オラっ、イケ、さっさとイケよ!」

  「や、やめてくれぇッ♡」

  ダメ押しとばかりに、両手に覇気を込め、トラのチンポに直接オーラを送り込む。より一層敏感になったペニスのとりこになったトラは、顔を真っ赤にして快楽に顔をゆがませる。

  栓が抜けるのは一瞬だった。

  「グアァ、イグ、射る、射るううッ♡」

  ドビュルルルルッ♡ ドビュ♡ ビュルルルルッ♡

  トラの巨砲から、とめどなく白濁液が、金玉の中に押し込められていた精液が噴射される。その凄まじい勢いは、周りのものを白く白く染め上げていった。辺りがすっかり雄臭くなる。

  「あはっ、トラくんはだらしないだなあ、こんなインランだったなんて、僕知らなかったなぁ♡」

  「クソ、クソ……♡」

  さあ、これでトラも楽しませてあげたし、今度は僕が気持ちよくなる番だ。

  トラの処女アナルをぐいっと広げる。桃色の肉は、恥じらう乙女のようで、咲きたての花のようだった。

  「お、おい、まさかッ! やめ、やめろおおお‼」

  そんなトラの叫びなど無視無視。僕は勃起したチンポを、もちもちアナルの中へと突き立てた。

  ズププ……。ヌチュ……。ズリュ……。

  「はは、初めてアナルなのにもうこんなに咥えちゃったじゃん♡ もしかして一人でいじってたんじゃないの♡」

  ジュチュ♡ ジュポッ♡ 僕はトラのケツ穴を無理やり犯す。筋肉質なトラのアナルは、締まりが最高で、名器といっても差し支えない使い心地だった。

  「どう……? 下等な存在に犯される気分はっ♡」

  「ふざけるなッ! 良い訳がないだろッ……♡ グァァッ♡」

  ジュポジュポジュポ♡ ピストンを加速させる。突き上げるたびに、トラのS字結腸がまっすぐに引き伸ばされ、ねとねとと腸液が僕のチンポをからめとり、パチパチと快楽が頭の中で弾けた。

  「あ、アナルが締まってッ♡ トラくん、射精するんだねっ♡」

  「うぐぁぁぁっ♡ 出るっ♡ 射るぅぅぅぅ♡」

  ドビュルルルル‼ ビュルルルル‼

  トラの全身がガクガクと震え、チンポが爆発したかのように、あたりかまわず精液を噴射した。

  「うぅっ♡ あぁぁっ♡」

  僕もたまらず射精してしまう。僕の遺伝子が、僕の精液が、ずんずんとトラの体の奥底に放出された。トラのぬくぬくアナルが、僕を優しく抱きかかえる。

  「うっ♡ あはは♡ トラくんの体、やっぱりこっちに向いてるよ♡ 最高のアナルだよっ♡」

  ドプドプと、兎のとんでもない性欲が満足するまで、僕はトラのナカに何度も何度も射精した。ピストンのあまりの激しさに、腸液と精液が混じり合って結合部で白く泡立っていた。

  ふう……。一通り楽しんだし、次のステップに行こうか♡

  「あ、ああ……♡」

  普段見下してるやつにいいように犯され、プライドがズタズタになったトラに、僕はさらに追い打ちをかける。

  「ん、お、おい! なんだこれッ、体がジェル状に溶けてッ……?」

  なんだなんだと、自分の手を見るトラ。もう遅いよ……♡

  ドロォとトラの手が溶けだし、ぽたぽたと、オレンジ色の粘液となって、地面に広がっている。

  「ふふっ♡ トラの体ってすごくカッコいいからさぁ、僕のパワーアップの材料になってもらおうかなって」

  にやりと思わず笑みがこぼれる。アナルでつながっているチンポは、もうすっかりトラの溶けだした粘液で覆われ、僕の体にまとわりつき始めていた。ふふふ……トラの力も、精力も、筋肉も、肉体、精神、そのすべてが、今から。僕と溶け合っちゃうんだからねぇ♡

  トラの顔は、体が粘液になって溶けだすという苦痛と、僕への憎しみで歪んでいた。あはは♡ いい顔だねぇ!

  「嫌だっ……。こんな弱っちい奴の一部になるなんて……」

  情けなく、トラは涙なんか流している。さっきまでの威勢のよさはどこへ行ったのだろう。

  ラバー状になったトラの体が、どんどん僕を覆っていく。ねとねとで、じんわりしたぬくもりで、はぁ、いい気持ち♡ 温泉に浸かっているみたいだ。

  「溶けたトラくんが僕に張り付いて……♡ ああッ あったかくて気持ちいいっ♡」

  ドップン、ドップンと粘液が僕の体を伝って登っていく。そしてそのまま、僕の肉体の中へとトラがしみ込んでいき、僕の体はデブウサギからどんどんガチムチ体形へと変化していった。

  ゴキン、ゴキンと骨のきしむ音がする。ああ、トラの力を感じるよ……♡

  ズズズ、と肉体の虎獣人化に合わせて長い尻尾が生えた。グググッと背丈も高くなる。ドクン、ドクン。トラも僕の中で喜んでいるみたいだ。心臓がバクバクと高鳴る。

  「トラくんの人気も力も僕が引き継いで、今年ももっと盛り上げてあげるよ♡」

  すごいっ……♡ トラくんの力が溢れてくる♡

  僕はすっかり兎虎獣人への変身を完了していた。全身はテカテカと鈍く光るラテックスのスーツに覆われたみたいになっていて、虎獣人特有の美しい黒とオレンジのコントラストに覆われている。チンポも棍棒のように太く大きくなり、ぷるん、と垂れ下がった金玉にも、トラくん自慢の模様が刻まれていた。腹筋はバッキバキに割れ、全身を筋肉がスーツのように覆う。

  ずるいなぁ……♡ こんな強さをもってるなんて♡

  池に僕の新しい体を映す。うはあ、なんてイイ体なんだろう♡

  何度も何度も、いろんなポーズをとる。自分の肉体に興奮してしまい、チンポはギンギンに勃っていた。

  「ふふっ♡ 今年の間はトラくんの力も姿も全部僕の一部として、ずうっと一緒に過ごそうね♡」

  池の中の兎虎獣人は、にんまりと微笑んでいた。