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今日のお客さんは女の子だった。
大人しそうな見た目で、贔屓目に見てもエッチな趣味を持っているようには思えなかった。
全裸の子と抱き合う。
同じシャンプーを使っている筈なのに、男性のお客さんよりもいい香りがしている気がする。
彼女は私の股間を弄ってくる。着衣えっちのオプションが付いているので、そのまま受け入れる。
ベッドに誘導されて、大の字になってくれと言われたので、素直にその通りにした。
すると、彼女は自分の荷物から手枷と足枷を取りだした。
ベッドの足にロープと滑車を取り付けて、手足の枷に結びつけると、それを引っ張って行く。
ギリギリと引っ張られる。女性の力でも十分にキツイ。
私は首を振って無理を伝えようとするけど、不敵な笑みを零すだけだ。
限界と思えるところで止められる。もう、手も足も動かない。
「今日は一晩付き合って貰うからね」
可愛い囁き。その中に込められた、せせら笑うような声が聞こえたと思ったら、下腹部のコリコリを猛烈に刺激し始めた。
たまらずイってしまうと、彼女は「簡単にイっちゃうのね……」と私の潮を手に取って私に見せてきた。
それからは手ばかりではなく、電マや電動ディルドも駆使して散々イかされてしまった。
疲労困憊と気持ちよさで、何度も意識が飛んでしまった。
その頃には、衣装はたくし上げられていて、パンツは紐が解かれて外されていた。
「スズちゃんが可愛いから、こんなにも濡れてきちゃった」
彼女が自分の股間から溢れる愛液を、指でのばして見せてきた。
それを見て、人間さんの女の人ってえっちだなと、漠然と考えた。
そして、私にお尻を向けつつ、私のおまんこを吸い始めた。
「スズちゃんのお潮いいね」
私は目の前のおしりやおまんこを触りたくてしかたなかった。でも、両手両足は縛られている。
「擦り付けちゃおうか」
独特の可愛いながら見下すような口調で私に迫ってくる。
彼女は私のコリコリにおまんこを擦り付けてきた。
ここがいいんでしょ? グラインドをゆっくりすると、それは切なくて、なかなかイけない感じになっていた。
「イキたい? イキたいでしょう?」
そう言うと、強力なバイブを私のおまんこに突っ込んだ。
私がイキそうとばかりに声を上げると、彼女は急いたそして甘えた声で「だめぇ。一緒にイクぅ」と股間を擦り付けた。
「スズちゃんのお腹震えていて気持ちいい!」
人間さんのおまんこが私のお腹の上で震えている。
「イキそう? イキそう? イキそう?」
彼女が連呼すると、私は言葉なんて出ないので必死で何かを訴えた。
「まって! まって! まって!」
彼女は腰のグラインドを一層早くする。
そして、その瞬間、私と彼女の悲鳴が一緒になった。
彼女は素早く自分の股間を私のおまんこに摺り合わせてくる。
彼女は潮を吹いているようだった。
私と彼女は暫く抱き合ったまま、痙攣のような快感が収まっていくのを待っていた。
そして、私を口説く。
「ねぇ、私のお人形さんになってくれる?」
私は多幸感に包まれていて、首を縦に振った。
それから、彼女は私の枷を外して、そして普通にセックスをした。
甘い甘いセックスだった。
おまんこ同士を擦り合わせて、時より電マの力を借りて、そこから何度かイった。
時間が来て名残惜しい。
「また来るから、そんな顔しないで」
人形はいつも同じ顔なのに……その言葉が嬉しい。
それからは私は彼女の事が待ち遠しくなった。
初めてのお仕事のあの青年も、私に魅了されたあの若い子も、可愛く楽しく気持ちいいお客さんだったけど、それでも彼女の事が一番に思えてきた。
みかんちゃんも他のお人形さんも、一緒に遊ぶのは楽しいけど、それでも一番は彼女だった。
実際に来てくれると、時間のあるときは縛り付けてのプレイを楽しんで、時間がないときはえっちをして終わってしまう。
そういう時は、一秒も惜しまずにえっちに全身全霊を傾ける事になる。
自分はいつから人形だったかはもう忘れてしまった。
人形である前が何者だったかなんて考えられもしない。
日々、えっちな事をして、可愛い格好をして……時々、お客さんを集めて撮影会をやったりする。
可愛い、可愛いと褒めて貰える。
お給料は衣装に消える。
楽しい。人形として生まれて良かった。
近頃、「そろそろ脱ぐ?」とか「もう戻る?」と聞かれるけど、何の事か分からない。
それも言われなくなると「もう戻れなくなるからね?」と言われる。
私は人形。人形のスズ。みんなにえっちな事をする為に産まれたの。
彼は陶酔しすぎた。彼が自分を失ったのはいつだろうか? それは知らない。
六ヶ月を過ぎて脱ぐ意思がないと、もう皮膚が癒着してしまう。そうなると、もう誰も脱がすことは出来ない。一生着ぐるみを着たまま生きなければならない。
そうなると、誰かに「貰われていく」方がよい。
スズは常連さんのひとりが欲しいと言っていた。一人ではないな。結婚したいと言ってたお客さんもいたな。
どうするのが彼女の幸せなのだろうか?
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