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スーツアクターの仕事は、CMで着ぐるみを着るとか、着ぐるみのショーなどに出ると言う陽の仕事ばかりだ。
ちょっと色々あって、お金が必要になったとき、少しアダルトな仕事をしないかと誘われた。
「流石にAVとかはちょっと……」と答えると、そう言う仕事じゃないと言う。
結論としてはその仕事を受ける事にした。
仕事の内容は、アダルトなサービスのアピールのための着ぐるみのお仕事だ。
全身の肌色タイツとシリコンの補正具は、胸の谷間やお尻を強調する作りになっていて、その上に着る衣装もかなり際どいものだった。
お面は恍惚とした表情をしていてエロ同人に出てきそうなものだった。
ああ、流石にこんな着ぐるみの演技は無理だろう。
現場でたじろいだとき、相方の「お姉さん」役のヒロコさんから「顔が隠れるんだからいいじゃない。自分じゃないと思っていれば大丈夫だよ」と励まされた。
彼女はミニスカのピッチリしたスーツを着てかなりエッチな体型だ。私の中身を比較して愕然とする。そういう彼女が顔を出して仕事をしているのだ、私がガタガタいうのは流石に失礼だろう。
表に出ると大人の男の人の視線を一斉に浴びる。
キャラクターショーでも写真を撮る人やオタクの視線を浴びるけど、今回はその濃度がぐんと高い。
恥ずかしいと言う感情は頭の片隅にあるが、演技の方を優先だ。グラビアアイドルみたいなポーズをしながら写真撮影に応える。
一回目の仕事が思ったよりも好評だったらしく、その後もこのお仕事に呼ばれるようになった。
エロティックな動きを研究して、フィードバックすることを忘れなかった。
そして、それが着ぐるみである限り、恥ずかしい格好だろうがエッチな表情だろうが我慢できる事が出来た。
何度かの仕事の中で、ヒロコさんとの接触も多い。二人でくっついてポーズを取ることもある。
それは徐々にエスカレートしていって、私がヒロコさんの上で腰を振るような格好をする事もあった。
ヒロコさんからの指示でもあるし、どうせ着ぐるみのする事なので、自分は気にせずにいられた。
ある週末、成人限定の室内イベントが開催された。
アダルト産業の見本市みたいなイベントである。
勿論私もヒロコさんも登場して会場を沸かした。
多少テンションが上がって、水着を脱ぎ捨てたりもした。でも、恥ずかしいのは私じゃない。
会期が進むにつれて演出は過激になる。
そして、ある時、股間に疑似まんこがあるタイツを着る事になる。
ヒロコさんはリアルなペニバンを装着して堂々としている。
私も恥ずかしがらずにそれを使って疑似セックスをする。
マイクパフォーマンスで喘ぎ声を出すヒロコさんに対して、私は無言でしかし、身体の動きだけで感じ続けた。
ある瞬間、彼女はマイクを切って語りかけてきた。
「私イキそうだけどどう?」
「私もイキそう……」
マイクは再び入り、彼女の喘ぎ声の騒ぎの最中で、二人同時にイった。
会が終了した後、楽屋で二人で声を上げながらセックスしたのは内緒である。
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