混沌探索編 第三話 魔龍産卵

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  レ・ミュウは名残惜しそうにダインから唇を離すと、ダインの目を見つめて言葉を掛ける。

  レ・ミュウ 「レ・ミュウ身体が変、主にもっと激しくして欲しい」

  意外なレ・ミュウのおねだりにダインは軽く頷くと、小さなレ・ミュウの頭を抱え込んで逃げ道を塞ぐと、その要求に応えて一撃を見舞う。

  レ・ミュウ 「ひぐぅっ、主が奥までぇ、レ・ミュウとても幸せ」

  遊魔細胞の侵蝕はレ・ミュウの身体を強靭化させていた、具体的には関節部の軟骨量が増えて強度が増し、ダインの激しい欲求を満たせる身体に作り変えられたのだ。

  レ・ミュウの身体が受け止めてくれた事は確認したダインは、状態を起こして更に激しい抽送を始める、肉槍自体も本来のダインサイズへと戻り、レ・ミュウの身体はダインを満足させれるモノへと作り変えられた。

  そうして始まったダインの抽送をレ・ミュウは歓喜の声を上げ受け入れる、下腹部は肉槍の動きに激しく上下し、小さな身体は容赦無く跳ね返るが、苦痛の色など微塵も無い、レ・ミュウは完全にダインを受け入れてその悦びを全身で表しているのだ。

  ダインはそのまま抽送を続けてレ・ミュウの変化を待つ、レ・ミュウの性的興奮は遊魔細胞をより活性化させて変化を起こすのだ、そしてその変化の現れとして下腹部に淫紋を浮かび上がる。

  ダイン 「大分慣れた様ですね、今度はレ・ミュウが頑張って下さい」

  ダインはレ・ミュウの上体を翼で掴むと自分は後ろに倒れて体勢を入れ替える、レ・ミュウの頑張りの褒美として、堕液で満たすつもりだ。

  ダインの与えた試験にレ・ミュウは早速応える、一度腰を浮かせて跨ぐ様に肉槍を受け入れると一気に落として込んでから、肉槍のカリが抜けないところまで跳ね上がってまた腰を落とし込む上下のある動きでダインに刺激を与えて来る。

  そして、レ・ミュウの身体はその動きの中でよりダインに見合ったモノへと進化して行く、初めは控えめだった膣の締め付けが時を追う事に強くなり、下がった時の肉槍の到達点でグリグリを奥に押し付ける、その動きは正にダインの好みを反映した物で、既にレ・ミュウはダインの牝として完成した身体を手に入れたと言っていい、だが、肉体の完成だけでは堕液を搾り出す事は出来ない。

  レ・ミュウは牝の本能に従ってダインの上で跳ねる、だが、レ・ミュウ自身にも後一息足りない事が解っており、その解答を模索していた。

  そして、その解答が更なる献身だという事に気付いてしまう、レ・ミュウが腰を落とし込んでも肉槍を根本まで迎え入れる事は出来ずに子宮口を上限としていたのだ、つまりダインはより深くでのレ・ミュウとの結合を望んでいる様で、その通常の性交よりも踏み込んだ行為はレ・ミュウの身体にどれだけの負担を与えるか解らない。

  だが、主の為なら全てを投げ出せるのが今のレ・ミュウであった、両手を下げてダインの手を取るとより強く握る、軽い体重で下がれない部分を腕力で補う作戦だ。

  そして、何度か跳ねて勢いを付けると、腰を落とし込むと同時に腕を引き寄せて、肉槍をより深く呑み込んで行く。

  生命誕生の聖域に踏み込んだ肉槍は、耳長という種を冒涜する呪詛でレ・ミュウの聖域を堕としめて行く、大量に吐き出される堕液は新しい命の聖域を禁断の祭儀場へと変貌させ、レ・ミュウが産み出した命の源はダインの欲望の贄となる。

  満たされる堕液はレ・ミュウに宿っていた命の源を穢し、レ・ミュウを完全に堕とす為の鍵を誕生させる、そして爆発的に増殖する二つの鍵はレ・ミュウの子宮壁に着床し、増殖しながら侵蝕を始める。

  ダイン 「よく頑張りました、レ・ミュウは自らの行いで自分が遊魔に相応しい事を証明してくれました、次は私がレ・ミュウをより完全な遊魔へと魔進化させてみせましょう」

  ダインは宣言しながらも、肉槍の射精を止めない、ダインから放たれる堕液はそのままレ・ミュウの力にも成る為になるべく多くで胎内を満たして上げたいのだ、そしてダインの尻尾で生成された堕液はレ・ミュウの腹部が破裂寸前になるまで注がれて、レ・ミュウは苦痛と歓喜に身を悶える。

  ダインは翼でレ・ミュウを優しく包むと、上体を起こしてレ・ミュウを寝かせて、自身はその変容した姿を眺めて感慨に耽る。

  レ・ミュウ 「レ・ミュウ、主を満足させたか、それ、気になる」

  ダイン 「十分に満足しました、耳長のレ・ミュウは終わりを告げて遊魔のレ・ミュウへと生まれ変わります、魔進化こそレ・ミュウが私を満足させた証拠になります」

  レ・ミュウ 「主の言葉嬉しい、でも、レ・ミュウ、もっと主を感じたい」

  ダイン 「遊魔と成って行う性交は先程とは比べ物になりません、心が通じる幸福は遊魔でしか味わえない幸福です」

  レ・ミュウ 「レ・ミュウ楽しみ、でも、身体はかなり傷んでる」

  ダイン 「なら、私がより楽にして上げましょう」

  ダインの尻尾は、レ・ミュウの尻穴の手前で膨らむとそのままレ・ミュウの身体を埋めて行く、ダインに疑いを持たないレ・ミュウはその行いに動揺する事なく安らかな表情を浮かべたまま呑み込まれて行く、ダインはレ・ミュウを呑み込んだ尻尾を前に抱え込むと、ダイン周辺にも変化が起こる、魔龍の肉が球場にダインを包み込むと、外部が硬化して行くのだ。

  訪れた変化に心当たりの有ったダインはその変化を静かに受け入れると、目を閉じて時が過ぎるのを待つ。

  そしてしばらくの時間が経った後、魔龍は大きな声を上げて卵を産み落とすと、ブルブルと震えて身体が縮み始める。

  産み落とした卵は中からひびが生じて割れると、中から尻尾を抱えたダインが姿を現し、小さくなって消滅して行く魔龍の姿を複雑な表情で見守っている。

  魔龍の消滅を見届けたダインは、魔龍の残した卵の殻を加工してベッドを作り上げると、そこに横になって尻尾を横に伸ばすと、尻尾は変化を初めてお決まりの尻尾カプセルの形になる、数々の魔進化を成功させた尻尾カプセルはダインが信頼を持つやり方で、この状態に持ち込めばダイン自身はもう何もしなくとも遊魔レ・ミュウが誕生する事は間違い無い。

  魔龍の贈り物で有る卵の殻は意外と寝心地がよく、ダインも気を緩めて眠りに落ちる、不安が消えた訳では無かったが、未知の領域では休める時に休んで体力を温存しておかないと咄嗟の事態への対処が遅れると考えたからだ。

  その頃、ダインの連れ去られた後のレブナン島では、遊魔の増援が個々に飛来していた、後方に配置されたビグ・ユーマに居る七実の指揮下で行われた行動でもあり、魔龍の目的やダインの行方を探る上でレブナン島がもっとも理に叶った場所でも有った。

  ダインの作った隠れ家は魔龍によって存在が露見した為に放棄され、今はフェイベルが秘密裏に確保していた屋敷が遊魔の行動拠点となっていた。

  真夏 「不測の事態だったとは思いますが、まさかダイン様を奪われてしまうとは、心が乱れていない事を考えると生存は確かだと思いますけど、状態迄は解りませんね」

  リレッタ 「本当に申し訳有りません」

  真夏 「謝る事はありませんよ、ダイン様やリノール、シノールに無理な事はどの遊魔が居ても無理だったでしょうから、それにこの事態、ダイン様が迂闊だった事が原因とも言えますし」

  フェイベル 「意外です、当然叱咤を受けると思っていましたが、その相手がダイン様だとは」

  真夏 「上に責任を問えない組織は腐るとダイン様自身が言ってますからね、でも失敗を責めるよりも挽回する事を優先するのも遊魔です、実際に魔龍を見た人はどう思いましたか?」

  シノール 「魔龍の目的はシノール達魔龍であったと思います、ダイン様は人質にされたのだと思います」

  ラフォリア 「人質なら、接触が有ってもよくありませんか?」

  真夏 「そもそも魔龍言葉が喋れませんよね、だから接触出来ないんじゃ、そして遊魔対策の今後としてナナは災害支援と防衛の名目で共栄国の戦力をレブナン島に送り込むつもりです、ダイン様の救出もそれから考えると思います、マナは大丈夫だと思ってますけどね」

  ラフォリア 「具体的に大丈夫だと思う根拠は有るんですか?」

  真夏 「魔龍からは純粋魔力を感知出来たんですよね、それに耳長は美形しかいませんからね、食べられたといってもそう簡単に消化されるとは思えません、噛み砕かれてもダイン様は再生するでしょうし、爬虫類って基本丸呑みだと思います」

  シノール 「シノールは魔龍の状態で食事した事有りませんけど、顎は噛み砕く為じゃ無く引きちぎる為だと思います、人間ぐらいは引きちぎらなくても丸呑みに出来る大きさですから」

  真夏 「まぁ、マナが大丈夫だと感じても、捜索ぐらいは進めましょうか、余り人員は避けませんが・・・」

  リレッタ 「ならリッタが適任ですね、実物の魔龍も見てますしレブナン島で想定される事態に対して余りお役に立てるとは思えません、リノールとシノールは魔龍の標的かも知れませんし、何より最大戦力です」

  真夏 「妥当な判断だと思います、マナは後続の受け入れの準備をします、指示に従って下さいね」

  リノール 「歳下でも姉は姉、マナはリノールよりダイン様を解ってる」

  ラフォリア 「異存なんて有りません、ナナ姉さんはこの機に乗じて島を手に入れるつもりですよね」

  真夏 「魔龍の襲来でレブナン島は不安定になってますからね、隙がある相手は付け入り易いのが道理です」

  リレッタ 「ダイン様は自ら姿を消して遊魔の状況を確認したいと言われてましたが、ダイン様の指示が無くとも盤石の様ですね」

  真夏 「根拠は有りませんが、確実な生存が解るんですよ、だから落ち着いています、実はマナってダイン様と敵対していた勢力に属していたんですよ、でも上手く欺かれて遊魔にされちゃったんです、だからこそダイン様の凄さは十分に解っています」

  リレッタ 「リッタも同じです、あの敵にした時の得体の知れない不安を魔龍も感じてますね」

  真夏 「いや、もう既に妹になってるかも知れません」

  力を持った上でダインと対峙した真夏とリレッタはダインの本質を理解している、敵の力が幾ら強大で有っても、真っ向から戦わないダインには関係ないのだ、そして、ダインの磨き上げた女体狩りの力量は日々向上しており、幾ら魔龍であっても逃れられないと体験者達は確信しているのだ。

  そして目的を定めた遊魔の行動は早い、フェイベルはマギクランに戻り情報を集め始め、トルポはリノールと坑道に潜って新しい隠れ家を探す、耳長で目立つシノールはフェイベルの隠れ家で情報の管理と調整役となり、残りの者達はレブナン島内に散って魔龍の情報を集める事にする。

  その後、集められた情報を総合すると、魔龍の襲撃で死者は確認されておらず、やはり魔龍は何らかの意図を持って力を示しただけという結論に至った、だが、実際に襲撃を受けたレブナン島は完全な混乱状態で島民同士の衝突で死傷者がかなり発生しており、流刑地への入り口として人類圏都市よりも多くの人員を抱える治安機関が島内の至る所に出動し、住民の動きを抑制している。

  また収集された情報で解った意外な事は、ダインのアジトで行われた遊魔と魔龍の戦闘について、マギクランは存在自体を把握しておらず、魔龍はたまたま撃った火球の跡に穴を見つけたので中に入って休んだという見解を出していた、そうマギクランには魔龍の襲撃は全く想定外の事でレブナン島住人の殆どは魔龍の存在など知らなかったのだ。

  おまけ

  ダインの魔龍見解 レ・ミュウという実際の魔龍を傘下に収めたダインは魔龍を古代文明の生体兵器だという結論を出した。

  魔力という万能なエネルギー源が存在するアーグル世界では、工業製品でもある巨人魔導兵器よりも大型生体兵器の方が運用が容易だという 理由からだ。

  これはアーグル兵器体系において飛び道具が余り発達しなかった事に原因がある様で、より巨大で質量を伴っていた方が破壊力が増すという考えから戦力の大型化が推し進められたのであろう。

  そして、魔族や岩喰い、耳長といった者達は魔龍戦力を誕生させる為の過程で生じた種族であり、根底に魔龍実用化という目標があったと考えている。

  魔龍の持つ巨体と個々の個体によって変化のあるブレスは、近接戦闘時において高い戦闘力を発揮し、ユーマ登場以前のアーグル兵器体系では無敵ともいえ、正にアーグル兵器の完成系でもあるのだ。

  この事は東方耳長の魔龍に対する見解にも表れており、東方耳長達は自分達のクフィカールよりも魔龍の方が強いと疑っていない。

  ただ、大きな物が単純に強いという意識を抱いている事から、浮遊母艦を持つユーマとの交渉を急いだという事実をダインは耳長遊魔達を通じて理解している。

  そしてダイン自身は、魔龍が高火力射撃武器で対処可能だと認識しており、それほど魔龍を脅威だと感じていない様だ。