混沌探索編 第三十一話 翼の遊魔ディセルト

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  ダインとディセルトが交わってから既に数十分が経過していた、本来なら魔進化の為の射精が行われていてもおかしくない時間だが、未だダインはディセルトを測っている様である。

  そんなおり、ディセルトが大きく身体を拡げて跳ねると、甲高い声を上げる。

  ダイン 「だいぶ性交に慣れた様ですね、何度ぐらい達しましたか?」

  ディセルト 「解りませぇん、もう頭が蕩けちゃって・・・」

  跳ね上がったディセルトは落ちると同時に腰を揺らし初めてまた快楽を求める、普段の清ました雰囲気は完全に消え去り、快楽を貪る牝そのものだ。

  そんなディセルトの変化にダインの高揚は頂点に達すると、深い突き上げを加えて奥まで蹂躙してから、溜まりに溜まった堕液を放出する。

  ディセルト 「あはっ、遂に出して貰えましたぁ、ルトのお腹が満たされて行きますぅ」

  尻尾で生成された大量の堕液が、肉槍の先端からディセルトの胎内に脈打ちながら注がれて行く、ダインならではの大量の堕液は直ぐ様ディセルトの身体に変化を及ぼし、その細かった腹部を膨張させて行く。

  ディセルト 「あはは、ルト、ダイン様の子供を孕んでいるみたいですぅ、お腹どんどん膨れ上がって心も身体も満たされるぅ」

  ダインの分泌液に染められたディセルトの身体は驚くべき柔軟性を与えられている、本来なら破裂するぐらいの堕液を注がれても受け止めても、その状況に苦痛ではなく快楽を見出してしまっているのだ。

  そして汚されて行くのは身体だけでは無い、本来子孫を残す為の生殖器官も侵蝕され、子供の元となる卵子が堕液を受精してしまうのだ。

  ダインの行う耳長を終わらせる儀式はまだまだ続く、堕液を受け入れた受精卵は恐ろしい速度で分裂しながら周りの堕液をも吸収して膨張していき、ディセルトの子宮へと着床する。

  その時、ディセルトの下腹部には魔進化への兆候ともいえる禍々しい淫紋が浮かび上がり、もはや耳長へと戻れぬ道を歩み始める。

  ダイン 「ここまでは想定通りです、まだ守護者の領域の痕跡のある脳への侵蝕は抑えてますから、先ず尻尾に第二の脳を生み出してから、本体の脳へと侵蝕しますよ、これなら何かあってもディセルトを失う事は有りません」

  ディセルト 「よく解りませんけど、ルトってそんなにも危険な状態なんですか?」

  ダイン 「私が過剰に警戒している可能性が高いんですよ、ですが私を凌駕する存在に対しては慎重過ぎる方がいい」

  ディセルト 「直ぐに遊魔にして貰えたティとティルが羨ましいです」

  ダイン 「いや、ここだけの話、手間を掛けた娘の方が愛着ありますよ、それに困難は大きい方が楽しいんですよ、あれやこれや対策を練るのは楽しいですね」

  ディセルト 「ルトの存在がダイン様の楽しみとなっているなら光栄な事です、ルトも楽しくてダイン様も楽しいっていい事ですよね」

  ダイン 「もちろんです、それに北部の守護者の存在自体が私の楽しみでも有ります、未知を知って知識を得られるのは遊魔社会の発展ですから」

  ディセルト 「遊魔ですか、ルトもその息吹を感じています、お腹から新しい魔力が芽生えて全身に拡がってます、特にお尻に熱いのが・・・」

  ディセルトはお尻を遊魔椅子に押し付けて振る、遊魔細胞の急速な侵蝕が痒みとなって現れている様で、それを打破したいのだ。

  ダイン 「ディセルトの変容は変則的になりますからね、先ず尻尾と翼です」

  その言葉は真実となって、ディセルトの下半身が変化し始める、お腹の淫紋が拡大して下半身を覆うと、より濃い密度で紋様に覆われたお尻が膨れて身体が前へと押し出されて行く。

  すると陰裂が押されてより肉槍を奥へと迎え入れる様になり、ディセルトはその感覚が気にいって腰を振るわせて堪能していると、お尻に出来た皮膜が急成長してダインとの密着度を高めてくれる。

  ディセルト 「こ、これぇ、伸び縮み出来ますぅ、腰を振るより楽に気持ち良くなれますぅ」

  ディセルトはお尻に生じた皮膜の収縮で、胎内の奥を突き上げてご満悦だ、新たな部位で性交をより愉しむディセルトの才能にダインも頼もしさを感じる。

  そして、ディセルトのお尻に出来た皮膜の使い方は短期間に驚く程に進歩して、微細振動を与えながら伸縮するという方法を編み出し、ディセルトの快楽をより高める方向へと昇華して、浅い呼吸の喘ぎを上げながら遊魔部位を使った性交を満喫している。

  性交によって快楽を得る事は、遊魔としての能力を高める事に繋がる、より悦びに満ちた身体の方が遊魔細胞の侵蝕と増殖が加速されるのだ。

  淫紋はディセルトの喘ぎに呼応するかの様に身体上部へと延びて行く、中でも背中の成長速度は特に早い様で、紋様が集まる部分に新しい皮膜が生じて、中で何かが蠢いている。

  ディセルト 「新しい感覚ですぅ、より延ばす方が気持ち良ぃ」

  その言葉の正しさを示す様に、背中に生じた皮膜は下部から対になって数を増やして、出来た順番が早い程大きく蠢いている。

  ダイン 「その調子で翼の感覚を覚えて下さい、ちゃんと翼を扱えた方が出来る事も多いでしょう」

  ディセルト 「新しいルトの力ですね、魔力の流れで動きを制御するんわけですか、とても斬新な感覚です、特にお尻ぃ、細かな動きも思い通りに出来ちゃいますぅ」

  ダイン 「振動と抽送を同時に愉しんでますね、飽きれる程に快楽に貪欲ですね」

  ダインはワザと言葉でディセルトを貶めて精神の堕落を指摘してみせる、だが、ディセルトはその言葉を恍惚とした表情で受け止めて、逆に自信の変質をアピールする、そう、ディセルトは本能的にダインが悦ぶ事を理解しているのだ。

  そして、ディセルトの魔進化に具体的な変化が起こり始める、急成長した翼が耐久度を超えて下部から皮膜を突き破り始めたのだ、下から同時に一対ずつ拡がって行く体液に濡れた翼は、それを乾かす様に大きく拡げられて、出た後も成長して行く。

  ディセルト 「ルトの翼で生まれる風が心地良いですぅ、何だか凄く速く動いてますぅ」

  ダイン 「遊魔細胞で生み出されたモノですからね、構造自体が元の手脚よりも格段に上なんですよ、ぼんじりの動きも凄いですよね」

  ディセルト 「はいぃ、このブルブルも凄すぎますぅ、股肉震えるのがこんなにも凄いなんてぇ」

  ダイン 「私の肉槍も気持ち良いですよ、余分なモノまで絞り出されてしまいそうです」

  実際、ダインの尻尾には色々な効果を持つ体液が貯蔵されており、予期していない振動で漏れ出てしまう事もあり得るかも知れない。

  結果、ダインは大きな突き上げで自分の欲望を満たすと、ディセルトの胎内に最後で最大の放出を行って肉槍を引き抜いた。

  ディセルト 「あっ、抜かれちゃいましたぁ、でもルト十分に満足してますぅ、後はこの翼でオ○ンコを慰めますぅ」

  順応の早いディセルトは一番下の翼をオ○ンコに当てると、人の身体では不可能な微細振動を与えて、前と後ろからの二重の振動で愉しみ始めた。

  ダイン 「ディセルトは実に淫らに開花しましたね、ですがそれが遊魔として相応しい変化です、淫らを楽しむのも遊魔ですから」

  ディセルトを侵蝕している紋様は遂に頭まで進出して目の下辺りまで拡がっている、ここから先はは北部の守護者のインプラントとの接触があるので、ダインとしても目が離せない様だ。

  だが、ダインの懸念は不発に終わった様である、侵蝕を続ける紋様はディセルト全体を覆い込んで、殆ど今まで行ってきた魔進化と変わりもない。

  ダイン 「何かおかしなところは有りませんか、頭の中で小さな声が響くとか?」

  ディセルト 「そういった事は全く無いです、北部の守護者の干渉は全く有りません、頭の中のこれ遊魔の力なら出せるんじゃ無いですか?」

  ダイン 「完全に魔進化が済んだ後なら可能ですね、身体事態がより頑丈になりますから、口から尻尾を侵入させて排除してみましょうか?」

  ディセルト 「ダイン様はルトの強みになると言ってましたが出来るならお願いしたいです、遊魔由来じゃないモノが脳に存在してるって不安になります」

  ダイン 「なら尻尾先を咥えて下さい、後は私がやりますので」

  ダインは剥いた尻尾をディセルトの口先に近付けると、ディセルトは躊躇せずに咥え込んだ。

  ダインの能力なら舌を延ばして取り除く事も可能だが、万が一を考えて容易に切除出来る尻尾を選択したのだ。

  舌でやるのと同じ要領で脳内に侵入した尻尾触手は、脳に損傷を与えない様にインプラントに近付くと皮膜で包み込んで行く、離れてディセルトを観察しているダインの目からは異常が感じられ無かった為にそのまま抜き出す事にして、ディセルトの脳内に埋め込まれていた未知の物質はダインの目に晒される事となった。

  ダイン 「コレは興味深いですね、見た感じ電子機器に見えますが現在のアーグル文明では到底作り出すのは不可能でしょう」

  ディセルトもダインがまじまじと見つめるインプラントを興味深げに見て問い掛ける。

  ディセルト 「変わった石にも見えますけど、こんな小さい物をダイン様は恐れていたんですか?」

  ダイン 「いや、小さくとも頭の中で爆発すればディセルトは死んじゃいますよ、どうやら爆発はしない様ですが、人体の微細な電気で動く機器の様ですが、私の世界よりも進んだ技術ですね」

  ディセルト 「進んだ文明ですか・・・でもダイン様は北部の守護者の元に対話に赴くんですよね?」

  

  ダイン 「地の王は守護者との接触に失敗してますからね、ちゃんと折り合いを付けておく必要はあると思います、何より私が楽しみなんですよ」

  ディセルト 「ですが先ずルトが先に行って様子を確認しますね、耳長のルトはいいようにされてしまいましたが遊魔なら大丈夫な筈です」

  ダイン 「過信は禁物ですよ、ですが一度行った事があるディセルトが適任である事は事実ですからね」

  ディセルト 「はい、必ずやご期待に応えてみせます」

  そして、ディセルトの意気込みを表すかの様に残りの三対の翼が一気に皮膜を突き破って拡がる。

  残りの三対の翼はほぼ同じ大きさをしており、それが目一杯拡がった事でディセルトの大きさが数倍に膨れ上がった様な感じだ。

  ダイン 「実に心強い言葉です、ディセルト達の話とこのインプラントで私も少し怖くなってきたんですよ」

  ダインの告白にディセルトは意外そうな顔をして問い掛ける。

  ディセルト 「ダイン様は弱みを見せたりするんですね、凄く自信家だと思ってました」

  ダイン 「弱みを見せられるのは信頼の表れですよ、虚勢を張る事の愚かさは見ていて恥ずかしくなります、馬鹿には解らない様ですが」

  ディセルト 「それよく解ります、人って自分を能力以上に見せようとする者が多いですよね」

  ダイン 「人の価値が見抜けない者が多いから、虚勢が有効なんでしょうね」

  ディセルト 「遊魔へと魔進化した貰えたお陰で、ルトもより多くを理解出来る様に成りました、ルトの生きた数百年で得た事より多くを得て何だか腹立たしいですけど」

  ダイン 「ディセルトの経験は遊魔の中で大いに役立つと思うので、耳長としてのディセルトの人生にも大きな価値は有りますよ、それに魔進化はまだ完全じゃ有りません、耳の羽根が伸び切ってませんからね、そこが整う事で遊魔ディセルトは完成するんですよ」

  ディセルト 「この意思の繋がりで終わりじゃなかったんですか、確かにダイン様の見た目のこだわりって遊魔を生み出すに当たってとっても重視していますよね」

  ダイン 「美を見極めるのに最も重要なのが視覚ですから、味覚と聴覚と視覚は良し悪しを判断し易いですから」

  ディセルト 「確かに人の心を見極めるより楽ですよね、あ、耳がモゾモゾしてます、羽根が産まれてる感覚なんですね」

  その後、ディセルトの遊魔部位は完全に成長して完全な遊魔として魔進化を遂げた、ダインの北方探索は大きな山場を迎えた様で、未知なる奇妙な山とそこに存在する北方の守護者との邂逅は遊魔の前途にどう関与してくるかは未だ未知数だ。

  おまけ

  ダインの私見パラメーター

  ディーティル         遊魔ディーティル

  淫     45 淫       435

  技    675       技      1525

  体    105       体       705

  魔  34700       魔    257000

  ダインが合った中で最強の耳長であるディーティルは、耳長本来の流れに逆らった魔進化を遂げる事で遊魔形態での戦闘力を大幅に増大させている。

  耳長と一番相性の良い遊魔型は魔龍型ではあるが、魔龍型の大きな尻尾では耳長の多くが習得している細身剣による剣術との相性が良くない、これは単純に大きな尻尾が下半身の動きに制約をもたらす為で、ディーティルに与えられる役割とのイメージも合わない。

  そこでダインはディーティルに対して、人間で有効性を示した天使型を導入する事に決めた、天使型の小さな尾羽なら耳長剣術とも相性が良く、この事でディーティルの遊魔形態での戦闘力は大幅に増大している。

  また、ダインは魔龍型でない耳長遊魔の魔龍化というモノにも興味を抱いており、今後能力を最大限に発揮される時のディーティルの姿がどの様なモノへと変わるのか大きな期待を抱いている。