第02話『「魔法の〝言葉《じゅもん》〟」を唱えたら……?』(登場ヒロイン 魔法少女・マジカル☆アニィちゃん) Act 2 『私、行きますッ!』
まえがき
この物語は、フィクションです。登場する人物名・団体名・事件はすべて架空のものであり、無論実在はしません。
またこれらの物語には、一般的ではない外的形態を持つ者や、その嗜好者など、「特殊な精神構造を持つ人物」が多数登場します。(「ふたなり」「獣人」「極端な身体変形を好む異常性癖者」など。それらのキーワードは、設定タグをご参照ください)
物語を読み進めることで、受け入れ難い不快感を感じる場合がありますので、心身等に強いストレスを感じた際は、作品が掲載されたページから速やかに退去し、再訪しないことを強くお勧めします。
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『突撃! [[rb:並行世界 > パラレルセクション]]間で反復横跳びする爆裂少女隊は、あらゆる快楽と絶望を手中にする⁉』《爆裂セクシーダイナマイト! ボンバーギャルズ‼》
第02話 『「魔法の〝[[rb:言葉 > じゅもん]]〟」を唱えたら……?』(登場ヒロイン 魔法少女・マジカル☆アニィちゃん)
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Act 2 『[[rb:私 > わたし]]、行きますッ!』
『本当にそんな[[rb:事 > こと]]ができると思っているのか⁉』という、ギャルたちの視線を痛いほど浴びるアニィちゃんに対し、マシンガリィは、
「ハハっ! 大層なご意見、痛み入るね! それじゃあ天下の[[rb:魔法少女 > マジカルガール]]どののお手並み拝見といこうかッ? なぁ!」
などと、両手で〝お手上げ〟とジェスチャーし、『この件は[[rb:お前 > アニィ]]に任せるから、[[rb:自分 > アタシ]]は降りる』[[rb:事 > こと]]を[[rb:暗 > あん]]に[[rb:示 > シメ]]した。
これに、ウルトラガールと共に二列目の席に座っていた〝ゴムゴム少女〟ストレッチィちゃんも[[rb:勢 > いきお]]いよく立ち上がっては、
「そんなのヒドいわ、マシンガリィ! アナタだって、[[rb:その > ・・]][[rb:魔法少女 > マジカルガール]]の恐ろしさはよく知っているハズでしょ⁉
もしアニィちゃんが、〝この前の[[rb:娘 > コ]]〟みたいな[[rb:目 > ・]]にでも[[rb:遭 > あ]]ったらどうするのッ‼」
と、心にもない(?)茶番に満ちたセリフを、目一杯[[rb:潤 > うるい]]いを[[rb:含 > ふく]]ませつつ言い[[rb:放 > はな]]った。
そんな[[rb:彼女 > ストレッチィちゃん]]の『利己的本性』など重々承知しているとばかりにマシンガリィは、
『アニィの〝前〟だと、とんだネコかぶりやがって……テメェだって〝甘い汁〟吸いたさに[[rb:敵 > ミュートロン]]の横取りを考えてんだろ!』
などとは[[rb:口 > クチ]]に出さず、ストレッチィちゃんを[[rb:睨 > ニラ]]みつけた。
ストレッチィちゃんの言っている〝この前の[[rb:娘 > コ]]〟というのは、以前〝[[rb:その > ・・]][[rb:魔法少女 > マジカルガール]]〟と対決した「ギャルズラボ所属の、とあるボンバーギャル」の[[rb:事 > こと]]であり、[[rb:敵 > てき]][[rb:魔法少女 > マジカルガール]]のマジカルショットやマジカルウェイブを全身に[[rb:浴 > あ]]びて、『フグのように』膨張したかと思えば、『アッという[[rb:間 > ま]]に』[[rb:木 > こ]]っ[[rb:端 > ぱ]][[rb:微塵 > ミジン]]と爆発四(死)散してしまったのだ!
[[rb:何 > ナン]]だカンだ言ってはみても、ウルトラガールやマシンガリィは、[[rb:敵 > テキ]]からの魔法攻撃に耐性を持つ[[rb:マジカル > 魔法少女]]☆アニィちゃんこそが最適任と考えていたが、[[rb:一見 > いっけん]][[rb:彼女 > アニィちゃん]]の身を案じると思われたストレッチィちゃんといえば、その言葉とは[[rb:裏腹 > うらハラ]]に、
『もしアニィちゃんが「[[rb:何 > ナニ]]かの間違いで」その[[rb:魔法少女 > マジカルガール]]を倒すなり説得するなりしてしまい、[[rb:自身 > ストレッチィちゃん]]との対決の[[rb:機会 > チャンス]]が[[rb:失 > うしな]]われてしまったら、超絶的な破壊力を持つ〝マジカルショット〟や〝マジカルウェイブ〟を「[[rb:この全身に > ・・・・・]]」[[rb:浴 > あ]]びられなくなるじゃないのッ‼』
『〝マジカルパワーが[[rb:この身 > ・・・]]に照射された瞬間、「うッ……っ⁉」と絶句し、[[rb:虚 > ウツ]]ろな[[rb:眼差 > まなざ]]しでヨダレを[[rb:一筋 > ひとスジ]]ダラッと[[rb:垂 > タ]]らして硬直した[[rb:後 > あと]]、突然「げゲぼォっッ⁉」と大絶叫して超膨張するストレッチィちゃん‼〟一度でイイから〝その[[rb:台本 > パターン]]〟で撮影させて欲しいのッ‼』
『トムには〝チョット[[rb:内緒 > ないショ]]で〟という[[rb:形 > かたち]]で、一回だけ。ほんの一回だけ! お願いよ……ッ‼』
などという、「これまでの悪い[[rb:癖 > クセ]]」がまたもやアタマをもたげ、トンデモないヤラレ妄想を[[rb:募 > つの]]らせては、その身をクネらせた。
一方のアニィちゃんといえば、〝そうと決まればこうしている[[rb:時間 > ヒマ]]はない!〟とばかりに、
「[[rb:私 > わたし]]、行きますッ!」
と、顔の半分以上を隠してしまう[[rb:程 > ほど]]の、大ぶりなべネチアン・マスクを大げさなそぶりで装着させると、ブリーフィングルーム内に設置されている、一階の屋上直通のエレベーターへと飛び込んでいった。
ストレッチィちゃんは、内心『ねぇ、アニィちゃん⁉ 今の[[rb:私 > ワタシ]]の「おハナシ」聞いてました?』と[[rb:半 > なか]]ば[[rb:呆 > あき]]れつつ、[[rb:扉 > トビラ]]が閉まる寸前のエレベーター内のアニィちゃんに向け、
「アニィちゃん! もしも〝もうダメ!〟ってチョットでも感じた時は、[[rb:何 > ナニ]]が[[rb:何 > ナン]]でも、どんな手を使ってでも逃げて来るのよ? わかった?」
と、いつもの利己的観念から出た〝[[rb:偽 > いつわ]]りのアドバイス〟を送ると、アニィちゃんは無言かつ力強く[[rb:頷 > うなず]]き返し、エレベーターのドアを閉め切った。
「……もしアニィちゃんがヤラレたら、次は[[rb:私 > ワタシ]]がヤラセてもらう。[[rb:当然 > とうゼン]]異論は認めない」
ストレッチィちゃんは無表情かつキッパリと、マシンガリィやウルトラガールへと言い[[rb:放 > はな]]った。
それに対しウルトラガールは、
「[[rb:敵 > エローイ]]の[[rb:魔法少女 > マジカルガール]]は[[rb:恐 > おそ]]らく、ミューティアンの持つボンバーパワーやセクシーダイナマイトの能力を[[rb:暴走 > オーバーロード]]させる[[rb:魔法力 > マジカルパワー]]を使っているのヨ。
ストレッチィちゃんは、自分の[[rb:能力 > ボンバーパワー]]に自信があるんだろうけど、そんな時にこそ油断は禁物ヨ?」
『〝脳筋サバサバ系の〟マシンガリィと違って、ウルトラガールは[[rb:細 > コマ]]かい[[rb:事 > こと]]をネチネチと……[[rb:所詮 > しょセン]]〝二流ミューティアン[[rb:共 > ども]]〟の集まりが……』などと、ストレッチィちゃんは内心[[rb:毒 > ドク]]づいた。
そうかと思うと[[rb:一旦 > いったん]]席から離れ、前方のブリーフィングAIコンソール部へと近寄ると、
「ふふッ……心配しないで? 〝ラボ側〟の計算によると、[[rb:私 > ストレッチィ]]とアニィちゃん『だけ』は、[[rb:敵 > テキ]]の[[rb:魔法力 > マジカルパワー]]の直撃に耐えられる確率〝100%〟なので!
まぁ、マシンガリィやウルトラガールは『ギリギリ』生き残れるかも知れないけど、〝その[[rb:他 > た]]〟の[[rb:ギャル > モブ]]のみなさんが生き残る[[rb:確率 > %]]は『〝[[rb:一桁 > ひとケタ]]〟とか〝ゼロ〟』ばかりなんだから! ホホホっ!」
と、〝そのデータ〟をわざわざ[[rb:弾 > ハジ]]き出し、モニター上へと表示させては、高らかに笑った。
それらの情報は、[[rb:各々 > おのおの]]の自室でも確認が可能[[rb:故 > ゆえ]]、前列に座っていた三人以外の、数十人のギャルたちは、『自身が生き残れる確率』を知ろうと、[[rb:我先 > ワレさき]]にブリーフィングルームから[[rb:勢 > いきお]]いよく退室していった。
この有り[[rb:様 > サマ]]に、ゴミでも見るような[[rb:眼差 > まなざ]]しを向けたストレッチィちゃんは、
「ギャルズラボ内の〝ああいった〟有象無象どもは、どうせ全滅しようが[[rb:構 > かま]]いやしない。
だからこそ、欠員補充のための『ミュートロンの[[rb:鹵獲 > ろカク]]』に、アンタら『四人』には〝もっともっと〟頑張ってもらわないと……ネェ?」
と、マシンガリィとウルトラガールの他に、別件で[[rb:既 > すで]]に出撃[[rb:済 > ず]]みの「マスターキャップ」や「バルクァップ」を含めた『〝一応?〟ボンバーギャルズのトップランカー陣』を[[rb:挙 > あ]]げ、奮起を求めた。
〝ボンバーギャルズ、[[rb:陰 > かげ]]の実力者〟ストレッチィちゃんの[[rb:力 > パワー]]は認めつつ、マシンガリィやウルトラガールは内心『エラそうに!』と[[rb:憤慨 > ふんガイ]]したが、その[[rb:実 > ジツ]]、どんどんとエスカレートしてゆく〝[[rb:新手 > あらテ]]ミュートロンによる猛攻〟に、日々憂慮を[[rb:募 > つの]]らせていたのだった。
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他国製の偵察衛星をハッキングし、そのリアルタイム映像を解析したというブリーフィングAIの情報通り、[[rb:街外 > まちハズ]]れにある小高い森林を[[rb:開墾 > かいコン]]し作られたというその自然公園に[[rb:人出 > ひとデ]]はまったく無く、もはや不人気を通り越し、閉鎖にも近い様相であった。
ペンダント型のジェム『セクシーダイナマイト』から生み出された「魔法のほうき〝マジカルブルーム〟」に乗り、ギャルズラボの[[rb:屋上 > おくジョウ]]から〝飛び立った〟アニィちゃんは、ほどなくしてこの自然公園へと到着した。
ウルトラガールやマシンガリィのような、超高速の空中移動はできなかったが、数十人と存在するボンバーギャルズ中〝[[rb:生身 > ナマみ]]で〟空中移動(浮遊)できるのはウルトラガールと、(魔法道具に[[rb:頼 > たよ]]るとはいえ)マジカル☆アニィちゃんの二人だけである。
ゲートボールか、ゴルフ派生のローカル球技用だろうか、手入れがまったくされていない、その平坦なコース上の芝生は枯れきってしまい、[[rb:所々 > ところドコロ]]土がムキ出しとなっている。
ソコには、そのスリムな身にブラックのマジカルコスチュームをまとった、黒髪ロングの美少女、身長もアニィちゃんとさほど変わりはしない、[[rb:結社 > エローイ]]所属のミュートロン『マジカル★ヴァニィ』が[[rb:佇 > たたず]]んでいたのだった。(ボンバーギャルの一人を爆殺させたマジカル★ヴァニィの情報(名前や容姿など)の周知は、[[rb:既 > すで]]にラボ内のギャルズには[[rb:行 > ゆ]]き渡っていた)
〝名前や顔〟は分かってはいても、[[rb:雑木 > ぞうキ]]林ばかりが目立つ公園内でどのように[[rb:相手 > 魔法少女]]を探そうか、移動中[[rb:考 > かんが]]えあぐねていたアニィちゃんは、そのあまりの[[rb:呆気 > あっけ]]なさに一瞬[[rb:躊躇 > ちゅうチョ]]したが、やはり〝[[rb:迷 > マヨ]]っている[[rb:時間 > ヒマ]]はない!〟とばかりに意を決し、上空からマジカル★ヴァニィの前へと降下する[[rb:事 > こと]]とした。
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Act 2 『[[rb:私 > わたし]]、行きますッ!』おわり
Act 3 『魔法生物マンゴラド!』に つづく