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貴族令嬢が呪いのアクセサリーで快楽落ちしていく話

  カタリーナ・ガーネティアは、ガーネティア家の令嬢である。母を早くに亡くし、父と屋敷の物から寵愛を注がれた彼女は、その愛情を体現するように美しい少女に育っていた。

  長いまつ毛に瞬く紅玉の如き瞳は、湖に跳ねる夕陽のような煌めきを宿している。白いきめ細やかな肌は彼女を包むシルクのドレスよりも滑らかで、女性らしく成熟していく最中の肢体を清らかに支えていた。

  陽光を新緑の木々に透かす木漏れ日のように、清らかな風にそよぐ金の髪も。空の青さを眩しげに見上げるそのどこか儚げながらも芯のある凛とした佇まいも。そのつま先から髪の先までが人を惹き付ける無垢な美しさがあった。

  その天性の美貌は、社交界へデヴューは来年に控えたばかりだというのに婚約の打診が幾つも舞い込む程だ。当然、その婚約の全ては、溺愛する父によって拒まれているのではあるが、間違いなく来年のデビュタントで最も注目されている令嬢と言って、否やを申し立てる者はいないだろう。

  清純さは、朝露を纏う白花に喩えられる程で。

  「ん……っ、ぁ、私、……っんあ……どうして、……っ」

  誰も、彼女が夜な夜な自らの淫欲を、淫らに慰めている等とは思いもしないだろう。使用人も下がらせた夜の寝室、扉の外で待機している側仕えにも聞こえないように声を抑えながら、カタリーナはその白魚の指先で汚れを知らぬ蜜肉を濡らしていた。

  楚々として産毛すら生えていないような秘裂は仄かな朱色に色づき、あどけなくも艶やかに僅かな照明へと、蟠る熱を顕わにしている。くちゅ、くちゅ、と閉じた双唇が指に吸い付く音は、ベッドの天蓋に跳ね返り彼女の羞恥を高ぶらせながら、しかし、レースのカーテンが秘密のままに押し止める。

  恐る恐る濡れた蜜口を撫でるその手付きは、不慣れながらも確かに己の肉欲を苛まれて貪欲に求めているのが分かる不揃いさがあり、却ってその行為を淫猥足らしめていた。

  「こんなっ、はした、ぁ……なぃ……、っ、ぅう……」

  火照る体をその幼い窄みに指先を吸い付かせる。そればかりで納めようとする、その性知識の乏しさの通り彼女の秘密の習慣は、つい最近急に彼女の体を蝕むように発露したものだ。

  父から誕生日に贈られた白銀のネックレス。石にカタリーナの瞳と同じ色の宝石があしらわれたプレゼント。国内外の通商を担うガーネティア家現当主、つまりカタリーナの父親がカタリーナによく似合うだろうと買い取ったそれを、父を慕うカタリーナはとても気に入っていた。毎日のようにそれを身に着け、寝る時ですら枕元に飾る程だ。

  それがガーネティア家を貶しめ商区を狙う、他貴族の策略とも知らずに。

  そして、その数日後、カタリーナの体に異変が生じ始めていた。

  始めは茶会の稽古をしていた時だ。紅茶の渋い香りが喉の奥を温めたかと思えば、腹の奥に今まで感じたことのないもどかしさを覚えたのだ。だがその時はそれだけで特に気にしもしなかった。だが、そんな異変は次々と連続した。食事をしている時、勉学を行っている時、湯浴みをしている時、そして、寝台に横になった時。

  場所も時間も問わず、カタリーナの体は熱くなり、シロップに浸したスポンジをフォーク出押しつぶしたようなジュワリとした感覚腰の奥底が腰の奥底で弾ける。

  初めての自慰は、誰もいなくなった寝室で、下着が濡れているのではないかと確かめようとそこへ指を伸ばした時だった。

  「ぁ……っん……ぅ!?」

  下着は濡れてはいなかった。だが、触れた指から全身を走り抜けた強い雷撃に、脳までを撃ち抜かれたカタリーナは思わず声を吐き出してしまう。「お嬢様、如何いたしましたか?」と側仕えのタウロが扉の外から声をかけてくるのに、何でもないと返す。側仕えは三人いるが、護衛も兼ねている彼らは皆男性だ。詳細を話す訳にもいかない。カタリーナは桃色に色付いた唇をかすかに震わせながら、もう一度指をそこへと宛がった。

  濡れていた。

  指で触れた事が逆に下着を濡らすきっかけになってしまったのだという後悔を覚えながら、それでもカタリーナは自らを止められなかった。

  「これが……自慰と、いうもの、なのですね……っ」

  その知識は、家庭教師より授かってはいた。いずれ令嬢として務めを果たす時の為、最低限の知識は付けられていた。だが、その実体験は初めてで、そして、そこからの性欲の加速は著しいものだった。

  異常な程の隆盛。だが、その異常に彼女は気づかない。使用人も濡れた下着にも年頃にはよくある事だと気にせず、ましてや、男の側仕えや父親も。

  ――彼女のネックレスが着用者や周囲の人間の欲望を増幅させ続ける呪いが刻まれているなどとは、誰も気付かなかったのである。

  「ぁ……っ、ん、ぁ……」

  それから、二週間ほど経っただろうか。

  下着を濡らさないよう脱ぎ去ったカタリーナは、ネグリジェをたくし上げて蜜肉を柔らかく撫でる。指先をちゅぷぷと濡れた割れ目に沈ませていきながら、彼女は背をしならせながら、浮かぶ涙をまつ毛に纏わせる。

  快楽の涙、ではあったのだが、それだけではない。知らずの内にネックレスによって増幅され続ける肉欲に、もはや日中ですら人目を憚り膣を慰め――それでも尚、満たされない。物足りないと2本の指を押し詰めてもまだ足りない。

  「ん、ぁ……っ、ん、やっぱり……私、もぅ……」

  それを鎮める方法は、もう知っていた。

  だが、令嬢としての矜持が、父への親愛が、使用人や懇意にしている方々からの期待が、カタリーナを耐え続けさせていた。だが、欲が彼女の堅い意志を激しく揺さぶる。

  カタリーナの意識は、どうしても一点へと吸い込まれる。側仕えを連れていても、コック長と話をしていても、挙げ句、父と就寝前の団欒の最中ですら、カタリーナは、彼らの男としての象徴を――自らの欲を貫いてくれる剛直を備えた腰を見つめてしまう。

  「……、っ」

  カタリーナはそれでも己を律しようと、それだけはいけない事なのだと理解している。だからこそ、この苦難を超えるための想いの力を求めて、縋るような目を父からの贈り物へと向けた。

  枕元に飾ったお気に入りのネックレス。カタリーナの潤んだ瞳と同じ色をしたその紅玉は、彼女の上気し蕩けた表情を反射しながら、キラリと怪しげに輝いた。

  ◇◇◇

  「お嬢様っ、お待ちください!」

  「ほら、早く! 私を見失うとお父様にどやされますわよっ?」

  敷地内の森で、カタリーナが軽やかに駆けていくのを追いかける。

  彼女が貴族としての教育を受け始める頃から、側仕えとして仕えてきた彼らにとっては、成長して淑女としての振る舞いを身に着けた彼女がこうして、遊び盛りだった頃のような振る舞いを見せることに、令嬢としての気品をと窘めなければという想いと同時に、懐かしく嬉しい心地でもあった。

  あと1年もすれば、彼女は社交界デビューをする。そうなれば、とても、こんな風に爛漫な姿を見ることもできなくなってしまうだろう。踊る妖精のような金色の髪を追いかける側仕えの三人は、苦笑いを見合わせて今日は彼女のさせたいようにさせてあげようというアイコンタクトを取った。

  給仕長や旦那様には怒られるかもしれないが、きっとお嬢様の為にはそれが一番なのだ、と。

  優秀な側仕えであれば、出さない判断。だが、彼らのカタリーナを思う心は確かなものだ。そう、彼ら自身は確かにそう思っていたはずだった。

  「……っ」

  側仕え達は、呆然と水と戯れるカタリーナの姿に目を奪われていた。

  水に濡れた長い髪が彼女の白い肌に吸い付いては、ダイアモンドのように水滴を散らしながら舞う彼女の微笑みを彩っている。森の奥にある小さな泉に、彼女は彼らが止める間もなく衣服を脱ぎ去って飛び込んでいた。貴族教育に疲れた彼女が好んでやってきていた泉だ。側仕えもこの場所は知っているが、幼児であった時でもシャツとドロワーズを脱ぐことはなかった。

  十年以上も側に仕え、それでもカタリーナの裸など見たことがない。それは貴族として、いや、女性として当たり前の事だ。だが、カタリーナは今、下着すらすべて脱ぎ捨て、側仕え達の――成熟した男の前にその生まれたままの姿を曝け出している。

  側仕え達は二十後半から三十半ばという盛りのつく年頃だ。カタリーナの父より騎士としての身分を与えられてはいるが、あまり冴えない彼らは皆独身だった。時折、下町で酒場の女を抱くことはあれど、カタリーナほどの美麗な肌を目の前にすることなどありえない。共に育ったと言ったとして過言ではない、少女の清らかな裸体――脱ぎ去った衣服の上に静かに置かれたネックレスに、彼らの欲望が理性という器を軋み、歪ませる。

  清らかな水を跳ねさせて踊る動きに合わせて、ふっくらと小気味よく均整美を伴って発育した乳房がたゆんと揺れる。その先の桃色の先芯は、まるで男達の淫らな視線を知らぬといわんばかりに無防備な柔らかさを見せていた。

  程よい脂肪が乗った腹部から腰へと膨らんでいくラインは、彼女が紛れもなく成熟しつつある女性であることを思い知らせ、対象的にその下にあるひたりと閉じた割れ目には下生えの一つもなく、汚れなき少女であるのだと示している。

  「……ん、は……ぁ」

  水と戯れるカタリーナの小さな声が、それを凝視していた男達の耳朶を打つ。淫猥な熱視線を向けている彼らは気づいているだろうか。カタリーナの白くなだらかな太ももを伝う水滴が、泉の清水だけではないことを。

  「ねえ、タウロ、ミュレス、ジル……お願いがあるの」

  「お嬢、様……?」

  三人の劣情を浴びていたカタリーナは火照る息を吐き出すように彼らの名を呼び、そのまま立ち竦む側仕えへと近づいていく。濡れた髪から滴る水滴が、剥いたばかりの洋梨のようにつややかな乳房を伝う。その肌の柔らかさを目に感じる程に歩み寄るカタリーナに、ただの一歩も後退ることはできなかった。

  食い入るように見つめる。ゴクリと喉を鳴らす。

  その体に触れたいと沸き立つ情欲に呑まれて、それ以外の行動を考えられもしなかったのだ。だが、直後彼らの目の前で行われた光景は、それすら忘れさせるものだった。

  その細く繊細な指先が、薄い桃色に色づく丸爪が、カタリーナの水蜜桃を思わせる柔らかな蜜肉を割り裂いたのだ。くぷり、と蜜が絡まる音と共に溢れた雫が僅かに糸を引いて、地面へと落ちていく。引き抜いた指の先を濡らす液体が泉の水ではないことは、疑いようもなかった。

  彼女はその指を拭うことなく、並んでいた側仕えの中央の手を取る。

  「お、お嬢様……な、なに、を……?」

  「ミュレス……、私、疼いて仕方がないんです……っ」

  カタリーナは、取ったその男の手を、その指を、自らの蜜に濡れた柔い筋へと触れさせた。びくりと跳ねる指先に、声が僅かに跳ねる。誘われるまま三人の中では最年長のミュレスの太い指は、指先から第一関節、更に第二関節へと侵されざるべき高貴な淫肉に沈み込む。

  肉襞がくちゅりと指を撫でる。それは清純を示すように狭く、しかし、その熱さは驚くほどに淫猥そのものだった。それだけで、ミュレスの欲情の高まりが彼の意志など関係なしにズボンを持ち上げていた。その膨らみは、指に感じる膣肉の脈と同期するようにびくびくと痙攣する。

  いや、彼だけではなかった。タウロ、ジル。彼女の痴態を見つめる二人の漲りも今やスラックスを突き破らんばかりに膨張を見せていた。

  「ん、……ぁっ、もっと……奥に、……ね」

  「……ッ」

  ミュレスが指を曲げる。それだけで、身体を仰け反らせて嬌声を漏らした清らかな乙女を見る男達に、もはや理性の器など意味を成さなかった。

  ◇◇◇

  森の奥、清らかな泉のほとり。バチュン、ズチュンという濡れた肉がぶつかり合う淫靡な音が響き渡る。

  

  「お嬢様、挿れますよ……ッ」

  三人の男に嬲られる。初めて乳房を吸われ、身体の隅々を舌と指先で愛撫される。その割れ目を指で玩ぶことしか知らなかったカタリーナは、女の悦びを教え込まれ、淫猥な悦楽の波でもみくちゃにされていた。

  絡ませた指の股からすら快楽を与えられてしまうような興奮しきったカタリーナの破瓜は、そんな短い言葉と共に訪れる。

  「ぁ、あっ……熱……ッ」

  「これが、お嬢様の……っ」

  ミュレスは今にもはち切れそうな剛直を狭い割れ目に押し込む。筋を作っていた柔らかい肉花を、膨らんだ雁首で引っ掻きながら、濡れぼそった襞が包み込んでくる洞窟を掘削していく。

  「ッ、や、あ……っ」

  「嫌なんですか? ビクビク震えて、私を誘ってるじゃないですか。……止めましょうか?」

  「っちが……ッぅ、の……ッ」

  涙を散らしながら首を振るカタリーナはミュレスに胸を揉みしだかれながら、焦らすように引き抜こうとしたミュレスの胸板に縋り付くように泣き叫ぶ。

  ミュレスの口振りは、カタリーナがそれが望みでは無いと確信していた。最早、彼にとってカタリーナは、敬愛し犯すべき清廉で淫猥な女だ。

  「奥……っ、ミュレス……お願い、奥に……ッ」

  「……ッ、良いんですね……っ、もう、我慢出来ないですからね……ッ!」

  「ァっ……んぁあっ、ひう……っンン゛、あぁッ……!」

  痙攣する窮屈な膣肉を剛直のエラで引っ掻きながら、ミュレスは腰を激しく打ち付けた。そこからゾリゾリと襞ごと膣を裏返さんばかりに引き抜いたと思えば、一気に奥まで突き立てる。

  電流が弾けたように体を弓なりに仰け反らせたカタリーナに膣が締まり上がる。全方位から陰茎を圧迫される快楽に、この初心な令嬢は本気で男の精を求めていると確信した。

  淫悦に暴れる腰を押さえつけるようにカタリーナを抱き締め、ミュレスはまだ刺激に慣れていない幼く柔い乳首に歯を立てる。

  「ッぁ……ッ私……ッそんな、……あ、んぁあッ」

  「……ッ、お嬢様、私は、もう……ッ!」

  成熟した男の漲りがくねらせる腰肉の奥へと熱源を運ぶ。誰も触れた事の無い秘宮の入口を突き破らんばかりにミュレスは腰を深く、深く、沈み込ませた。

  その熱にカタリーナは無意識に身を捩る。女としての目覚め、増幅された強い悦びが彼女の心を揺さぶっていた。

  そして、カタリーナの蠕動し締め付ける腟内を更に押し広げるように剛直が膨張する。子宮までの道を少しでも拓こうとする生殖欲が熱く滾った、その直後。

  熱が爆発した。

  「……っ!? ん、ああッ!!」

  「ッぁあ、お嬢様のナカに……ッ、ぐぅ……ッ」

  その剛直を根元まで食い締めた。焼き焦がさんばかりにドロドロの溶岩が蜜肉に噴き上がる。その迸りにカタリーナの全身は、四肢の存在を忘れる衝撃に撃ち抜かれた。

  意識が散逸する。その中で感じたのは、最早激痛にも似た快感。

  それは、カタリーナにとって初めての絶頂だった。

  ビクンビクンと痙攣する肉筒に最後の一滴まで注ぎ込んだミュレスが、達して脱力したカタリーナの体を手放した。

  「ぁ、……あ」

  ミュレスが抜けていった空隙から、ゴポリと濃厚な熱情が溢れ出した。

  絶対的な一線を越えてしまった。清純はまるで薄紙のように容易く破られ、激烈な快楽がまだ脳を痺れさせている。

  後悔を押し流す、オーガズム。

  「タウロ……、ジル……も」

  愛液と混ざり合う精液をかき混ぜるようにカタリーナは、令嬢の艶姿にスラックスからグロテスクに伸び上がる獣欲を慰めている二人の側仕えに、舌足らずな声で強請る。

  初潮も過ぎながら、いまだ純潔を汚されきっていない蜜肉が、快楽を求めてヒクヒクと拡縮する。

  ジルが、カタリーナの脚を抱え上げる。先走りが溢れるその焼きごてを、白濁に塗れた柔肉に押し付けた。

  ミュレスにも、次に注がれるタウロにも負けぬ熱を、カタリーナに刻みつけるように。

  ◇◇◇

  そして、数週間後。

  執務室でカタリーナのデビューとなる主催のパーティ。それについての書類に目を通していたガーネティア子爵は、扉をノックされて顔を上げた。

  「入れ」

  「失礼します……」

  頭を下げて入ってきたのは、メイドの一人だった。だが用を命じた覚えは無い。子爵というあまり影響力のない爵位にあるガーネティアは、デビュー前にも関わらず寄せられる上位貴族からの婚約に辟易している最中の無作法に眉を顰めながら、メイドを招き入れる。

  「旦那様……、実は買い出しの途中でお嬢様の噂をお聞きいたしまして」

  カタリーナの噂。最愛の娘の名を出されて、ガーネティアは思わず立ち上がる。

  「カタリーナがどうした?」

  「給仕長に報告するにも憚られるものだったので、ご無礼を承知ではあるのですが……」

  そして、心配そうに詰め寄るガーネティアに、メイドはその噂を彼に話し、そして。

  「カタリーナが、……っ、屋敷の男たちに、尻を! 振っていると、ッ!? そのような噂を、真に受けたのか……ッ!」

  「いえ……ッ申し訳、ございません……だっ、旦那、様っ……ん、ぁッ……」

  メイドの胸元を暴き、まろび出た美しい豊満な乳房を鷲掴みながら、ガーネティアは執務机の上に寝かせたメイドを犯していた。亡き妻にカタリーナを孕ませた剛直で、涙を流して善がり狂うメイドの蜜壺を蹂躙する。淫らな水音が、グブ、ッバチュン! と腰がメイドの尻を打ち付ける度に激しく響き渡る。

  懲罰めいた強引な抽挿に、しかし、メイドの膣はむしろガーネティアを煽るように締め付ける。結合部は愛液と先走りで白く泡立っていた。

  「良いかッ……! そのような噂など、誤りだと風説を用意しろ……ッ、カタリーナのデビューに、瑕疵など許されはしない。分かるなッ……!」

  「はいッ……はっ……んんッ、旦那、様ぁ、ぅ……ぁッ」

  「宜しい、褒美だ……ッ、僅かも零さず受け取れ……」

  「ッぁ、……んんッ!!」

  伴侶を持つメイドだとは知っていた。だがそんな事は構わず、腟内へと種付けをする。

  熱した白濁を打ち付けたガーネティアは、射精の快感の余韻に身体を震わせながら、接合をそのままに乳房に吸い付いた。

  ネックレスの効果は、今や屋敷全体に広がっていた。淫悦に満ちた欲望が支配している。

  「んんッ……ッン、んッ……!」

  父親が屋敷の中でメイドを犯している最中も、カタリーナは三人の側仕えに犯されていた。

  喘ぎ声を漏らしながら、その麗しい唇でジルの肉棒を咥え込んでいる。既に幾度出されたか分からない白濁に塗れた腟口をタウロの太い剛直で掻き回されながら、肛門すら男を喜ばせる為の性器と化してミュレスの熱を受け入れる。

  ミュレスが揉みしだく胸の先をタウロが啄み、ジルの指が剛直に抉られる蜜肉の狭間にぷくりと膨れ上がった陰核を押し潰す。

  獣のように、犯し、犯され、そんな日々が過ぎていく。

  そして。

  そして。

  ◇◇◇

  カタリーナのデビュタントをひと月後に控えた日。

  「素敵ですね、ネックレスとも合っていて」

  「やっぱり、デビュタントのドレスもこの子に似合うように仕立てて貰って良かったわ」

  カタリーナは、デビュタントで披露するドレスを鏡に映していた。

  紅玉を石にした銀のネックレス。彼女の金髪と瞳に映えるように、白をベースにした紅い差し色のレースドレスは、彼女の清純な佇まいによく似合っていた。

  自らそう評したカタリーナは、ふと着替えを手伝ってくれたメイドに尋ねる。

  「そういえばアジーはどうしたの? 新しいドレスなんて、あの子の大好物だったでしょ?」

  「お嬢様付きでは無い為、ミュレス達も伝えなかったのですね。アジーは数日前、産休を頂きまして……」

  「あら、そうなの。出産祝いも考えないと、折角ならあの子にも……っゥ……」

  「お嬢様……お気分が優れませんか……!?」

  良い反応をくれるメイドだったからぜひ見て欲しかった、と思いながら何かお祝いを、と考えたカタリーナは、しかしその言葉の途中で嗚咽を漏らした。

  明確な吐き気にメイドが慌てて、カタリーナの身を案じるが、カタリーナはそれを手で制した。

  「大丈夫ですか、お嬢様……っ、申し訳ございません。コルセットを締めすぎてしまいましたか?」

  「大丈夫よ……最近多いの、きっとデビュタントで緊張してるのかしらね」

  デビュタントに向けて頑張っているのはメイド達も同じ。あまり心労を増やしたくないカタリーナは、額に汗を浮かばせながら安心させるように微笑んだ。

  「月の物もこの頃やってきてないし……」

  「……カタリーナ様?」

  「い、……いいえ、なんでもないわ」

  「はい……それで、出産祝いはどうされますか?」

  カタリーナがその話を切り上げれば、そんな彼女を気遣ってかメイドが話を戻す。

  「……え、ええ。アジーは、何に喜ぶかしら、ね」

  またジワリと疼きだしている熱を思った。

  コルセット越しに、カタリーナはその腹を不安げに指で擦る。その胸元で彼女を嘲笑うように赤い宝石が煌めいていた。

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