白狼にペットショップで買われ大切にされる話

  初めてペットショップというものに来てみたが

  色々な人種、年齢、がいるもんだな

  いや特に好みは無い、何せ初めて見に来たから、何かあったら聞くから色々

  見て回らせてもらうよ

  気になる子は特にいないかな~

  !?

  すみませーん、ちょっと聞きたいことが

  この値段が書いてない子は買えるのか?

  売れ残りで、可愛い時期はとっくに過ぎているため

  奴隷ショップに売る予定の品だと?

  で?

  いくらなんだ?

  ああ、決めたこの子を買うよ

  私は本気さ

  何ならこのくらい出そう

  そーか、なら10倍でどうだ?

  ありがとう

  あ~

  すまないが、焼き印はやめてくれないか?

  可愛そうでね

  なら、さらに倍の値段を払おう

  ふっ、話が分かってくれて助かるよ

  (場面転換)

  着いたよ

  今日からここが君の家だよ

  と、その前にちょっと首さわるよ

  ほら取れたよ首輪

  君にはこんなもの必要無いからね

  目つぶちゃって

  やっぱり、怖かったよね?

  安心してくれ私は君を殴ったり、蹴ったりなんてしないから

  ああ、本当だ

  それよりお風呂に入ろっか、君あの店でずーと放置されてたから

  髪もボサボサだし、体も汚れてるよ

  ほら椅子に座って

  髪洗うから、目瞑っててね

  これで髪の方は終わりっと、次は体だね

  うん、体の方も終わり

  後は肩までしっかりと湯につかって100数えたら出てくること

  ボロボロの君の服は捨てておくから、新しい服を置いておくからね

  (場面転換)

  あああ、だめじゃないか髪を乾かさなきゃ

  ほらこっちおいで乾かしてあげるから

  ふふ、どーお私と同じ髪型にしてみたよ

  君の髪、私の髪よりもきれいだな~

  うらやましい

  何でここまでしてくれるのって?

  う~ん、それは君を気に入ったからかな

  店にいた他の子は、みな気に入ってもらおうと一生懸命

  媚びていたり、甘える素振りをしていたけど

  君はただずっと何もせず、希望を失った目をしていたからかな?

  変わっていますねって?

  昔から皆によく言われるよ(笑)

  君に聞きたいことがあるんだがいいかな?

  君の名前を教えてくれ

  違う違う、店で呼ばれてた名前じゃなくて

  君のご両親がつけてくれた大切な本当の名前を

  とても

  素敵な名前だね

  私の名前は〇〇〇だ

  様なんてつけなくていいよ

  君はペットじゃないんだから

  じゃああ、なんなんですかって?

  旦那君?かな?

  私にも分からないな~

  ただ君を大切にしたいっていうのは分かる

  今日はもう遅いから寝よっか

  どこで寝る気してるんだい?

  君は今日からここで寝るんだよ?

  ?じゃなくて、こーこ

  そっ、私のベッド

  厳密にいえば一緒に寝るの

  いや、照れなくていいからさ

  ほらギュー

  暖かくて眠くなってきちゃったかな?

  良いよそのまま寝ても

  明日は一緒に買い物に行こうね?

  私の余ってる服を着せたけど、やっぱり大きいねぶかぶかだもの

  首輪をしていないとダメじゃないのって?

  大丈夫大丈夫、私の側を離れなきゃ

  それと、白狼である私の白い毛で編んだブレスレットをしてれば

  誰も近寄らないし、手を出す輩もいないさ

  それじゃあ

  おやすみ