自然豊かな峡谷にある寂れた貧しい村。
若い牡達は出稼ぎに従事しており、子供や高齢者を除き、村民の大半は牝が占めている。若い牝達は農作業に従事し、若い牡達の帰りを待っている。
季節を跨ぐ間、出稼ぎに従事する牡達の性欲は高まっており、若い牝達も身体を持て余す。故に、牡達が戻る際には旅の安全を感謝するという名目の祭りが開かれ、裏では昂った牡と牝が互いの身体を求め合い、夜通しで身体を交じり合わせている。
祭りの翌朝、家々の寝室や納屋には果てた牡と牝達の姿があり、牡の性器は力無く垂れ、牝の股間からは白い液体が伝い落ちる。辺りには生臭さと熱気の残り火が漂い、いかに燃え上がったのか理解できる光景である。
村の一角、ある納屋の中で目を覚ました若い牝のバシャーモはゆっくりと起き上がり、辺りを見渡した。昨晩、積み上げられた藁の中に飛び込み、二匹の若い牡達と一晩を共にしたバシャーモの身体は精液により薄汚れており、その臭いと感触にバシャーモは不愉快そうに眉根を寄せる。
ふと、横で寝ている若い牡が寝返り、彼女の名前を呟いた。
「サラ…」
若い牡の口から出た寝言を耳にした若い牝のバシャーモ、サラは微笑みを浮かべ、若い牡の頬を撫でる。サラの手の感触に若い牡はにやりと顔を歪ませ、夢の中でもサラを見ているようである。
若い牡の性器がそそり立ち、サラの目に止まる。
夢の中でもサラと交わり続ける牡の身体は正直であり、それを見たサラは目を丸くさせる。彼の近くではもう一匹の牡が眠っており、寝息を立てている。彼らの寝姿を見たサラはにやりと笑みを浮かべ、隣で寝ている牡の股間に顔を近づける。
納屋の外から物音が聞こえるが、サラは眼前の肉棒を凝視する。
サラの眼に勃起した性器が反射する。
昨晩、眼前の竿により股間と口、尻の穴を犯されたサラであるが、その快感を忘れられずにいる。サラは目を細め、口を開き、若い牡の性器を咥える。目を閉じたサラは大きく太い肉棒の存在を実感するが、彼女はそのまま舌を使い、若い牡の性器を舐める。彼女の攻めを感じた若い牡は、眠ったまま呻き声を漏らし、身体を震わせる。サラはそのまま牡の性器を舐め続けて、やがて若い牡は身体を軽く逸らし、震わせた。
直後、サラの口内に熱い体液が広がり、サラはそれを吸い上げる。
同時に、サラの顔面により熱い液体がかかり、彼女は驚きのあまり、閉じていた目を開き、若い牡の顔を見る。
「えっ…」
若い牡の精液は全てサラの口の奥に放たれたが、彼女の顔には熱い液体が伝い落ちる。サラが視線を向けた先には目を見開いた若い牡の顔があるが、彼の首元には赤い切り傷があり、切断された頸動脈から大量の血が流れ出し、サラの顔を赤く染める。
寝ていた若い牡は何者かにより首を切られ、痛みと熱で目覚めた彼は苦悶の表情を浮かべ、藁の上を転げ回る。その光景を呆然と見ていたサラの視界の端で、もう一匹の若い牡が首筋を切られ、同じ様に苦悶の声を漏らしている。
その時になり、サラは状況を理解し、悲鳴をあげそうになった。だが、若い牡達の近くにいた影がサラの口を塞ぎ、そのまま藁の上に押し倒した。
影は鮮血のついたナイフを取り出し、サラの眼前に突きつける。『逆らったら殺す』と暗に影は示しており、サラは恐怖で表情を凍らせつつ、顔を逸らした。
サラの視界に開け放たれた納屋の入り口が映る。
入り口から村の広場が見えるが、昨晩の祭りが開催された広場には村の若い牝達が集められ、周囲には祭りに参加し寝ていた村民達の死体が転がっている。死体の中には子供もおり、若い牡や高齢の者達の死体もある。
サラの目に見慣れた顔が映る。
放置された死体の中にはサラの家族の姿もあり、それに気がついたサラは大きな瞳を見開いた。
直後、ナイフを持った影がサラの股を強引に開き、自身の性器を押し込んだ。
「いやぁぁぁっ‼︎」
愛撫をせずに強引に挿入されたサラは悲鳴をあげるが、影は容赦なく腰を動かし、自身の欲求を満たそうとする。下半身から響く激痛と家族を殺されたという事実がサラの中で広がり、彼女は大声を上げ続けた。
サラの声を鬱陶しく感じたのか、影はサラの口にタオルを押し込み、腰を動かし続ける。納屋の中にサラのくぐもった悲鳴が広がり、影はだらしなく舌を覗かせ、腰を振り続ける。
やがて、影は自身の腰をサラの臀部に押しつけ、身体を細かく震わせた。数秒後、サラの胎内で果てた影はサラの股から自身を引き抜き、サラの肌を白い液体が伝う。
サラは大きな瞳に涙を浮かべ、声を押し殺しながら嗚咽を漏らす。だが、影は泣き続けるサラに見向きもせず、代わりに別の影が近寄り、サラの膣に自身を押し込む。汚されたサラの膣は影の性器を飲み込み、影は快感の笑みを浮かべる。影はサラの臀部を鷲掴みにして、腰を振り続ける。
サラは下腹部に広がる痛みと振動を覚え、涙をこぼした。影はサラの反応など露知らず、腰を振り続け、自身の快楽を求めていた。
数分後、影はサラの臀部に腰を押し付け、サラの胎内へと射精した。2度にわたり、望まぬ牡の精液を胎内へと出されたサラは泣き続け、憎悪の眼差しを影へと向けた。
サラは肩越しに影を睨みつけたが、影達はケラケラと愉快そうな笑い声をあげ、納屋の外を指差した。彼らの手の動きを見たサラもつられて視線を動かした先には、広場で燃え広がる火炎の山が見えた。
広場には燃料の匂いと肉が焼ける臭いが広がる。
目の前の光景と嗅覚のもたらす情報が意味する事を理解したサラが悲鳴を上げる直前、影達はサラの頭に袋をかけ、彼女の手を縛り上げた。
サラの記憶はそこで途絶えた。
*
次にサラが覚えている光景は、薄暗い倉庫の中に放り込まれた時の事であった。倉庫の中は湿気があり、薄寒さと湿度の高さにより、非常に過ごしにくい環境である。また倉庫の壁の天井付近には採光と換気のための小さな窓が設置されているだけであり、脱出できるような窓や穴は存在しなかった。
サラの村が盗賊団に襲われて、数週間が経過した。
盗賊団の牡達はサラを含めた美しく若い牝達を連れ去り、他の村民は皆殺しにした。金品や食糧と共に連れ去られたサラ達は盗賊団の牡達により何度も犯され、膣や肛門、口腔の全ての穴を使い、玩具の様に雑に扱われた。
盗賊団はギャロップが牽引する馬車を使い、移動していた。その間にもサラ達は盗賊団の牡達により犯され続け、時には複数の牡達により弄ばれた。牡達は避妊する事はなく、サラ達の胎内に続々と精液を放ち、欲望のままにサラ達を扱った。
道中、誘拐された娘の内、サラと親しい仲であったブースターが舌を噛み切り、自害した。家族を殺されたブースターは盗賊団による過酷な扱いに耐えきれず、自ら命を絶った。だが、盗賊団の牡達は舌を噛み切り、絶命したブースターの身体を犯し、冷たくなった頃に路傍へゴミの様に投げ捨てた。
それ以降、盗賊団の牡達はサラ達に口輪と足枷をつけさせ、自害と逃亡の阻止を図った。
ギャロップの場所は動き続け、やがて港町へと到着した。道中、盗賊団の牡達に犯され続けたサラ達であったが、港の一角にある倉庫の中へサラ達を監禁した。
地獄のような旅路の終わりを迎えたと考えたサラ達であったが、それは違った。
倉庫の中にはサラ達以外にも誘拐された若い牝達の姿があり、中には腹が膨らんでいる牝もいた。彼女らの足には枷がつけられ、全ての牝達が虚な眼差しをしていた。
倉庫に監禁後、盗賊団は港を訪れる牡達から金を受け取り、代わりにサラ達を突き出した。激しい肉体労働や長期間の乗船後の牡達は牝に飢えており、彼らは盗賊団に金を渡し、代わりにサラ達を抱いた。少ない日で日に5人ほど、多い日だと10人以上の牡達に抱かれ、彼らはサラ達の胎内へ欲望を放った。牡達は誰も避妊せず、嫌がるサラ達を時には殴り、時には首を絞め、強引に抱き続けた。
「あ…あぁ…良いぞぉ…」
今日も金で買われたサラは牡のラグラージに抱かれていた。ラグラージはサラを後方から犯し、同時にサラの首にタオルを絡め、彼女の首を絞めつつ腰を振っている。
「ゔぉ…ゔぁ…」
首を絞められ、十分な酸素を得られないサラの瞳は上方を向き、口の端から涎を垂らしている。サラはなんとかタオルの拘束から逃れようともがき苦しむが、ラグラージは腰を振り続け、やがてタオルから手を離した。
首にかかる力が抜けた直後、サラは酸素を求め、口を大きく開いた。
「…あぁ、逝く‼︎」
直後、ラグラージが呻き声を漏らし、サラの後頭部を掴み、彼女の顔面を枕へと押し当てる。サラは再び十分な酸素を得られず、なんとか身体を動かしてラグラージの剛腕から逃れようとした。だが、ラグラージはサラの臀部を掴み、彼女の後頭部を鷲掴みにしたままサラの胎内へと射精し、恍惚とした表情を浮かべていた。
ラグラージは腰を細かく震わせ、空を見上げ、口を開いた。呆けた表情のラグラージはだらしなく舌を覗かせ、やがてサラの胎内から性器を引き抜いた。何度も暴力を振るわれたサラは嗚咽を漏らし、涙で枕を濡らしている。だが、ラグラージはお構いなしにサラの尻を掴み、強引に肉の谷間を割り開き、顔を見せたサラの肛門に視線を向ける。
ラグラージは加虐的な笑みを浮かべ、近くに置いてある桶に手を伸ばし、中で保温されているシリンジを掴む。ラグラージは人肌に温められたシリンジを手に持ち、サラを見下ろした。
「さてと…まだ時間があるから遊ぼうか」
ラグラージは笑みを浮かべ、サラの肛門へとシリンジを突き刺した。突然の異物の侵入により、サラは目を見開き、「ぎゃぁ‼︎」と悲鳴を漏らした。
「痛い痛い痛い‼︎」
サラは悲鳴をあげ、身体を動かし逃げ出そうとした。だが、大きく膨らんでいるサラの腹は重たく、彼女の動きを制限する。父親が誰か分からぬ子を孕ったサラは、なす術もなくラグラージの遊びに付き合わされ、シリンジを満たすお湯を肛門から腸内へと注ぎ込まれた。
「やめてぇ‼︎」
何人もの牡に犯され、父親が不明な子を孕み、その上で玩具のように扱われるサラは悲鳴をあげるが、ラグラージは加虐的な笑みを浮かべたまま、サラの肛門に張子を挿し込む。胎児の重さに加え、腸内を満たす湯の重たさが加わり、サラの下半身は細かく震えている。
子鹿のように震えるサラを見たラグラージは満面の笑みを浮かべ、寝台を囲うカーテンを取り払った。寝台の周囲にはサラと同じ様に牡に抱かれた牝達の姿があり、その中には赤子を孕っている者もいる。どの寝台も簡易な目張りがされているが、中には意図的に目張りを取り去り、牝を犯す姿を周囲の者に見せる客もいる。
ラグラージもそれに倣い、カーテンを取り除き、強引にサラの身体を掴み、ベッドの端へと引き摺る。乱暴な振る舞いにサラは悲鳴をあげるが、ラグラージは笑みを浮かべたまま、サラの肛門に突き刺さる張子を蹴る。
張子を介した振動がサラの内臓へと直接伝わり、彼女は悲鳴を漏らした。
だが、ラグラージはサラの悲鳴を聞き流し、周囲のベッドで牝を犯す牡達や暇を持て余し、酒を飲む牡達に向かって声を張り上げた。
「俺の奢りだ!好きにヤれ‼︎」
ラグラージは叫び、大量の紙幣と金貨を盗賊団の一員に突き出した。それらを受け取った盗賊団の牡はニヤリと笑い、「アンタにやるよ」と短く言った。
盗賊団の言葉を聞いたラグラージもまた、不敵に笑い、うつ伏せで尻を突き出すサラの肛門を蹴った。張子から振動が伝わり、サラの内臓を揺らす。
「痛っ…」
サラは思わず悲鳴を漏らすが、ラグラージは鼻で笑い、サラの側を離れる。直後、酒を飲んでいた牡達はサラへと近づいてきた。
先ほどのラグラージの発言と行動、そして牡達の動きからサラは理解した。盗賊団が自身をラグラージへ売り渡した事を、ラグラージはサラが乱暴される光景を肴にする事を。
「…いや、やめて…」
サラは震える声で牡達に懇願するが、彼らはサディスティックな笑みを浮かべたまま、歩み寄ってくる。逃げ出そうにもサラの腹は膨らみ、直腸を満たす湯が身体の動きを邪魔する。
サラの視界に、椅子に座り酒を仰ぐラグラージの姿が映る。サラは憎悪の目をラグラージに向けるが、彼は涼しい表情のまま、ビールを仰ぐ。
数秒後、牡達がサラに襲いかかり、彼女の視界は真っ黒に染まった。
*
倉庫の扉が破壊され、倉庫内に武装した憲兵隊が突入する。
「全員動くな‼︎」
憲兵達は倉庫内にガス弾を投げ込み、盗賊団と客に向かって銃口を向けた。盗賊団と客の何人かが銃を手に取り、憲兵隊に刃向かおうとしたが、彼らが発砲するより先に憲兵隊が発砲し、射殺していく。倉庫内には牡達の死体が積み重なり、その中にはラグラージの姿もあった。
突入してきた憲兵隊の襲撃から逃れようと、客達は別の出口へと駆けていくが、先回りした別働隊が待機しており、客達へ発砲する。倉庫内には血と硝煙の臭いが広がり、やがて倉庫内で動く者は居なくなった。
憲兵隊の隊員達はガスマスクを装備したまま、ガスで満ちた倉庫内を歩き、生存者を探す。だが、盗賊団も客も全員死亡し、監禁されていた牝達も全員が息を引き取っていた。
「…これは酷いな」
憲兵隊の隊長は小声で呟き、床に転がる死体へと目を向けた。度重なる暴行により衰弱した牝達は憲兵隊が打ち込んだガス弾がトドメとなり、誤嚥により気道閉塞や呼吸困難により、絶命していた。
その中にはサラの姿もあり、地面に倒れた彼女の口から唾液が垂れ、失禁していた。
憲兵隊の隊長はガスマスク越しにサラ達を見つめ、彼女らの魂が救われることを祈った。