「そなたらには人間の幼女の姿になってもらう」
紫のローブを着た魔導師のような男が玉座に座って、奇天烈なことを二匹のドラゴンに命じていた。肌の色は青みががっていて、彼が人間ではないことを示している。
彼は竜族の長で、竜王と呼ばれており、世界征服を目論んでいた。
「よ、幼女ですか……!?」
竜王の前でひざまずいていたドラゴンは、竜王の予想外の言葉に驚いた。
彼はギガントドラゴンという種族で、深緑色の鱗を持ち、両腕は大きく発達している。
だが、老齢で運動不足が祟ったのか、腹には大量の脂肪が蓄えられており、極度の肥満体だった。
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ギガントドラゴンの隣にはフーセンドラゴンというドラゴンがいた。
フーセンドラゴンは名前の通り風船のように身体が膨らんでいて、長い尻尾の先にはコルクのような栓がついている。彼はギガントドラゴンとは違って、肥満なのではない。身体の中身は空気が詰まっているのだ。
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「竜王さま、頭がおかしくなっちゃったんスかね?」
フウセンドラゴンは最近の若いモンスターという感じの口調で、ギガントドラゴンにだけ聞こえるように小声で囁いた。フウセンドラゴンは身体だけでなく、態度も軽い奴なのだ。
「おい、竜王様に聞こえる」
ギガントドラゴンはフウセンドラゴンをとがめる。フウセンドラゴンはギガントドラゴンの部下だ。
竜王は二人のやりとりには気付いていないようで、話を続ける。
「わしらの軍勢が各地でロトの勇者に撃破されているのは知っておるな。そのうえ、さらに予言が出たのじゃ。十年後、異世界より二人の新たな勇者が来ると。これ以上、勇者が増えては[[rb:敵 > かな]]わん。だが、それは十年後じゃ。ならば、新たな勇者が若いうちに我々の仲間にしてしまえば良い」
「なるほど……。さすがは竜王様。それで、なぜ我らが人間の幼女になるのですか?」
「そなたらには人間の幼女となって異世界へ[[rb:赴 > おもむ]]き、未来の勇者たちをさらってほしいのじゃ。幼女の姿になるのは、人間が一番油断するからの」
「わ、わかりました。必ず未来の勇者たちを連れてきましょう」
「では、そなたらを幼女にするぞ。準備は良いか?」
「「はい」」
ギガントドラゴンとフーセンドラゴンは同時に返事をする。
竜王が杖を振りかざすと、先端の龍の頭を模した意匠から光が放たれる。
ギガントドラゴンとフーセンドラゴンがその光を浴びると、身体に変化が起こり始めた。
ギガントドラゴンについた大量のぜい肉が消滅し、スリムな身体つきになる。だらしなく垂れ下がっていた腹と胸はぺたーんと板のように凹凸を失う。
翼は付け根から折れ、地面に落ちた。
大きな手も縮小し、鋭利な爪は短く、先端が丸みを帯びる。
手の第三指の隣の肉が盛り上がると、二本の指が生えてきて、指の数が五本になる。
短かった脚は長く伸びる代わりに、強靭な筋肉は[[rb:萎 > しぼ]]んでしまう。足も手と同様に五本指に。
尻尾は[[rb:臀部 > でんぶ]]から切り落とされたように外れ、ピチピチと釣り上げた魚のようにのたくっている。
表面を覆っていた深緑色の鱗は剥がれて、下から血色の良いピンクの肌が現れる。
ギガントドラゴンの身体が人間らしくなってきたところで、頭部の変化も始まった。
ワニのような大きな口も、マズルが押しつぶされるように失くなっていく。口に収まりきらないほど尖った大きな歯も小ぶりになり、鋭利さを失う。
頭頂部の一本角は外れ、頭蓋が上方へ盛り上がって、人間の大きな脳を保持するスペースが作られた。
頭皮からは艶やかな黒い長髪が伸びる。
縦長の瞳孔は円形になり、理知的な色彩を帯びた。
ギガントドラゴンの姿は人間のようになったが、さらに身体が縮んでいく。
そうして、肥満体のドラゴンだったギガントドラゴンは花飾りが似合いそうな幼女の姿へと変化した。
「これが人間の幼女の身体……。なんともひ弱な……」
ギガントドラゴンのしわがれた声は甲高い幼女の声に変わっていた。
ギガントドラゴンは丸っこい手で自分の身体をペタペタと触れる。
筋肉も魔力もほとんど無く、人間の幼女はよくこれで生き残ることができるものだとギガントドラゴンは不思議に思う。
一方、フーセンドラゴンも身体の構造が変わっていく。
尻尾の栓が外れると、身体の空気が抜け、そのまま尻尾も身体から取れてしまう。
手足は長く伸び、三本指の手足は五本指に。
オレンジ色の鱗は剥がれ落ちて、スベスベとした人肌へと置き換わっていく。
顔の中央にある単眼は二つに別れて、顔の左右に移動する。
マズルが短くなり、尖った耳は丸みを帯びて、顔の横に降りてきた。
頭皮からは金色の髪が伸びてきて、フーセンドラゴンも可愛らしい幼女の姿と化した。
「おおっ、人間の幼女ってこんなんなんスか!」
フーセンドラゴンはキンキンした声で騒いでいる。幼女の姿になった自分に興味津々のようだ。
ぺったんこの胸を触り、つるんとした股間にある割れ目へと慎重に指を突っ込んでいる。
「あれ? ちんこはそのままなんスね?」
フーセンドラゴンは割れ目の中から、ペニスを露出させる。
竜族のペニスは普段、スリットの中に収納されている。人間の幼女の姿になっても、性器は変わらなかったようだ。
ギガントドラゴンはフーセンドラゴンの腕をつかんで制止した。
「やめろ、竜王様の前で何をしておる! すみません、竜王様」
「うむ、まあよい。だが、そなたらには服が必要だな。それっ」
竜王が杖を振るうと、ギガントドラゴンとフーセンドラゴンの身体の表面に白いワンピースが生成された。
これで二人はどこからどう見ても、可愛らしい人間の幼女にしか見えない。
「これで良い。勇者の名はユートとリンだということと、住んでいるだいたいの地域はわかっておる。では、二人とも、行くのじゃ。必ず、未来の二人の異世界勇者をここに連れ帰ってくるのだぞ」
竜王が杖で空中に魔法陣を描くと、二人の目の前に扉が現れた。
「はい。では竜王様、行って参ります」
ギガントドラゴンが扉を開くと、そこは異世界へと繋がっていた。
扉をくぐるとそこは建物と建物の隙間のようだった。壁面には石のようなものでできているが、継ぎ目がなく、様々な管が表面を這っている。異世界は元の世界と建物の雰囲気も異なっているようだ。
ギガントドラゴンたちは光が差す方へと進んでいった。
日なたに出て、ギガントドラゴンは目を細める。
そこは騒がしい大きな通りだった。重低音を響かせて金属でできた箱が整然と通りの中央を走り、道の端には専用のスペースを人々が行き交っている。
「なんだこれは……たまげたな」
ギガントドラゴンは自分の世界と異世界の違いに驚いていた。
異世界の街の発展具合はギガントドラゴンたちの世界とは雲泥の差だった。建物は遥か空へと競うように伸びていて、様々なものが目まぐるしく動いている。
「はーっ、これが本物の『車』ってやつッスか!?」
フーセンドラゴンが目を輝かせて、道路の中央を走る金属の箱を指差す。
「お前、知ってるのか?」
「最近、読んでる異世界小説に出てくるんスよ。科学の力で動く金属の乗り物ッス」
「そうなのか。この高い建物は何だ? 竜王様の城よりも高いが」
「それは高層ビルっスね。この世界にはこんなのがたくさんあるんスよ」
「こんなものがたくさん……」
異世界というところはなんと恐ろしいところなのだと、ギガントドラゴンは気を引き締める。
二人が街を歩いていると、
「かわいいー」
という声が聞こえてくる。幼女になったギガントドラゴンたちを指しているのだろう。
ギガントドラゴンは自分のことをそんなふうに言われたことがなかったので、なんだか照れくさい気持ちになる。
異世界には魔力がほとんど無いようだが、どこかからか魔力の気配が漂ってくることにギガントドラゴンは気づいた。感覚を研ぎ澄ますと、前方からやってくる男の子と女の子が膨大な魔力を放っている。
「この魔力……奴らが未来の異世界勇者じゃないか? どうにか名前を聞き出して、ユートとリンという名なら、竜王様のところへ連れて行かねば」
だが、名前を聞き出す手段をギガントドラゴンは思いつかない。
フーセンドラゴンは無い胸を張った。
「俺に任せてほしいッス。異世界小説によく出てくるシチュエーションであいつらを騙してやるッス」
「うーん、どうにも不安だが、任せよう。他に案もないしな……」
「あざッス!」
フーセンドラゴンは、不用意に男の子と女の子に近づいてく。
「君たちがユートとリンっすか?」
フーセンドラゴンは単刀直入に名前を尋ねた。
あまりに工夫が無さすぎて、ギガントドラゴンはズッコケそうになる。
だが、思いの外、少年は幼女となったフーセンドラゴンを怪しまず、答えた。
「そうだけど、君たちは誰? どうして僕たちの名前を知ってるの?」
「君たちは選ばれたんスよ! 俺──じゃなくて私たちを助けて欲しいッス! 世界を救って欲しいッス!」
フーセンドラゴンはギガントドラゴンに目配せをしてくる。話を合わせろと言いたげだ。
「私たちと一緒に来てほしい」
シチュエーションがよくわからないが、ギガントドラゴンはもったいぶって、手を差し伸べてみる。
男の子と女の子──ユートとリンは顔は見合わせた。
「どうする? よくわからないけど、行ってみる?」
ユートの提案にリンもうなずく。
「困ってるみたいだし、助けてあげなきゃ!」
「助かるッス! じゃあ、私らについて来るッス!」
ギガントドラゴンとフーセンドラゴンは元の世界に繋がる扉までユートとリンを案内した。
ユートとリンはお人好しなのか、ギガントドラゴンとフーセンドラゴンのことを信じているようだ。もしくは二人が幼女の姿であるのが効いているのかもしれない。
「さあ、この扉をくぐってほしいッス!」
ユートとリンは何の疑いもなしに扉をくぐり、ギガントドラゴンとフーセンドラゴンもその後を追う。
そうして二人は竜王の城の玉座の間に戻ってきた。
「ふふふ、よくやったぞ二人とも。未来の異世界勇者を連れてくることに成功したようじゃな」
竜王は玉座から立ち上がって喜んだ。
「ここは一体、どこ? 僕たちは何をすればいいの?」
ユートは状況を飲み込めないのか、辺りを見回しながら、尋ねた。
リンは不安そうにユートに身体を寄せて、ユートの服を掴んでいる。
「よく来た、未来の異世界勇者たちよ。お前たちにはわしの仲間になってもらう」
竜王は呪文を唱え始める。
危機を察知したのか、ユートはリンを抱き寄せた。
「な、何だって……!? それは一体、どういうことだよ……?」
「こういうことじゃ」
竜王は呪文を唱え終えると、ユートとリンに杖を向けた。
二人は身体の力が抜け、その場にぼんやりと立ち尽くす。催眠に落ちたのだ。
「よし、ギガントドラゴンとフーセンドラゴンよ。この二人を犯すのじゃ」
「わかりました」
竜王の指示を受け、ギガントドラゴンは催眠状態のユートとリンに近付いていく。
「こっちに来い」
リンの腕を引っ張ると、リンは焦点の合わない目でついてくる。
「服を全部[[rb:脱 > ぬ]]ぐんだ」
「はい……」
ギガントドラゴンの命令に従って、リンは着ていたものを全て脱いでしまい、まだ毛の生えていない艶やかな肢体があらわになる。
ギガントドラゴンはリンを押し倒そうとしたが、幼女の姿のままなので力が足りず、リンはよろめくだけだ。
「ぐぬぅ……そこに寝転べ」
「わかりました……」
リンは素直に玉座の間の床に寝そべった。
ギガントドラゴンは白いワンピースを脱ぎ捨てて、全裸になる。リンに馬乗りになると、幼女の姿には不釣り合いにいきり立った肉棒をリンの股間にぶち込んだ。
慣れない幼女の身体で腰を振るギガントドラゴン。本来は大きなドラゴンである彼にとって、相手の身体の方が大きいというのは新鮮だった。
夢中で腰を振っている間に、ギガントドラゴンの幼女の姿が徐々に崩れ始める。元の姿に戻り始めたのだ。
引き締まっていた身体にぜい肉が帰って来て、腹がぽっこりと膨れる。ぺたんこの胸も脂肪がついて、だらしなく垂れ下がった。
リンの腕を掴んでいた小さな手は、肥大化していく代わりに、薬指と小指を失う。爪は急速に伸びて、獲物を容易に切り裂くことのできる鋭利な爪と化した。
脚は短くなり、足は手と同様の三本指に。
全身の皮膚が分厚くなり、ひび割れると、鱗のようになり、色もピンクから深緑色に染まっていく。
尾てい骨が伸びて、尻から太い尻尾が這い出るように伸びた。
肩甲骨の辺りの肉が盛り上がると、一対のコウモリのような翼の骨格が形作られ、膜を張られて、翼が完成した。
顔の下半分は伸びて、ワニのように長いマズルが形成される。歯も尖り、大量の牙が生えてくる。
頭頂部からは鱗を突き破って、一本の角が伸びてきて、黒い長髪は全て抜け落ちた。
瞳孔が縦に長くなり、身体が肥大化すると、ギガントドラゴンは元の大きな肥満体のドラゴンへと姿を戻した。
「戻ってしまったか。だが、こちらのほうがやりやすい」
一方、まだ幼女の姿のフーセンドラゴンとユートは互いに全裸になり、フーセンドラゴンはユートを地面に座らせた。
「人間の幼女になっているとはいえ、男とやる趣味はないッスからねえ……」
フーセンドラゴンはユートの正面に向かい合うように座り、足の指で空気を掴むように指を動かす。
「これでイッてもらうッス!」
フーセンドラゴンはユートの皮のかぶったペニスを両足で挟み、擦り上げた。
「はあっ……はあっ……足コキって結構疲れるッスねえ……足と腹筋が……っ! 人間の幼女の体力じゃきついッス……!」
疲れが溜まってくるにしたがって、フーセンドラゴンの身体が元の姿へと戻り始めた。
尻から蛇の胴体のような細長い尻尾が生え、尻尾の先の穴から体内に空気が入っていくと、腹が膨れ、胴体がボールのようになる。
肌はオレンジ色の鱗で覆われていき、腕と脚は短くなる。
足は薬指と小指が失くなり、足の甲や踵も消滅すると、指が三方向に開いて、元の鳥の足にも似た形となった。
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手も鳥足に近い変化を遂げる。
人間の二つの目は、中央に寄っていき、融合して大きな単眼となった。
口元が引っ張っられるようにして伸びると、長いマズルが形成され、耳は尖って頭頂部へと移動し、狐耳のようにピンと立つ。
長いブロンドの髪が抜け落ちて、フーセンドラゴンは完全に元の姿へと戻った。
「やっぱり、元の体のほうがしっくりくるッスね……! これなら体力も戻って、足コキもやりやすいッス!」
フーセンドラゴンは鳥のような三本足でユートの竿をしっかりと掴んで、高速ピストンを披露した。
「うおおおおっ! ほら、どうスか? 俺の足コキは?」
ユートは口を大きく開けて、よだれを垂らしながら、答えた。
「き、気持ちいい……っ! もっと、もっと……!」
「良いッスよ。おらっ!」
フーセンドラゴンの高速ピストンで催眠状態のユートはどんどん気持ちよくなっているようだ。皮のかぶったままのペニスも硬くそそり立っている。
一方、元の姿に戻ったギガントドラゴンはペニスの大きさも元に戻っていた。竜族の中でも体格の大きいギガントドラゴンのペニスは人間には大きすぎるが、ギガントドラゴンはリンの膣穴に無理やりねじ込んだ。
「ひ、ひぎいっ……!」
目を大きく見開き、リンの表情は苦悶に歪む。
それには構わず、ギガントドラゴンはトゲトゲのついた亀頭で膣壁を押し広げ、ゆっくりとリンの中に肉竿を沈めていく。
「おっ、意外とやれば入るのだな。それっ」
ギガントドラゴンは巨体にも関わらず、軽やかに腰を振る。
「ううっ……!」
リンは焦点の合わない目で、小さく呻く。
キツキツの膣肉が極太の肉竿を拒絶するかのように強く締め付けた。
「うおっ、良く締まっているな……良いぞ♡ ふんっ……!」
ギガントドラゴンは体重を込めて、亀頭をさらに奥へとねじ込んだ。コツンと先端に何かが当たったというな感触がある。ギガントドラゴンの巨大な肉棒は子宮口にまで達したのだ。
「どれ、子宮に直接、種付けしてやろう」
ギガントドラゴンはトゲトゲの亀頭で子宮口をこじ開けた。
「ああああああああああっっっっ!!」
リンはジタバタと暴れるが、ギガントドラゴンが圧倒的な腕力で押さえつける。
リンが暴れることで、膣肉がうねり、肉竿を締め付けてしまう。
その刺激でギガントドラゴンは射精に至ってしまった。
ギガントドラゴンの巨根から吐き出される大量の精子で子宮は溢れかえり、膣道を逆流して白濁液が噴射された。多すぎる精液が水たまりのように床に広がっている。
一方、ユートもフーセンドラゴンの足コキにより、フィニッシュを迎えようとしていた。
「あっ、あっ、なんか出る、ちんちんから何か出るよ……!」
ユートはまだ射精の経験が無いのだろう。
フーセンドラゴンは強く竿を握った。
「さあ。出すッスよ!」
足の中の肉棒が激しく脈動する。
「んんんんんんんっっ!!」
ユートは足の指をピンと反らし、皮のかぶった鈴口から精子を吐き出していく。精子は宙を舞い、地面に落ちること無く舞い上がった。
既に空中にはリンから分泌された愛液がふわふわと浮いている。竜王が魔力を使って、ユートの精子とリンの愛液を集めていたのだ。
竜王は精子と愛液の混合物を魔力で操作して、床に巨大な魔法陣を描いていく。
魔法陣から白い光が放たれると、ユートとリンの身体に変化が起き始めた。
ユートの皮膚が青い鱗に置き換わっていく。
尻からは腕よりも太く、地面に着いても余るほどの長い尻尾が生えた。
肩甲骨が盛り上がると、長い骨が伸びてきて、薄い膜が張ると翼となる。
首が引っ張られるように伸びて、顔もマズルが発達する。口からは飛び出すように何本も牙が伸びた。
後頭部からは二本の長い角が生え、首から背中を通って、尾までオレンジ色のタテガミが伸びる。
手足も指が薬指と小指が失くなり、三本指に。足の形は鳥の足に似たタイプだ。
全身の筋肉が発達し、ユートはリザードマンという竜人型のモンスターへと変化した。この種族は剣と盾の扱いに長けている。
続いて、リンもユートと同様にモンスター化していく。
リンの皮膚は緑の鱗に覆われていき、長い尻尾が生える。
背中には翼が形成されるが、ユートと比べると随分小さく、空が飛べるほどの代物ではない。
手はユートと同様に三本指に。
だが、足は小指が失くなるに留まり、四本指だ。かかとが上方へ移動し、つま先立ちをするような体勢でしか立てないようになる。
顔もユートのようにマズルが前方へと伸びるが、顎がより発達する。
後頭部には魚のヒレのようなものが一対、形成された。
そうして、リンもバトルレックスというモンスターへと変貌した。こちらは斧の扱いに長けたモンスターだ。
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「よくもやってくれたね!」
バトルレックスとなったリンはギガントドラゴンの巨躯を軽々と押し倒す。並のバトルレックスの力ではない。魔力の高い人間が元になっているので、特殊個体なのかもしれない。
それよりも、リンは催眠状態が解けただけではなく、モンスター化したのに自我を失っていないようだ。
ギガントドラゴンは無理矢理うつ伏せにされ、今度はリンが馬乗りになる。
直後にギガントドラゴンは肛門に異物感を覚えた。
振り返ると、バトルレックスとなったリンの股間のスリットからは逞しいイチモツが生えていて、ギガントドラゴンの肛門に挿入していたのだ。
「仕返ししてやる!!」
リンはギガントドラゴンの直腸を貫通する勢いで、激しく腰を突き上げる。優しかった性格は、モンスター化したことで変わってしまったらしい。
ギガントドラゴンはたまらず、泣き声を上げた。
「ひぃぃっ、やめてくれぇ!」
ギガントドラゴンは逃げようとするが、リンの怪力で押さえつけられてしまう。
「そんなこと言って、なんだか喜んでるように見えるよ?」
「いや、そんなことは……!」
だが、確かにギガントドラゴンは気持ちよくなっている自分がいることに気がついていた。ギガントドラゴンのイチモツもいきり立ち、先端からは我慢汁が溢れ出している。
「ほら、ここがいいのかな?」
リンは亀頭で直腸をゴリゴリと刺激する。
「ぐぅぅぅぅぉおおおおおおお!!」
肉棒がびくんと跳ね上がり、ギガントドラゴンは床に獣臭い白濁液を撒き散らす。
一方、リザードマンとなったユートもフーセンドラゴンを両手で持ち上げて、尻穴へと滾った肉棒を挿入する。
「ダメッスよ! そっちの穴は、そういう使い方じゃないッス!」
フーセンドラゴンはジタバタ暴れるが、手足が短く、あまり効果がない。
「暴れるなよ、おらっ」
ユートはフーセンドラゴンを自らの股間へと何度も押し付ける。
「ギャーーーーーー!!」
モンスター化したリンとユートはギガントドラゴンとフーセンドラゴンを犯し、戦闘不能にした。ギガントドラゴンとフーセンドラゴンは精子溜まりの中で倒れて動かない。
ユートとリンはモンスター化したことで、性格が変わり、すっかり攻撃的になっていた。元の魔力の高さもあり、通常のモンスターとは比べ物にならないほどの強さを誇っている。
その様を見ていた竜王は喝采を送った。
「素晴らしい! もし、わしの味方になれば世界の半分をやろう。どうじゃ? わしの味方になるか?」
ユートは口角をニヤッと上に吊り上げた。
「面白そうだな。味方になってやるよ」
リンもうなずく。
「そうね。面白そう」
こうしてユートとリンは竜王の仲間となった。
その後、ロトの勇者たちはユートとリンに敗れ、世界はモンスターが支配する暗黒の世界となったのだった。