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第一章 物の怪と千鶴 第三話

  「随分、寝ちゃった。あれ?鈴は?」「おぅ、お主の連れは、家に寝かせた。」「あれ?玉藻さん鈴の住所わかったんですか?」「まぁな、この地に着いて2600年になるからな。この町の人間くらい全員分かるな。」「そうすると、玉藻さんは2600歳!!えー!!日本が今年でえ~と2681年だから。2600年前!!」(ボフッン)「コャーン!!キューン、、」玉藻さんの歳にビックリして思わず、狐に変幻してしまった。「まぁその話は後で話そうか。ほれ、元に戻りな。」時間を見たら、もう11時過ぎていた。「わー!もう、こんな時間になっちゃった!帰らないと!玉藻さんさよなら」「おぅ、千鶴。気をつけてな。」玉藻は、千鶴を背に、「さてと、いよいよ物の怪達の数が多くなってきたな。早く、物の怪をあるべき場所へ還さないと。この町は、終わってしまう。」

  「ただいま」「千鶴!!何時だと思ってんの!!」「ごめんなさい。今日は、参拝者が多くって、遅くなってごめんなさい。」「まぁいいわ。遅くなるときは、電話ちょうだい。あ、千鶴。いつもの置いてあるけd」「今日は、疲れてるから、いらない。」その後、千鶴は寝てしまった。

  翌日、「キャ!何これ?尻尾?」「う〜ん、、、え?あっ、、」目を開けたら、尻尾が見え、目の前に、親がいた。 (あ、昨日稲荷寿司食べなかったから九尾になっちゃったんだ。どうしよう。)「お前、千鶴か?」「う、、うん」「どうしよう、あなた。千鶴が、狐に!」「落ち着け!まずは、病院に!」私を病院に連れて行きそうだったので、「違うの!これは、趣味のコスプレなの。ごめんなさい、隠してて、」「いや、待て。じゃあその狐の顔も、か?」「そ、そう。これも最近のコスプレは、進化してるの。」「分かったわ。じゃあ、早く朝ごはん食べなさい。」「あ、お母さん。あと、稲荷寿司ね」「わかったよ。」(パクッ、モグモグ)「ちょっと、部屋に忘れ物しちゃった」(ボフッン。よし、これで)「行ってきます。」「行ってらっしゃい、、」

  「おはよ、千鶴。昨日はごめんね。勝手に社の中に入って」「ううん、大丈夫。」鈴は、昨日の事を憶えていた。私が、鈴を救けたこと、私が九尾の狐であること。「ねぇ、千鶴。私、狐になりたい。」「え?いきなり、なんで?」「だって、狐になったら千鶴と同じ巫女になれるじゃん」「え、理由それだけ?」「いや、でも私、狐になりたかったから、なりたいの!」(はぁ、どうしよう〜鈴の狐姿は見たいけど、困ったなぁ。)そう考えながら、ついに放課後。

  「ねぇ、千鶴。今日は、行くんでしょ神社」「行くけど。この後の事は、自己責任ね!」鈴は、大きくうなずき神社に着いた。「失礼します。玉藻さんは、いらっしゃいますか?」狐の巫女に玉藻さんを尋ねた。「あぁ。さっき、裏庭で火を操っていましたよ。」「そうですか!ありがとうございます。鈴、行こう」尋ねた後、鈴の顔は、少しびっくりしていた。そりゃそうだ、なんせ、狐の巫女が何十人も、社を掃除していたのだから。私は鈴を連れ、裏庭に向かった。そこには、九尾の狐に変幻していた玉藻さんが居たのだから。「玉藻さん!少しよろしいでしょうか?」大声で玉藻さんを読んだ、私が振り向くと鈴は怖がっていた。「おう、どうした今日は、一人ではないのか。」「えーまぁ、ちょっと色々あって玉藻さんに相談したいことが。」「相談?そなたは、昨日物の怪に食われた者ではないか。身体の方は、大丈夫なのか?」玉藻さんは鈴に話しかけたが、鈴は怯えていた。「あ、、あ、えっと、だ、、大丈夫です。」「そうか、なら良かった。で、千鶴、相談ってのは?」私もなんて言えばいいのか。わからなかった。「あ、、、あの!私も狐にしてください!!」鈴は、勇気を出して言ったのか?足が震えていた。「あ、え~と、千鶴。相談ってのは。」「はい、、」玉藻さんは、頭を抱えてしまった。「う〜ん、お主。鈴と言ったな。狐になることはできないが、千鶴と同じ九尾の狐に成るのは簡単だ。だが、人間の血には、元に戻れないのだぞ。それでもいいのか。」鈴は、30分くらい考えた後、決めた。「はい、お願いします。」「では、儀式の用意を!」「はい!只今。」狐の巫女さんが出てきて、私が儀式を行ったときのように、鈴はその酒を呑んだ。「ゴクッ!」「ぷはぁ、、はぁはぁ、、あれ?千鶴が歪んで見える?なんで?」バタン!!鈴は、倒れた。(やはり、忍耐力と精神力を高める酒だったから、鈴は倒れてしまったな。)「鈴!鈴!死んじゃだめ!」私が九尾の狐に変化してる鈴を揺らしていると玉藻さんが、私の止め、「大丈夫。気を失っているだけだから、」玉藻さんは、鈴を抱き、布団に寝かせた。

  1時間くらい経ち、お母さんの言ったとおり電話をした。「あ、もしもし、お母さん?今日もちょっと遅くなるから、お母さん?ちょっと、聞いてるの?」と、言っていたら、微かだが叫び声が聴こえた。「キャーー!!ちょっとあなた!!なんとかして、千鶴!!千鶴でしょ!!今はだめ!!······キャー!!来ないでーーーーーー!!」「プツッ····プー··プー··」

  続く、

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